SWAN SONG
185 :SWANSONG◇l1l6Ur354A:2005/08/03(水) 12:20:52 ID:ATCthtYG
尼子 司・・・天才指揮者の息子で天才ピアニスト。右手を過去の事故で負傷しピアノを弾けなくなる。現在普通の大学生。
田能村 慎・・・剣道一家の息子。皆のまとめ役でありながら、溢れるユーモアで場を和ませる。
鍬形 拓馬・・・いわゆるオタク。いつもおどおどしており、そんな自分を変えたいと思っている。柚香に惚れている。
八坂 あろえ・・・自閉症の子。司が途中で見つけ保護した。ばらばらの物を組み上げる遊びがお気に入り。
佐々木 柚香・・・大学生。子供の頃ピアノの発表会で司に会い、あまりの実力差に打ちのめされる。ついでに惚れている。
川瀬 雲雀・・・柚香と同じ大学の学生。江戸っ子みたいなはっきりした性格。
乃木 妙子・・・大智の会の宗主であり竜華樹。実は司の実妹。
街を震度9以上の地震が襲った。
見る影も無く損壊した街、降り続ける雪。
司はひとまず避難場所を探す事にする。
そこで倒壊した家の下敷きになっている人を見つける。
自分はもう駄目だから、妹のあろえを連れて行って欲しいという。
司はあろえを連れ廃墟を歩き続け、ぼろぼろの教会にたどり着く。
そこには先客がいた。男は田能村と名乗り同じく避難してきていたという。
さらに3人(鍬形、柚香、雲雀)が現われ、みんなで一緒に行動する事になる。
一晩明け、外の景色を見てみると以前とは激変していた。
目の前は全て雪が覆い尽くし、その先は見たこともない広大な沼が広がっていた。
一同は他の生き残った人と合流するためイカダを作り沼を渡ることにする。
186 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:21:40 ID:ATCthtYG
無事、沼を渡ると警官らしき人と接触。しかし様子がおかしい。
突如襲ってきた警官を田能村が倒し、奥を検めると無残に散らかされた女性の死体が。
街はもはや無法地帯となっていたのだった。
先の警官の仲間が戻ってきたので逃げ出す一同。
次は病院を目指すことに。
そこには協力しあい怪我人を救助する人達がいた。
そこで近くに避難者が集まっている学校があると知らされる。
今後をその学校で過ごす事に決め、各自仕事の手伝いをしながら学校での生活を始める。
そうして過ごす内、学校のリーダーである飛騨から燃料泥棒が出るらしいとの噂を聞く。
田能村と鍬形が見張りとして立つが、鍬形は影に隠れて、現われた犯人を捕まえようと言う。
あまり乗り気ではない田能村だったが渋々了承する。
そうして現われた犯人を根城まで追跡すると、そこでは腹を割かれ四肢を切断され陵辱されつくした女の死体の山があった。
そして今も少女が脅され、犯されている。
鍬形は自分を抑えきれず突入し、一人の腹を棒で突き刺す。
田能村も続いて残り二人を取り押さえる。
見事犯人を捕まえて戻った二人だが、学校側の反応は困惑していた。
犯人の処遇についてだが、彼らの罪は本来なら死刑に値する。
しかし学校には犯人を拘留する施設も設備も無いし、かといって私刑で殺すわけにもいかない。
結局結論が出ぬまま監禁していた所を脱走されてしまう。
犯人は柚香を人質に取り逃走し、柚香を犯そうとする。
そこへ追ってきた司が犯人を斧で叩き殺す。
187 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:22:50 ID:ATCthtYG
この件で学校の執行部は残りの犯人の放置、すなわち見殺しを決定。数日後二人は死亡する。
今後このような事件の対応組織として、飛騨は田能村をリーダーとした自警団を発足させる。
また、鍬形は以前のおどおどしい自分を捨て、皆を守る強い人間になろうとする。
そうした時、新しい情報が入ってくる。
先の事件で保護した少女が以前生活していた大智の会という宗教組織のことだ。
大智の会は竜華樹という宗主が、地震を予知し、寺に信者を逃げ込ませ、多数の人が生き延びたという。
早速、飛騨は協力体制を取ろうと田能村たちを使者として送る。
しかし、寺についた田能村たちが見たのは、学校につく前襲ってきた警官たちだった。
大智の会では、たとえ人殺しであろうと竜華樹が許せば寺で生活できるという。
そんな連中とは生活できないとして協力路線は中止。互いに不干渉とする。
だが些細ないざこざにより怪我人が出たことから一気に対立関係へ。
病気で倒れた飛騨に変わり、新リーダーになった田能村は、なんとか事態を収めようとするが鍬形達、過激派の暴走により収拾不能に。
血で血を洗う報復合戦となり、外は出歩くだけで危険な状況になっていた。
そんな中、あろえが一人で外へ飛び出してしまう。
司が探しに出るが、雪に埋もれた溝に足を取られ生き埋めになってしまう。
そんな司とあろえを助けたのは大智の会だった。
188 :名無しさん@初回限定 :2005/08/03(水) 12:31:26 ID:ATCthtYG
竜華樹は、司が生き埋めになったその時、その場所に現われた人と自分が子供を成せば、
そこに弥勒菩薩が下生すると言い関係を迫る。
そんな馬鹿げた話は聞けないと断るが、足の怪我もあり暫くは大智の会で生活することに。
一方、学校側では病に伏せていた飛騨が死んでしまった。
不自然な死を疑問に思う田能村は、部屋に捨ててあった注射器から他殺である事を知る。
そして鍬形が現われ、飛騨を殺した犯人として田能村を処分すると言う。そういう筋書きなのだ。
田能村は襲ってくる仲間を殺し包囲網を突破、雲雀を連れ学校を去る。
しかし、柚香は司やあろえが帰ってくるのを学校で待つ。
田能村が居なくなった事で鍬形達の非道性はエスカレート。
捕虜を公開処刑したり、敵をおびき出す為の餌として残虐な作戦を使う。
そうして、大智の会の寺を制圧。竜華樹たちは逃げ出す。
自分の業に耐えられなくなった竜華樹は予知がインチキである事を信者達に話す。
地震予知も政府高官から事前に聞いたことだった。
怒る信者達は竜華樹を学校に差し出すことで敵に下る。
一方、別に逃げていた司とあろえは最初の教会に辿り着く。
そこには学校から去った田能村と雲雀が居た。
田能村から学校の現状を聞いても、柚香の為に学校へ戻ると言い張る司。
そこへ鍬形達が追ってくる。
189 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:32:08 ID:ATCthtYG
田能村は一人残って罠を張り鍬形達を待ち受ける。
しかし、鍬形の毒ガスでいぶりだされた田能村は一か八か相手に斬り込む。
暫くして教会に戻った司が見たものは、壁に突き刺さった折れた刀と、田能村らしき肉塊だった。
沈んだ面持ちで逃げる司達は隣町から来たという使者団と接触する。
彼らはこの街の人達と交渉し協力関係を築きたいのだという。
今の学校を考えるとそれは難しく、司達も同行し鍬形を説得することに。
しかし、鍬形は司達を裏切り者と言い放ち拘束。あろえ一人だけ逃げさせる。
もはやヤリタイ放題の鍬形は雲雀を輪姦し、司の左腕を切断。その腕を柚香に見せつける。
監禁された司達だったが、雲雀が田能村からもらっていたマスターキーで脱出。
鍬形達に不満を持つ反対派を決起させ、自警団と衝突。炎上する学校。
柚香を探す司は、校舎の中で彼女と鍬形を発見。
説得するも、聞く耳持たない鍬形は柚香を襲う。
そこに突然、前回以来の大きな地震が起こる。
気がつくとそこには崩れた学校と柚香、司の二人だけだった。
皆は死んでしまったのだろうか。
上を見ると地震から一度も晴れたことの無い空に太陽が見えていた。
190 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:38:15 ID:ATCthtYG
二人は教会を目指す。
柚香を助けたら雲雀たちと教会へ、そういう約束をしていた。
教会に着いても雲雀の姿は無かったが、以前は崩れていたキリスト像が復元されていた。
きっとあろえが居るのだと辺りを探すと、瓦礫に押しつぶされ死んでいるあろえが居た。
少し泣いた後、柚香は自分の醜い本心を語り始める。
処女のふりをしていたが実際は複数の男と遊んでいたこと。その方が男は喜ぶから。
別に司のことを好きではないこと。ただぐちゃぐちゃにしてみたかっただけ。
どうせ司はもうすぐ死ぬから教えていること。
しかし司はそんな彼女でも素晴らしい、と言う。
柚香はそんなのは奇麗事、こんな自分が生き残っても仕方ないと言う。
だがそれでも司は、生きているだけで人間は素晴らしい、と言い切る。
俯き泣きじゃくる柚香。
司はどうしてここにピアノが無いのかと思う。
自分のピアノは凄いのだ。
きっと今ならば最高の演奏が出来る。
そうすれば彼女も笑ってくれるのに・・・。
空には青空が広がり、まぶしい太陽があった。
191 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:48:53 ID:ATCthtYG
まずはゴメン。徹夜が悪いんや。('A`)
さて、コレは通称青空エンドで、ハッピーエンド的なヒマワリエンドがあります。
田能村×鍬形で田能村が生き残った場合、鍬形を捕虜にして隣街の使者を引き連れ学校側と和解。
皆が生き残り生活も安定、雪が溶け出したころ雲雀がヒマワリを植えようと言い出す。
こんな地域にヒマワリが咲くはず無いと思う司だが、咲いたらいいなと思い賛同する。
現実か幻か分らないが一面ヒマワリの街の絵でエンド。
結局なんで救助がこないのかは不明。
ああ、僕はもう疲れたよ。なんだかとっても眠いんだ。_| ̄|○
241 :SWANSONG追記 ◆l1l6Ur354A :2005/08/04(木) 00:53:11 ID:egi4HrSB
柚香が本音を言えなくなったのは過去のピアノ発表会が原因
昔はもっと自信家で、今日の発表会の主役は自分だと司に話す
そして司の出番が来るが衣装を汚してしまう
司は柚香にドレスを貸せ、そうするのが当然だ、僕に演奏させないのは音楽界の損失だ、と無理矢理迫る
ムッときた柚香はドレスを貸す
女の衣装で演奏し笑い者になれば良いと思った
しかし、司の演奏は桁外れに素晴らしく、誰もが絶賛する
柚香は自信を無くして辞退
それ以来、感情を閉ざし、本心とはかけ離れた当たり障りのないことしか言えなくなる
あと、司はドレスを返しに行く途中事故に遭い、右手の機能を失う
尼子 司・・・天才指揮者の息子で天才ピアニスト。右手を過去の事故で負傷しピアノを弾けなくなる。現在普通の大学生。
田能村 慎・・・剣道一家の息子。皆のまとめ役でありながら、溢れるユーモアで場を和ませる。
鍬形 拓馬・・・いわゆるオタク。いつもおどおどしており、そんな自分を変えたいと思っている。柚香に惚れている。
八坂 あろえ・・・自閉症の子。司が途中で見つけ保護した。ばらばらの物を組み上げる遊びがお気に入り。
佐々木 柚香・・・大学生。子供の頃ピアノの発表会で司に会い、あまりの実力差に打ちのめされる。ついでに惚れている。
川瀬 雲雀・・・柚香と同じ大学の学生。江戸っ子みたいなはっきりした性格。
乃木 妙子・・・大智の会の宗主であり竜華樹。実は司の実妹。
街を震度9以上の地震が襲った。
見る影も無く損壊した街、降り続ける雪。
司はひとまず避難場所を探す事にする。
そこで倒壊した家の下敷きになっている人を見つける。
自分はもう駄目だから、妹のあろえを連れて行って欲しいという。
司はあろえを連れ廃墟を歩き続け、ぼろぼろの教会にたどり着く。
そこには先客がいた。男は田能村と名乗り同じく避難してきていたという。
さらに3人(鍬形、柚香、雲雀)が現われ、みんなで一緒に行動する事になる。
一晩明け、外の景色を見てみると以前とは激変していた。
目の前は全て雪が覆い尽くし、その先は見たこともない広大な沼が広がっていた。
一同は他の生き残った人と合流するためイカダを作り沼を渡ることにする。
186 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:21:40 ID:ATCthtYG
無事、沼を渡ると警官らしき人と接触。しかし様子がおかしい。
突如襲ってきた警官を田能村が倒し、奥を検めると無残に散らかされた女性の死体が。
街はもはや無法地帯となっていたのだった。
先の警官の仲間が戻ってきたので逃げ出す一同。
次は病院を目指すことに。
そこには協力しあい怪我人を救助する人達がいた。
そこで近くに避難者が集まっている学校があると知らされる。
今後をその学校で過ごす事に決め、各自仕事の手伝いをしながら学校での生活を始める。
そうして過ごす内、学校のリーダーである飛騨から燃料泥棒が出るらしいとの噂を聞く。
田能村と鍬形が見張りとして立つが、鍬形は影に隠れて、現われた犯人を捕まえようと言う。
あまり乗り気ではない田能村だったが渋々了承する。
そうして現われた犯人を根城まで追跡すると、そこでは腹を割かれ四肢を切断され陵辱されつくした女の死体の山があった。
そして今も少女が脅され、犯されている。
鍬形は自分を抑えきれず突入し、一人の腹を棒で突き刺す。
田能村も続いて残り二人を取り押さえる。
見事犯人を捕まえて戻った二人だが、学校側の反応は困惑していた。
犯人の処遇についてだが、彼らの罪は本来なら死刑に値する。
しかし学校には犯人を拘留する施設も設備も無いし、かといって私刑で殺すわけにもいかない。
結局結論が出ぬまま監禁していた所を脱走されてしまう。
犯人は柚香を人質に取り逃走し、柚香を犯そうとする。
そこへ追ってきた司が犯人を斧で叩き殺す。
187 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:22:50 ID:ATCthtYG
この件で学校の執行部は残りの犯人の放置、すなわち見殺しを決定。数日後二人は死亡する。
今後このような事件の対応組織として、飛騨は田能村をリーダーとした自警団を発足させる。
また、鍬形は以前のおどおどしい自分を捨て、皆を守る強い人間になろうとする。
そうした時、新しい情報が入ってくる。
先の事件で保護した少女が以前生活していた大智の会という宗教組織のことだ。
大智の会は竜華樹という宗主が、地震を予知し、寺に信者を逃げ込ませ、多数の人が生き延びたという。
早速、飛騨は協力体制を取ろうと田能村たちを使者として送る。
しかし、寺についた田能村たちが見たのは、学校につく前襲ってきた警官たちだった。
大智の会では、たとえ人殺しであろうと竜華樹が許せば寺で生活できるという。
そんな連中とは生活できないとして協力路線は中止。互いに不干渉とする。
だが些細ないざこざにより怪我人が出たことから一気に対立関係へ。
病気で倒れた飛騨に変わり、新リーダーになった田能村は、なんとか事態を収めようとするが鍬形達、過激派の暴走により収拾不能に。
血で血を洗う報復合戦となり、外は出歩くだけで危険な状況になっていた。
そんな中、あろえが一人で外へ飛び出してしまう。
司が探しに出るが、雪に埋もれた溝に足を取られ生き埋めになってしまう。
そんな司とあろえを助けたのは大智の会だった。
188 :名無しさん@初回限定 :2005/08/03(水) 12:31:26 ID:ATCthtYG
竜華樹は、司が生き埋めになったその時、その場所に現われた人と自分が子供を成せば、
そこに弥勒菩薩が下生すると言い関係を迫る。
そんな馬鹿げた話は聞けないと断るが、足の怪我もあり暫くは大智の会で生活することに。
一方、学校側では病に伏せていた飛騨が死んでしまった。
不自然な死を疑問に思う田能村は、部屋に捨ててあった注射器から他殺である事を知る。
そして鍬形が現われ、飛騨を殺した犯人として田能村を処分すると言う。そういう筋書きなのだ。
田能村は襲ってくる仲間を殺し包囲網を突破、雲雀を連れ学校を去る。
しかし、柚香は司やあろえが帰ってくるのを学校で待つ。
田能村が居なくなった事で鍬形達の非道性はエスカレート。
捕虜を公開処刑したり、敵をおびき出す為の餌として残虐な作戦を使う。
そうして、大智の会の寺を制圧。竜華樹たちは逃げ出す。
自分の業に耐えられなくなった竜華樹は予知がインチキである事を信者達に話す。
地震予知も政府高官から事前に聞いたことだった。
怒る信者達は竜華樹を学校に差し出すことで敵に下る。
一方、別に逃げていた司とあろえは最初の教会に辿り着く。
そこには学校から去った田能村と雲雀が居た。
田能村から学校の現状を聞いても、柚香の為に学校へ戻ると言い張る司。
そこへ鍬形達が追ってくる。
189 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:32:08 ID:ATCthtYG
田能村は一人残って罠を張り鍬形達を待ち受ける。
しかし、鍬形の毒ガスでいぶりだされた田能村は一か八か相手に斬り込む。
暫くして教会に戻った司が見たものは、壁に突き刺さった折れた刀と、田能村らしき肉塊だった。
沈んだ面持ちで逃げる司達は隣町から来たという使者団と接触する。
彼らはこの街の人達と交渉し協力関係を築きたいのだという。
今の学校を考えるとそれは難しく、司達も同行し鍬形を説得することに。
しかし、鍬形は司達を裏切り者と言い放ち拘束。あろえ一人だけ逃げさせる。
もはやヤリタイ放題の鍬形は雲雀を輪姦し、司の左腕を切断。その腕を柚香に見せつける。
監禁された司達だったが、雲雀が田能村からもらっていたマスターキーで脱出。
鍬形達に不満を持つ反対派を決起させ、自警団と衝突。炎上する学校。
柚香を探す司は、校舎の中で彼女と鍬形を発見。
説得するも、聞く耳持たない鍬形は柚香を襲う。
そこに突然、前回以来の大きな地震が起こる。
気がつくとそこには崩れた学校と柚香、司の二人だけだった。
皆は死んでしまったのだろうか。
上を見ると地震から一度も晴れたことの無い空に太陽が見えていた。
190 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:38:15 ID:ATCthtYG
二人は教会を目指す。
柚香を助けたら雲雀たちと教会へ、そういう約束をしていた。
教会に着いても雲雀の姿は無かったが、以前は崩れていたキリスト像が復元されていた。
きっとあろえが居るのだと辺りを探すと、瓦礫に押しつぶされ死んでいるあろえが居た。
少し泣いた後、柚香は自分の醜い本心を語り始める。
処女のふりをしていたが実際は複数の男と遊んでいたこと。その方が男は喜ぶから。
別に司のことを好きではないこと。ただぐちゃぐちゃにしてみたかっただけ。
どうせ司はもうすぐ死ぬから教えていること。
しかし司はそんな彼女でも素晴らしい、と言う。
柚香はそんなのは奇麗事、こんな自分が生き残っても仕方ないと言う。
だがそれでも司は、生きているだけで人間は素晴らしい、と言い切る。
俯き泣きじゃくる柚香。
司はどうしてここにピアノが無いのかと思う。
自分のピアノは凄いのだ。
きっと今ならば最高の演奏が出来る。
そうすれば彼女も笑ってくれるのに・・・。
- まだ柚香は下を向き泣いている。
空には青空が広がり、まぶしい太陽があった。
191 :SWANSONG ◆l1l6Ur354A :2005/08/03(水) 12:48:53 ID:ATCthtYG
まずはゴメン。徹夜が悪いんや。('A`)
さて、コレは通称青空エンドで、ハッピーエンド的なヒマワリエンドがあります。
田能村×鍬形で田能村が生き残った場合、鍬形を捕虜にして隣街の使者を引き連れ学校側と和解。
皆が生き残り生活も安定、雪が溶け出したころ雲雀がヒマワリを植えようと言い出す。
こんな地域にヒマワリが咲くはず無いと思う司だが、咲いたらいいなと思い賛同する。
現実か幻か分らないが一面ヒマワリの街の絵でエンド。
結局なんで救助がこないのかは不明。
ああ、僕はもう疲れたよ。なんだかとっても眠いんだ。_| ̄|○
241 :SWANSONG追記 ◆l1l6Ur354A :2005/08/04(木) 00:53:11 ID:egi4HrSB
柚香が本音を言えなくなったのは過去のピアノ発表会が原因
昔はもっと自信家で、今日の発表会の主役は自分だと司に話す
そして司の出番が来るが衣装を汚してしまう
司は柚香にドレスを貸せ、そうするのが当然だ、僕に演奏させないのは音楽界の損失だ、と無理矢理迫る
ムッときた柚香はドレスを貸す
女の衣装で演奏し笑い者になれば良いと思った
しかし、司の演奏は桁外れに素晴らしく、誰もが絶賛する
柚香は自信を無くして辞退
それ以来、感情を閉ざし、本心とはかけ離れた当たり障りのないことしか言えなくなる
あと、司はドレスを返しに行く途中事故に遭い、右手の機能を失う
2006年12月06日(水) 17:43:16 Modified by luc001