当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

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随想集 2.

名前と命名権

A.

 動物園や牧場は動物の命名権を売ったら結構儲かる気がします。
 牧場は、動物は名前を付けた瞬間に食べることができなくなるという話もありますが。名前を付けて呼びかけると、応答可能性を持った人間と対等の存在になるという話です。


 というわけで女の子の名前を考えてみる。
条件
]存譟4糎譴眄祥慮譴盥イ泙靴ない
○ひまわり
×チューリップ

4音節以下
○ひまわり
×キンモクセイ

4岨にできる
○向日葵
×パンジー

ご岨はできれば1文字がいい。2文字まで許す。
○菫
△薔薇
×山茶花
×曼珠沙華

ヌ昌の最後の音と名前の最後の音は同じにしない。自分の名前で韻踏んでどうする。
×大木 欅
×高橋 女郎花

Δ△泙蠧餤靴粉岨を使わない。らしくない漢字も使わない。
○桜
○葵
○雀
○澪
×篝
×薙
×凪
×菫
×鶫
×蛤
×薔薇

 花や木や果物や鳥で考えてみましたが、条件きα佇に固執すると普通のしか残らないということが判明しました。結局「らしくない」かどうかは名前の漢字として出回ってるかどうかで判断されるので。でも漢字が難しいからといって音の方に執着して平仮名に留めるのも、簡単な字で当てるのも個人的には好きません。
 たくさんのキャラクターの名前を考える必要がある人は大変ですね。
 特にガンダムみたいに多国籍にする場合、「この言語にはこういう名前がある」っていうのはどこでどうやって調べているのでしょう。他言語の固有名詞なんて、一番調べにくいものの一つだと思うんですよ。アメリカ人の名前すら、我々はあやふやじゃないですか。Johnが名字なのか下の名前なのかはっきり答えられる人が、この日本にどれほどいますか? 英語圏の名前ですらこれなんだから、フランスやドイツになるともっとあやふやだろうし、インドやナイジェリアになれば五里霧中もいいところでしょう。フランスでの「田中太郎」的なありふれた名前は何だかあなたに分かりますか?
 ガンダムはどうやったのか、筆者は非常に気になっています。「アムロ・レイ」や「シャア・アズナブル」は、どこかの文化圏に実在する名前なんでしょうか。実在するとしたらどこの文化圏の名前なんでしょうか。そして、その文化圏にそういう名前があるというのは、一体全体どうやって調べたのでしょうか。インド人説っていうのは、ちらっと聞いたことがありますけどね。日本人なら分かるのになあ。ガンダムにも日本人は結構たくさんいるからなあ。ハヤト・コバヤシ、ミライ・ヤシマ、シロー・アマダ、コウ・ウラキ。あと、リュウって、日本人?
 こういうのを調べるのはちゃんとやるとかなり大変なので、大逆転裁判みたいにイギリス人の名前を結構適当につけてしまうというのはありだと思います。あと、宇宙人なら完全に適当で大丈夫です。

B.

 例えば、エロゲーのメーカーがキャラクターの命名権を売ったら、上質なエロゲーほど高く捌けると思います。別にエロゲーに限らず、全ての創作物に言えることです。以下、エロゲーを例に話を進めますが、ピンとこない人は文中の「エロゲー」を「小説」や「映画」に脳内返還してみましょう。

 高く売るには人気の出るクオリティの高い作品を作る必要があります。でも、作り手側の意図としては、そうやって労力をかけた作品ほど自分で名前をつけたいものではないかとも思います。ならば最初に命名権を売って名前をつけてもらってから中身を作り始めるという手も考えられますが、「このエロゲーは売れるから命名権を買うべきである」という営業にある程度の説得力が付与されるほどには中身ができている必要はあるでしょう。命名権の売却収入ありきで製作費の予算を組むような自転車操業ではいいエロゲーができようはないと思います。そんなところは命名権の売却代金だけ受け取ってゲームができる前につぶれるような青息吐息の会社でしょう。

 そのへんはいいとして、売れるエロゲーの作り手がそういうこだわりを捨てて命名権を売った場合に、ソフトバンクちゃんや楽天ちゃんがヒロインとして登場するゲームができるわけです(道楽オタクが個人で買う場合もあるとは思います)。そういうパリーグのペナントレースみたいなストーリーラインのエロゲーができたときに、人はそういう名前のキャラクターにも感情移入できるものなんでしょうか。多分、よほど変な名前でない限り、お話やキャラクターの中身がしっかりしてればきっちりと感情移入できると思います。名前って本来そのくらい恣意的なもんでしょう。
 だから、金策に困ったら命名権を売りましょう。よほど変な名前を付けそうな相手には売らなければいいだけの話です。

 この命名権取引の斡旋仲介が商売として成立しそうな気がする今日この頃です。
 もうあるってか。そうですか。

C.

筆者は、珍しい名字にあこがれています。
置鮎/興梠/三瓶/生天目 など。

 珍しい名字は、読みにくくて覚えにくいので、名前を覚えてもらうことが大事な芸能人は、通常親しみやすくて読みやすい芸名と言うものを設定しています。逆に、そういうことを考えなくていい政治家や、声優さんや、スポーツ選手には、珍しい名字を多々見つけることができます。芸能人でも、おニャン子とAKBは本名でやっているみたいです。なぜだろう。
 自分も珍しい名字が良かったです。でも、下の名前が珍しいので、名字まで珍しいと極端になり過ぎるとも思っています。結果的に、ありふれた名字とありふれてない名前でバランスが取れていると感じていますが、どうせバランスがとれるなら、名字の方が珍しいパターンが良かったです。それこそ、勘解由小路太郎みたいな名前。

 音読みが混じる名字は理想的ですね。特に、重箱読みや湯桶読み。
 東條とか、六角とか、二階堂とか、塀内とか、辻堂とか。

 以下に、筆者が好きな名字の条件をまとめておきます。単純に、珍しい(=その名字を持つ人の絶対数が少ない)のが好きというもんでもありません。
ー尊澆垢襪里論簑仂魴錣任△襦8渋犬靴覆ても、過去に存在したことが確かめられれば良い。
▲僖辰噺、読み方が分からない。特に異体字でもないのに単体で見たことのない漢字を使っていると非常に良い。その漢字が電話で説明しづらい(=未知の部首を使っているくせに訓読みがない)となおよい
 弗蘭(ふらん) 郷右近(ごうこん) など
 筆者が「単体でも見たことのない、かつ電話で説明できない」漢字で名字に使われているのを見たことがあるのは、「夛」である。ソニーのエライ人は久夛良木(くたらぎ)という名字だったが、この漢字を使った別の名字の人が弟の先輩にいた。ただこの漢字は「多」の異体字らしいので、既知の漢字の異体字じゃない字にこういうのがあれば最高である。それこそ、「鼇」みたいなやつ。

2仔匹澆混ざる。 湯桶読み>漢字2文字で全部音読み>重箱読み>漢字3文字以上で音読みが混じる>音読みなし という順で評価が高い
 △諒が優先される条件なので、伊藤/加藤/佐藤/斉藤/後藤のような音読みだけど読める苗字は好きではない。また、△鯔たしていれば音読みがなくても好きになる可能性はある。
 岩合(いわごう)・甘利(あまり)・玉段(たまだん) 湯桶読み
 渡海(とかい)・正力(しょうりき)・臥雲(がうん)・堂故(どうこ) 2文字で全部音読み
 興梠(こうろき)・主濱(しゅはま) 重箱読み
 大儀見(おおぎみ) 漢字3文字以上で音読みが混じる
 置鮎(おきあゆ)・鶏内(かいち) 音読みなし

※剛力とか能年とか貫地谷とかはしっかり音読みが混ざるが、メジャーになりすぎた結果△痢屮僖辰噺、読み方が分からない」という要件を満たさないので、やっぱり筆者にはハマらない。倍賞も。
た瀑鹽でない(=クリエイター的なマインドを持った人が自分で考えたような名字でない)。これは、実在していても厨二的だとダメだということである。
 ×梵(そよぎ)
 ×聖澤(ひじりさわ)
 ×毒島(ぶすじま)
ゲ縄的でない。沖縄的だと´↓を満たしていてもダメである
 ×瑞慶覧(ずけらん)
 ×嘉数(かかず)

 まとめると、筆者が一番好きなのは、実在していて、単体で見たことのない、かつ電話で説明できない(=未知の部首を使っているくせに訓読みがない)漢字(既知の漢字の異体字ではない)を使っていて、湯桶読みで、かつ厨二的でも沖縄的でもない苗字であります。まだこの条件を全て満たす苗字は見たことがないので、探し続けます。


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