映画の歴史では、ウォルト・ディズニーがプロデュースした
短編アニメーション映画『蒸気船ウィリー』(1928)
によって、はじめて、サウンドトラック式のトーキー映画
(音声付映画)が公開された。
(これ以前は、別に用意されたレコードを映像に同期させる
音声システムがあった)

映画がサウンドを獲得して80年。

映画の効果の絶大なパワーとして「サウンド」を見逃せない。

黒澤明監督の音の使い方も独特なものがある。
『乱』(1985年・日本フランス合作)では、戦国時代の戦場
の大規模な戦闘シーンで、現場の音を完全に消し、音楽のみで
見せる。そして、一発の銃声によって、音楽が消え、リアルな
状況音が戻ってくる。

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