183 ：機械仕掛けのイヴ：2007/02/26(月) 10:03:18 ID:o2OC0Nqi0
天才科学者で社長だったオゲレツ大百科の主人公本間宗一郎が後は適当にやれと失踪
世界的大企業ＳＨＥは混乱に陥るが、その混乱に乗じてトップに立ったのはドイツ支部長のカールだった。
日本の第３研（ＥＩ･･･模倣知性開発）の所長「井深雅也」は、自分のＥＩの軍事利用に反対
ライバル企業Ｍ・Ｃ社に身を寄せることにする。

雅也は学生時代に作ったＥＩを現在までバージョンアップ続けた「ティエラ」をパートナーにしている。
要因はわからないがティエラは既にＥＩではなく本物の知性ＡＩへと進化を果たしている。
本間宗一郎もＡＩの作成成功したのはパートナーの愛依のみで、その後再現出来ていない。

脱出の際、開発中のＥＩファム救出に失敗、警備部長ホムラと腹心賢ニの妨害を受け負傷した雅也。
それををみて錯乱したティエラは運び込まれたＭ・Ｃ社の移動空母をハッキングする。
反撃を受けたティエラは倉庫の中に封印されていたオーバーロード級機体に中に入り閉じ込められてしまう。
（オーバーロード･･･非常に高価な人型機械。本間宗一郎が発明の第一人者）
目覚めた雅也は、かって家庭教師をしたことがある天才少女樹里と再会。
彼女はＭ・Ｃ社社長のマッコイの義娘になっていた。彼女をリーダーとしてロッサムを結成。
宗一郎の残した真・本間機巧図を、ティエラが解析、樹里が開発、雅也が実践し、そのロストテクノロジーの技術還元で
ＳＨＥ社からシェアを奪い一年後敵対的買収を仕掛けることになる。
ギャグ担当の殺しても死なない警備員近藤一臣、秘書及び事務担当の平野燈子を加え５人で活動を開始。


184 ：名無しさん＠初回限定：2007/02/26(月) 10:04:12 ID:o2OC0Nqi0
その動きを察知したカールは保安部に命じ妨害をかける。戦闘に挑むティエラだが戦うことができない。
その時、謎の声が響く。時計仕掛けの世界でティエラそっくりの少女九音はティエラに力を与える。
戦闘形態に変身したティエラは圧倒的力で保安部を撃破。所持者の樹里も知らない多くのブラックボックスの存在がわかる。
普段は外部の取材などを入れ表立って妨害を受けないようにし、日曜はフリーにして妨害に備えていく。
ティエラと対峙したホムラは、戦士の勘でティエラがＡＩだと気づく。報告を受けたカールは雅也の才能に嫉妬。
ティエラ捕獲を命じる。カールが開発したオーバーロード「イリア」のＡＩ化の為にトップに立ったのだった。
雅也が開発していたファムはカールに回収されイリアの友達になっていたが、ＥＩを弄られ雅也に対する思慕の念を増幅
自在に動くリボン形カッター「殺衣」を搭載され、ロッサム襲撃に加わる。
何度も戦闘を繰り返しているとファムのＥＩにかかるストレスが増大。暴走し、単身ロッサムに乗り込んでくる。
雅也と自分の子供とも呼べるファムに手を出せないティエラに業を煮やし、九音が力を解放。ファムを破壊する。
必死の修復を試みる雅也。歯車の世界でファムは九音と出会う。ＡＩの芽生えを見た九音は力を貸し、ファムは蘇る。
ファムを使うことにいい気持ちはしていなかったホムラは侘びとして修復用機材を持ってきてくれるが減給される。
一方、イリアは帰ってくると言ったファムのことをじっと待ち続けていた。

ＳＨＥも一枚岩ではない、財務責任者の老人松中を中心にＣＥＯであるナギ、警備部の賢二が反カール勢力を結成する。
樹里が本間宗一郎の実の娘であることが発覚したり、ファムに会いたいイリアが独断専行したりしながらクリスマス
マッコイの移動空母に松中派のオーバーロード「イシュタル」が実践投入され大暴れする。ここでストーリーが分岐。


185 ：名無しさん＠初回限定：2007/02/26(月) 10:04:52 ID:o2OC0Nqi0
樹里：襲撃の際に樹里が攫われる。交換条件としてティエラの引渡しを要求されるが拒否し、樹里を救出。
カールがティエラに興味を持つことに嫉妬したイリアは大破したイシュタルの力を吸収するが次第に暴走。
イシュタルごと自分を消してくれと言うイリア。グッドだと初期化されて生まれ変わり、トゥルーだと九音の力で
イシュタルを排除に成功する。カールたちはＳＨＥを去り、社長となった樹里を雅也が主夫として支える。

燈子：襲撃の際、雅也が攫われる。ナギは燈子との親友で、彼女が情報リークしたと言う。
イシュタルの未完成なＥＩは雅也の手により格段に進化してしまう。燈子は裏切った振りをしつつ雅也を救出。
ナギとは協力関係だったが今回のことは知らなかったと。和解する。イシュタルを持ってカールに迫る松中派を
裏切り者として切り捨てられたナギと共に撃破。ナギはそのままＳＨＥに在籍。燈子と結婚する。

ファム：カールが開発した秘石を搭載されていたファムは、ＡＩ化した精神により身体が人間に近づいていく。
松中派により追い詰められたカールを助けて欲しいと来たイリアと共に救出に向うことに。
暴走し、バァルモードになったイシュタルに苦戦するが、秘石の力の共振で撃破。人間になれなくなっちゃと言うが
再検査するとより人間に近づいていた。雅也はロリ認定され周囲から冷たい目を向けられる。
イリアはホムラの義娘としての戸籍を得、カールとくっつく。

187 ：名無しさん＠初回限定：2007/02/26(月) 21:44:57 ID:o2OC0Nqi0
連投規制に引っかかった。

ティエラ：カール救出の流れはファムと同じ。賢ニはＡＩであるティエラを化け物として嫌悪する。
敗北したイシュタルを背負い泣きながら地下を逃げる賢ニ。辿りついた謎の空間でイシュタルは本来の人格
人類の守護者として本間宗一郎につくられた「アマテラス」として覚醒する。

久遠は本間宗一郎の作り出した２番目のＡＩだが、彼女は人類を不要のものだと思っており、さらに事象操作の力を持っていた。
これを危険視した本間宗一郎は対抗手段としてアマテラスを開発したが、話し合ううちに第三のＡＩが
どのような選択をするかで態度を決めるということになり、それまで封印されていたのがティエラのボディ。
この時期、ＳＨＥにハッキングした雅也のＥＩに九音は仕掛けをしており、これがティエラになっていた。
放置されていたアマテラスを松中が勝手に再利用していたのがイシュタル。

アマテラスは地下の演算ユニットアマノイワトを使い、ティエラの事象操作すら通用しない超パワーを発揮。
雅也達はアマノイワトをハッキング。ティエラと九音が融合し偽神メルキセデクとなりアマテラスを撃破。
賢ニは嫌っていた兄一臣に救われる。アマノイワト崩壊し合体も解除。
雅也はティエラと自分の遺伝子情報を組み合わせたシードを開発し、新たなＡＩが生まれることを示唆。
九音はＡＩが人間と共存を望むとは限らないと言うが、自分達の子供達なら大丈夫だと笑う。
樹里たちの前で、まるで消えていくようにみえる雅也とティエラ。彼らは振り返り自分達の家、ロッサムに戻ろうと告げた。