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水夏

47 :水夏 :2005/05/22(日) 11:33:34 ID:Z8qP0DER
注意:夢野久作のドグラ・マグラからの引用が多い。

●水夏1章
過去の話
 夫婦喧嘩に巻き込まれて母の実家―常磐村にきた主人公・風間彰。そこで水瀬の伊月・小夜の双子姉妹に出会う。伊月の方が弱々しいのもあって彼女の方をよくかまうが、これが小夜の嫉妬を買う。水瀬夫婦は特に父がアル中で仲が悪く、よく喧嘩していた。
 子犬を拾いモヨ子と名づけるが、これが死んでしまう。伊月は家にある死体の再生を描いた巻物と、埋めたモヨ子が消えていた(実は彰が移し変えた)があいまって、特定の状況で死んだ物は生き返るという幻想を抱く。
 彰が帰るその日、伊月と小夜は揉めていた。プレゼントをどっちが渡すか、というところで。伊月は無意識的に小夜を石段から突き飛ばした。

現代の話
 また夫婦喧嘩から常磐村にきた彰。神社で巫女になっている伊月に出会う。小夜と彼女の母が死んでいる事を知る。
 (甘々な日常)
 伊月が自分の父が神社で穴を掘っているところを発見、そこでふたり分の白骨を発見する。母と小夜の。そして伊月は「自分が死ねば小夜は生き返る」と言う。
 彰は祖母から、水瀬伊月は病院で昏睡状態であると言われる。彰は伊月が生霊ではないかと推測する。
 全てを察した伊月は彰に事の次第を説明する。

過去の話
 酔って母を殺した水瀬の父は、神社で自分の伊月を発見し、口封じに殺し、埋める。帰りに石段の下で血まみれの小夜を発見し病院に運ぶ。アル中で双子の見分けのつかない彼は、その小夜と伊月を取り違える。

現代の話
 つまり、伊月は幽霊だった。そして消える。
 病院で長年昏睡状態だった小夜は目を覚まし、彰と会う。彰は正体を明かさず、ふたりはそのまま別れる。

48 :水夏 :2005/05/22(日) 11:34:16 ID:Z8qP0DER
●水夏2章
 画家・律の娘・白河さやかとその後輩で律の弟子である主人公・上代蒼司。律は死体画家であり、ひまわり畑で死につつある妻を放置してその絵を描いた。それでさやかの恨みをかい、彼女はひまわり嫌いになる。
 (甘々な日常。Hとか…、さやかに勉強教えてあげたり)
 さやかが変な男に狙われており、それを未然に防ごうとする蒼司だが負ける。律が登場し、そいつらを蹴散らす。
 律が娘を殺し、その絵を書こうとしているのではないかと蒼司は疑い出す。白河邸に向かう最中、先の暴漢に腹を刺される。
白河邸につくと睡眠薬で眠るさやかと、その絵、そして死んだ律を発見する。律の遺書に寄れば、彼は不死の病であり、妻もそうであった。
彼女の絵を描いたのは、彼女自身が望んだ事であり、彼は妻も娘も心から愛していたと。

49 :水夏(ラスト:2005/05/22(日) 11:35:34 ID:Z8qP0DER
●水夏3章
良和と透子の話
 主人公・征木良和(養子)、恋人・京谷透子、妹・征木茜、良和の精神科の主治医であり透子に片思いをする・若林鏡太郎
 茜の仲立ちで透子と恋人になった良和。透子は引っ込み思案で天然マゾ系の女性。茜は水泳好きのボーイッシュ系。
 良和は最近心因性のインポになやむ。最近、妹が気になって仕方ない。とりあえず、普通の日常が過ぎていく。
 
 透子がデートの時に急用が出来、茜と遊びに行く事になる。海にいくが、彼女が溺れかける。
 茜が足をくじき、次の競技会に出場できなくなる。ヤケになったらしい茜が良和に迫る。

 一方、記憶喪失で病院に運び込まれた「アカネ」は二宮医師の看護を受ける。ふたりは色々なことを会話する。
戦争経験のある二宮は人を信用しないといい、アカネは真実の愛はあるという。
 アカネは記憶を取り戻す。自分は茜であると。そして、常磐村につくと鏡太郎に出会う。
 鏡太郎は全てを語る。良和に迫った茜はしかし投身自殺を図る。これが良和の精神を不安定にさせた。透子と鏡太郎は彼に正気を取り戻させるため一計を案じ、透子がリボンをつけると、良和には茜に見えるように暗示をかけた。
透子は良和が茜を抱いたか否かを気にかけ、茜の一週間を追って行動し、いったいどっちに転ぶか身をもって知ろうとした。
だが、茜以外は誤解をしていた、茜が透子が好きなのだった、かなわぬ夢と諦め水泳に打ち込んだが、事故で水泳に絶望、良和をたぶらかし透子と仲違いさせようとしたのだ。
 良和は茜を自殺させた負い目がある。前は拒絶されたが、今ならば彼は透子ではなく茜を選ぶのではないかと期待する。

(分岐:透子トゥルー、茜バッド)


○透子
 (透子が化けた)茜を拒絶する良和、直後、透子はリボンを解き、本来の姿になる。そして、全てを解説した、それを目撃した茜は失望し、去っていく。
 鏡太郎がさらに詳細を説明し、彼の私見を付け加える。透子は見た目以上に腹黒い女性であり、事あるごとに茜と良和の仲を裂こうとし、茜を良和にけしかけ、良和が拒絶し、茜が失望するというのは、彼女の仕掛けたシナリオだったのだと。
 透子は良和に言う。「ふたりきりね」と。良和は自分が透子の手の上で踊っている事を知り、しかし、透子は自分を愛しているのならばそれでも構わないと決意する。

50 :水夏:失礼、こっちが本当のラスト:2005/05/22(日) 11:37:45 ID:7JEDJq1Q
○茜
 (透子が化けた)茜を抱く良和。透子は失意のうちに本来の姿に戻る。それを見、ふたりの仲が決定的に裂かれたと見た茜は包丁で良和を刺す。

 二宮医師は茜から手紙を貰い常磐村に向かう。そこには、鏡太郎の暗示で茜と良和を取り違えた透子と、良和の演技をする茜がいた。
 その歪な姿に、しかし両者が幸せである事を悟った二宮は、それこそ真の愛ではないか、なんて幸せなのだと思い、去っていく。


●千夏の話
 一章で伊月ではなく小夜が生きていたのも、二章でさやかが生き律が死んだのも、三章で茜が記憶を失いつつ一命を取り留めたのも、千夏という女性の差し金だったことが語られる。千夏は四章で重要な役割を担う。

51 :名無しさん@初回限定 :2005/05/22(日) 11:41:37 ID:7JEDJq1Q
追記:無印水夏準拠
PS版、AS+は二章にもう1ヒロイン追加されている


725 :水夏4章 1/3:2005/05/01(日) 00:45:32 ID:y4vpkGyZ
(水夏A.S+に準じています)
主人公の稲葉宏は父親が危篤だというため故郷の常盤村に帰省していた。
また、宏には華子という姉と、ちとせという妹がいる。(母は既に死亡)
ちとせは心臓に障害があり、近々手術を受ける予定でいた。
(ちなみに華子は他の章で出てくる「千夏」と姿がそっくりだが、なぜかは後述)
ある夜、主人公は神社で名無しの少女と、言葉を話すアルキメデスというぬいぐるみと出会い、
成り行きで旅館に一緒に泊まることになる。
彼女は、自分の名前が思い出せない。さらに、病弱なようで時々寝込んでしまう。

宏は、人の顔のようなものが出てくる不気味な夢を見るようになる。
名無しの少女はちとせと仲良くなり、よく遊ぶようになる。
ある日、父親が死ぬ。家庭の事情で宏はずっと施設にいたこともあり、特に悲しくは無かった。
旅館に帰ると、名無しの少女が見当たらない。彼女は神社にいた。
「なんでもっと悲しまないのか」と宏を半ば責める。その後、旅館の女将も交通事故で亡くなってしまう。
そして名無しの少女は、自分は死神なのだと告白する。
とはいえ、自分の意思で魂を刈り取るのではなく、あくまで死に行く魂の運び手でしかなかった。

それでも、宏は名無しの少女を拒絶せず、今までどおりに接していこうとする。
話では、これから死ぬ人、あるいはこれから死ぬ人に親しい人にしか彼女の姿は見えないのだという。
彼女は断定はしなかったが、どうやら、ちとせが死ぬようなのだ。
また、彼女は忘れ物を捜しているようだが、それが何かは彼女にも分からない。
元々病弱だったのが、時々体から力が抜けたようになり、それは段々悪化していく。
ちとせの手術が近づき、アルキメデスはちとせの元に残ると言う。


726 :水夏4章 2/3:2005/05/01(日) 00:51:08 ID:y4vpkGyZ
宏は過去のことを思い出す。
宏と名無しの少女は過去にも会っていて、母の病気の回復をカカシに願っていた。
それでもやはり母の死は免れなかった。名無しの少女の話から彼女が死神だと分かって彼女を責め、
ついカッとなって走り回った宏は交通事故に遭ってしまう。

手術の2日前。千夏が宏の前に現れ、ちとせを助ける方法があるという。
ただし、名無しの少女を犠牲にしなければならない、とも。宏は選択を迫られる。

夏祭りEND
名無しの少女は自分の命を半分あげることで、宏を治していた。(1つめの忘れ物)
名無しの少女が病弱なのと、主人公が悪夢を見ていたのはその為だった。
(悪夢は死者が名無しの少女を責めたてるもので、本来彼女が見るべき夢)
そして、千夏は名無しの少女がかつて失った、心の一部だった。(2つめの忘れ物)
華子に体を貸してくれるよう頼み、彼女はあっさり了承していた。

宏と名無しの少女は結ばれるが、それでも彼女はちとせの魂を運ばねばならず、病院に行く。宏は必死で後を追う。
しかしアルキメデスがちとせに命を渡していたためちとせは助かる。
宏と名無しの少女が神社に行くとそこには千夏がいた。
千夏が光を出すと舞台はいきなり昭和20年になり、宏の祖父、春樹が現れた。
春樹も名無しの少女と出会っていた。(この時が彼女の初仕事)
2人が結ばれたことで宏から名無しの少女に命が逆流する。
千夏が光(1章〜3章で集めた3つの逝き場のない愛情)を出し、3人は光に包まれる。

夏祭りで、人間になった名無しの少女と華子とちとせと宏は楽しく遊ぶ。


727 :水夏4章 3/3:2005/05/01(日) 00:54:44 ID:y4vpkGyZ

お土産END(ちとせを選ぶ)
宏は自殺する。
病院内で千夏は光を使い名無しの少女を消そうとする。
しかし千夏が望んだ世界の中で、(背景は常盤村)
宏が千夏を止める。ちとせがやって来て、千夏を「また遊べるから泣かないで」と慰める。
村を散歩し、「お土産のスイカ買ってきたぞー」と家に戻った華子を
名無しの少女、宏、ちとせが出迎える。(どうなったのか良く分からない)

閉幕(続きっぽいので一応)
名無しの少女はちとせと一緒に学園に行くことになったので、何か名前をつけなきゃいけない。
宏、ちとせ、名無しの少女の3人であーでもないこーでもないと考えた挙句
ちとせ「『水夏』なんてどうかな?」
名無しの少女「よし、今からボクの名前は水夏だ!」


※アルキメデスは姉が、病気の妹(=名無しの少女)に贈った物。
※名無しの少女の名前は「この国の言葉では、口では言えない」名前。


57 :名無しさん@初回限定 :2005/05/22(日) 20:14:31 ID:vrgyeiAG
水夏おまけ

ビジュアルファンブックのショートストーリーでわかるキャラのその後。

 結局小夜と再会して名前を名乗る羽目になる。

 小夜はさやか先輩の屋敷に居候することになる。

後はわかんね。ファンブックも手放しちゃったし。あれ、惜しいことしたかなー(w

59 :名無しさん@初回限定 :2005/05/22(日) 21:26:40 ID:B+F1kYIT
俺も手放しちゃったんだが、
蒼司とさやかがハンバーガーショップいって蒼司の妹と鉢合わせする話と
名無しの帽子とったらネコ耳が…って話があったような。

78 :水夏A.S+補足 :2005/05/23(月) 21:24:00 ID:lNwE/hGx
2章若林美絵ルート
彼女は3章で出てくる精神科医・若林鏡太郎の妹。
蒼司はいきなり商店街で美絵に告白されてキスする。
美絵の家で一家団欒の食事をしたりする。
自分に絵を描くきっかけを与えたのは美絵だったことを思い出す。
美絵は、母は既に死んだものと思っていたが、実際は
病院で死の床に伏していた。死ぬ直前、千夏の術で二人は言葉を交わす。

0章
主人公の三柴亮介は何かの病に冒されている。家を抜け出し、常盤村に着く。
草原で名無し(本編の名無しの少女とは異なる)と会い、旅館に泊まることに。
彼女も外見以外、役割などは本編の名無しの少女と同じ。
亮介の母は亮介の中に恋人の理想像を見ていて、
母はその人の元へ行くため自殺した。
亮介も、名無しの中に母を見ていた。名無しも、亮介の中に死者を見ていた。
亮介は村に来た父に車で連れ戻されるが、父は母を憎んでいて、
亮介に渡していた薬は毒薬だったという事を知り、再び家を出る。
(バッドEND)
母が大好きな亮介は、母の元へ行って一つになるため、ナイフで首を切る。
(トゥルーEND)
「死にたがり」の自分と決別。そして互いの中に
他人同士を見るような関係をやめるため、名無しともお別れ。
数年後、草原で名無しと再会する。

80 :水夏A.S+補足 :2005/05/23(月) 21:27:00 ID:lNwE/hGx
夏休みのクリスマス
(2章さやかEND後)
上代萌(蒼司の妹)は財布をどこかに落としてしまった。
神社にいた三田と名乗る赤い服を着た少年と探すことに。
彼は萌が以前描いて破り捨てた絵が具現化した存在だった。
欲しいものをあげるといい、萌は「兄様」を望んだ。
だが、蒼司はさやかのことを忘れていた。
萌は願いを取り消し、お金を望んだ。
三田は消え、萌が蒼司とさやかの背中を追いかけていくところで終わり。

外伝・始まり
名無しの少女がまだ人間だったころ。
死神の女性が名無しにぬいぐるみをプレゼントする。
そして名無しは鎌を作り、ぬいぐるみに持たせる。
なぜかぬいぐるみに命が宿る。
彼女は、人を好きになるという事がどんな事なのか知りたいため、
死神になることを選んだ。
そしてこれから彼女は死神としての第一歩を踏み出す。
2006年12月06日(水) 17:28:40 Modified by luc001




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