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シェル・クレイル

735 :シェル・クレイル〜愛しあう逃避の中で〜 1/2:2007/07/25(水) 10:45:12 ID:jFVlQDHw0
主人公、セトル=ジャン・ストニが伯爵令嬢リジェンヌ(リズ)の専属医になって3年。
美しく成長したリズに心惹かれてはいるものの、身分の違いや彼女がじき嫁ぐこともあって気持ちを隠している。
明日には別れるという日の深夜、突然、伯爵が婚約に不備が生じたからリズと二人で逃げて欲しいと言い出した。
事情が飲み込めないまま、それでも二人でいられるならと彼らは夜行列車に飛び乗った。

辿り着いた避暑地ミゼイユの別荘で二人だけの生活が始まった。
身体を重ね想いを確かめ合う二人。のんびりした田舎での暮らし、町に暮らす人々との出会い。
穏やかな時が流れる。
が、突然現れた伯爵の言葉で二人は現実に引き戻される。
婚約は破棄にならずに済んだから屋敷に戻れという伯爵に当然反発する、が、逆らいきれず一ヶ月の猶予を貰うだけにとどまる。
二人は想いあう男女が使えば溶け合わさるような感覚を味わえるという薬、蕩果にすがるようになる。
副作用からどんどん情に溺れ互いに依存し合い二人だけの快楽に身を委ねるようになる。
周りまで巻き込みつつ蕩果を使い続け……約束の日、本当に一つになれた、リズは僕の中にいるんですよと伯爵に笑いかける主人公。
その後ろには虚ろな目で、人形のようになったリズがいた。
結局、植物状態のリズを結婚させるわけにもいかず、伯爵は彼女の親権を手放した。
そして心神耗弱と診断され罪に問われずに済んだ主人公が彼女を引き取り、ミゼイユへと戻った。


736 :シェル・クレイル〜愛しあう逃避の中で〜 2/2:2007/07/25(水) 10:46:38 ID:jFVlQDHw0
ミゼイユに戻って一年が経った。
相変わらず植物状態のリズと、彼女の心は自分の中にいるからと平然と、楽しそうに暮らす主人公。
だが友人オルガから辛辣な言葉を投げつけられ、主人公はようやく我に帰り、これがきっかけでリズも目覚める。
ようやく一年前と同じ、穏やかな生活に戻れるかと思ったが、
残っていた蕩果の副作用や主人公に想いを寄せるオルガのことなどから二人の間は軋みはじめ、
留守番中情欲に耐えられなくなったリズが主人公以外の男に救いを求めてしまい、そのショックから彼女は手首を切る。
一命は取り留めたものの二人とも精神をすり減らした二人は蕩果を飲んで溶け合いながら消える事を望む。
雪の中で一つに重なりゆく二人。だが最後の最後で主人公は死ではなく生を望み、オルガに発見されて二人とも助かる。
季節が変わり、幸せに暮らしている主人公とリズ。
結局蕩果とはなんだったのか。ただの幻覚剤か、媚薬か。
しかしリズの手首にあった傷は薄くなり、主人公の手首に傷が出来ている。
よくわからんが幸せだからいいか、子供も出来たし。END。


737 :名無しさん@初回限定:2007/07/25(水) 10:50:30 ID:jFVlQDHw0
トゥルーエンドのみだがシェル・クレイル書いた。
記憶頼りな上本筋以外はほぼ全部すっ飛ばした。
間違いとかあれば訂正してくれ。

他のエンドは
  • リズが助からずオルガと逃げる(オルガ、主人公に見えないようにひっそり笑う)
  • 蕩果のせいで周りも巻き込んで狂い肉欲の宴に
とかそんな感じだったと思う。


738 :名無しさん@初回限定:2007/07/25(水) 17:22:20 ID:pMgqcSCy0
シェルは未亡人可哀想だったなという印象が。
740 :名無しさん@初回限定:2007/07/26(木) 13:40:45 ID:yr6lfmmy0
シェルは声さえつけばいまでも抜ける名作だったな

なんかリズがショタに寝取られてショックで主人公がロリ少女をレイプしたシーンが妙に記憶に残ってる

741 :名無しさん@初回限定:2007/07/26(木) 13:45:16 ID:uItJS7Ef0
メイドさんがよかったな。腹黒いけど
2008年06月01日(日) 01:48:56 Modified by ID:nBurifGfuw




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