パーマネントの魅力

昭和中期以降の美容技術の主役、コールドパーマ。それまでの電気パーマ（電髪）に代わって登場したこのパーマネント技術は髪を熱することなく、薬液を操作して髪に自由自在にウェイブをつける点で画期的な技術でした。しかしパーマネントの目的はスタイル作りそのものではなく、各人各様の髪の生え癖を矯正し、ボリュウムをコントロールすることにあったのです。
いわば正確なセットのための地ならしとでもいいましょうか、とにかく硬毛の日本人には必須ともいえるものです。
ですから昭和の美容室では、まずロッドで髪を巻いてパーマネントをかけ、さらにアミカーラーやピンカールで髪を巻いてセットをし、ヘヤースタイルを仕上げました。面倒に思えますが、今も昔もこれこそがおしゃれの王道なのです。

しっかりパーマネントこそ、美しいヘヤースタイル作りのための基本です。

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ツンとくる臭いとともに長い髪がみるみる細いロッドに巻き取られ・・・
頭のかたちに沿って細身のロッドがびっしりが並ぶ様は、うれしくも恥ずかしい、ちょっと不思議な気分。
鏡の前の別人のような自分を見ながらわくわくドキドキ、大人の愉しみ。

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トレイにのったパーマネント用具。上段は鼓型が特徴的な骨ロッド、下段はローラーロッドです。
その右脇にはウェイブクリップも見えます。

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こちらは極細ロッドでパーマネントをかけながらお顔のエステ。女冥利につきますね。

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こちらも極細ロッドで長い髪を巻き上げて。ドキドキ気分も楽しいパーマネント。
ロッドオフ後の見事なウェーブが大変身の予感。女性の特権です。

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コールドパーマ夜明け前

昭和初期、パーマネント・ウェーブは「電髪」と呼ばれていました。その名の通り、髪をロッドで巻き、それを電気で加熱してウェーブを作ったからです。髪が非常に痛む技術だったようですが、当時の女性たちはそんなことは気にしていませんでした。当時最高のお髪のおしゃれがパーマネントだったのですから、女性はこぞって憧れのパーマネントをかけ、女性美を競ったのです。
このころのパーマネントは非常に高価で、美容院でおめかしすることは富の象徴でもあったのです。






そしてコールドパーマの時代へ。

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パーマネントの基本的な施術内容を解説しています。

「パーマについてこれだけは」

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有名美容室でパーマネント

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パーマネント施術例1

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パーマネント施術例２「パーフェクトパーマ」

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パーマネント施術例３「80年代のソフトパーマ」

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こちらはロッドの代わりにピンを使ってかけるパーマネント技法、ピンパームです。

ピンパーム技術１

ピンパーム技術２

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うれし恥ずかしパーマネント

■巻き上がり


■ソリューション（パーマネント液）塗布
美容師さんの「少々冷たくなります」という言葉とともに頭がひやり。ツンとする香りが漂ったらもう後戻りできません。







こちらはロレアルのミニバーグ。普通のパーマとは違う独自のソリューションはミントの香りです。

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■パーマキャップ

ロッドが巻き上がったら、１液を塗布してキャップをかぶってじっと我慢。
ナイロン製の厚手の生地にきれいな花柄などをあしらったものが多かったパーマキャップも、やがて今のような透明の薄いビニールキャップに変わっていきました。こちらはおしゃれ感が感じられず、少し味気ない気がします。





パーマ液の作用を安定させるためにパーマキャップをさらにタオルで包むこともあります。


昔はタオルターバンをせずに、直接被っていましたが、こちらのほうがすっきりとして素敵に思えます。キャップにはおしゃれな花柄があしらわれ、楽しいパーミングタイムを演出しています。


こちらはタオルターバンなしでキャップを被り、その上からタオルで包んだ状態です。これですと頭が大きくなりすぎず、よい感じですね。

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かつて美容室は「パーマ屋さん」とよばれたように、パーマネントをかけるお客さまが大半でした。

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パーマネントタイムは至福のとき・・・