高橋維新のページ

　昨今のバイオハザードの流れに沿ってやりました。PS4版を。
　ネット上での評判を見た段階では「リベ2よりはおもしろいんだろうな」と期待していましたが、そうでもありませんでした。メインの舞台は地中海に浮かぶ「クイーン・ゼノビア号」という廃船なんですが、途中で頻繁に違う場所を違うキャラクターで進む展開が挟まるので、ずっとホラーぽかったわけでもないんです。むしろ、クイーン・ゼノビア号以外の舞台は明るめでどっちかというとリベ2や4以降のTPS化したバイオに近かったし。クイーン・ゼノビア号も、旧シリーズバイオの舞台ほど怖くはないんですよね。これは、なぜかよく分かりません。こっちが慣れてしまっただけかもしれません。あるいは、弾薬が結構大量にあってそれなりに戦えるからかもしれません。
　ボリュームも、リベ2とどっこいどっこいだと思います。エピソードは全部で12個あり、全8エピソードのリベ2より数こそ多いですが、1個1個が短めなのです。次のエピソードを始めるたびに前のエピソードのムービーが予告編みたいな感じで編集された映像が入る演出も一緒ですしね。さっき見たものをもう一度見せられても特に感慨もないので、テンポを阻害しているだけだと筆者は思いました。

　まあま、やって損はないですよ。

　あと、レイドモードは強くなればなるほど楽しくなってきます。強くなるまでがひたすらに長いんですけどね。本当に、長いですよ。多分ずっとソロでやっていたらそこに達するまでに100時間以上かかると思います。レベル上限に達していて、ブーストを全部乗っけた強いレア武器と優秀なカスタムパーツを持っている奴以外はお断り、みたいな極端なバランスなんですよね。


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