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マブラヴ オルタネイティブ2

遂に作戦が発動される。緒戦は順調に推移し、先行部隊のハイヴ内への突入まで段階が進んだところで異変が発生。
4万以上ものBETAの大群がハイヴ下層から突如地表を目指して移動を開始したのだ。
先行部隊は瞬時に殲滅されてしまい、作戦はXG-70の実戦投入に推移する。
ところが、XG-70の砲撃予定地点に数個師団ものBETAが殺到。A-01部隊は決死の時間稼ぎを迫られることになった。
BETAは重光線級の防衛を目的とした布陣。武が単機陽動を仕掛けどうにか布陣を分断、
部隊はターゲットの重光線級の大量撃破に成功。

20 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:06:42 ID:0+D201Kg0
【佐渡島ハイヴ侵攻作戦-3】
遂に砲撃地点に到着したXG-70は重力場を展開、大量のレーザー照射をこともなく無効化し、荷電粒子砲を発射する。
只の一撃でハイヴの地表構造物は、地表の無数のBETA共々砕け散った。
その凄まじいまでの光景に沸く部隊。ところが第二砲撃後、何故かXG-70は突如バランスを崩し地表に墜落してしまう。
武に秘匿回線で夕呼から通信が入る。夕呼はXG-70が原因不明の外部起動を受け付けない状態に陥ったと説明。
夕呼は武に純夏を救出、みちるにXG-70を爆破するよう命じる。
XG-70の爆破は、「▼G弾」20発分もの威力で佐渡島ごとハイヴを消滅させる威力がある。
純夏は気絶しているが無事だった。00ユニットをXG-70の文字通りのメインコンピュータであると思っていたみちるは、その正体純夏の姿を見て絶句。
その時、佐渡島全域に無数のBETAが出現との報が入る。
武達が先行して脱出、みちるは単独で爆破指定時間までその場に残ることになった。
脱出の最中純夏が目を覚ますと、何故かそれに呼応するようにBETAが攻撃を停止。しかし純夏は再度気絶してしまい、BETAの攻撃も再開。
何故かBETAは武達の進路を捕捉しており、大量のBETAが彼らに迫る。柏木機はブーストにレーザーを被弾、出力が落ちてしまう。
このままでは予定時刻通りの脱出は不可能になると言い、柏木は自分はみちるの援護に戻ると言い残し戻っていった。
みちると合流し作業完了まで護衛することになった柏木。武達は先行した面々と共にどうにか海上への離脱に成功。
XG-70の起動は相変わらず不能。実は純夏の意識が無いとシステムは作動しないのだ。
遂に地中から無数のBETAがXG-70のいる地点に発生。為す術無く柏木はBETAに撃破され即死。
もはや脱出不能と覚悟を決めたみちるも自爆、佐渡島ごとハイヴを消滅させた。

21 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:10:39 ID:0+D201Kg0
【純夏との決着-1】
A-01部隊長は水月が引き継いだ。休む間もなく、2週間後朝鮮半島ハイヴへの侵攻が決定したと夕呼は告げる。
今回はハイヴ内への突入も作戦内容に含まれるそうだ。
武は純夏に面会が許され、霞と共に会いに行く。目覚めた純夏は武が自分のことを嫌いになったのだと言い出し錯乱しそうになるが、
武は彼女に自分の心を見ろといい、どうにか落ち着かせる。
霞によると、純夏は武が別の女性を好きになったと思い込んでいたらしい。このことを夕呼に報告しに向かう武。
夕呼は純夏のBETAリーディングは大成功と喜び、BETAはハイヴ間で情報の共有をしており、
現存する全ハイヴの構造・兵力に関するデータが入手できたと語る。
朝鮮半島ハイヴ侵攻はそれを受けての決定、このデータがある以上格段に攻略難度は下がることになる。
作戦が順調に成功した暁には、カシュガルのオリジナルハイヴへの侵攻が決定されることになるだろうと夕呼は言う。
純夏の容態を気遣う武に、夕呼は作戦での純夏の失神は、彼女の量子伝導脳を維持する液体である
「▼ODL」の異常劣化が原因であると告げる。何故そうなったのかは未だ不明。脳を守る為に純夏は自閉モードとなっていたのだ。
武の報告を聞いた夕呼は、純夏がおかしくなった第二砲撃の時何を考えていたかを訊く。
武はUN世界で恋仲になっていた冥夜とのセックスシーンをその時何故か思い浮かべていた。夕呼はそのシーンの観測が純夏の異常の原因だと断定。
純夏は恋愛感情や嫉妬を感じるまでに人間性を取り戻したのだと言う。
純夏が武に執着し、その思考の全てを観測する以上、このままでは純夏はまたいつ暴走するか分からないことになる。
夕呼は武と、武に関わりのある女性全てをリーディング対象外に加えることを提案。それに伴い急に武の観測が不可能になる純夏はどんな悪影響を受けるか不明。
そこで純夏をA-01部隊に編入し、武との緊密な関係を維持できる場を与える運びとなった。

22 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:14:57 ID:0+D201Kg0
【純夏との決着-2】
水月が部隊長になったことに伴い、武は前衛小隊長を任されることに。早速ハイヴのデータをベースにした制圧訓練が行われる。
詳細なデータのお陰でA-01部隊はいきなり良好な成績を叩き出す。
その晩、ささやかな武の昇任祝いのパーティーが開かれ、その場に夕呼は純夏を連れてきて、純夏が補充要員として配属されることになったと告げる。合わせてフォロー役の霞も配属。
夕呼は純夏の正体を偽り、彼女はXG-70専用に育成されてきた衛士であり、大病を患ったせいで体調が不安定だが、操縦技術に関しては一流と説明。
純夏の容態は安定しているようだった。武は部隊の面々を純夏に紹介する。
207小隊の面々の紹介に移ったとき、何故かEXやUL世界で武と恋仲になった彼女達のイメージが自分と相手の頭に浮かぶ。
異変に気がついた武、しかし純夏は極めて平静に部隊の面々に接していた。
異変を報告した武に、夕呼は純夏は極めて通常の人間に近い存在となるまで安定、自分の状態、立場、00ユニットになった経緯を全て理解しているのだと説明。
リーディング能力の制限処置が思わぬ好影響を与えたと夕呼は推測。
部隊での生活が順調に行けば、純夏は社会性をも取り戻すまでに至るらしい。武は改めて純夏を純夏として愛し守っていくことを決意。
その夜、早速武は純夏の部屋までに会いに行くのだが、何故か純夏は余所余所しい態度を見せる。

純夏の合流した訓練がスタート。彼女の合流により部隊は更なる好成績を叩き出す。
純夏は部隊に早速受け入れられたようだが、戸惑いを隠せずにいるようにも見えた。
その夜純夏と会話する武。純夏は武のプレゼントしたサンタウサギをもう持っていられないと言い、武に返そうとする。
武はまだきちんと自分の想いを純夏に伝えていないことを思い出し、はっきりと伝える。
それでも純夏は武を拒絶する。武は純夏に理由を問うが、純夏は只泣くばかりで理由を語ろうとはしなかった。
思わぬ展開に頭を抱える武だが、それでも純夏への想いは変わらないことを改めて確認する。

23 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:20:06 ID:0+D201Kg0
【純夏との決着-3】
次の日、改めて武は純夏と話し合おうと決意。霞によると、純夏は例の丘で悲しんでいるという。
相変わらず武を拒絶する純夏だが、武はこれが最後だからとどうにか引き止める。
武はAL武ではない存在の自分が勝手に想いを押し付けたことを謝罪し、振られるのは構わない、
それでも自分の想いは本物だと改めて伝えるが、
純夏は作り物である自分に惚れた武のことを滑稽でとても見ていられない、
はっきり理由を言わなかったのはそんな武が哀れだったからだと完全に武を拒絶してしまう。
更に純夏は自分にとって最も重要なことはAL4の遂行であり、いちいち自分に構って足を引っ張る武はもう用済み、
夕呼に衛士を解任される運びになるだろうと止めとばかりに宣告し去ってしまう。
完全に純夏に拒絶された武は茫然自失として丘で立ち竦む。そこへ冥夜がやってきた。
冥夜は来る途中で純夏が声を殺して泣きながら歩いているのを目撃したと言う。
純夏の矛盾した態度の理由が分からず混乱する武だが、真相を知るべく純夏の部屋を訪ねる。
武はこれで本当に最後だからと純夏を丘に連れ出す。
武は純夏が何を隠しているのか問う。武は自分の知る限り、
純夏はこっ酷く相手の誠意を踏みにじることができる人間では無く、何故そんな態度を取れたのか不可解に思ったのだと話す。
徐々に動揺を見せ始める純夏。ここぞとばかりに武は畳み掛ける。
そんな武に純夏は本当の自分を知っても武の想いは変わらぬのかと言い、思考投影能力を発動する。

24 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:22:12 ID:0+D201Kg0
【純夏との決着-4】
純夏の能力で見せられた光景は横浜BETAハイヴだった。AL純夏とAL武は共にBETAの捕虜として捕らえられ、
AL純夏を実験材料として使おうとするBETAに抵抗したAL武はAL純夏の目の前でBETAに食い殺されてしまったという。
BETAに連れて行かれたAL純夏はポッドに入れられ、散々陵辱されてしまう。BETAは人間の快楽に関する実験を行っていたらしく、
AL純夏は快楽を感じる部分をあれこれと改造された挙句、最終的に直接快楽を感じる脳髄のみにされてしまったのだった。

光景を見せ終えた純夏は自分のことを心も体も汚れきった作り物だと卑下する。
そんな純夏に武はEX'世界で体験した地獄のような出来事を、
そしてどんなに拒絶しようとも屈せずに自分を救おうとしてくれたEX'純夏のことを話し、
そして今度こそ自分がAL純夏に報いる番なのだと告げる。
EX'純夏のように、例え拒絶されようが忘れられようが、自分だけはAL純夏を全て受け入れ想い続けると誓う武。
純夏はついに武を受け入れる。
純夏の態度の真相は、自分の復讐に武を巻き込みたくなかったこと、
そして元の世界に帰る運命にある武との再度の別れが耐えられそうになかったことが原因と純夏は明かした。
その晩二人はようやく結ばれる。

結ばれた後、目覚めた純夏は「▼奇妙な夢」を見たという。そんな夢のことは忘れろと武はいい、再び純夏は眠りにつく。
その時デフコン2が発動、武は純夏を起こし合流しようとするが、何故か純夏は目を覚まさなかった。

25 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:27:37 ID:0+D201Kg0
【横浜基地防衛戦-1】
夕呼によると、純夏の昏倒は例の如くODLの異常劣化が原因と判明。だがその原因はまたもや不明。
状況の説明を受けるA-01部隊。佐渡島の残存BETA数万もの大群が横浜基地を目指して進撃中。
発見が遅れたのは、BETAが大深度地下を通ってここまでやってきたから。
BETAには帰巣本能があり、最寄の横浜ハイヴが狙われたらしい。
先の佐渡島侵攻で帝国軍も大打撃を受けており、横浜基地に支援を回す余力は殆ど無く、
横浜基地は基地の僅かな戦力で防衛するしかないという絶体絶命の危機に晒される。
部隊の任務は基地でのXG-70と純夏の護衛。
ブリーフィング終了後、武は夕呼に基地最深部90番ハンガーに呼び出される。
そこで武が見たものは、XG-70改良版の人類最終決戦兵器、XG-70d凄乃皇四型だった。
XG-70dは複座型であり、武と純夏の為の機体なのだと夕呼は言う。
これが日の目を見るかどうかは、今日の防衛次第だと夕呼は武を鼓舞する。

侵攻してきたBETAは従来通りの数のみを頼りとした飽和突撃でなく、観測史上初めての高度な作戦を展開するという驚異の進化を遂げていた。
為す術なく前線を崩壊させる国連軍、BETAはあっさり基地まで到達してしまう。
基地での戦闘も圧倒的なBETAの物量の前に劣勢が続き、基地表層はあっさり壊滅、BETAの基地内部への侵入、続いてメインシャフトへの侵入までも許してしまう。
もはや打つ手なしかと思われたその時、純夏が突如覚醒、BETAに関して判明した新事実を司令室の夕呼達に告げる。

26 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:33:25 ID:0+D201Kg0
【横浜基地防衛戦-2】
それを受け、夕呼はBETAの目標である「▼反応炉」の停止をA-01部隊に命じる。
反応炉はBETAの活動エネルギー源であり、動力補充さえ止められれば、BETAは数時間以内に停止すると言うのだ。
反応炉制御装置には遙達α3が向かうことになり、武と水月のα2が反応炉周辺のBETA殲滅をすることになった。
反応炉で武達が見たものは、BETAが直接反応炉に取り付きエネルギー補給をしている光景。
遥は無事制御装置に到着。部屋にいたBETAを殲滅した武達だったが、反応炉が停止コードを受け付けないというトラブルが発生。
BETAによる断線が原因。補修作業が終わり、反応炉への停止コードも無事起動。
しかしその時点で、既に通路内部にBETAは侵入しており、遙は守備隊もろとも惨殺されてしまい、装置も破壊され作戦失敗。

一方その頃、囮として起動されていたXG-70ML機関の存在する90番ハンガーに殺到していたBETAは隔壁を突破、
守備に当たっているA-01部隊+月詠達α1との戦闘が開始された。
戦闘の最中、α3の全滅の知らせが入る。姉の死にショックを受けた茜は操縦ミス、機体を破壊されてしまう。
この時点でα1α2はBETAの施設破壊のせいで、司令部との交信不能状態に陥る。
水月は「▼S-11」を渡すよう武に言い、自分が反応炉の爆破を担当するので、
武が直接ML機関の停止を通達しに上層に戻れと命令。
ML機関の停止により、BETAは反応炉に殺到する筈であり、十分引付けてまとめて爆破しようという作戦である。

28 名前:マブラヴオルタネイティヴ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 13:37:42 ID:0+D201Kg0
【横浜基地防衛戦-3】
茜機の撃墜で混乱状態に陥る委員長。彼女も操縦ミスで危機に陥るが、そこに現れた武によってどうにか危機を脱出。
しかしこの時点でXG-70には大量の小型BETAが取り付いており、
停止作業をしていた風間機はBETAの攻撃で倒れたXG-70に巻き込まれ戦闘不能に陥ってしまう。
不幸中の幸いで、倒壊によりML機関は停止していた。
BETAは反応炉目掛けて一斉に移動を開始、α1は掃討に入る。武は単独で水月の支援に戻る。
彩峰は宗像とコンビで風間の救出作業に当たるが、残骸撤去作業中、紛れ込んでいたBETAに攻撃され宗像機は大破してしまう。
水月は遠隔操作でS-11を起爆しようとするが、何故かBETAによりタイマーが破壊されてしまい不可。
最後の手段として、水月は自爆を決意、助けにきた武に生還するよう言い残し反応炉に戻っていった。

水月の犠牲により反応炉の破壊は成功、BETAの襲撃は停止した。
防衛戦で基地人員の半数が死亡、戦術機はほぼ全滅、XG-70dはどうにか無事。残存BETAは朝鮮半島ハイヴへと離脱。
2006年12月08日(金) 18:40:44 Modified by luc001




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