ゴア・スクリーミング・ショウ 2
962 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:04:52 ID:V2gyvvGk0
ペンダントの力で屋敷に入り、由規はエントランスホールでユカを発見するや、即座にユカに発砲する。
ここでユカは由規の妻・早由海の仇だということ、希衣佳は早由海に似ているせいでユカの憎悪の対象になっていることなどが明かされる。
弾丸は命中はするが、ユカは痛がるだけで致命傷にはならない。
直後、ゴア・スクリーミング・ショウと名乗る巨大な怪人が現れ、マントの中に希衣佳を抱いてくるが、こんな豚女は恭司の前で殺してやるとユカが宣言。
希衣佳を殺せば恭司はわたしを憎み、一生わたしだけを見て追いかけてくれると、倒錯したことを嬉しそうに語るユカ。
しかし由規が至近距離からユカに弾丸を撃ち込むことでゴアも動きを停止する。
どうやらユカとゴアはつながっており、ユカの大ダメージによってゴアはその動きを止めてしまうようだ。
希衣佳を取り返し、ペンダントによって止めを刺そうとする由規だが、復活したゴアに阻まれてしまう。
希衣佳に亡き妻の面影を見ていた由規は、何としてもその娘だけは守ってやれと恭司に叫ぶが、ユカの幻覚によって恭司は動けない。
由規がシャンデリアの吊紐を撃ち抜き、ゴアを潰すがそのままエントランスホールが炎上。
ユカを羽交い絞めにし、由規は燃えさかるシャンデリアの残骸に自分ごと突っ込む。ゴアに頭を喰われるが、それでもユカを離さない。
由規の死を目の当たりにした恭司はペンダントを持ち希衣佳をつれて屋敷の外へ、そこで起きる大爆発。
何かの爆発物に引火したらしい。
由規はその身を犠牲にしてユカとゴアを殺害してくれた。
恭司と希衣佳は、涙を流しながら由規の死んだ館の方を見つめていた。
翌日、闇子はすでに事情を察していたのか、由規が死んだことを見抜くが恭司を責め立てたりはしない。
考えてみると恭司はほとんど由規のことは知らず、ギターを弾けるといってもそれを聴いたことすらなかった。
だが明るい希衣佳の顔を見て恭司は、由規が全てを終わらせてくれたのだという事をかみ締める。
(続く)
963 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:08:11 ID:V2gyvvGk0
次の日、希衣佳は普通に登校するが、何か自分の様子がおかしいことに気付く。
普段なら授業中に居眠りなどしないはずの自分が居眠りをし、いやらしい夢を見、寝言で喘ぎ声まで出していた。
性的な興奮は止まらず、頭の中でゴアや、ゴアのような自分の声がする。
声の赴くままに、あろうことか授業中に自慰をはじめる希衣佳だが、それをクラスメートに見咎められ、教室から逃げ出してしまう。
トイレに逃げ込む希衣佳だが、疼きはまるで止まらず、自慰に耽る。
それをドアの上の隙間から覗き込むクラスメートたち。
現実とは思えない光景に電話で恭司に助けを求めるが、あざ笑うゴアの声が聞こえるだけであった。
そのころ恭司は、体調不良で寝坊していた。やはり精神的に相当堪えていたらしい。
遅刻してきた恭司は、希衣佳がまたもおかしな幻覚に惑わされて、衆人環視のもと猥褻な行為をしていたことに愕然とする。
保健室に運ばれたという希衣佳のもとに走る恭司だが、希衣佳は泣き喚き、あんなところを見られた自分は生きていけないと恭司にすがる。
まさかユカたちの仕業かと考えた恭司はすぐさま由規の遺したペンダントを希衣佳に渡すが、
その直後、目の前の世界が変わり、ゴアとユカが現れる。彼らは生きていた。
由規の死が無駄なものであったことを悟り怒りに震えるが、どうにも出来ず狂った世界に惑わされる。
教壇に立たされた希衣佳が、頭からゴアに喰われていく光景を見る恭司。
錯乱しかけるが気がつくと保健室に戻っていた。幻覚を見せられていたようだが、しかし希衣佳は消えてしまっていた。
怒り、恐怖、混乱で恭司は自分を失いかけるが、その後闇子の励ましもあり、何とかして希衣佳を探しだろうと決意する。
翌朝、どうしたものかと考えていると、希衣佳は学校の保健室にいるとクラスの不良たちから電話が入る。
どう考えてもユカの罠であろうが、いずれにせよ手がかりのない恭司は保健室へと急ぐ。
(続く)
964 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:10:16 ID:V2gyvvGk0
保健室に行くとクラスの不良グループたちが今まさに、気を失っている希衣佳を輪姦しようとしているところであった。
その背後にはユカとゴア。今度こそこの女を汚し、殺して、恭司に追いかけてもらうんだと、ユカは笑う。
不良たちはユカと交わり、すでに人の顔つきではなくなっている。
数人の男に押さえつけられた恭司はなすすべもないが、しかし不良たちもゴアたちも、
恭司が希衣佳に渡したペンダントのせいで彼女に触れることをためらう。
羞恥心で自暴自棄になり目覚めない希衣佳に対して、恭司は、そんなみんな誰でもやっているようなことを知られたぐらいで悲劇のヒロインを気取るなと本心を叫び、
ようやく希衣佳が目を覚まし、ペンダントでユカたちを退け、何とか保健室から脱出する二人。
時間の感覚まで狂わされていたのか、すでに辺りは夜になっている。
昇降口から逃げようとするが、今度はユカに操られたあかねたちクラスメートが襲い掛かる。
追い詰められ、どうにか天文部室に逃げ込む恭司と希衣佳。
そこに先ほどの不良たちが、グズグズに崩れた姿で現れる。
すでにユカの力に支配された体でペンダントの効果を受けたので、肉体が壊れてしまったようだ。
そんな彼らを、後から現れたユカはライターの炎で焼き殺し、部屋中に炎が広がる。
ユカはいくら挑発しても自分を見てくれない恭司に業を煮やし、希衣佳と恭司を炎で焼いてしまおうとする。
希衣佳だけは焼き殺し、恭司はミイラのような姿になっても愛し続けてあげると笑顔で語りかけるユカ。
しかし恭司はユカに向かってお前のことなどもう忘れる、お前なんかに助けられるぐらいなら希衣佳ともに死んでやると言い放つ。
なにが何でも希衣佳と生きる、日常を取り戻すと決心し、ユカを無視して、炎が迫る中恭司と希衣佳は窓をぶち破ろうとする。
いくら好きだと言っても、恭司のことを想っても、恭司の心にユカはいないのだと、ユカは炎に焼かれ叫びながら絶望する。
ユカの能力が弱まり、やっとのことで割れた窓から外に脱出する恭司たち。
校庭に出て空を見上げると、赤い炎に照らされ、星が輝く空に、ゴアの肩に乗ったユカが消えていくのが見える。
それを見て希衣佳は、彼女達は還るべき場所に還ったのだと、全ての終わりを確信する。
(続く)
965 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:23:01 ID:V2gyvvGk0
その後、全ては元通りになったのだが、希衣佳が教室で自慰行為をしたという事実は現実として残ってしまっていた。
しばらくは学校のみんなから好奇の目で見られる希衣佳だが、恥ずかしがりこそすれ落ち込んだりはしなかった。
「おかしくされていたにしろ、やったのは自分。そういう心がなかったとは言い切れないのだから」と前向きである。
だが希衣佳ママは周りの噂に耐えられなくなり、希衣佳はイギリスに転校してしまうことになる。
しかし二人の間の絆は固く、数ヵ月後、恭司は希衣佳に会いにイギリスへと旅立つのであった。
(了)
67 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:34:05 ID:S+uUeS+F0
(※恭司の影が薄いですが、仕様です)
闇子と恭司は二人で山の調査に向かうことにする。
二人で調査したがめぼしい物はなく、帰ろうとしたところで恭司が古井戸を見つける。
危ないので気をつけろという闇子。
なにか井戸には近づきたくなさそうだが、とりあえず二人で中を覗くと何故か縄梯子がかかっている。
が、それ以外は別段変わった様子はなかった。
闇子の話によると昔、この井戸に女の子が閉じ込められる事件があったらしい。
次の日、転校初日にブッ飛ばした不良どもの頭・貞島とのいさかいを闇子が収める。
喧嘩を収めたお礼にまた調査を手伝えという闇子に、しぶしぶ付き合う恭司。
今度は井戸の中を調べるという。
さすがに女の闇子にそんなことをさせるわけにはいかず、恭司が入っていくことに。
井戸の底の通路を進んでいくと広まった石室に出る。
その壁一面に、血の色で書かれた死ね、クズ、許さないなどという恨み言。
凄惨な内容とは裏腹に、その稚拙な文字と語彙はまるで子供が書いたもののようである。
うそ寒くなる恭司は携帯で写真だけとってさっさと立ち去ることにする。
縄梯子をあがってくると、闇子と謎の少女が相対していた。
いつものほわほわした感じではなく、緊張した面持ちでその少女と対峙している闇子だが、
少女は闇子が恭司の保護者だと知ると、そのままどこかへいってしまう。
ただの少女のはずなのに、そばにいた恭司までも気に呑まれ、緊張を感じていた。
そして少女を見送る闇子は硬い表情のまま、似ている、と呟く。
(続く)
68 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:35:14 ID:S+uUeS+F0
翌日、八瀬由規という闇子の幼馴染から突然の電話があり、数日闇子の家に滞在させてもらうと一方的に用件を言いつける。
闇子によると、彼は早由海という妻を亡くし、その後二年間、失踪していたらしい。早由海も闇子の幼馴染であり、闇子は彼に色々と聞きたいこともあるのだろう。
しかし電話口から感じられた不躾な態度に、恭司は内心むかむかするが闇子の家なので文句はいえない。
その夜、闇子は物思いに耽る。考えるのは先日会った少女のこと。
彼女は闇子の子供時代の友達にそっくりだったのだ。
年少時代、ボーイッシュな容姿と姫子という名から闇子は『ひーくん』と呼ばれていた。
友達だった早由海、桃音。
そしてひーくんを男の子だと思い込んで慕っていた、桃音の姉である『少女』。
井戸のそばで会った『少女』は、まさにあのころの桃音の姉そのままの姿だった。
しかし十数年も昔のこと、まさか本人ではあるまいし、彼女の子供なのかもしれない。
そんなことを考えつつ、由規がやってくる前に色々と片付けてしまおうと仕事に取り掛かる。
次の日、恭司は闇子の資料集めの助手(荷物もち)に駆り出される。
夜、家に帰ってくると、由規が玄関先にいた。予定が繰り上がったとの事で、不審者として間違われながら突っ立っていたらしい。
振る舞いから闇子に馴れ馴れしい態度までが恭司の癪にさわるが、それも由規には見透かされているようで気に入らない。
そして闇子は、早由海が何者かに殺害され、その敵討ちのためにここに来たということを由規の口から聞く。
(続く)
69 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:38:19 ID:S+uUeS+F0
校外学習の日。
恭司達は裏山で井戸だけ調べて帰ろうとしたところ、以前この場所で会った少女が現れる。
少女はユカと名乗り、病弱であまり人と話す機会がないから遊んで欲しいと、みんなを自分の屋敷に招じ入れる。
しばらく談笑して、みんなはすっかりユカの事を気に入り仲良くなったが、恭司一人は懐いてくるユカに違和感を覚え続けていた。
きっとあの井戸で、妙な出会い方をしたのが気持ちに引っかかっているのだろうと自分を納得させる。
その夜、由規は恭司に今日行った屋敷のことを聞きに来る。
何故恭司の行動を知っているのかと訝しむが、何かの調査であの場所まで行き、屋敷から出てくる恭司を見ていたとの事。
由規のプロ並みのギターの腕を見て態度を変化させた恭司は、割合すんなりと彼に話をする。
そしてユカと闇子が以前、井戸の所で会ったことを知るや、闇子の命が大切ならユカに『夢川姫子』という本名を絶対に教えるなときつく止める。
事情は分からないが、由規に対する信頼感が芽生えた始めた恭司は素直に言うことを聞くことにする。
翌日から、由規に頼まれ学校を休んで闇子の取材の手伝い兼身辺警護をする恭司。由規はどこかに出かけてしまう。
その日は取材の手伝いで、精神病院に収容されている真白という女性に会う。
看護婦の話によると、以前も真白に話を聞きに来たらしい男がいたらしい。
真白はさきの大戦の頃を生きてきた人物らしいが、容貌はどう見ても30代で、困惑する恭司と闇子。
しゃべる内容もかなり怪しいが、闇子は真剣に話を聞く。
「終戦間際に例の井戸の地下で行われた宗教儀式」「光の柱から現れた"人形"と呼ばれる化け物による殺戮」
「目玉だらけの"あちら側"の世界」「石は石で剥がれ落ちる」・・・。
夜、取材の記録をまとめながら、またも闇子は考えこむ。
やはり井戸のそばで会った『少女』のことが心に引っかかるのだ。
幼いころ、闇子、早由海、桃音は、桃音の姉であるその『少女』に酷いことをしてしまった。
井戸で出会ったあの『少女』を見ていると、そのことが否応なく思い出される。
(続く)
70 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:41:26 ID:S+uUeS+F0
次の日の取材は山にある防空壕。先日の取材によると、この防空壕は例の井戸の底につながっているらしい。(ちなみにあかねルートでは井戸→防空壕と辿って脱出した)
狭い道を強行軍で進むとようやく井戸の底に出る。闇子はなにやら機材で調査を始めるが、恭司は以前見つけた血の色の文字が真新しいことに気付く。
血であるにしろなんにしろ、何日も前に見たものがまだ新しいというのはおかしい。
そう思い血文字を読んでいくと、そこには呪詛の言葉とともに憎しみの対象と思しき名も書かれていた。
「憎いのはももね、さゆみ、ひーくん」「ばか、しね、クズ」「こわい、だして、ごめんなさい」
ももねという名に聞き覚えはあるが、思い出せない。
しかしさゆみというのは由規の亡き妻で闇子の友人の名ではなかったか。とすると、ひーくんというのは姫子という本名の闇子のことなのか。
闇子もこれを見るが、何も言わず井戸の調査を終える。恭司には意味が分からない。
その夜、闇子は資料を整理しながら井戸の文字を思い出し、幼い自分たちが桃音の姉にしてしまった事を思い返す。
初めは『彼女』が、初対面の姫子の事を男の子だと勘違いした事に端を発する。
しかし桃音の提案で、姫子を本当に男の子だということにし、その頃からみんなで姫子の事をひーくんと呼び始める。
騙すことを躊躇う早由海であったが、面白いからと姫子と桃音に押され渋々承諾。 『彼女』は、明るく闊達な妹の桃音とは違い、暗くおどおどとしていて闇子も好いてはいなかったのだ。
しかし、ひーくんを男の子だと思い込んでいる『彼女』はひーくんのことが好きなようであった。
そして桃音のいたずら心から、井戸の中に『彼女』を閉じ込めてしまう。
さすがの姫子もこれには反対したが、結局泣き叫ぶ『彼女』を井戸の中に置き去りにして遊びほうけてしまう。
数時間後、井戸から出した『彼女』は別人のような変貌を遂げてしまっていた。
どうやら井戸の中で初潮が始まってしまい、その時に陥った情緒不安定さが尾を引いているらしいが、真偽は分からない。
数日後、桃音たち姉妹は引越しをすることになるが、桃音は姉に怯え「あの子に殺されるかもしれない」という言葉を残し、引っ越していく。
思い出に浸っていると、ずっと出かけていた由規が家に帰ってくる。
(続く)
71 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:43:55 ID:S+uUeS+F0
闇子は自分なりに考えた。
実は闇子は殺される直前の早由海と電話で話している。その時早由海は、懐かしい人に会ったといっていた。
まさに自分も懐かしい人に出会った闇子は、由規に問う。
早由海を殺したのは、先日闇子が井戸で出会ったあの『少女』、あの時のことをずっと恨んでいる桃音の姉――紫(ゆかり)なのかと。
由規は何も答えない。
その後、由規は今日までの様子を恭司に聞きにくる。
由規に少なからぬ信頼を寄せている恭司は、素直に今日までのことを報告する。
早由海が遺したという優しい曲をギターで弾きながらそれを聞く由規は、最後に夢川を支えてやってくれと恭司に言い残していく。
その時、恭司にあかねからの「ビッグニュース」というメールが届く。
何やらおかしな改行、読点、文章のメールに違和感を抱きながらも読んでみると希衣佳、恭司に続く三人目の女の子が転校してくるという。
不穏なものを感じつつもその日は終わる。
次の日、登校した恭司は信じがたいものを見る。棒読みの台詞で挨拶をしてくるクラスメートたち。
そして教室の中心にいるユカ。転校生とはユカのことだったのだ。
まるで感情を失ってしまったかのようなみんなの様子に明らかな異常を感じ、電話で由規に助けを求める。
駆けつける由規。そして久しぶりだと笑い、校庭で対峙するユカの額に銃を突きつけ、頭を吹っ飛ばす。
しかしユカは死なない。その時、ゴアと呼ばれる怪人が現れ、拳銃ごと由規の腕を切り飛ばす。
それでも由規は謎のペンダントを使って対抗しようとするが奮闘むなしく、由規は恭司をかばいユカに射殺される。
操り人形のような生徒たちに運ばれていく由規の死体。
呆然とし、無邪気に恭司を気遣うユカの言により、悪夢を感じながら恭司はふらふらと家に帰った。
(続く)
72 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:47:08 ID:S+uUeS+F0
由規は死んでしまったが、ゴアを脅かした謎のペンダントを恭司に遺していった。
恭司には詳しい事情は分からないが、ユカは早由海を恨んで殺したという。
ユカの恨みの対象とはやはり、あの井戸に書かれた名前のことなのか。
ならば今は気付かれていないようだが、いずれはひーくんである闇子もユカの手にかかってしまうのではないか。
そう考えた恭司は何としても闇子は守ると決心し、お守りになるであろうペンダントを彼女に渡す。
そこには単なる叔母に対する感情以上のものがあった。
由規は自分の死を予期していたのか、闇子達にノートを遺していた。
それは由規のこの二年間を綴った手記であった。ユカへの復讐心を忘れないためか、早由海の惨殺された様子も書いてある。
四肢は切断され、性器は壊され、腹は割かれ、中にいた胎児までも殺されていたのだという。
手記の中で、その死骸を見て嘔吐した自分を責め、由規は早由海に何度も謝っている。
そして早由海の亡骸の前で哄笑していた少女・紫と怪人ゴアを、何度も殺されかけながら追う日々。
調べによると紫はやはり桃音の姉のことで、原因は分からないが成長が止まったままらしい。
紫の異変の原因、ゴアの正体と対抗策を探る由規。
そしてある精神病院の患者から、由規は謎の石を手に入れる。
その患者の話によると、自分は例の井戸の地下で宗教儀式を行っている最中、光の柱から現れた"人形"と呼ばれる化け物に喰われかけたらしい。
その時に二種類の石を拾い、一つは自分の体の中に入ってしまったが、もう一つを"人形"にかざすことにより向こう側に追い返すことが出来たという。
その"人形"という存在がゴアのことならば対抗手段になりうるかもしれないと、由規はその患者から石――ペンダントを譲り受けたとの事であった。
由規の実家に行き、早由海の墓を参る二人。ここで闇子は、実は由規のことが好きだったと告白する。
早由海を殺し、由規をも殺したユカであるが、闇子は昔の負い目からなのか、どうしてもユカを憎みきれないという。
闇子は、由規もきっと早由海のお墓に連れてきてあげようと呟く。
その夜、闇子の寂しさによるものか、恭司の同情によるものか、二人は肉体関係を持つ。
(続く)
73 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:52:56 ID:S+uUeS+F0
翌々日、決着をつけるため学校に向かう二人。
道中、闇子は幼い頃に犯した自分の罪を恭司に語る。
出迎えるのは未だ正常には戻らない生徒たち、そそり立つ光の柱、眼球の浮かぶ赤い空。
闇子はひーくんが来たと、ユカを呼び出す。
そして自分が昔、男の子の振りをして紫を騙していたことをユカに告白する。
激しい怒りに駆られたユカがゴアをけしかけるが、闇子の持つペンダントによってゴアは吹っ飛ばされその動きを止める。
ゴアまでいじめるのかとユカは怒るが、どうしようもなくなり、悪夢の世界を現出させて逃げる。
ペンダントのおかげで闇子はその世界には呑まれず、恭司の手を引いてユカを追いかけ、かつて紫を閉じ込めた井戸の地下室まで追い詰める。
闇子は、自分達が悪いことをしたのは事実だが、それでも誰を殺してもいいわけではない、ユカはやってはならぬことをたくさんしてしまったのだとユカを諭す。
張本人が勝手なことを言うなとユカは激憤するが、闇子はユカを抱きしめ、あの時のことを謝り、ペンダントに何かを願う。
そしてゴアはユカを求める悲痛な叫びとともに消滅し、恭司・闇子・ユカはそのまま気を失う。
その後、井戸の底で目覚めた二人は気を失ったままのユカを病院に連れて行く。
ユカは全ての記憶を失っており、生きているのが不思議なほど体も衰弱していた。
(続く)
74 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:53:55 ID:S+uUeS+F0
数ヶ月後、ユカに会いに行くと、ユカは病院でお友達が出来たなどと無邪気に話し、すっかり元気になった様子(わずかに話し方が真白に似ているが詳細不明)。
ユカやゴアに殺された人々を思うと、ユカを生かしてしまったことが良かったのかどうかは分からない。
しかし闇子は「あの世で私が叱られるしかないか」とさばさばしている。
由規の手記にあった精神病院の患者とは真白のことだったらしい。
石を体に取り込み年をとらなくなった真白。そして、同じように年をとらなくなったユカ。
その共通点に気付いた闇子は、ユカの中にも同じ石があると考え、真白の言った「石は石で剥がれ落ちる」という言葉を信じ、ユカを抱きしめた時ペンダントに石を剥がすことを願ったのだという。
うまくいったから良いようなものの、後からそれを聞いた恭司は行き当たりばったりに近い闇子の行動に呆れるのであった。
ユカを見舞ったその日、闇子はドイツに出張にいってしまう。私みたいなおばさんよりもいい彼女を見つけなさいという闇子に、俺がすきなのは闇子だと言い切り、5年後に必ず追いかけるからと約束する。
闇子は笑いながら受け流すも、心中では恭司の事を心待ちにするのであった。
(了)
あとはユカ編で終わりです。
79 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ ユカ(メル欄)ルート [sage 紫ルート] 投稿日:2006/03/01(水) 18:21:20 ID:S+uUeS+F0
(※恭司がヘタレて見えますが、仕様です)
恭司は自転車で登校途中、何故か裏山に迷い込み、そこで女の子を轢いてしまう。
しかし辺りに人はいない。気を揉むが、恭司はそのまま登校。
放課後、転校初日から不良グループと多勢に無勢な大喧嘩になるが、今朝のことが気が気でない恭司は手当てもそこそこに裏山へ行ってみる。
すると朝轢いてしまったと思った少女が現れる。
少女に特に怪我はなくほっとするが、その少女は怪我だらけの恭司を見て喧嘩でもしたのかと聞く。
そうだと言うと、そんな生きていても仕方のない連中は殺してしまおうと物騒なことを言い出す。
こんな少女がそんなことを言い出すのも驚きだが、それよりもやけに恭司になれなれしい少女におかしなものを感じていると、
少女は恭司と会ったことがあるのだという。どうしても思い出せない恭司に今度は忘れないでねといきなりキスをし、また明日と去って行ってしまう。
少女は名を紫(ゆかり)と名乗った。
翌日、喧嘩のことで校長室に呼び出しを喰らった恭司は何となく教室に戻りにくいと、校舎裏に逃げる。
そこには昨日の少女、紫がいた。
まだ私のことを思い出せないのかと、安物のプラスチックでできたブレスレットを見せる。
恭司からもらったものだというが、どうしても思い出せない。
そうこうしている内に、いつまでも戻ってこない恭司の様子を見に来たあかねと遭遇する。
紫はあかねに棘のある言葉を残し、また後で昨日の場所でと去って行ってしまう。
放課後、裏山に行き、何故自分に構うのか、どうしてキスなどしたのかと問うと、恭司が好きだからと答えまたキスされる。
そして突然、あかねを殺しちゃおうとまたも物騒なことを言い始める。
今朝、恭司があかねの視線を気にしていたのが気に喰わないらしい。
そんなことを言うやつは嫌いだと突っぱねると、恭司の言うことならと渋々撤回する。
結局、いつの間にやら夕刻まで話し込み、紫はまた明日と、恭司の予定も聞かずに去っていく。
(続く)
80 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ ユカ ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 18:23:49 ID:S+uUeS+F0
その夜、恭司は紫にわけの分からない恐怖、不快感を感じ、闇子の取材手伝いを引き受けたことをきっかけにもう会うのはやめにしようと決める。
次の日、面白そうという男友達・真太も連れて山に調査に行く三人。折り悪く、そこで紫と遭遇してしまう。
約束を反故にされて怒る紫は闇子と真太を殺そうと言ってくるが、またも恭司が厳しくたしなめる。
すると「私には恭司しかいないのだから」と泣き出し、紫は駆け去っていってしまう。呆然と見守る三人であったが、闇子の紫を見る視線だけは何か含みがあるようだ。
帰り道、闇子が夏祭りの思い出話を始める。どうやら恭司は昔、そこではぐれてしまったとのこと。
途端に、恭司の記憶がよみがえる。確かに自分は迷子になっていた。そこで紫に会っているのだ。
しかし記憶の中の紫は先ほどと同じ姿をしている。
そのせいで、先ほどの紫と記憶の中の紫が結びつかずに、思い出せなかったようだ。
しかし十数年も前のことなのに同じ姿なのはおかしいと混乱を隠せない恭司であった。
次の日、相変わらず紫のことで心にもやもやを抱えた恭司は裏山に行ってみる。
やはり紫はいた。
あいつら(闇子と真太)のせいで恭司は約束を破ったのだと、殺す殺すとわめく紫。
恭司は、ひょっとしたら単に言葉の使い方が未熟なだけなのかもといくらか態度を緩める。
恭司は紫のことをほんの少し思い出したと告げるが、姿形が変わらぬことの謎に紫は答えない。
結局、紫の誘いにより鬼ごっこに付き合うことに。
帰途に着いたところCDショップで葵と遭遇。以外にも葵とは音楽に関して話が合うことを知る。
ちょうど闇子からライブチケットをもらい、葵を誘おうかと思うが、紫の「あの女、殺してやる」という言葉が頭に響く。
あんな少女の言うことを真に受ける自分が馬鹿みたいだと思う一方で、不安は募ってくる。
(続く) ゴア・スクリーミング・ショウ 続き
ペンダントの力で屋敷に入り、由規はエントランスホールでユカを発見するや、即座にユカに発砲する。
ここでユカは由規の妻・早由海の仇だということ、希衣佳は早由海に似ているせいでユカの憎悪の対象になっていることなどが明かされる。
弾丸は命中はするが、ユカは痛がるだけで致命傷にはならない。
直後、ゴア・スクリーミング・ショウと名乗る巨大な怪人が現れ、マントの中に希衣佳を抱いてくるが、こんな豚女は恭司の前で殺してやるとユカが宣言。
希衣佳を殺せば恭司はわたしを憎み、一生わたしだけを見て追いかけてくれると、倒錯したことを嬉しそうに語るユカ。
しかし由規が至近距離からユカに弾丸を撃ち込むことでゴアも動きを停止する。
どうやらユカとゴアはつながっており、ユカの大ダメージによってゴアはその動きを止めてしまうようだ。
希衣佳を取り返し、ペンダントによって止めを刺そうとする由規だが、復活したゴアに阻まれてしまう。
希衣佳に亡き妻の面影を見ていた由規は、何としてもその娘だけは守ってやれと恭司に叫ぶが、ユカの幻覚によって恭司は動けない。
由規がシャンデリアの吊紐を撃ち抜き、ゴアを潰すがそのままエントランスホールが炎上。
ユカを羽交い絞めにし、由規は燃えさかるシャンデリアの残骸に自分ごと突っ込む。ゴアに頭を喰われるが、それでもユカを離さない。
由規の死を目の当たりにした恭司はペンダントを持ち希衣佳をつれて屋敷の外へ、そこで起きる大爆発。
何かの爆発物に引火したらしい。
由規はその身を犠牲にしてユカとゴアを殺害してくれた。
恭司と希衣佳は、涙を流しながら由規の死んだ館の方を見つめていた。
翌日、闇子はすでに事情を察していたのか、由規が死んだことを見抜くが恭司を責め立てたりはしない。
考えてみると恭司はほとんど由規のことは知らず、ギターを弾けるといってもそれを聴いたことすらなかった。
だが明るい希衣佳の顔を見て恭司は、由規が全てを終わらせてくれたのだという事をかみ締める。
(続く)
963 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:08:11 ID:V2gyvvGk0
次の日、希衣佳は普通に登校するが、何か自分の様子がおかしいことに気付く。
普段なら授業中に居眠りなどしないはずの自分が居眠りをし、いやらしい夢を見、寝言で喘ぎ声まで出していた。
性的な興奮は止まらず、頭の中でゴアや、ゴアのような自分の声がする。
声の赴くままに、あろうことか授業中に自慰をはじめる希衣佳だが、それをクラスメートに見咎められ、教室から逃げ出してしまう。
トイレに逃げ込む希衣佳だが、疼きはまるで止まらず、自慰に耽る。
それをドアの上の隙間から覗き込むクラスメートたち。
現実とは思えない光景に電話で恭司に助けを求めるが、あざ笑うゴアの声が聞こえるだけであった。
そのころ恭司は、体調不良で寝坊していた。やはり精神的に相当堪えていたらしい。
遅刻してきた恭司は、希衣佳がまたもおかしな幻覚に惑わされて、衆人環視のもと猥褻な行為をしていたことに愕然とする。
保健室に運ばれたという希衣佳のもとに走る恭司だが、希衣佳は泣き喚き、あんなところを見られた自分は生きていけないと恭司にすがる。
まさかユカたちの仕業かと考えた恭司はすぐさま由規の遺したペンダントを希衣佳に渡すが、
その直後、目の前の世界が変わり、ゴアとユカが現れる。彼らは生きていた。
由規の死が無駄なものであったことを悟り怒りに震えるが、どうにも出来ず狂った世界に惑わされる。
教壇に立たされた希衣佳が、頭からゴアに喰われていく光景を見る恭司。
錯乱しかけるが気がつくと保健室に戻っていた。幻覚を見せられていたようだが、しかし希衣佳は消えてしまっていた。
怒り、恐怖、混乱で恭司は自分を失いかけるが、その後闇子の励ましもあり、何とかして希衣佳を探しだろうと決意する。
翌朝、どうしたものかと考えていると、希衣佳は学校の保健室にいるとクラスの不良たちから電話が入る。
どう考えてもユカの罠であろうが、いずれにせよ手がかりのない恭司は保健室へと急ぐ。
(続く)
964 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:10:16 ID:V2gyvvGk0
保健室に行くとクラスの不良グループたちが今まさに、気を失っている希衣佳を輪姦しようとしているところであった。
その背後にはユカとゴア。今度こそこの女を汚し、殺して、恭司に追いかけてもらうんだと、ユカは笑う。
不良たちはユカと交わり、すでに人の顔つきではなくなっている。
数人の男に押さえつけられた恭司はなすすべもないが、しかし不良たちもゴアたちも、
恭司が希衣佳に渡したペンダントのせいで彼女に触れることをためらう。
羞恥心で自暴自棄になり目覚めない希衣佳に対して、恭司は、そんなみんな誰でもやっているようなことを知られたぐらいで悲劇のヒロインを気取るなと本心を叫び、
ようやく希衣佳が目を覚まし、ペンダントでユカたちを退け、何とか保健室から脱出する二人。
時間の感覚まで狂わされていたのか、すでに辺りは夜になっている。
昇降口から逃げようとするが、今度はユカに操られたあかねたちクラスメートが襲い掛かる。
追い詰められ、どうにか天文部室に逃げ込む恭司と希衣佳。
そこに先ほどの不良たちが、グズグズに崩れた姿で現れる。
すでにユカの力に支配された体でペンダントの効果を受けたので、肉体が壊れてしまったようだ。
そんな彼らを、後から現れたユカはライターの炎で焼き殺し、部屋中に炎が広がる。
ユカはいくら挑発しても自分を見てくれない恭司に業を煮やし、希衣佳と恭司を炎で焼いてしまおうとする。
希衣佳だけは焼き殺し、恭司はミイラのような姿になっても愛し続けてあげると笑顔で語りかけるユカ。
しかし恭司はユカに向かってお前のことなどもう忘れる、お前なんかに助けられるぐらいなら希衣佳ともに死んでやると言い放つ。
なにが何でも希衣佳と生きる、日常を取り戻すと決心し、ユカを無視して、炎が迫る中恭司と希衣佳は窓をぶち破ろうとする。
いくら好きだと言っても、恭司のことを想っても、恭司の心にユカはいないのだと、ユカは炎に焼かれ叫びながら絶望する。
ユカの能力が弱まり、やっとのことで割れた窓から外に脱出する恭司たち。
校庭に出て空を見上げると、赤い炎に照らされ、星が輝く空に、ゴアの肩に乗ったユカが消えていくのが見える。
それを見て希衣佳は、彼女達は還るべき場所に還ったのだと、全ての終わりを確信する。
(続く)
965 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 希衣佳ルート [sage] 投稿日:2006/02/27(月) 19:23:01 ID:V2gyvvGk0
その後、全ては元通りになったのだが、希衣佳が教室で自慰行為をしたという事実は現実として残ってしまっていた。
しばらくは学校のみんなから好奇の目で見られる希衣佳だが、恥ずかしがりこそすれ落ち込んだりはしなかった。
「おかしくされていたにしろ、やったのは自分。そういう心がなかったとは言い切れないのだから」と前向きである。
だが希衣佳ママは周りの噂に耐えられなくなり、希衣佳はイギリスに転校してしまうことになる。
しかし二人の間の絆は固く、数ヵ月後、恭司は希衣佳に会いにイギリスへと旅立つのであった。
(了)
67 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:34:05 ID:S+uUeS+F0
(※恭司の影が薄いですが、仕様です)
闇子と恭司は二人で山の調査に向かうことにする。
二人で調査したがめぼしい物はなく、帰ろうとしたところで恭司が古井戸を見つける。
危ないので気をつけろという闇子。
なにか井戸には近づきたくなさそうだが、とりあえず二人で中を覗くと何故か縄梯子がかかっている。
が、それ以外は別段変わった様子はなかった。
闇子の話によると昔、この井戸に女の子が閉じ込められる事件があったらしい。
次の日、転校初日にブッ飛ばした不良どもの頭・貞島とのいさかいを闇子が収める。
喧嘩を収めたお礼にまた調査を手伝えという闇子に、しぶしぶ付き合う恭司。
今度は井戸の中を調べるという。
さすがに女の闇子にそんなことをさせるわけにはいかず、恭司が入っていくことに。
井戸の底の通路を進んでいくと広まった石室に出る。
その壁一面に、血の色で書かれた死ね、クズ、許さないなどという恨み言。
凄惨な内容とは裏腹に、その稚拙な文字と語彙はまるで子供が書いたもののようである。
うそ寒くなる恭司は携帯で写真だけとってさっさと立ち去ることにする。
縄梯子をあがってくると、闇子と謎の少女が相対していた。
いつものほわほわした感じではなく、緊張した面持ちでその少女と対峙している闇子だが、
少女は闇子が恭司の保護者だと知ると、そのままどこかへいってしまう。
ただの少女のはずなのに、そばにいた恭司までも気に呑まれ、緊張を感じていた。
そして少女を見送る闇子は硬い表情のまま、似ている、と呟く。
(続く)
68 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:35:14 ID:S+uUeS+F0
翌日、八瀬由規という闇子の幼馴染から突然の電話があり、数日闇子の家に滞在させてもらうと一方的に用件を言いつける。
闇子によると、彼は早由海という妻を亡くし、その後二年間、失踪していたらしい。早由海も闇子の幼馴染であり、闇子は彼に色々と聞きたいこともあるのだろう。
しかし電話口から感じられた不躾な態度に、恭司は内心むかむかするが闇子の家なので文句はいえない。
その夜、闇子は物思いに耽る。考えるのは先日会った少女のこと。
彼女は闇子の子供時代の友達にそっくりだったのだ。
年少時代、ボーイッシュな容姿と姫子という名から闇子は『ひーくん』と呼ばれていた。
友達だった早由海、桃音。
そしてひーくんを男の子だと思い込んで慕っていた、桃音の姉である『少女』。
井戸のそばで会った『少女』は、まさにあのころの桃音の姉そのままの姿だった。
しかし十数年も昔のこと、まさか本人ではあるまいし、彼女の子供なのかもしれない。
そんなことを考えつつ、由規がやってくる前に色々と片付けてしまおうと仕事に取り掛かる。
次の日、恭司は闇子の資料集めの助手(荷物もち)に駆り出される。
夜、家に帰ってくると、由規が玄関先にいた。予定が繰り上がったとの事で、不審者として間違われながら突っ立っていたらしい。
振る舞いから闇子に馴れ馴れしい態度までが恭司の癪にさわるが、それも由規には見透かされているようで気に入らない。
そして闇子は、早由海が何者かに殺害され、その敵討ちのためにここに来たということを由規の口から聞く。
(続く)
69 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:38:19 ID:S+uUeS+F0
校外学習の日。
恭司達は裏山で井戸だけ調べて帰ろうとしたところ、以前この場所で会った少女が現れる。
少女はユカと名乗り、病弱であまり人と話す機会がないから遊んで欲しいと、みんなを自分の屋敷に招じ入れる。
しばらく談笑して、みんなはすっかりユカの事を気に入り仲良くなったが、恭司一人は懐いてくるユカに違和感を覚え続けていた。
きっとあの井戸で、妙な出会い方をしたのが気持ちに引っかかっているのだろうと自分を納得させる。
その夜、由規は恭司に今日行った屋敷のことを聞きに来る。
何故恭司の行動を知っているのかと訝しむが、何かの調査であの場所まで行き、屋敷から出てくる恭司を見ていたとの事。
由規のプロ並みのギターの腕を見て態度を変化させた恭司は、割合すんなりと彼に話をする。
そしてユカと闇子が以前、井戸の所で会ったことを知るや、闇子の命が大切ならユカに『夢川姫子』という本名を絶対に教えるなときつく止める。
事情は分からないが、由規に対する信頼感が芽生えた始めた恭司は素直に言うことを聞くことにする。
翌日から、由規に頼まれ学校を休んで闇子の取材の手伝い兼身辺警護をする恭司。由規はどこかに出かけてしまう。
その日は取材の手伝いで、精神病院に収容されている真白という女性に会う。
看護婦の話によると、以前も真白に話を聞きに来たらしい男がいたらしい。
真白はさきの大戦の頃を生きてきた人物らしいが、容貌はどう見ても30代で、困惑する恭司と闇子。
しゃべる内容もかなり怪しいが、闇子は真剣に話を聞く。
「終戦間際に例の井戸の地下で行われた宗教儀式」「光の柱から現れた"人形"と呼ばれる化け物による殺戮」
「目玉だらけの"あちら側"の世界」「石は石で剥がれ落ちる」・・・。
夜、取材の記録をまとめながら、またも闇子は考えこむ。
やはり井戸のそばで会った『少女』のことが心に引っかかるのだ。
幼いころ、闇子、早由海、桃音は、桃音の姉であるその『少女』に酷いことをしてしまった。
井戸で出会ったあの『少女』を見ていると、そのことが否応なく思い出される。
(続く)
70 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:41:26 ID:S+uUeS+F0
次の日の取材は山にある防空壕。先日の取材によると、この防空壕は例の井戸の底につながっているらしい。(ちなみにあかねルートでは井戸→防空壕と辿って脱出した)
狭い道を強行軍で進むとようやく井戸の底に出る。闇子はなにやら機材で調査を始めるが、恭司は以前見つけた血の色の文字が真新しいことに気付く。
血であるにしろなんにしろ、何日も前に見たものがまだ新しいというのはおかしい。
そう思い血文字を読んでいくと、そこには呪詛の言葉とともに憎しみの対象と思しき名も書かれていた。
「憎いのはももね、さゆみ、ひーくん」「ばか、しね、クズ」「こわい、だして、ごめんなさい」
ももねという名に聞き覚えはあるが、思い出せない。
しかしさゆみというのは由規の亡き妻で闇子の友人の名ではなかったか。とすると、ひーくんというのは姫子という本名の闇子のことなのか。
闇子もこれを見るが、何も言わず井戸の調査を終える。恭司には意味が分からない。
その夜、闇子は資料を整理しながら井戸の文字を思い出し、幼い自分たちが桃音の姉にしてしまった事を思い返す。
初めは『彼女』が、初対面の姫子の事を男の子だと勘違いした事に端を発する。
しかし桃音の提案で、姫子を本当に男の子だということにし、その頃からみんなで姫子の事をひーくんと呼び始める。
騙すことを躊躇う早由海であったが、面白いからと姫子と桃音に押され渋々承諾。 『彼女』は、明るく闊達な妹の桃音とは違い、暗くおどおどとしていて闇子も好いてはいなかったのだ。
しかし、ひーくんを男の子だと思い込んでいる『彼女』はひーくんのことが好きなようであった。
そして桃音のいたずら心から、井戸の中に『彼女』を閉じ込めてしまう。
さすがの姫子もこれには反対したが、結局泣き叫ぶ『彼女』を井戸の中に置き去りにして遊びほうけてしまう。
数時間後、井戸から出した『彼女』は別人のような変貌を遂げてしまっていた。
どうやら井戸の中で初潮が始まってしまい、その時に陥った情緒不安定さが尾を引いているらしいが、真偽は分からない。
数日後、桃音たち姉妹は引越しをすることになるが、桃音は姉に怯え「あの子に殺されるかもしれない」という言葉を残し、引っ越していく。
思い出に浸っていると、ずっと出かけていた由規が家に帰ってくる。
(続く)
71 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:43:55 ID:S+uUeS+F0
闇子は自分なりに考えた。
実は闇子は殺される直前の早由海と電話で話している。その時早由海は、懐かしい人に会ったといっていた。
まさに自分も懐かしい人に出会った闇子は、由規に問う。
早由海を殺したのは、先日闇子が井戸で出会ったあの『少女』、あの時のことをずっと恨んでいる桃音の姉――紫(ゆかり)なのかと。
由規は何も答えない。
その後、由規は今日までの様子を恭司に聞きにくる。
由規に少なからぬ信頼を寄せている恭司は、素直に今日までのことを報告する。
早由海が遺したという優しい曲をギターで弾きながらそれを聞く由規は、最後に夢川を支えてやってくれと恭司に言い残していく。
その時、恭司にあかねからの「ビッグニュース」というメールが届く。
何やらおかしな改行、読点、文章のメールに違和感を抱きながらも読んでみると希衣佳、恭司に続く三人目の女の子が転校してくるという。
不穏なものを感じつつもその日は終わる。
次の日、登校した恭司は信じがたいものを見る。棒読みの台詞で挨拶をしてくるクラスメートたち。
そして教室の中心にいるユカ。転校生とはユカのことだったのだ。
まるで感情を失ってしまったかのようなみんなの様子に明らかな異常を感じ、電話で由規に助けを求める。
駆けつける由規。そして久しぶりだと笑い、校庭で対峙するユカの額に銃を突きつけ、頭を吹っ飛ばす。
しかしユカは死なない。その時、ゴアと呼ばれる怪人が現れ、拳銃ごと由規の腕を切り飛ばす。
それでも由規は謎のペンダントを使って対抗しようとするが奮闘むなしく、由規は恭司をかばいユカに射殺される。
操り人形のような生徒たちに運ばれていく由規の死体。
呆然とし、無邪気に恭司を気遣うユカの言により、悪夢を感じながら恭司はふらふらと家に帰った。
(続く)
72 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:47:08 ID:S+uUeS+F0
由規は死んでしまったが、ゴアを脅かした謎のペンダントを恭司に遺していった。
恭司には詳しい事情は分からないが、ユカは早由海を恨んで殺したという。
ユカの恨みの対象とはやはり、あの井戸に書かれた名前のことなのか。
ならば今は気付かれていないようだが、いずれはひーくんである闇子もユカの手にかかってしまうのではないか。
そう考えた恭司は何としても闇子は守ると決心し、お守りになるであろうペンダントを彼女に渡す。
そこには単なる叔母に対する感情以上のものがあった。
由規は自分の死を予期していたのか、闇子達にノートを遺していた。
それは由規のこの二年間を綴った手記であった。ユカへの復讐心を忘れないためか、早由海の惨殺された様子も書いてある。
四肢は切断され、性器は壊され、腹は割かれ、中にいた胎児までも殺されていたのだという。
手記の中で、その死骸を見て嘔吐した自分を責め、由規は早由海に何度も謝っている。
そして早由海の亡骸の前で哄笑していた少女・紫と怪人ゴアを、何度も殺されかけながら追う日々。
調べによると紫はやはり桃音の姉のことで、原因は分からないが成長が止まったままらしい。
紫の異変の原因、ゴアの正体と対抗策を探る由規。
そしてある精神病院の患者から、由規は謎の石を手に入れる。
その患者の話によると、自分は例の井戸の地下で宗教儀式を行っている最中、光の柱から現れた"人形"と呼ばれる化け物に喰われかけたらしい。
その時に二種類の石を拾い、一つは自分の体の中に入ってしまったが、もう一つを"人形"にかざすことにより向こう側に追い返すことが出来たという。
その"人形"という存在がゴアのことならば対抗手段になりうるかもしれないと、由規はその患者から石――ペンダントを譲り受けたとの事であった。
由規の実家に行き、早由海の墓を参る二人。ここで闇子は、実は由規のことが好きだったと告白する。
早由海を殺し、由規をも殺したユカであるが、闇子は昔の負い目からなのか、どうしてもユカを憎みきれないという。
闇子は、由規もきっと早由海のお墓に連れてきてあげようと呟く。
その夜、闇子の寂しさによるものか、恭司の同情によるものか、二人は肉体関係を持つ。
(続く)
73 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:52:56 ID:S+uUeS+F0
翌々日、決着をつけるため学校に向かう二人。
道中、闇子は幼い頃に犯した自分の罪を恭司に語る。
出迎えるのは未だ正常には戻らない生徒たち、そそり立つ光の柱、眼球の浮かぶ赤い空。
闇子はひーくんが来たと、ユカを呼び出す。
そして自分が昔、男の子の振りをして紫を騙していたことをユカに告白する。
激しい怒りに駆られたユカがゴアをけしかけるが、闇子の持つペンダントによってゴアは吹っ飛ばされその動きを止める。
ゴアまでいじめるのかとユカは怒るが、どうしようもなくなり、悪夢の世界を現出させて逃げる。
ペンダントのおかげで闇子はその世界には呑まれず、恭司の手を引いてユカを追いかけ、かつて紫を閉じ込めた井戸の地下室まで追い詰める。
闇子は、自分達が悪いことをしたのは事実だが、それでも誰を殺してもいいわけではない、ユカはやってはならぬことをたくさんしてしまったのだとユカを諭す。
張本人が勝手なことを言うなとユカは激憤するが、闇子はユカを抱きしめ、あの時のことを謝り、ペンダントに何かを願う。
そしてゴアはユカを求める悲痛な叫びとともに消滅し、恭司・闇子・ユカはそのまま気を失う。
その後、井戸の底で目覚めた二人は気を失ったままのユカを病院に連れて行く。
ユカは全ての記憶を失っており、生きているのが不思議なほど体も衰弱していた。
(続く)
74 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ 闇子ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 00:53:55 ID:S+uUeS+F0
数ヶ月後、ユカに会いに行くと、ユカは病院でお友達が出来たなどと無邪気に話し、すっかり元気になった様子(わずかに話し方が真白に似ているが詳細不明)。
ユカやゴアに殺された人々を思うと、ユカを生かしてしまったことが良かったのかどうかは分からない。
しかし闇子は「あの世で私が叱られるしかないか」とさばさばしている。
由規の手記にあった精神病院の患者とは真白のことだったらしい。
石を体に取り込み年をとらなくなった真白。そして、同じように年をとらなくなったユカ。
その共通点に気付いた闇子は、ユカの中にも同じ石があると考え、真白の言った「石は石で剥がれ落ちる」という言葉を信じ、ユカを抱きしめた時ペンダントに石を剥がすことを願ったのだという。
うまくいったから良いようなものの、後からそれを聞いた恭司は行き当たりばったりに近い闇子の行動に呆れるのであった。
ユカを見舞ったその日、闇子はドイツに出張にいってしまう。私みたいなおばさんよりもいい彼女を見つけなさいという闇子に、俺がすきなのは闇子だと言い切り、5年後に必ず追いかけるからと約束する。
闇子は笑いながら受け流すも、心中では恭司の事を心待ちにするのであった。
(了)
あとはユカ編で終わりです。
79 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ ユカ(メル欄)ルート [sage 紫ルート] 投稿日:2006/03/01(水) 18:21:20 ID:S+uUeS+F0
(※恭司がヘタレて見えますが、仕様です)
恭司は自転車で登校途中、何故か裏山に迷い込み、そこで女の子を轢いてしまう。
しかし辺りに人はいない。気を揉むが、恭司はそのまま登校。
放課後、転校初日から不良グループと多勢に無勢な大喧嘩になるが、今朝のことが気が気でない恭司は手当てもそこそこに裏山へ行ってみる。
すると朝轢いてしまったと思った少女が現れる。
少女に特に怪我はなくほっとするが、その少女は怪我だらけの恭司を見て喧嘩でもしたのかと聞く。
そうだと言うと、そんな生きていても仕方のない連中は殺してしまおうと物騒なことを言い出す。
こんな少女がそんなことを言い出すのも驚きだが、それよりもやけに恭司になれなれしい少女におかしなものを感じていると、
少女は恭司と会ったことがあるのだという。どうしても思い出せない恭司に今度は忘れないでねといきなりキスをし、また明日と去って行ってしまう。
少女は名を紫(ゆかり)と名乗った。
翌日、喧嘩のことで校長室に呼び出しを喰らった恭司は何となく教室に戻りにくいと、校舎裏に逃げる。
そこには昨日の少女、紫がいた。
まだ私のことを思い出せないのかと、安物のプラスチックでできたブレスレットを見せる。
恭司からもらったものだというが、どうしても思い出せない。
そうこうしている内に、いつまでも戻ってこない恭司の様子を見に来たあかねと遭遇する。
紫はあかねに棘のある言葉を残し、また後で昨日の場所でと去って行ってしまう。
放課後、裏山に行き、何故自分に構うのか、どうしてキスなどしたのかと問うと、恭司が好きだからと答えまたキスされる。
そして突然、あかねを殺しちゃおうとまたも物騒なことを言い始める。
今朝、恭司があかねの視線を気にしていたのが気に喰わないらしい。
そんなことを言うやつは嫌いだと突っぱねると、恭司の言うことならと渋々撤回する。
結局、いつの間にやら夕刻まで話し込み、紫はまた明日と、恭司の予定も聞かずに去っていく。
(続く)
80 名前:ゴア・スクリーミング・ショウ ユカ ルート [sage] 投稿日:2006/03/01(水) 18:23:49 ID:S+uUeS+F0
その夜、恭司は紫にわけの分からない恐怖、不快感を感じ、闇子の取材手伝いを引き受けたことをきっかけにもう会うのはやめにしようと決める。
次の日、面白そうという男友達・真太も連れて山に調査に行く三人。折り悪く、そこで紫と遭遇してしまう。
約束を反故にされて怒る紫は闇子と真太を殺そうと言ってくるが、またも恭司が厳しくたしなめる。
すると「私には恭司しかいないのだから」と泣き出し、紫は駆け去っていってしまう。呆然と見守る三人であったが、闇子の紫を見る視線だけは何か含みがあるようだ。
帰り道、闇子が夏祭りの思い出話を始める。どうやら恭司は昔、そこではぐれてしまったとのこと。
途端に、恭司の記憶がよみがえる。確かに自分は迷子になっていた。そこで紫に会っているのだ。
しかし記憶の中の紫は先ほどと同じ姿をしている。
そのせいで、先ほどの紫と記憶の中の紫が結びつかずに、思い出せなかったようだ。
しかし十数年も前のことなのに同じ姿なのはおかしいと混乱を隠せない恭司であった。
次の日、相変わらず紫のことで心にもやもやを抱えた恭司は裏山に行ってみる。
やはり紫はいた。
あいつら(闇子と真太)のせいで恭司は約束を破ったのだと、殺す殺すとわめく紫。
恭司は、ひょっとしたら単に言葉の使い方が未熟なだけなのかもといくらか態度を緩める。
恭司は紫のことをほんの少し思い出したと告げるが、姿形が変わらぬことの謎に紫は答えない。
結局、紫の誘いにより鬼ごっこに付き合うことに。
帰途に着いたところCDショップで葵と遭遇。以外にも葵とは音楽に関して話が合うことを知る。
ちょうど闇子からライブチケットをもらい、葵を誘おうかと思うが、紫の「あの女、殺してやる」という言葉が頭に響く。
あんな少女の言うことを真に受ける自分が馬鹿みたいだと思う一方で、不安は募ってくる。
(続く) ゴア・スクリーミング・ショウ 続き
2006年12月05日(火) 19:13:03 Modified by luc001