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○○県ってどんなとこ?

こんなwikiに入り浸っているような人には今更説明するまでもないことだろうが、
俗に「甲子園」と呼ばれる夏の選手権大会、春の選抜大会に出場するためには
都道府県ごと、あるいは地方ごとに開催される予選を勝ち上がらなければならない。

日常生活においても日本全国それぞれの地域に様々な文化の違いが見られるように
高校野球も47都道府県ともなれば、他県とは異なった色々な特色があって当然だろう。

たった4回勝つだけで甲子園への道が開ける地域もあれば、
全国区の強豪同士が何週間にも渡って鎬を削る激戦区もあるし、
「甲子園?それよりサッカーの結果は?」という県もあるだろう。

このページはそんな都道府県ごとの特色を記すことで、
甲子園をさらに楽しむために、あなたの知識をサポートするものである。

(高校球界に詳しい方、各都道府県の地元民の方の加筆修正を広く求めます)
※ 各地区のデータは2016年選手権大会終了時点



北海道・東北


北海道

107校(北)+125校(南) ★★
春夏通算117勝227敗2分/勝率.340(42位)

日本の最北端。最南端の沖縄と並んで、全国で最も早く予選大会が始まる地域。
学校数そのものも非常に多いが、それ以上に各校が広大な土地のあちこちに点在することで
全高校を統括した予選を開催することが困難であるために「北」と「南」に二分されている。

北北海道はさらに空知・旭川・名寄・北見・十勝・釧根の6地区、
南北海道は函館・小樽・室蘭・札幌の4地区に分かれており、
各地区の予選を勝ち上がったチームが、北北海道大会あるいは南北海道大会に出場、
甲子園本大会へのそれぞれ1枚ずつの切符を争って競う構図となっている。
「各地区の代表が出揃うとベスト16」とイメージするとわかりやすいだろう。北北海道は17校だけど

言うまでもなく雪国であるために冬場の練習環境は芳しくなく、
全国の舞台では苦しい戦いが続いているものの、2000年代には
駒大苫小牧高校(南北海道代表)が夏連覇を果たすなど躍進した。
以後、南北海道では駒大苫小牧に2015年春準優勝の東海大札幌高校(元・東海大四)、
2016年夏に準優勝し復権を果たした古豪北海高校、
小樽の盟主北照高校をはじめとした、甲子園でお馴染みの学校が日々鎬を削っている。

北北海道ではかつてヒグマ打線の異名を誇った駒大岩見沢高校が2014年をもって閉校したが、
当時監督を務めていた佐々木啓司氏が同じ空知地区のクラーク国際記念高校監督に就任。
2016年夏に通信制の高校として初の甲子園へと導き、今後の飛躍が期待されている。
他にも近年の出場が目立つ十勝の強豪白樺学園高校をはじめとして
出場回数最多の旭川大学、夏8強の最高成績を持つ旭川実業といった
粒揃いの旭川勢などが入り混じって、こちらも絶対的存在のない混戦模様となっている。
また、北北海道6地区のうち名寄地区は唯一甲子園への出場経験がなく、地元民の悲願となっている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  北海道色を前面に押し出してくるブラバンが多いぞ
           \  皿 /    あと白樺学園のけいすけは絶対許さん
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名     出場歴       実績              著名出身者
駒大苫小牧(南)10回(春3/夏7)  2004〜2005年夏連覇、06年夏準優勝田中将大(ヤンキース)
北照(南)   8回(春5/夏3)  2010年春、2013年春ベスト16   米野智人(北海道日本ハム)、西田明央(東京ヤクルト)
北海(南)   49回(春12/夏37)1963年春、2016年夏準優勝    若松勉 (元ヤクルト)



青森県

67校
春夏通算57勝75敗1分/勝率.432(32位)

1978年の1県1代表制移行後しばらくは県立高校の甲子園出場が多かったが、
90年代に入って私立の青森山田高校、光星学院高校が台頭し、
この両校のどちらかが甲子園出場権を獲得する、いわゆる二強状態となった。
現在は八戸学院光星と改名した光星学院が県内最強の座を手中とし、
それを他校が追いかけるという構図に変化してきている。

学校数では比較にならないが、経済的に厳しい県政事情もあって
鳥取や島根といった過疎県同様に他県への人口流出が激しい。
私立高校が急成長したのはその空隙を利用するように
近畿地方等からの野球留学生を多く招き入れた点が大きいと言える。

一方で2013年夏にマモノスレを湧かせた弘前学院聖愛高校のように、
私立ではあっても地元出身選手だけで甲子園出場を成し遂げた例もある。
またかつては留学生主体だった高校でも地元出身組の主力選手が増え始め、
野球留学生と競い合う形で地元勢の実力も向上するという好循環に乗りつつある。

かなり長いこと甲子園からは遠ざかってはいるものの、
1969年夏に青森県勢として初の決勝進出を果たした三沢高校を筆頭に、
三沢商業高校、青森高校、青森工業高校、五所川原高校など公立にも実力を備えた学校はある
1998年夏の予選では、東奥義塾高校(甲子園4度出場)が、深浦高校(現・木造高校深浦校舎)相手に
122−0という試合を演じ、道徳の教科書にも掲載されるなど大きな注目を集めた。
これを機に全国でまちまちだったコールドゲームの基準が統一されたとも言われる(この試合は7回コールドだった)。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  「選手や監督が県内出身か県外出身か」がよく話題になる県だが、
           \  皿 /    実は勝利校インタビューなどを見れば一発で分かる。
           / /⌒/⌒/   県外組の多くが使う関西弁と地元組の津軽弁や南部弁は
           | | ⌒∩⌒    イントネーションや発音がだいぶ違うからである。

主な該当高校
学校名   出場歴      実績              著名出身者
青森山田  12回(春2/夏10)1999年夏ベスト8        曲尾マイケ(元東京ヤクルト、WBCブラジル代表)、吉田一将(オリックス)
八戸学院光星17回(春9/夏8) 2011年夏、2012年春、2012年夏準優勝坂本勇人(巨人)、田村龍弘(千葉ロッテ)



岩手県

72校
春夏通算46勝92敗1分/勝率.333(43位)

長らく高校野球界では弱小地区の扱いをされており、
2002年夏の甲子園では一関学院との対戦を引き当てた樟南(鹿児島)が
『抽選会場で拍手』『主将がガッツポーズ』『監督が「普通にやれば勝てる」と発言』
などなどフラグを量産し、結局敗れるという喜劇を演じたが、
このエピソードだけでも「岩手代表」が持たれていた印象が窺い知れる。

近年、県勢を引っ張っているのは花巻東高校。
2009年には菊池雄星を擁して春準優勝・夏ベスト4と結果を残し、
2013年夏は小兵・千葉翔太らの活躍で再びベスト4に進出と
弱小地域の汚名を返上するべく実力の高さを示している。

この花巻東とともにここ数年の甲子園行きの切符を寡占しているのが
強打のチームとして鳴らす「盛附」こと盛岡大附高校。
この他に県内強豪としては専大北上高校など、やはり私立校が挙げられるが、
伝統校である盛岡一高校など公立校の人気も根強い。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  盛岡大付は2012年夏まで9回出て9回初戦敗退という珍記録を樹立
           \  皿 /    解明不能の「敗北力」を持っているとネタにされている
           / /⌒/⌒/   最近は敗北力を克服して馬鹿試合製造機へと変身した
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績              著名出身者
花巻東 9回(春2/夏8) 2009年春準優勝、2013年夏ベスト4菊池雄星(埼玉西武)、大谷翔平(北海道日本ハム)
盛岡大附12回(春3/夏9)  伊東昂大(元広島)、松本裕樹(福岡ソフトバンク)



秋田県

50校
春夏通算54勝94敗/勝率.3648(40位)

日本有数の米どころの一つだが、歴史的には稲作に不向きな地域とされ、
「悪田」が転じて「秋田」と呼ばれるようになったとも言われている。
その理由はやはり日本海側東北の厳しい気候にあり、それはそのまま野球にも同じことが言える。
さらには県内ではリトルリーグやシニアリーグが盛んではない上、
県民の極端な公立高校志向(というより、県内に私立高校自体が極端に少ない)など、
他県のように野球に特化した環境がないことが後述の不振につながったとも言われている。

しかし、それゆえ野球留学生や特待生などの近年の議論とは全くと言っていいほど無縁であり、
夕方までの授業後の限られた時間や設備での部活動や、
県内(ともすれば撤廃前の旧学区内)の生徒のみによるチームばかりという点などに対して、
アマチュアリズム的にはこれはこれで至って健全で悪くない、という声も県内外から聞かれる。
同じ東北の青森や福島とは真逆で、旧態依然のスタイルを貫き続けていると言えよう。

ちょっと古い高校野球ファンには秋田経法大付属(現・明桜)の活躍をご存じかもしれないが、
1998年から2010年までの13年間、夏の甲子園では全て初戦敗退の屈辱を喫しており、
「野球最弱県」の声も高かったが、2011年に能代商業(現・能代松陽)がこの汚名を返上、ベスト16となった。
そして2015年夏、成田商秋田商業高校が成田翔を擁して県勢20年ぶりの8強進出を果たした。
高校野球は今一つだがプロ野球には落合博満・山田久志の投打の名球会選手の他、
現役では石川雅規、攝津正などトップレベルの選手を高い割合で輩出している実績がある。
また、秋田代表校が勝利する度に号外が駅前でばらまかれ、コンビニのレジに置かれるなど
高校野球に対する関心は他地域とくらべても高いと言われている。

県内は県北・中央・県南の3地区に分かれており、
明桜や秋田商業、金足農業、古豪秋田などがひしめく中央地区が一番の激戦区である。
この中でも秋田高校は第1回大会に参加した秋田中の後身にあたり、前評判は低かったものの
あれよあれよと決勝戦まで勝ち残った。一時はリードしたものの、延長13回の激闘の末
エラーが絡み京都二中(現・鳥羽高校)にサヨナラで破れ、第1回大会準優勝。
白河の関の呪いはもしかしたらこの時から始まっていたのかもしれない。

その中央地区に続くのは能代松陽や2011年春に21世紀枠で出場した大館鳳鳴などが属する県北地区。
一方で、県内で一番の豪雪地帯とされる県南地区は長い間県大会でも苦戦することが多く、
1県1代表制が定着する以前の1969年夏の横手以来出場校を全く出せずにいたが、
2014年夏に初出場した角館が県南地区の高校として実に45年ぶりに出場を果たした他、
2015センバツに出場した大曲工業など、他校も県大会上位に進出することが増えつつある。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  やはり13年連続初戦敗退のネタ的インパクトが絶大。
           \  皿 /    あと何故か大会期間中に祭りやイベント、大雨など、
           / /⌒/⌒/   野球と無関係な地元のニュースが流れることが多い。
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名出場歴       実績          著名出身者
秋田 24回(春5/夏19) 1915年(第1回)夏準優勝石井浩郎(元近鉄ほか)、後藤光尊(元オリックスほか)
秋田商24回(春6/夏18) 2004年春、2006年春、2015年夏ベスト8石川雅規(東京ヤクルト)、高山郁夫(中日二軍チーフ投手コーチ)
明桜 13回(春5/夏8) 1989夏ベスト4     攝津正(福岡ソフトバンク)、砂田毅樹(横浜DeNA)



宮城県

73校
春夏通算96勝99敗/勝率.492(20位)

東北地方最大の野球強豪地域。2005年には仙台に本拠地を置くプロ野球チームも誕生した。

1975年の県大会創始以来かなり長い期間に渡って仙台育英高校と東北高校の
二強状態が続いており、この両校に次ぐ位置を利府高校などが占めている。
甲子園では仙台育英が1989年夏、2001年春、2015年夏と三度準優勝。
東北も2003年夏にダルビッシュ有を擁して準優勝しているが、
いまだ真紅・紫紺の優勝旗が持ち帰られたことは無く、県民の悲願となっている。

「二強」と言われてはいるものの、県大会で二強どうしが対戦する前に一方が敗退することも珍しくはなく、
またここ数年で両校の差が開きつつあり、仙台育英一強の状況にシフトしつつある。
また2010年代に入ってからは二強以外にも東陵石巻工業古川工業などが甲子園出場を果たしている。
見方によっては二強と「打倒二強」に燃えるそれ以外の高校による三つ巴の勢力図、と言えるかもしれない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  勝っても負けても劇的な試合が多く、
           \  皿 /    04春の東北−済美や10夏の仙台育英−開星、
           / /⌒/⌒/  13夏の浦和学院−仙台育英、17夏の大阪桐蔭−仙台育英などは
           | | ⌒∩⌒   マモノの仕業としてスレでもよく挙げられる。
主な該当高校
学校名 出場歴       実績           著名出身者
仙台育英36回(春11/夏25)1989年夏、2001年春、2015夏準優勝金村曉(阪神一軍投手コーチ)、佐藤由規(東京ヤクルト)
東北  41回(春19/夏22)2003年夏準優勝     斎藤隆(元東北楽天ほか)、ダルビッシュ有(ドジャース)



山形県

52校
春夏通算33勝68敗/勝率.327(44位)

1985年夏、清原・桑田のKKコンビ擁するPL学園(大阪)と対戦した東海大山形は、
毎回失点を許し、7-29の大惨敗を喫するなど、県内野球関係者のトラウマを作ってしまうこととなる。
これを受け、当時の山形県議会では「どうしてオラんとこの高校野球はこんなに弱いのか」と議題になったほどである。
こうした実例もある通り、全国的には弱小地区というイメージが強い。
事実、黎明期は夏の甲子園初出場から13連敗と初白星に苦しんだ背景もある。

ただ、21世紀以降の成績は決して侮れるものではない。
2004年の春に東海大山形が山形県勢として春夏通じて初のベスト8進出を果たすと、
翌2005年春は羽黒が春夏通じて県勢初のベスト4に進出。
この羽黒はブラジル人留学生を受け入れたことでも話題になり、
他の東北各県と同じように野球留学生がその屋台骨を支えているイメージが強い。

そんな中、2006年にほぼ県内出身者で固めた日大山形が山形県勢として初めて夏ベスト8進出。
同校は2013年夏にはさらなる躍進で夏では県勢初となるベスト4に進出と、県勢の壁を破り続けている。
またこの日大山形、実は県勢センバツ初出場&初白星や上記の夏13連敗を止めての夏・初白星など
県勢の歴史に何かと縁のある伝統校だったりする。

近年の県内戦線は酒田南山形中央など、私立・公立入り乱れる混戦模様となっている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  校歌コピペの曲名にもある「ボーイスビーアンビシャス」。
           \  皿 /   これは日大山形の校歌の冒頭のフレーズである。
           / /⌒/⌒/   近年は混戦の県大会で涙を飲むことも多かったので、
           | | ⌒∩⌒   13年夏の快進撃で元ネタを知ったスレ住民も多いのでは?

主な該当高校
学校名  出場歴      実績              著名出身者
日大山形 19回(春3/夏16)2006年夏ベスト8、2013年夏ベスト4栗原健太(元広島→楽天)、奥村展征(東京ヤクルト)
東海大山形9回(春3/夏6) 2004年春ベスト8         小田嶋正邦(元横浜→巨人)、赤間謙(オリックス)
羽黒   2回(春1/夏1) 2005年春ベスト4         佐藤賢(元ヤクルト)、鈴木健(元広島ほか)



福島県

83校
春夏通算42勝73敗/勝率.3652(39位)

JFAが中高生対象のアカデミーを設営していたり、著名社会人クラブが多かったりと
日本国内でもサッカーの盛んな地域として知られる。
(長らくJリーグ所属クラブは無かったが、2014年から新設されたJ3に福島ユナイテッドFCが所属している)
他方、野球においては熱の高い地域であるとは言い難く、甲子園においても大きく負け越している。

古くからの傾向として、県内に絶対的王者が君臨しやすいという特徴がある。
つまり、年間の春季・夏季・秋季の県大会優勝校が同一であることが多い。
したがって複数のライバル校が競合するという状況が生まれにくく、
それが競技レベルや県民の高校野球への関心の向上を妨げているという声もある。

21世紀に入ってからは聖光学院高校一強の状態が続いており、
この10年で「不動心」という同校野球部の合言葉は全国的に知名度を得た。
2008年7月から2013年9月にかけ、県内95連勝という凄まじい記録を打ち立てている。
また2016年現在、夏の甲子園10年連続出場という戦後最長の連続出場記録を保持。
もはや「どこが聖光に土を付けるか」が県大会の構図と言って過言ではない。
夏の甲子園出場13回で17勝、ベスト8が4回(2016年現在)と安定した成績を残しているのも大きい。

現在はそれ以前の福島県の覇者であった日大東北高校が迫ってきている。
以前はこの日大東北高校と学法石川高校が2トップと知られ、
更に清陵情報高校、光南高校、福島商業高校などの県立校も甲子園の座を争っていた。
ちなみに県勢最高位は決勝戦で神奈川の桐蔭学園に1点差で惜敗した県立磐城高校。
福島県でも高偏差値御三家の一角に数えられる有数の進学校がホルダーなのだから世の中不思議なものである。

また、近年の福島の特徴として「複数校の連合チーム」の増加が挙げられる。
2011年の東日本大震災と原発事故の影響を受けて、野球部員の転校、避難、引退が続出。
同年、被災した選手や学校を救済する特例措置が追加された為だ。

元々、合同チームは1997年から認められており、過疎地域を中心に全国に見られていたが、
結局は、廃校や高野連脱退、校名変更・新加盟になる事が多く、チームが存続する事は稀である。

しかし、2011年、3校合同チーム相双連合の誕生を皮切りに、
会津北連合、会津西連合、相双福島、勿来・遠野・小名浜が誕生。現在まで存続している。
名称は「高校A高校B」が定番の中、福島では「●●連合」の名称が比較的多い事も特徴である。

また、連合チームは、校歌をどの学校のものを採用するか等の問題があるが、
相双連合はどの学校の校歌も使わず、大会歌「栄冠は君に輝く」を異例にも採用。
勝利歌としての出番を待っている。
蛇足だが、この歌の作曲家である古関裕而と最初期の歌手である伊藤久男は共に福島県出身であり、戦前からの盟友である。
そんなこともあり、上記以外にも福島駅では新幹線ホームの発車メロディにもなっているなど、福島県勢には実は縁のある楽曲。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  盛大極まる守乱祭りで敗れた2011年夏以来、
           \  皿 /   「聖光学院は謎の守備力崩壊ウイルスを保持している」と話題に
           / /⌒/⌒/  毎年甲子園に出場するだけに、毎年ネタになる
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴     実績              著名出身者
聖光学院17回(春4/夏13)2010夏ベスト8、2013年春ベスト8歳内宏明(阪神)、横山貴明(東北楽天)
日大東北7回(春0/夏7)                吉田康夫(元阪神)



関東


茨城県

103校 ★★
春夏通算79勝90敗/勝率.467(27位)

関東大会→南関東大会→北関東大会→東関東大会と予選地域を転々とし、
1973年からようやく1県での開催、85年からは参加100校を数えるようになった
全国でも指折りの激戦区の一つであるが、参加校数は年々減少している。

初期から龍ヶ崎中(後の龍ヶ崎第一高校)などが甲子園へと出場していたものの
現在ほど強豪県と見られていたわけではなく、白星を挙げることも難しかった。
どれほどかと言われると、取手第二高校が全国制覇を果たすまでは
「1大会で2勝までしか勝てない」「最高成績はベスト8が2度だけ」という
全国的に見てもさほど注目されるような県ではなかった。

そんな中、木内幸男氏が取手第二高校の「のびのび野球」で優勝すると大きく歴史が変わる。
優勝した年に取手二高を辞めたが、常総学院高校の理事長・櫻井富夫氏に強く請われ、
同校監督に就任すると以降は圧倒的な強さを誇り、強豪校・人気校としての地位を確立。
2003年夏にはダルビッシュ有を擁する東北に対し強行策で見事初優勝を果たすなど、全盛期を迎えた。

しかし木内監督の勇退以降は勝ち星が遠のくようになり、絶対王者の凋落に際して
藤代高校や下妻二高校、水城高校、霞ヶ浦高校などが初出場を果たすが、
全国での知名度や実績ではまだまだ遠く及ばないのが現状。
水戸商業高校や上記の取手第二といった古豪達もすっかり甲子園はご無沙汰に。
ここ数年は再び常総学院が復権し、2013夏や2015春には全国ベスト8まで食い込んでいる。
この常総学院だけで甲子園38勝と、県勢の白星の半分を稼ぎ出している(同様の例は茨城を含め1府3県のみ)。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  高野連加盟校は100を超えるのに
           \  皿 /   県の人口は300人しかいないらしい
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴       実績          著名出身者
常総学院25回(春9/夏16) 2001年春、2003年夏優勝、2015年春ベスト8仁志敏久(元巨人ほか)、金子誠(北海道日本ハム一軍打撃コーチ)
水戸商 14回(春4/夏10) 1999年春準優勝    井川慶(元阪神ほか)、大久保博元(元西武ほか)



栃木県

64校 ★★
春夏通算95勝91敗2分/勝率.511(17位)

単独代表校を出すようになった1975年以前は関東大会・北関東大会で出場権を争った。
当初は茨城・群馬県勢に押されて代表校を甲子園に出せないことも多かったが、
戦後に作新学院高校が実力をつけてくると、出場機会も大幅に増えていった。
同校は1962年には全国で初の同年春夏連覇を達成している。

1県1代表制移行後は作新学院のほか、宇都宮南高校、佐野日大高校、
足利工業高校、文星芸大附属(旧・宇都宮学園)高校などが
入れ替わり立ち替わりする戦国時代に突入。県内での争いが苛烈となった一方で、
近年は甲子園における成績では少々伸び悩んだ。

2000年代に入ってからは「攻守交代時にベンチで抱き合う」小山西高校など
キワモノ・ネタイメージが先行するようになった。

しかし2006年秋に当時若干23歳の小針崇宏監督が就任すると、2009年には31年ぶりとなる聖地帰還。
それを皮切りに2011年夏には雨男大谷を擁して自身、そして県勢49年ぶりのベスト4入りを果たし
以降もベスト8・ベスト16と安定した実績を残し続け、2016年夏にはついに3度目の全国制覇へと導いた。
現在33歳ながら既に聖地16勝と優勝の栄冠を手にし、今後の更なる飛躍が期待されている。


        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  作新学院はその実力に反して何故か空気化する
           \  皿 /    基本的にベスト8くらいまで誰もwiki入りしない
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴       実績               著名出身者
作新学院21回(春9/夏12) 1962年春夏連覇、2016年夏優勝 江川卓(元巨人)、岡田幸文(千葉ロッテ)
佐野日大10回(春4/夏6) 1997年夏ベスト8、2014年春ベスト4澤村拓一(巨人)、金伏ウーゴ(元ヤクルトほか)


群馬県

66校 ★★
春夏通算99勝108敗1分/勝率.478(23位)

空っ風とカカア天下、そして温泉街が名物の関東の秘境。
群馬県は大きく北毛・中毛・西毛・東毛という4つの区域に分別されている。
このうち沼田市を中心とする北毛地区は寒冷な気候ということもあり、
スキーなどのウィンタースポーツは盛んだが、野球にはあまり向かないようだ。

中毛は県庁所在地である前橋市あるいは伊勢崎方面を中心とする区域で、
前橋高校、前橋工業高校、前橋商業高校など市周辺の高校が強い。
前橋高校は、センバツに2例しかない完全試合の1つを達成した学校として、
NHKで試合の合間に放映される「センバツ球春譜」でもちょくちょく紹介されている。

山際淳司の名著『スローカーブをもう一球』の舞台となった高崎高校の所属する西毛地区でも
高崎商業高校、高崎工業高校など県内最大の都市である高崎市周辺校が目立つ。

が、最も野球が盛んとされるのが桐生市・太田市を中心とする東毛地区。
1999年夏に全国制覇を達成した桐生第一高校を筆頭に古豪・桐生高校、
太田工業高校や太田市立商業高校、樹徳高校などといった
甲子園出場経験を持つ強豪校がズラリと並んでいる。

近年は新興勢力の台頭も目立ち、2012春には健大高崎高校が初出場ベスト4、
2013年夏には前橋育英高校が初出場初優勝を果たし、群馬の高校野球のレベルの高さを全国に轟かせている。
健大高崎には野手の中学生が、前橋育英には投手が多く入学するなど、傾向がはっきり分かれているのも近年の傾向である。

毎年春から初夏にかけて、「若駒杯」と呼ばれる新1年生を対象とした
県内大会が開催されるのも群馬の高校野球の特徴的なところである。
その決勝戦の模様は地元新聞に一面で特集記事を組まれるなど、
県を挙げて大々的に高校野球に力を入れている雰囲気がある。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  「Be Together」の校歌でおなじみ健大高崎高校
           \  皿 /    もはや出場していようがいまいが群馬といえばトゥギャ崎
           / /⌒/⌒/   毎回、「トゥギャ崎今年はどこで負けたの?」という声が出る
           | | ⌒∩⌒   トゥギャ崎野球部のホームページも一見の価値アリ

主な該当高校
学校名 出場歴      実績              著名出身者
桐生第一14回(春5/夏9) 1999年夏優勝、2003年夏ベスト4正田樹(独立リーグ愛媛)、小林正人(元中日)、藤岡貴裕(千葉ロッテ)
高崎商 14回(春3/夏11)1938年夏ベスト4       綱島新八(元松竹ほか、元PL学園野球部監督)
前橋工 13回(春4/夏9) 1996年、1997年夏ベスト4   渡辺久信(元西武ほか)、狩野恵輔(阪神)
健大高崎 5回(春2/夏3) 12年春ベスト4、14年夏,15年春ベスト8脇本直人(千葉ロッテ)、三ツ間卓也(中日)



埼玉県

156校 ★★
春夏通算107勝92敗1分/勝率.538(14位)

近年は漫画『おおきく振りかぶって』などで内情が全国的に知られるようになった埼玉県。
春の県大会でベスト16に入った学校には夏の本予選におけるシード権が与えられるなど、
学校数も強豪高校も多いマンモス予選ならではの組み合わせ均衡が図られている。

第80回大会では出場枠が2つになったことを受け、西埼玉・東埼玉に予選を分けたが
県東部および県南部に強豪校が多いという現状にそぐわないものであったため、
第90回大会では県南・県西を「南埼玉」、県北・県東を「北埼玉」として改めた。

昭和のころは大宮工業大宮。昭和後期には上尾などが活躍する公立の県であったが、
平成初期に浦和学院が春ベスト4に入ると、それを筆頭に私立高校が台頭するようになる。
現在は全国的に見て、私立>公立という傾向が特に強い地域とされており、
同じ埼玉でも県南部(=東京都心に近い)の高校の人気が高く、
またその方面に私立高校が多いのが要因と考えられている。
とはいえ、2006年に増渕竜義(現日ハム)を輩出した鷲宮など、
力のある公立高校も存在している。

一方で、帝京高校など東京の強豪校との距離も近いために有力選手の県外流出も多く、
全国トップクラスの強豪地域と目されながら、永らく優勝から遠ざかっていた。(夏の決勝進出は過去3回のみ)
しかし、2013年春に浦和学院が県勢47年ぶりの優勝、2017年夏に花咲徳栄が県勢初制覇を達成。短期間に2校が優勝したこともあり、この状況も変わっていくことだろう。

勢力図としては秋〜春にかけて(特に関東大会で)異常な勝率を誇る浦和学院と、名前の割に夏に強い花咲徳栄の二強。
これを2008年春準優勝の聖望学園や、1993年夏準優勝の春日部共栄といった
やはり私学が追いかける具合になっている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  モリシJAPANの二つ名を有する浦和学院はネタ的な意味でも注目校
           \  皿 /    「三塁ランナーを殺すことにかけては右に出る者がない」と言われる
           / /⌒/⌒/   森士監督の迷采配と、めげない選手たちとの攻防に熱視線が集まる
           | | ⌒∩⌒   春と秋はやたら強いが、夏は夏の花咲徳栄高校〜

主な該当高校
学校名  出場歴      実績               著名出身者
浦和学院 22回(春10/夏12)1986年夏、2015年春ベスト4、2013年春優勝  石井義人(元横浜ほか)、大竹寛(巨人)
花咲徳栄 9回(春4/夏5) 2003年春ベスト8、2015年夏ベスト8、2017夏優勝  根元俊一(千葉ロッテ)、若月健矢(オリックス)
春日部共栄7回(春2/夏5) 1993年夏準優勝         城石憲之(北海道日本ハム一軍打撃コーチ)、小林宏之(元千葉ロッテほか)



千葉県

171校 ★★★
春夏通算133勝106敗/勝率.556(10位)

出場171校は愛知・神奈川・大阪に続いて全国で4番目に多く、
また県内の様々な地域に強豪校が位置するなど戦力は拮抗、
同一校の夏の甲子園連続出場がなかなか見られない激戦区。
無論、キリ番記念大会では東西2枠の甲子園出場が認められる。

1県1代表制への移行以前は関東大会→南関東大会→東関東大会を転戦。
当初は茨城県勢や栃木県勢に押されて甲子園を逃すことも多かったが、
戦後に入ってからは公立では千葉商業高校や銚子商業高校、
私立では成田高校が実力を伸ばし、対等以上に渡り合うようになった。

60年代に入ると習志野高校が台頭し、銚子商とともに千葉県勢の黄金期を築く。
参加校数が100を超えた70年代末からは東海大浦安高校や拓殖大紅陵高校、
流通経済大柏高校と私立の強豪校も増加し、群雄割拠の状況に突入していった。

現在でも全体として私立高校隆盛の傾向が強い関東地方にあって
習志野高校や安房高校、市立船橋高校など公立の高校が
互角に渡り合い、しばしば甲子園への切符を手にしている。

ちなみに、硬式野球以外では吹奏楽部の活動が全国でもかなり盛んな部類に入る県でもある。
このため県予選における応援のブラバンのレベルがかなり高く、
甲子園でもある意味で相手チームの脅威となって立ちはだかる。
とりわけ、習志野高校が誇る爆音ブラバンは最早凶器に近いレベルで、
ある意味野球部よりも人気があるといえなくもない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  最近では全力校歌が売りの木更津総合高校も台頭
           \  皿 /    お水うめー!など、ネタ性と実力を兼ね備えながらも、
           / /⌒/⌒/   試合運びはサックシーンより地味という不思議な存在
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績               著名出身者
銚子商 20回(春8/夏12)1974年夏優勝、1995年春準優勝  篠塚和典(元巨人)、宇野勝(元中日→千葉ロッテ)
習志野 11回(春3/夏8) 1967年、1975年夏優勝、2011年夏ベスト8掛布雅之(阪神二軍監督)、福浦和也(千葉ロッテ)
拓大紅陵9回(春4/夏5) 1984年春ベスト8、1992年夏準優勝飯田哲也(福岡ソフトバンク一軍外野守備走塁コーチ)



東京都

139校(東)+131校(西) ★★★★★★★★★★★★
春夏通算291勝248敗2分/勝率.540(13位)

日本最大の人口密集地帯である首都であるからして、当然学校数も膨大なものになっており
1974年からは南北分割されている北海道同様に「東東京」と「西東京」の2つの地域に区分し、
それぞれ1枠の代表を決するという形式の予選大会を採用する運びになった。
「東京代表」と「優勝候補」はしばしば同義となり、否応なしに注目を浴びることとなる。
そのためかどうかは分からないが、(特に東が)ヒールの立場に立たされることも。

西は早稲田実業高校や日本大学第三高校など東京六大学野球や東都大学リーグに参加する
有名私立大学の系列高校などもあるため、全国的に名の知られた強豪校が多くレベルが高い。
この二校の間隙を縫うように日大鶴ヶ丘高校や、東海大菅生高校なども時折顔を出してくる。

東では、帝京高校が実績面で頭ひとつ抜けている中、すぐ後ろを関東一高校が追う形である。
更に後ろを、修徳都立雪谷成立二松学舎が狙っている状態だ。
また、東の特筆する点として、二松学舎は10回連続で夏の東東京決勝を敗退した事により、
「決勝の二松は勝てない」(二松のジンクス)と囁かれていたが、2014年夏に11回目の挑戦で遂に初出場を果たした。

野球以前の問題として学業の上でも私立>公立の傾向が強い地域であり、
歴代の甲子園出場校もほとんどが私立高校で、公立の出場は非常に稀有。
都立高校は出場するだけでも話題になるくらいであり、過去5度の出場でまだ勝利はない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  ある理由から出場の是非によらず毎回話題になる帝京高校
           \  皿 /    その理由とは、いと・・・うぅ・・・頭が痛い
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名     出場歴       実績          著名出身者
早稲田実業(西)49回(春20/夏29)1957年春、2006年夏優勝、2015年夏ベスト4王貞治(福岡ソフトバンク会長)、斎藤佑樹(北海道日本ハム)
日大三(西)  34回(春18/夏16)2001年、2011年夏優勝 関根潤三(元近鉄ほか)、近藤一樹(東京ヤクルト)
関東一(東)  12回(春5/夏7) 1987年春準優勝、2015年夏ベスト4    武田勝(元北海道日本ハム)、オコエ瑠偉(東北楽天)
帝京(東)   26回(春14/夏12)1989年、1995年夏優勝 奈良原浩(埼玉西武一軍守備走塁コーチ)、中村晃(福岡ソフトバンク)、杉谷拳士(北海道日本ハム)、山康晃(横浜DeNA)



神奈川県

190校 ★★★★★★★★★★★★★
春夏通算196勝119敗1分/勝率.622(1位)

『ドカベン』、『MAJOR』などの人気野球漫画の舞台としてしばしば登場し、
古くから「神奈川を制する者は全国を制す」という言葉が慣用的に用いられる、
愛知県・大阪府と並んで全国最大規模の地方予選が開催される激戦地域。
とくに県予選の後半のラウンドは横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムで行われることもあり、
プロ顔負けの高レベルの試合が連日繰り広げられる。

横浜高校や東海大相模高校など高校野球に興味のある者なら
誰もが知っているような強豪校がズラズラと集結しており、
予選段階から全国レベルの試合が毎日のように繰り広げられる。
上述の2校が出られない時でも、奪三振記録を打ち立てた桐光学園高校や、
完全に阪神タイガースのユニフォームにしか見えない横浜隼人高校など、個性派がやって来る。

上記の通り強豪目白押しの私立校に比べ、公立校は横浜市立の横浜商業高校が孤軍奮闘といえる状態。
「Y校」の通称で知られ、横浜市民から人気絶大の伝統校で、1983年は春夏連続準優勝の実績がある。
とはいえそのY校もここ20年ほど甲子園にはご無沙汰。ましてや県立校の甲子園出場となれば
高度成長期前まで球史をさかのぼってしまう有様であり、私立>公立の傾向はかなり強い。

第80回では東西、第90回では南北と夏の甲子園予選が東京同様に分割されたが
記念大会云々以前に学校数が多すぎるので常時分割するべきという意見が多い。
が、東京に近い横浜市や川崎市、相模原市に上述の強豪校が集中する傾向にあり、
東西南北どう分けてもバランスが悪いようで、なかなか実現に至らない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  かつて「横浜ベイスターズは神奈川で7番目に強い
           \  皿 /    とまで言われた超強豪地区
           / /⌒/⌒/   横浜が男子校でチアが居ないことがネックだったが2020年から共学になるらしい
           | | ⌒∩⌒


主な該当高校
学校名  出場歴       実績             著名出身者
横浜   30回(春15/夏15)1998年春夏連覇、2006年春優勝松坂大輔(ソフトバンク)、多村仁志(元横浜DeNA)、涌井秀章(千葉ロッテ)、筒香嘉智(横浜DeNA)
東海大相模19回(春9/夏10) 2000年春、2011年春、2015年夏優勝    原辰徳(元巨人)、菅野智之(巨人)、田中広輔(広島東洋)
慶應義塾 25回(春8/夏17) 1916年夏優勝(当時は東京) 佐藤友亮(埼玉西武一軍外野守備走塁コーチ)、白村明弘(北海道日本ハム)



甲信越


新潟県

88校 
春夏通算30勝68敗/勝率.306(46位)

秋田同様、現在では日本最大級の穀倉地帯だが歴史的には厳冬に喘いだ地域。
戦国大名・上杉謙信の時代には佐渡の鉱山を主産業として軍備を整え近隣諸国に攻め込むなど、
「武」や「戦」のイメージが強い方も多いだろう。

戦前から50年代半ばまでは長野県と合わせて1枠の甲子園出場権を争い(信越大会)、
1927年以降信州勢に圧倒されて実に32年もの間全国大会に出場できなかった負の歴史を持つ。

1県1代表となった現行体制に移っても新潟県勢の苦戦は続き、
「センバツ初勝利が最も遅い都道府県」という不名誉な記録が残っている(2006年に日本文理高校が初勝利)。
また、「ベスト4に入ったことのない唯一の都道府県」という残念な肩書も持っていたが、
これも日本文理が2009年夏に決勝進出したことで返上している。

最近まで新潟・下越・中越・上越の4地区分割での予選を実施していたが、
学校数(部員数)の均衡がとれないことや自治体の統廃合が進んだことを理由に
2011年から南北2地区に分かれての地区予選→県大会を行う方式に移行した。

平成以降の新潟県内は日本文理と新潟明訓高校が覇を争う
文明時代」と呼ばれる状況にあり、だいたいどっちかが甲子園に出場する。
とはいえ「テクノロジスト」でVIPPERに名を轟かせた新潟県央工業中越高校なども出てきたりもする。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  伝説的な一戦となった2009年夏の甲子園決勝
           \  皿 /    日本文理の出場の度に今なお取り沙汰される
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴     実績                      著名出身者
日本文理13回(春5/夏8)2006年春ベスト8、2009年夏準優勝、2014年ベスト4吉田篤史(オリックス二軍投手コーチ)、飯塚悟史(横浜DeNA)
新潟明訓8回(春1/夏7) 2010年夏ベスト8                小林幹英(広島東洋一軍投手コーチ)



長野県

89校 
春夏通算82勝126敗/勝率.394(35位)

林檎・葡萄等の果物や酒の産地であること、私服高校が多いことで知られる。
かつては甲信越大会、信越大会と隣県とまとめての予選を行っていたが、
1959年から1県1代表制に移行し現在に至っている。

春季大会では北信・東信・南信・中信の4地区で予選大会を行い、
勝ち上がったチームによる県大会という形式が採られるが、
夏の選手権大会は加盟校が一堂に会して甲子園出場を争う。

かつては公立/私立の戦力バランスが拮抗していたとされてきたが、現在では
佐久長聖高校、松商学園高校、東海大付属第三高校、長野日大高校など、
県ベスト8のほとんどが私立高校によって占められるということが多い。
(松商学園は元々、昔からの強豪校である。)

ここ数年甲子園へはユニフォームに刻まれた学校名の意匠が個性的な上田西高校をはじめ、
新興勢力の出場が続いており、これら古くからの私学強豪の地位にも穴が空きつつある模様。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  マモノ甲子園スレではもはや神に等しき男・柿田
           \  皿 /    彼を生み出したというだけで長野県の功績は永遠
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒



主な該当高校
学校名 出場歴      実績            著名出身者
松商学園51回(春16/夏35)1928年夏優勝、1991年春準優勝中島治康(元巨人ほか、史上初の三冠王)
佐久長聖8回(春1/夏7)  2002年夏ベスト16      



山梨県

38校
春夏通算64勝75敗/勝率.460(28位)

山梨県内の高校野球には「盛者必衰」という言葉がよく似合う。
1県1代表制移行以前は甲府商業高校や甲府工業高校など公立の活躍が目立ち、
80年代においては一転して私立の東海大甲府高校が圧倒的な強さを誇っていた。
しかしながら90年代に入るとその東海大甲府も低迷し、群雄割拠の時代に入る。

現在では上述の伝統校に加えて山梨学院大附属高校や日本航空高校、
日川高校に甲府城西高校といった新興勢力の躍進が目覚ましく、戦国時代の様相を呈している。

甲子園では春夏合わせて7度準決勝にコマを進めているが、その全てで涙を呑んでいる。
そのうち5度は前述の東海大甲府であり、決勝進出は県高校野球関係者の悲願とも言えよう。


        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  守備が鍛えあげられたマモリズムのチームが多いぞ
           \  皿 /   地味だけど名試合メーカーとしてマモノから嫌われている
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名   出場歴      実績          著名出身者
東海大甲府 18回(春5/夏13)2004年、2012年夏ベスト4久慈照嘉(阪神一軍内野守備走塁コーチ)、村中恭兵(東京ヤクルト)、高橋周平(中日)
山梨学院大附8回(春2/夏6)             松本哲也(巨人)、内村賢介(元横浜DeNA)
日本航空  6回(春1/夏5) 2001年夏ベスト16    八木智哉(中日)



東海


静岡県

117校 ★★★★
春夏通算139勝145敗1分/勝率.489(21位)

サッカーどころとして有名な静岡県だが、野球の実績も決して悪くない。
そのほとんどが昭和の実績とはいえ、春夏合わせて優勝5回は全国11位タイの記録を誇っている。
かつては公立王国であり、静岡高校を筆頭に静岡商業高校や浜松商業高校などがしのぎを削っていた。

近年では私学も躍進し、2007年春に優勝、2008年夏も準優勝した常葉菊川の実績が目立っている。
兄弟校である常葉橘も甲子園に顔を出し始め、前述した古豪の静岡高校も定期的に甲子園に顔を出しているが、
基本的には公立・私立がっぷり四つでどこが出てきてもおかしくない混戦模様。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  常葉菊川高校といえば
           \  皿 /    どこぞのメジャー球団を彷彿とさせるユニフォーム
           / /⌒/⌒/   でもマモノスレにおいては何よりも
           | | ⌒∩⌒   元女子校ならではの、学ラン女子の応援団

主な該当高校
学校名 出場歴       実績             著名出身者
常葉菊川9回(春4/夏5)  2007年春優勝、2008年夏準優勝田中健二朗(横浜DeNA)
静岡  39回(春15/夏24)1926年夏優勝、1973年夏準優勝高木康成(元近鉄→オリックス→巨人)、増井浩俊(北海道日本ハム)



愛知県

189校 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★
春夏通算295勝195敗3分/勝率.602(5位)

神奈川に次いで全国2位の189校が1枚の甲子園出場チケットを求めて争う。
やはり80、90回記念大会(夏)に東西分割での予選が開催されたが常設には至っていない。

最も有名なのは7度の選手権優勝、4度の選抜優勝を果たし、
夏は16連続初戦突破記録継続中の中京大中京高校。
次いで元祖メイデンの愛工大名電高校、東邦高校、享栄高校。
以上の「私学四強」が全国的に強豪校として知られている。

しかしこのところ享栄は甲子園の舞台から遠ざかっており、
中京大中京と愛工大名電による寡占状態が形成されつつある。
長らく参加校多数による激戦区と見られてはきたものの、
これらの2校への有力選手の集中、もしくは近畿圏への流出が進んでおり
全体としてのレベルの高低については意見が分かれるようになってきた。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  何故か夏の甲子園に異常に弱い愛工大名電
           \  皿 /    節電キャンペーンと称される連続初戦敗退は
           / /⌒/⌒/   2013年現在、8まで伸びてしまっている・・・
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名  出場歴       実績             著名出身者
中京大中京57回(春30/夏27)1966年春夏連覇、2009年夏優勝稲葉篤紀(元ヤクルト→日本ハム)、堂林翔太(広島東洋)
愛工大名電20回(春9/夏11) 2004年春準優勝、2005年春優勝工藤公康(元西武ほか)、イチロー(マーリンズ)、堂上直倫(中日)
東邦   44回(春28/夏16)1977年夏優勝、1989年春優勝 山倉和博(元巨人)、朝倉健太(元中日)



岐阜県

67校 ★★★
春夏通算137勝107敗2分/勝率.5614(8位)

平成に入ってしばらくは出れば初戦敗退、ということが多かったためイメージは決して良くないものの、
昭和からの実績が物を言い、春夏ともに実は大きく勝ち越している。
特に県岐阜商は戦前に春夏4度優勝を果たすなど、全国屈指の公立校として今もなお名を馳せる。
春夏通算87勝は公立校でトップ、全国を見渡しても4位にランクインしているのだ。

2000年以降は大垣日大が2007年春に準優勝、2010年春もベスト4に入ると、
岐阜城北も2006年春にベスト4、こういった新鋭校に負けじと、
伝統校の県岐阜商も2009年夏に久々にベスト4に勝ち残るなど、侮れない活躍が続く。

公立志向の強い土地柄であることもあり、地方大会においては先述の県岐商を筆頭に
市岐阜商土岐商大垣商関商工など公立校が強い傾向がある。
そのため年によって有力校が変動するのだが、
2005年に大垣日大が名将・阪口慶三監督を招聘して以来頭角を現し、比較的安定した成績を残すように。
近年は県岐商・大垣日大の2校を中心とした大会となることが多い。

地方別に見ると強豪校は南部の美濃地方に集中しており、北部の飛騨地方は
豪雪・過疎化の二重苦から甲子園はおろかそもそも学校存続の瀬戸際という学校も少なくない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  公立高校の雄、県立岐阜商があるぞ
           \  皿 /   マシンガン継投に注目だ
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴       実績               著名出身者
県岐阜商56回(春28/夏28)2009年夏ベスト4、2013年・2015年春ベスト8鍛冶舎巧(元高校野球解説者)、高木守道(元中日)、和田一浩(元西武→中日)
大垣日大6回(春3/夏3)  2007年春準優勝、2010年春ベスト4



三重県

64校 
春夏通算56勝85敗1分/勝率.397(34位)

誰が言い出したのか知らないが、高校野球マニアの間では
「日本一やる気の無い高野連ホームページ」で有名な三重県。
県連盟史などの記載も無い、シンプルイズベストな設計が持ち味。

かつて三重県の高校野球は「南高北低」と言われており、
宇治山田商業高校や明野高校などが強かったが、
平成改元頃を境に一転して「北高南低」傾向へと変化し、
海星高校、三重高校、四日市工業高校、菰野高校、
いなべ総合学園高校など県北の高校が優勢を築くようになっていった。

昭和30〜40年代にかけては甲子園優勝も記録するなど強豪地域として知られたが、
以降は負けが込むようになり、特に夏は1999年から10年連続初戦敗退を喫した。
そんな県民を久々に沸かせたのが2014年夏の三重高校の快進撃。
夏は県勢として59年ぶりとなる決勝進出を果たし、惜しくも敗れたが大きな歓声を受けた。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  新潟とともに毎度「三重は東海じゃねえ」「近畿でもねえ」
           \  皿 /    「じゃあどこなんだ」という討論がお約束
           / /⌒/⌒/   その他、名前的に弄られやすいのが菰野高校
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績             著名出身者
海星  13回(春2/夏11) 1996年夏、1999年春ベスト8 岡本篤志(元埼玉西武)
四日市工6回(春3/夏3)  1991年夏ベスト16      星野智樹(元埼玉西武→東北楽天)
三重  24回(春12/夏12)1969年春優勝、2014年夏準優勝清水昭信(元中日、現在は球団スカウト)



北陸


富山県

48校
春夏通算33勝72敗2分/勝率.314(45位)

出場回数だけを見れば、富山商業高校と、高岡商業高校の2校が競り合っているが、
全国での実績は共にベスト8が最高と芳しくない。
2013年夏に富山第一高校が初出場でベスト8入りしたが、富山代表のベスト8は後述する1986年春の新湊以来27年ぶり。
夏の甲子園に限ればなんと40年ぶりだったのだから、その力のほどをお察しいただけるだろう。
雪国のハンディもあって全国的に見ても弱小地区の1つと数えられるだろう。
近年は春夏通算勝率における全国ランクでも、隣の新潟や同じ日本海側の島根と最下位を争っている。

そんな中でも時折インパクトを残す学校があり、
その代表格が地元を挙げての人気を誇る新湊高校であろう。
1986年春にベスト4に勝ち残ると、2002年春には愛工大名電を、
2011年夏には龍谷大平安といった強豪を撃破している。
1986年春の快進撃は新湊旋風と呼ばれ、センバツ球春譜の題材の一つとなるなど、今なお語り継がれている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  09年の天理-南砺福野はもはやレジェンド
           \  皿 /
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒



主な該当高校
学校名出場歴      実績      著名出身者
高岡商21回(春4/夏17) 1947年夏ベスト8土肥健二(元ロッテオリオンズ)、紺田敏正(北海道日本ハム外野守備走塁コーチ)
富山商21回(春5/夏16) 1973年夏ベスト8中澤雅人(東京ヤクルト)
新湊 7回(春2/夏5)  1986年春ベスト4西野勇士(千葉ロッテ)



石川県

50校 
春夏通算50勝82敗/勝率.379(37位)

勝数が全国で39位、勝率は全国37位と数字だけ見れば決して強豪には見えないが、
そうしたイメージが薄いのはやはり星稜高校のインパクトが強いからであろう。
1979年夏・箕島高校との延長18回の死闘(その時のエース・堅田氏は現在も審判として活躍)、
1992年夏・対明徳義塾戦で主砲・松井秀喜が5打席連続敬遠されるなど、度々球史に残る試合を演じてきた。
それを差し引いても、現在春夏通じて唯一石川県代表として決勝進出の経験を持つ強豪である。
2014年夏には県大会決勝で9回裏に0−8から逆転サヨナラ勝ちを収めて話題にもなった。

この星稜と、出場回数なら引けをとらず、センバツでは完全試合も達成したことのある金沢高校、
2000年創部ながらすでに全国での経験も豊富な遊学館高校の3校が引っ張る格好となっている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  常連校の星稜高校だが、出てくる度に
           \  皿 /    「ユニフォーム洗濯しろ」と罵声を浴びせられる
           / /⌒/⌒/  言うまでもなく、最初からそういう色である
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名出場歴      実績      著名出身者
星稜 29回(春11/夏18)1995年夏準優勝 松井秀喜(元ヤンキースほか)、山本省吾(元福岡ソフトバンクほか)、高木京介(巨人)
金沢 22回(春9/夏13) 1990年春ベスト8高須洋介(独立リーグ新潟)、大松尚逸(千葉ロッテ→東京ヤクルト)
遊学館7回(春1/夏6)  2002年夏ベスト8小嶋達也(阪神)



福井県

30校 
春夏通算87勝109敗/勝率.444(31位)

夏の甲子園での優勝経験は無いが、15春選抜で敦賀気比高校が成し遂げた北陸勢初の優勝は記憶に新しい。

国体および明治神宮大会では幾度かの優勝(明治神宮大会の初代王者は若狭高校、2代目王者は福井商業高校である)も果たしており、
雪国というハンデをものともせず全国の舞台で活躍している。
平成年間以降、北陸のエース的な存在となっている。

ただ、高野連加盟校の数は30校と少ない上に
シード権を持つ強豪が圧倒的なため
日本で一番甲子園に出場するのが楽という声もある。

昔は敦賀高校や若狭高校といった嶺南地方(若狭国)の公立校が伝統的に強い土地柄で、
それ以降は特に福井商業高校は現在に至るまで強豪の地位を守っている。
だが2010年夏の甲子園2回戦(対報徳学園)敗北を最後に福井商の名将・北野監督の勇退後は低迷気味である。
私立では福井工大福井高校、冒頭の敦賀気比高校などがその名を知られる。
最近では新設の私立校啓新や13春センバツ出場の春シエエこと春江工業(現在は坂井高校に統合)が台頭してきており、
ここ数年(2016年現在)のベスト4は敦賀気比、工大福井、啓新の私学3強+公立の強豪という状態に安定している。


古くは木ノ芽峠以南(嶺南)地域が強かったようだが福井商の台頭で嶺北地域が盛り返し、
現在ではそれほど極端に強豪校が偏っているという声は、あまり聞かれない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  「敦賀気比」が読めなかったスレ民が
           \  皿 /    生み出した通称が「あつがきひ」
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績              著名出身者
福井商 39回(春17/夏22)1978年春準優勝、2002年春ベスト4 天谷宗一郎(広島)、齊藤悠葵(元広島)
敦賀気比14回(春7/夏7) 1995年夏・2013年春・2014夏ベスト4、2015年春優勝東出輝裕(元広島)、内海哲也(巨人)



近畿(関西)


滋賀県

53校
春夏通算46勝86敗1分/勝率.348(41位)

1972年の第54回大会まで京都と合同での夏季予選大会を実施していたためか
近畿地方では唯一、春夏を通じて甲子園優勝経験が無い湖国・滋賀県。
今なお有力な選手が近隣の京都や大阪に流れてしまうことが多い。

甲子園通算での成績もあまり芳しくなく、夏は県勢初出場が全国で3番目に遅かった。
その初出場からも9連敗(この間わずか4得点に対し、68失点を喫している)と
長く初白星に見放され続け、夏の甲子園での初勝利は1979年(第61回大会)と全国で最も遅かった。
初白星が現行の1県1代表制が施行された以降の話であることを考えると、
如何に遠く険しい道のりだったかがわかる。
1999年には春夏連続出場を果たした比叡山高校が「初戦で優勝校に惜敗する
(春:沖縄尚学 1-0 比叡山、夏:桐生第一 2-0 比叡山)という逸話もあり、
白星はおろか籤運にすら見放されることもあったようだ。

県内の強豪校は近江高校(彦根市)、八幡商業高校と近江兄弟社高校(ともに近江八幡市)、
北大津高校、瀬田工業高校、比叡山高校(いずれも大津市)、光泉高校(草津市)
といったように湖南・湖東地区に集まっており、「南高北低」の傾向が強いように感じられる。
この点に関してはやはり雪国のハンデが指摘されているが、
高島高校や長浜高校など、湖北地区にも甲子園を経験した学校が存在している。
公立対私立という観点で見ると、比較的に戦力の均衡がとれている地域と言えるだろう。

この中でもユニフォームのレイクブルーが有名な近江高校は、2001年夏に竹内・島脇・清水の
「3本の矢」の継投を主軸として勝ち上がり、県勢初の決勝戦進出を果たした。
惜しくも準優勝に終わったが、当時その豪打で全国を震え上がらせた日大三を
地方大会含めて最少失点に抑えたことから、その健闘ぶりが讃えられた。
その時から伝統的に投手を主軸とする守りをチームカラーとすることが多い。なお2016夏では…

近年は56年ぶりの春出場して以来実力を伸ばし夏初出場も射止めた彦根東高校や
個性・実力を兼ね備えマモノスレでも人気を博した2016春ベスト8の滋賀学園高校など
新興(古豪?)勢力も上位進出が目立つようになり、混戦模様に拍車をかけている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  近畿最弱とはよく言われるが平成年間以降は強豪校と接戦を繰り広げ
           \  皿 /   2011年には帝京戦でドラマチックな逆転満塁弾を演出
           / /⌒/⌒/   他の近畿圏に負けじと毎年気炎を上げ、甲子園を盛り上げている
           | | ⌒∩⌒



主な該当高校
学校名出場歴      実績                著名出身者
近江 16回(春4/夏12)2001年夏準優勝、2003年春ベスト8 小熊凌祐(中日)
八幡商14回(春7/夏7) 1993年春ベスト8、2011年夏ベスト16荒川昇治(元太陽ほか)



京都府

78校 ★★★★★★
春夏通算196勝173敗2分/勝率.531(16位)

1915年に開催された、夏の第一回大会で優勝した京都二中(現在の鳥羽高校)や
戦前戦後にかけて複数回の優勝を飾った平安(現在の龍谷大平安高校)など古豪がひしめく地域。
夏の決勝進出回数は大阪に次ぐ2位の13回で
シルバーコレクターの座を揺るぎないものとしている
春夏通算では8位の18回、また決勝進出回数上位10都道府県の内、
準優勝回数>優勝回数となっているのは高知と京都のみである。

春夏通じて1956年夏から優勝に手が届かない状況が続き、
97年夏にようやく川口知哉率いる平安が決勝進出し約40年ぶりに優勝か?
と思ったら智弁和歌山相手に惜敗、惜しくも優勝旗を逃す。

諦めない京都勢は翌年、新鋭京都成章が再び決勝進出を果たしたが
横浜の松坂に決勝ノーノーで撃沈、府民にトラウマを植え付けた。

さらには05年夏にも今度は京都外大西が決勝進出、今度こそと期待が膨らむが
またも当時2年の田中将大率いる駒大苫小牧相手に撃沈。

さらには翌年に福知山成美がベスト8進出を果たしたのを最後に
2013年まで連続で初戦敗退、古豪(笑)などとネタ扱いまでされ始める。

2014年春、福知山成美と龍谷大平安がベスト8に残り久しぶりに強豪地域としての存在感を発揮、
さらに龍谷大平安が福知山成美を下した履正社を下して優勝を果たし、復権を全国に知らしめた。
甲子園の季節になると期待しては裏切られてきた京都民に、明るい話題がもたらされたのである。
なお再び裏切られた模様。

一般に京都といえば江戸時代以前の日本の首都としてのイメージが強いが、
現在の京都府は旧国制で言う山城だけでなく、丹波・丹後両国の範囲までが含まれているため
北西方向に長く伸びており、北陸や東北ばりの雪国に分類される地域も多い。
そのため、レベルの高い高校は京都市周辺に密集し北部の学校が弱いという偏重傾向もある。
ただし、京都市外に所在する福知山成美が2006年、2014年と甲子園ベスト8に進出、
そのハンデを克服した活躍を見せつつある。

歴史のある都市ではあるが、少子高齢化に悩まされており、
百万人都市にも関わらず市中心部の小中学校の合併閉校も相次いでいる。
その減りつつある選手も交通の便がよい大阪にストロー効果で人材が流出しており、
さらに古豪平安に加え、京都成章や福知山成美、京都外大西など新興私立の存在が大きくなり、
少ないパイの取り合いを繰り広げていることが京都の高校野球の弱体化に繋がっているとも言われている。

そんな京都であるが、他の都市部と同じく私立が強い地域な中、
上述の府立の鳥羽高校はしばしば府大会上位に食い込んできており
伝統ある古都ならではの歴史を感じる戦いを繰り広げている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  『古豪=かませ犬』という図式を作ってしまった戦犯
           \  皿 /    しばしば弱小地域によるジャイアントキリングを演出してくれる
           / /⌒/⌒/   また松坂の伝説の決勝ノーノーを演出したのも京都
           | | ⌒∩⌒    色々呪われているのかもしれない

主な該当高校
学校名  出場歴       実績           著名出身者
龍谷大平安73回(春40/夏33)1956年夏優勝、2014春優勝衣笠祥雄(元広島)、桧山進次郎(元阪神)、炭谷銀仁朗(埼玉西武)
京都外大西15回(春6/夏9) 2005年夏準優勝     木元邦之(元オリックス)
鳥羽   10回(春4/夏6)  1915夏優勝、1946夏準優勝平野佳寿(オリックス)



大阪府

179校 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 
春夏通算353勝220敗5分/勝率.616(2位)

神奈川・愛知・千葉と並んで全国最大級の予選大会が開催される。
記念大会では(ry

他の都道府県と比較した際の特徴として、シード制を採用していないことが挙げられる。
そのため、2015年夏の予選で大阪桐蔭高校と履正社高校が初戦から激突したように、
全国トップレベルの強豪校がいきなり潰しあうことも決して珍しいことではない。
そういった意味では現在最も甲子園への門が狭い、No.1の激戦区と言えるだろう。

とりわけ近年では2012年に春夏連覇を果たした大阪桐蔭が甲子園で極めて高い勝率を誇り、
判官贔屓気性のファンからは徐々にヒール的存在としてお馴染みになりつつある。
(2014年夏の決勝では、地元にもかかわらず対戦相手だった三重高校への声援の方がむしろ多かったほど)
2017年春の大会では決勝戦で大阪桐蔭と履正社が対決し、史上初の同一都道府県校同士での決勝となった。

その一方で、かつて甲子園を沸かせた浪商(現・大体大浪商高校)や、上宮高校は甲子園から長く遠ざかり、
PL学園高校も2016年夏を最後に休部が決まるなど栄枯盛衰を感じずにはいられない土地でもある。


        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  どの学校も攻撃力が凄まじいぞ
           \  皿 /    守備は(ry
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴       実績                 著名出身者
PL学園 37回(春20/夏17)1981〜1982年春連覇、1987年春夏連覇 清原和博(元西武ほか)、桑田真澄(元巨人ほか)、前田健太(ドジャース)
大阪桐蔭15回(春7/夏8) 2008年夏優勝、2012年春夏連覇、2014年夏優勝、2017春優勝 西岡剛(阪神)、中田翔(北海道日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)
履正社 8回(春6/夏2)  2011年春ベスト4、2014年春準優勝、2017春準優勝  岸田護、T-岡田(オリックス)、山田哲人(ヤクルト)



兵庫県

162校 ★★★★★★★★★★★★★
春夏通算299勝234敗3分/勝率.5609(9位)

聖地・阪神甲子園球場の御膝元。言うまでもなく阪神タイガースの本拠地であり、
野球というスポーツに関する関心が日本で最も強い県の一つと言って差し支えないだろう。
「全国中等学校優勝野球大会」だった第一回大会から現在まで変わらず
1県1代表を貫いている全国で唯一の県でもある。

南関東・愛知・大阪には劣るがそれでも163校と東京以上の参加校数を確保しており、
末尾0の記念大会では西兵庫・東兵庫に二分されて2枠の甲子園出場が認められる。
強豪校は西宮・神戸・加古川・姫路など東部から県央にかけての瀬戸内沿岸に集まり、
東西で分ければ東兵庫が、南北で分ければ南兵庫が極端に強豪揃いとなるため
やはり常時分割が求められてはいるが、地域ごとの力量差が激しいために実現しない。

かつては県大会を甲子園で開催していたために
優勝しなくても甲子園で試合ができる県と言われていたが
1999年を最後に甲子園での予選大会は開催されていない。

野球熱が高いのはいいが、高すぎて指導者が育たない県とも言われる。
あれやこれやと注文をつけてくるOB等の野球部関係者に嫌気が差して、
1年やそこらで監督・コーチを辞任してしまうケースが多いとか何とか。

東洋大姫路高校、報徳学園高校、育英高校、滝川第二高校、
加古川北高校、神港学園高校に関西学院高校と強豪校が非常に多く、
全国でも安定した強さを見せるがここ数年はベスト4止まり、決勝進出できない状況が続いている。
大阪府の強豪と有力な選手を奪い合っていることがその原因という声も。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  地元だけに、公立校が出場すると
           \  皿 /    応援がうるさい凄い
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名  出場歴       実績              著名出身者
報徳学園 34回(春20/夏14)2002年春優勝、2010年夏ベスト4金村義明(元近鉄ほか)、片山博視(東北楽天)
東洋大姫路19回(春7/夏12) 1977年夏優勝、2008年春ベスト4長谷川滋利(元オリックス→エンゼルス→マリナーズ)
神港学園 8回(春5/夏3)  2006年春ベスト8       鶴岡一成(元横浜ほか)



奈良県

42校 ★★★★
春夏通算131勝113敗/勝率.537(15位)

1県1代表制移行以前の1971年から2013年までの43年間にわたって
天理高校・智辯学園高校・郡山高校の3校が夏の甲子園出場を独占していた。
鹿児島県同様、この状況は「御三家」などと呼称されてはいるが、
近年は天理と智辯学園との二強状態にあると表現した方がより正確だろう。
天理は春夏通算3度の優勝、78勝を挙げるなど長きに渡って奈良の屋台骨を支えている。
対する智辯学園も、2016年春に通算27度目の出場で初めて頂点に立つなど、こちらも全国的に知られた学校である。

県内では御三家のほか、奈良大附高校や法隆寺国際(旧・斑鳩)高校なども強豪。
43年間の御三家独占状態が2013年夏ついに崩壊、久々に出てきたのは県立の桜井高校であった。
桜井高校に関してはこちらも参照のほど。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  奈良智弁、略してならちー
           \  皿 /    いつかマモノスレでならちーvsわかちーを実況したいものだ
           / /⌒/⌒/   また、天理高校は選手より応援団長に注目が集まる
           | | ⌒∩⌒   実力とネタに恵まれた近畿らしい県と言える

主な該当高校
学校名 出場歴       実績            著名出身者
天理  50回(春23/夏27)1990年夏優勝、1997年春優勝門田博光(元南海ほか)、関本賢太郎(元阪神)
智辯学園28回(春10/夏18)1995年夏ベスト4、2016年春優勝高代延博(元日本ハム→広島)、岡本和真(巨人)



和歌山県

39校 ★★★★★★★★★★★★
春夏通算214勝178敗3分/勝率.546(12位)

参加校数は少数ながらも、箕島高校・桐蔭高校・向陽高校などの古豪ひしめく強豪地区。

しかしながら平成年間以降は智辯和歌山高校が圧倒的な強さを誇る一強状態にあり、
和歌山県の高校野球の歴史はそれ即ち智辯和歌山高校野球部の歴史、とさえ言える。
智弁和歌山が代表を逃すだけでニュースになるほどで、
2014年夏に破れるまで県予選決勝での勝率は100%を誇っていた。
甲子園においてはチームの強さも然りながら、魔曲「ジョック・ロック」でVIPPERにも馴染み深い。

智辯和歌山を長きにわたって率いる高嶋仁監督は、前任の智辯学園(奈良)時代と合わせて
甲子園通算63勝という、下手な県の勝ち星よりも多くの勝利を甲子園で味わってきている。
しかし、ここ数年は智辯和歌山も含め、和歌山勢は甲子園初戦で8連敗中と辛酸を舐めていたが、2017年夏にようやく連敗が止まった。
さらに高嶋監督も2017年には70歳を迎えることもあり、指導者の世代交代が実現するか、
あるいは智辯和歌山王朝が終わりを迎え、新たな学校が台頭するのか、そんな過渡期を迎えつつある。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  未だにジョックロックを超える魔曲に出会ったことがない
           \  皿 /   そろそろならちーと試合してほしいよね
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒



主な該当高校
学校名  出場歴       実績                  著名出身者
智辯和歌山32回(春11/夏21)2000年夏優勝、2000年春、2002年夏準優勝武内晋一(東京ヤクルト)、岡田俊哉(中日)
箕島   17回(春9/夏8) 1977年春優勝、1979年春夏連覇     東尾修(元西武)、吉井理人(元メッツほか)



中国


岡山県

57校 
春夏通算107勝113敗1分/勝率.486(22位)

行政上は中国地方として扱われているが方言等の文化習俗はむしろ近畿地方に近く、
プロ野球においても阪神ファンが広島ファンを圧倒的に上回っているとされる。
書籍等でも「無闇にカープファンを名乗るのは危険」などと書かれていたりする。

岡山の高校野球はかつての岡山薬学校(現在の関西高校)が1895年に
県内初の野球部を創設したことから始まり、第1回大会の中国予選にも参加。
現在では予選への連続参加は途絶えてしまったものの、それでも長い歴史を持っている。
しかし戦前の高校野球と言うと山口(下関商)や広島(広島商・広陵)が全国的にも強かったため、
その壁をなかなか乗り越えられず、全国大会への出場もままならなかった。
戦前では結局、第7回に岡山一中(現在の岡山朝日高校)が県勢初出場を果たしただけと
不遇の時代を過ごすこととなった。

戦後になると地方大会の変更により、東中国大会として島根・鳥取と出場権を争うこととなり
関西高校が戦後初出場をを果たした後、ぐいぐいと出場回数を伸ばしていくことになる。
特に岡山東商業高校が伝説のエース・平松政次を擁しセンバツで県勢初優勝を遂げると
倉敷工業高校や玉島商業高校といった県内のライバル校も揃って夏4強入りを果たすなど
県勢の躍進の起点となり、100を超える勝利数を支えている。

平成以降は上記の伝統ある公立に個性のある私立高校が入り混じるようになり、
県勢で初めて夏の決勝へと進んだ岡山理大付高校を初めとして
センバツ初出場を掴んだ岡山学芸館高校や創志学園高校も夏の頂点に立つなど
絶対王者のいない戦国模様を呈している。
また、岡山の高校野球の特色として1995年夏の岡山城東高校以来、
夏の甲子園で春夏を通した初出場を輩出していない」という変わったジンクスもある。
センバツ出場を掴める実力がなければ聖地を踏めないという実力主義的な一面も垣間見える。

岡山県は伝統的に「投高打低」の傾向があるとされている。
上記の平松政次など大エースを輩出した高校は多いが、本塁打を量産するようなスラッガーは少ない。
そのためかどうかは知らないが、甲子園では試合終盤にリードを守れず逆転負け
というケースでの敗戦が異常に多いというイメージがある。というか事実多い。
61年夏の倉敷商業vs報徳学園、06年夏の関西vs文星芸大付がその例だろう。

やはり県北部は積雪が多いため、それが北部からの全国大会出場を妨げている
という意見もあったが、サッカーやラグビーでは強豪と呼ばれる高校が多いし、
実際のところは北部は硬式より軟式野球の方が盛んというのが真実らしい。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  倉敷商の桃太郎サンバの逆魔曲は俺のせいじゃない
           \  皿 /
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名  出場歴      実績               著名出身者
関西   21回(春12/夏9)2002年春ベスト4、2011年夏ベスト4大杉勝男(元東映ほか)、ダース・ローマシュ匡(元北海道日本ハム)
倉敷商  13回(春3/夏10) 1989年夏ベスト8         星野仙一(元中日)、葛城育郎(元阪神→オリックス)
岡山理大附10回(春5/夏5) 1999年夏準優勝         西川雅人(元オリックス)



広島県

95校 ★★★★★★★★★★★★
春夏通算202勝141敗2分/勝率.589(6位)

甲子園で春夏通算198勝という全国6位の数字を持つ野球どころ。
古くから広島商業高校と広陵高校の2強が中心となって、
それに第3勢力が入れ替わり立ち代わり立ち向かっていた。
その2強は広陵がセンバツに強く、広島商業が夏に強かったことから
「春の広陵、夏の広商」として県内外から一目置かれていた。

特に広島商業は戦前・戦後と共に高い成績を残しており、堅い守りと
バントを中心とした緻密な攻撃による勝負強い野球で全国を席巻。
戦後の一時代を築いた迫田穆成監督は選手・監督として広島商業を優勝に導いただけでなく
「怪物・江川をわずか2安打で破る」「ツーランスクイズの流行を作る」など
数々の名勝負・逸話を持つ名監督として知られている。
(選手・監督の両方で優勝を果たしたのは記録上これまででわずか14人。)

迫田穆成監督はその後、1993年に三原工業高校(後の如水館高校)に移ることになるが
それ以来広島商業に変わって一気に台頭、健在ぶりをアピール。
2011年夏は7度目の出場でついにベスト8を射止めるなど、徐々にその名を全国にとどろかしつつある。
さらには立て続けに好投手を輩出する広島新庄高校なども台頭し、戦国時代を迎えつつある。
広島新庄を率いている迫田守昭監督は上記の穆成氏の実弟にあたり
県大会での監督兄弟対決が実現すると、高校野球ファンを沸かせる好カードとなっている。
ちなみに夏の決勝では2度の対戦があり、戦績は共に1勝1敗。
2004年は守昭氏率いる広島商業が勝利し、2011年は穆成氏率いる如水館が広島新庄を下している。


        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  はだしのゲンでもわかるように広島県民の地元愛はハンパない
           \  皿 /    実力は折り紙つき、中国地方の雄の呼び名は伊達ではない   
           / /⌒/⌒/   守備が固いチームが多いが、若干拙攻の試合が多いという声も
           | | ⌒∩⌒



主な該当高校
学校名出場歴       実績             著名出身者
広陵 44回(春23/夏21)2003年春優勝、2007年夏準優勝金本知憲(元広島→阪神)、西村健太朗(巨人)
広島商43回(春21/夏22)1982年夏準優勝、1988年夏優勝達川光男(元広島)、岩本貴裕(広島)
如水館8回(春1/夏7)  2011年夏ベスト8       柳瀬明宏(福岡ソフトバンク)、田中大輔(元中日→オリックス)



鳥取県

25校
春夏通算57勝97敗/勝率.370(38位)

積雪地帯で練習環境も良好ではないが、それ以前に県の人口、
つまるところ高野連加盟高校および高校球児の絶対数が非常に少ない。
予選大会そのものもたった1週間で終わってしまうことで有名。
70年代以降はその点を逆手にとって大阪等の激戦区から野球留学する選手も多く、
しばしば同制度に批判的な高校野球ファンからの槍玉に挙げられる。

また、これといった絶対的な強豪校が存在しないために
県内各校の戦力は比較的均等に分散されており、
それゆえに中国大会や甲子園では苦戦を強いられることが多い。

夏の甲子園では8年連続初戦敗退の後1勝を挟んで再び8年連続初戦敗退を喫したり
春センバツにおいても代表校を甲子園に送り込むことすら困難な状況が続いている。
決勝戦の舞台に立ったことが無いわけではないが、
数十年単位で決勝はおろかベスト8からも遠ざかっているのが現状。
そもそも、平成に入ってから春夏通じて一大会で2勝を挙げたことがない。
県内高校生のドラフト指名も1985年が最後となっている。


        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  失点すると頭が取れる八頭ちゃん、鳥取城北の寿司打線など
           \  皿 /    ネタの強さでは決して他の地区に引けを取らないぞ   
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名出場歴      実績      著名出身者
八頭  8回(春1/夏7)         田中由郎(元ロッテ→横浜大洋)
境   10回(春2/夏8)        米田哲夫(元阪急→阪神→近鉄)


島根県

40校
春夏通算40勝91敗/勝率.305(47位)

隣の鳥取県とともに日本海側の気候と人口過疎に苛まれ、
優勝はおろかセンバツへの出場すら容易ではなかった島根県。

県民の性格としてか他県からの野球留学にはあまり歓迎的ではなく、
公立の伝統校と「外人部隊」の試合では前者にばかり声援が飛び、
後者が可哀想に見えてくる……という話もある保守的な地域。
公立では浜田高校や松江商業高校が伝統的に強く、
私立では石見智翠館(旧・江の川)高校、益田東高校などが強豪。

2000年以降では開星(旧・松江第一)高校が凄まじい勢いで実力をつけ、中国大会をも席巻している。
が、甲子園ではなかなか勝利が挙げられず、2016年センバツで初戦敗退を喫した結果、ついに勝率が47都道府県で最下位となってしまった。



         ,.. -─‐- 、       【マモノスレ的ポイント】
        /:::::::::::::開:::::ヽ
        i::::::::::,. -─‐- 、:i   悪いがあの優勝旗は一人用なんだ    
        |:::::∠._____ヽ、 
        l::::/  /   \ ! ̄  
       i~^'   (・) (・) '^i
       ヽ     ⊂⊃   ノ  
        l   __l_  l
    __,.r-‐人  \__/  ノ_    ____
   ノ   ! !  ゙ー‐-- ̄--‐'"ハ ~^i、_/l ロロ l- \_
  / / /_ | | |  | | | | |\| |__|__|__|
 // ̄ ̄(__) | |  | | | | |  | |⌒ v⌒ヽ || _
 |ししl_l  ( 日 日 | Eヨ| | | .| | ノ | ヽ ノ  6)⊆  ヽ、
 |(__○⊂_)| 井 | | 生 | | | |<`- o`- ´  ノ、 r-、mnト、
 \____/ | | | | |  | |  | | |ヽ >___/^ヽL-|_|_|_|_l

主な該当高校
学校名出場歴      実績      著名出身者
開星 12回(春3/夏9) 2007年夏ベスト16梶谷隆幸(横浜DeNA)、白根尚貴(横浜DeNA)
浜田 15回(春4/夏11) 1998年夏ベスト8 梨田昌孝(元近鉄)、和田毅(福岡ソフトバンク)



山口県

60校 
春夏通算108勝123敗/勝率.468(26位)

昭和は下関商業高校が、平成は宇部商業高校と、公立高校がまだまだ力を発揮する地区。
他にも岩国高校や南陽工業高校、華陵高校と、公立勢の強豪が甲子園に続々とやってくる。

ただ、近年はあまり成績が上がっていない。
特に夏は2005年に宇部商がベスト4に勝ち残って以降、6年連続で初戦敗退となっていた。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  下関商のセンター、岩国のショートなど
           \  皿 /    時折マモノに魅了された選手を輩出するマモノお気に入りの県
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名出場歴      実績      著名出身者
宇部商19回(春7/夏12) 2005年夏ベスト4上本達之(埼玉西武)
下関商23回(春14/夏9) 1963年春優勝、1963年夏準優勝藤本英雄(元巨人ほか、野球殿堂)



四国


香川県

32校 ★★★★★
春夏通算126勝124敗/勝率.504(18位)

日本最強のうどん県。常に水不足と闘い、台風の訪れを待っている。
と、そんな冗談はさて置き香川県は伝統的には公立高校が強い県であった。
県民の中に「私立なんて公立落ちた馬鹿が行くところ」という意識があったためという。
その中でも高松商業高校は他を圧倒する強さを誇り、第一回選抜大会で優勝などまさに名門の位置にあった。

平成年間に入ると京阪神方面からの野球留学生を大量に招致する形で
私立の尽誠学園高校が台頭、以降長期に渡る王朝を築き上げる。
いわば、「尽誠学園を倒す」=「甲子園出場」のラスボス的ポジションである。

だが、21世紀に入って7、8年ほどが経ったあるとき、突如として尽誠学園王朝は崩壊。
最近では同校が県大会の初戦で敗退することも珍しいことではなくなった。
香川県は現在、寒川高校や英明高校等の新興勢力が跋扈する戦国時代に突入している。
近年、四国四県の中ではとみに勝率が悪くかつての貯金を使い果たしつつあったが、
2016年春に20年ぶりに甲子園に戻ってきた高松商業が準優勝。県民とオールドファンを大いに喜ばせた。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  負けたら砂じゃなくて水を持って帰るらしい
           \  皿 /
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績             著名出身者
高松商 45回(春26/夏19)1960年春優勝、2016年春準優勝水原茂(元巨人)、牧野茂(元中日)、松永昂大(千葉ロッテ)
尽誠学園17回(春6/夏11) 1989年夏、1992年夏ベスト4  伊良部秀輝(元千葉ロッテほか)、谷佳知(元オリックスほか)、田中浩康(横浜DeNA)



徳島県

32校 ★★★★★
春夏通算138勝103敗1分/勝率.573(7位)

私立高校の野球部が席巻する日本で唯一、私立高校の甲子園出場が無い公立王国・徳島。
と言うと聞こえがいいかもしれないが、ぶっちゃけ野球部のある私立が1校しかないだけだったり。
かつてはあの有名な池田高校が「全選手県内出身」を謳って全国制覇を成し遂げたが、
それも中学3年時に東京や大阪の有力選手を引き抜いて「地元中学卒業」ということにした、
という事実を知ると少しガッカリなエピソードだったりする。

硬式野球場が県内に2件しかないという話だが、それでも野球のレベルは高い。
鳴門工業(現・鳴門渦潮)高校や徳島商業高校、
うずまき打線うずしお打線の鳴門高校や、小松島高校などが一貫して強豪の地位にある。
甲子園においても春夏通算135勝102敗1分(勝率.570)と非常に優れた成績を収めている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  野球大国『四国』の一角を担う徳島
           \  皿 /   大勝or大敗のロマン溢れる打線でファンを魅了する
           / /⌒/⌒/   決して守備が悪いわけではないのだが・・・
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績              著名出身者
徳島商 42回(春19/夏23)1947年春優勝、2003年春ベスト4 板東英二(元中日)、川上憲伸(元中日)
鳴門渦潮15回(春9/夏6) 2002年春準優勝、2005年夏ベスト8里崎智也(元千葉ロッテ)
鳴門   19回(春8/夏11) 1950年夏準優勝、1952年春優勝  潮崎哲也(元西武)、秦真司(巨人三軍バッテリーコーチ)
※鳴門渦潮の旧名は「鳴門工業」(2012年鳴門第一と合併統合)。合併による校名変更後は2017年夏に初出場。


愛媛県

59校 ★★★★★★★★★★
春夏通算181勝119敗1分/勝率.603(4位)

坊ちゃんとみかんの国、愛媛県。俳人・正岡子規の故郷であり、古くから野球と深い関係がある。
年度によって上下するものの、野球王国四国の中では参加校数が一番多い。
古豪・松山商は高校野球史上唯一の大正・昭和・平成の各元号下で全国制覇を成し遂げている。
昭和〜平成にかけて台頭した今治西宇和島東も高校野球ファンにはお馴染みである。
また、センバツ初出場で初優勝を達成した済美高校の活躍は記憶に新しいだろう。

近年は初戦敗退が目立つものの、選手権大会だけを見れば115勝064敗(勝率.642)と依然として全国2位である。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  『古豪=かませ犬』を樹立してしまった戦犯パート2
           \  皿 /    松井裕樹の1試合22奪三振をはじめ、数々の三振記録に絡む
           / /⌒/⌒/   今治西の扇風機打線は毎回のようにネタにされる。
           | | ⌒∩⌒   なおショートを遊撃手と訳したのは正岡子規ではなく中馬庚

主な該当高校
学校名 出場歴      実績              著名出身者
松山商 42回(春16/夏26)1932春優勝、1996年夏優勝    藤本定義(元巨人ほか、野球殿堂)、景浦將(元阪神、野球殿堂)
今治西 27回(春14/夏13)1995年春ベスト4、1963年夏ベスト4藤井秀悟(元東京ヤクルトほか)、熊代聖人(埼玉西武)
宇和島東12回(春4/夏8) 1988年春優勝          岩村明憲(元東京ヤクルトほか)、宮出隆自(東京ヤクルト二軍打撃コーチ)



高知県

32校 ★★★★★
春夏通算180勝115敗/勝率.610(3位)

春夏ともにトップクラスの勝率を誇る強豪県。
四国四商の一角高知商、古豪高知
2015年に途切れるまで続いた夏初戦不敗神話の明徳義塾といった常連校は
高校野球ファンにとって非常に馴染み深い。

また、24の瞳の中村、KKPLを倒し初出場初優勝を果たした伊野商などの
無名校もしばしば旋風を巻き起こしてきた。
加盟校数こそ全国でも屈指の少なさを誇るが、実績のある学校が多い。
このあたり、同じく太平洋に面した和歌山県と似たような傾向があるのかもしれない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  明徳は未だにヒール扱いされている
           \  皿 /
           / /⌒/⌒/
           | | ⌒∩⌒

主な該当高校
学校名 出場歴      実績             著名出身者
高知商 36回(春14/夏22)1980年春優勝、1978年夏準優勝 鹿取義隆(元巨人→西武)、藤川球児(阪神)
高知  30回(春17/夏13)1975年春優勝、1964年夏優勝  有藤通世(元ロッテ)、杉村繁(元ヤクルト)
明徳義塾34回(春16/夏18)1998年夏ベスト4、2002年夏優勝森岡良介(東京ヤクルト)、中田亮二(元中日)、伊藤光(オリックス)



九州・沖縄


福岡県

135校 ★★★★
春夏通算143勝159敗/勝率.474(24位)

プロ野球屈指の人気球団・福岡ソフトバンクホークスの御膝元だけに野球熱は高く、
県高野連への加盟高校もゆうに100を超えるなど高校野球への関心も非常に高い。

福岡県は十字架調の妙な形状をしているために東西南北それぞれの端同士の距離が長く、
全ての学校をまとめて1つの大会に参加させることが困難であることから、
かつては北九州・筑豊方面を「北部」、福岡・筑後方面を「南部」として二分し、
北部大会、南部大会を勝ち上がった19校で最終予選となる「県大会」を争う形式を採っていた。
この形式は2013年から改められ、ベスト16までは南北に分かれて争う形になっている。

かつては初の夏2年連続優勝を果たした小倉高校など北部所属の高校が強かったが、
平成以降は柳川高校、東福岡高校、西日本短大付属高校など南部勢が圧倒。
1997年から2007年まで、実に11年にも渡って南部からの甲子園出場が続いた時期もあった。

しかしながら近年は2011年春準優勝の九州国際大付属高校を筆頭に北部、
特に北九州市の高校が盛り返してきており、戸畑東筑紫学園自由ケ丘などが
続々と甲子園に出場、プロ入り選手を毎年のように輩出するなど再逆転。
2014年夏の県大会では、8強が全て北部の学校に占められる事態となった。

このように都市部にありがちなことではあるが、有力校が多い為戦力も分散する傾向にある。
甲子園での優勝も1992年の夏(西日本短大附属)が最後と、もう四半世紀近く遠ざかるなど上位進出はイメージほど多くない。
特にセンバツでの負け越しが多く、通算勝率も5割を割り込んでいるのはちょっと意外かもしれない。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  最近コンスタントに出場している九国大付は
           \  皿 /   ドラゴン、伝令ジャーマイアス、ムサシなど
           / /⌒/⌒/   なかなかアクの強い人材もコンスタントに輩出しているぞ
           | | ⌒∩⌒


主な該当高校
学校名   出場歴     実績        著名出身者
柳川    16回(春8/夏8)2000年春夏ベスト8 真弓明信(前阪神監督)、香月良太(元近鉄ほか)
九州国際大付8回(春2/夏6) 2011年春準優勝  加藤大輔(元オリックス→東北楽天)、日高剛(元オリックス→阪神)、高城俊人(横浜DeNA)
西日本短大付6回(春1/夏5) 1992年夏優勝   新庄剛志(元阪神→メッツ→ジャイアンツ→メッツ→北海道日本ハム)



佐賀県

41校 ★★
春夏通算44勝70敗1分/勝率.386(36位)

その存在が謎に包まれている空中都市・SAGA
明治維新後の府県制では統廃合を繰り返し、福岡県と長崎県を行き来していた。
スポーツでは近年J1に定着しつつあるサガン鳥栖が有名どころ。

府県制の括りもあってか福岡・長崎の2県と甲子園出場枠を取りあい、
特に長崎県とは九州大会から北九州大会、戦後の東九州大会に至るまで争い続けていた。
しかし実際はその両県に押されることなく甲子園への出場を重ねており
特に戦前は佐賀中学(現在の佐賀西)、戦後は佐賀商業がその筆頭だった。

例年であれば1・2回戦で敗退、3回戦まで進めれば大健闘という成績だが
夏の甲子園はわずか38勝ながら全国制覇が2度もあるロマン枠。
特に初の全国制覇を果たした佐賀商業の名は偉大であり、
他校は『SASHO』の胸文字を見た途端に震え上がり泣いて許しを乞うほど。
また、県全体としても、全国各地に優秀な選手及び指導者を派遣しており、
野球王国として一時代を築きつつある。
戦績だけに留まらず、佐賀商・新谷や唐津商・北方など話題を呼ぶ選手も輩出している。

夏は2007年夏に佐賀北高校が全国を制するなど、インパクトある活躍を見せるが、
逆にセンバツはご無沙汰であり、最後に出場してから9年連続で春の便りが届かず、
最後のセンバツ勝利は2000年の佐賀商業までさかのぼらなければならない。


        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  07年の佐賀北フィーバーは記憶に新しい
           \  皿 /   数年に一度、わけのわからんポテンシャルを持った
           / /⌒/⌒/   豪腕投手が現れるロマンのある地域
           | | ⌒∩⌒



主な該当高校
学校名 出場歴     実績    著名出身者
佐賀商 21回(春6/夏15)1994年夏優勝新谷博(元西武→日本ハム)
佐賀北 4回(春0/夏4) 2007年夏優勝岸川勝也(元南海ほか)



長崎県

57校 
春夏通算62勝84敗/勝率.425(33位)

島の数日本一であり、県内には海岸線からの距離が15km以上の地点はないらしい。
しかし離島の高校が環境面に恵まれないのは沖縄と同じようである。
長崎といえば国見サッカーだった頃もあったほど有名。
「甲子園?それよりサッカーの結果は?」状態だった県民を清峰が叩き起した。

県立清峰高校の活躍を紹介したい。

2005年夏に、甲子園初出場にして同年春優勝校と前年夏準優勝校を破り、3回戦進出という快進撃を遂げた。
名前聞いたこともねーとこがうっかり出て来ても勝てるわけねーだろwww佐実連れて来いwww
とかおもっててマジすんませんでした。
完全に無名の公立校が春王者に延長13回の死闘を演じて勝ちあがりました。めでてえwwwでもまぐれまぐれwww
次は去年の準優勝校じゃんクジ運わるすぎwwおわたwwwwとか思ってたら、二回戦も序盤大量得点で勝ちました。
本気で清峰さんナメてましたごめんなさい。

これを皮切りに清峰高校は、2006年に春初出場準優勝、2009年にはついに春を制した。
長崎県勢春夏通じて初の甲子園制覇であった。
近年は、清峰高校、長崎日大高校、海星高校、佐世保実業高校など
古豪新興入り乱れての乱戦となっているが、特筆すべきは創成館高校の急成長だろうか。
数年前にオーナーが代替わりして以降センバツに2度出場、
夏は初出場の2015年に天理(奈良)を下して甲子園初勝利を挙げた。


主な該当高校
学校名 出場歴     実績             著名出身者
清峰  5回(春2/夏3) 2009年春優勝、2006年春準優勝今村猛(広島東洋)、古川秀一(元オリックス)
長崎日大11回(春2/夏9) 2007年春ベスト8       中村隼人(元北海道日本ハム→巨人)、野原将志(元阪神、現在は社会人野球)
海星  22回(春5/夏17)1976年夏ベスト4、2016年春ベスト8松永浩典(元埼玉西武)、堀幸一(元千葉ロッテ)



熊本県

64校 
春夏通算100勝102敗1分/勝率.495(19位)

戦前から現在まで熊本工業、通称・熊工が中心。
これまでプロ野球界へ輩出した数は63名にも達し、公立高校の中では全国1位。
打撃の神様と称された川上哲治をはじめ、数多くの名選手を生んでいる。
敗れはしたが、1996年夏の決勝戦で松山商業(愛媛)と演じた激闘は20年を過ぎた今もなお語り草となっている。

その熊工を追う学校は済々黌鎮西九州学院など、時代とともに変化している。

主な該当高校
学校名 出場歴      実績      著名出身者
熊本工 40回(春20/夏20)1996年夏準優勝 川上哲治(元巨人)、前田智徳(元広島)、荒木雅博(中日)
済々黌 11回(春4/夏7)  1958年春優勝  古葉竹識(元広島)
九州学院14回(春6/夏8) 2010年夏ベスト8高山久(元西武→阪神)、大塚尚仁(東北楽天)



大分県

50校 
春夏通算73勝90敗/勝率.448(30位)

おんせん県。
人口に対してプロスポーツチームがやたら多く、最古の車いすマラソン大会があるなど、真夏も真冬もスポーツ三昧。
野球においても人口あたりのプロ選手輩出率はトップクラス。
しかし春は1967年、夏は1972年のどちらも津久見高校が制したのを最後に40年近く優勝から遠ざかっており、
近年は夏ベスト4を残した柳ヶ浦高校や明豊高校(旧別府大付属高校)が有名。
特に09年夏の9回裏覚醒今宮はマモノスレ黎明期を盛り上げた一場面である。
これら私立の伝統校に加え、大分工業高校や日田林工高校など
県立高校もしばしば甲子園への切符を獲得している。
また、甲子園に出場しないながらもプロへと進む選手も多いのは、選手の分散が目立つ九州ならではか。

主な該当高校
学校名 出場歴     実績           著名出身者
明豊  7回(春2/夏5) 2001年、2009年夏ベスト8城島健司(元マリナーズほか)、今宮健太(福岡ソフトバンク)
柳ヶ浦 10回(春2/夏8)1994年夏ベスト4    脇谷亮太(巨人)、山口俊(横浜DeNA→巨人)


宮崎県

50校
春夏通算67勝82敗/勝率.450(29位)

読売ジャイアンツや福岡ソフトバンクホークスなど、多くのプロ球団が
キャンプ地として長年に渡って利用しており、古くから野球への関心は高い。
近年は若手選手の成長機会として「フェニックスリーグ」も設置された。

1975年の1県1代表式予選大会創始以来、「2年連続」の文字が
甲子園代表校の肩書に刻まれたことが一度として無いという、
神奈川や大阪などとは違った意味で「激戦区」と呼ばれる地域。
全体を通しても2期連続出場は3例ほど、夏に限ると46・47回の宮崎商業ただ1校のみである。

南国気候ゆえに県内のどこでも野球に取り組むことが可能であること、
有力選手をガツガツと集めるほど裕福な私立高校が存在しないこと、
福岡や熊本、鹿児島への人口流出が激しいことなどといった悲喜こもごもの事情が相まって、
県内各所に点在する有力校が毎年入れ替わり立ち替わり
県大会決勝戦に現れるため、「古豪」という言葉の使いどころが存在しない。

その中でも近年、盟主の立ち位置にいるのが県南地区の日南学園高校。
甲子園出場回数最多という記録もあるが、何より2001年夏の寺原フィーバーの余波が
今も色濃く残っており、「宮崎県の強豪」と言われるとここをイメージする高校野球ファンも多い。
その時から県内だけでなく、他県からも優秀な選手が来るようになっている。
県南はその日南学園を山麓に構える都城勢が追う形になっている。
かつてKKPLと春夏に渡って奮闘した伝統校・都城高校や
2度の夏8強入りと実績のある都城商業高校がその代表だろう。
その他に出場回数は少ないながらロマンある快進撃を見せた小林勢もいる。

県央は宮崎市を中心として高校数も多く、甲子園出場を経験した強豪が犇めいている。
その中でも県勢の黎明期を支えた宮崎工業高校や
唯一の夏連続出場を果たしている宮崎商業高校といった歴史ある公立校に
2015年夏にカープ化して話題を呼んだ宮崎日大高校といった
平成以降に出場を果たし力を伸ばした強豪私立が名を連ねている。

県北は延岡学園高校と聖心ウルスラ高校の2校が盟主の座を争い、
延岡商業高校といった公立校がそれに続く形だ。
全体的には延岡市内に強豪校が集まり、その他(日向・西都)が押されている格好と言える。
しかし近年は甲子園出場を目指して新興勢力の公立校が台頭している地区でもあり、
九州大会へ初出場を果たす高校も現れ、混戦模様になりつつある。

また、九州勢では唯一春夏を通じて甲子園決勝への進出経験が無い優勝経験が無い。
しかし意外なことに明治神宮大会や国体(こちらは記録上)での優勝経験があるため、
巡り合わせがよければ…という淡い期待もちらほらと聞かれるが、実現には至っていない。
やはり有力選手の一極集中が無いためとされているが、
それだけにどこが出場しても地元からは暖かい声援が届くようだ。
2013年夏、ついに重本監督率いる延岡学園が宮崎県勢初の優勝及び九州勢優勝コンプリートを賭けて
宮崎県勢初の決勝進出を果たしたが、惜しくも準優勝に終わり期待は次回へと持ち越された。
余談だが、この2013年という年はウィンターカップ(バスケ)で延岡学園が去年に続く連覇、
冬の国立(サッカー)で鵬翔高校が県勢として初優勝と、県勢の高校スポーツが大躍進を遂げた1年となり
野球では優勝こそ叶わなかったものの、その一躍を担った活躍であった。




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主な該当高校
学校名 出場歴     実績            著名出身者
日南学園13回(春5/夏8)1999年春、2001年夏ベスト8 赤田将吾(元西武→オリックス→日本ハム)、寺原隼人(福岡ソフトバンク)、井手正太郎(元ソフトバンク→横浜DeNA)
延岡学園9回(春2/夏7) 1973年夏ベスト16、2013年夏準優勝黒木知宏(元千葉ロッテ)、草野大輔(東北楽天二軍打撃コーチ)
宮崎商 6回(春2/夏4) 1964年夏ベスト4      小川亨(元近鉄)、赤川克紀(東京ヤクルト)



鹿児島県

84校 
春夏通算93勝104敗2分/勝率.472(25位)

県大会の舞台となる鴨池球場にはかつて千葉ロッテがキャンプ地を構えていたが、
かといってロッテファンが多いわけでもない(巨人、ホークスが多い)鹿児島県。

南国ならではの温暖な気候は1年中安定した練習環境を実現しており、
野球のみならずサッカーでも全国的な強豪校が多い恵まれた土地である。

鹿児島県の高校野球は樟南高校、鹿児島実業高校、鹿児島商業高校の3校が非常に強く、
1981年から2005年までの25年間に渡ってこれら「御三家」の夏の甲子園独占が続いた。
(サッカーでも似たような状態で、特に鹿児島実業は前園真聖、城彰二、松井大輔、遠藤保仁を輩出。)
近年になって神村学園高校が各種運動部に力を注ぎ、
鹿児島商業に代わって新たな御三家としての地位を確立しており
九州で最も「聞いたことのある学校が出てくる」確率が高い地域と言える。

薩摩半島と大隅半島という2つの大きな半島を有するが、野球の力関係でいえば鹿児島市を有する薩摩半島が優勢。
大隅半島からの甲子園出場は2013年春の尚志館高校が初めてで、
夏は2014年夏の鹿屋中央高校まで待たねばならなかった。

主な該当高校
学校名 出場歴     実績               著名出身者
樟南  26回(春7/夏19)1994年夏準優勝、1999年夏ベスト4 鶴岡慎也(福岡ソフトバンク)、大和(阪神)
鹿児島実27回(春9/夏18)1996年春優勝、2011年春ベスト8  杉内俊哉(巨人)、本多雄一(福岡ソフトバンク)
神村学園7回(春4/夏3) 2005年春準優勝         野上亮磨(埼玉西武)



沖縄県

63校 ★★★
春夏通算97勝79敗/勝率.551(11位)

終戦後もアメリカの占領下として長らく日本列島から切り離されてきた悲しい歴史を持つ。
『本土との繋がり』を実感できる高校野球は、そんな沖縄県民にとって数少ない娯楽と希望であった。
ようやく1958年に戦後初めて沖縄県代表として出場を果たした首里高校だが
検疫法により持ち帰ろうとした甲子園の土を船上で海に捨てられてしまったという
非常に有名なエピソードは、高校野球ファンとしては涙無しには語れない。
底抜けに明るい沖縄県勢の応援の裏にはこういった暗い過去があることを忘れてはならない。
(※1958年はまだ米軍占領下にあり、出場に際してはパスポートが必要であった。
  沖縄返還は1972年と実は結構最近の話なのである。)

そんな事情もあり、沖縄県民の高校野球への関心は全国でもトップクラスに高く
毎年高校野球の時期になると報道が過熱、沖縄代表の試合が始まると沖縄の経済が2時間停滞するとも言われ
2010年夏に興南が優勝したときなどは三日三晩宴会が続いたとか続いてないとかという話もあった。
そんな高校野球好きの県民性もあって、毎年沖縄県の高校の試合ではアルプススタンドが異様な盛り上がりを見せ
その代表校とは何の縁もゆかりもないおっちゃんが笑顔で指笛を吹いていたりする。

基本的には鹿児島同様に温暖な気候で1年中練習が可能な、積雪とは無縁の地域。
プロ野球チームの多くも2月のキャンプ地で採用していることでも知られているが、
高校野球でも強豪私立校が春先に合宿を沖縄で組むことも少なくない。
センバツ直前ともなると、練習試合解禁とともに沖縄からセンバツ出場校の仕上がり具合を伝えるニュースがよく届くように、
練習試合相手として採用される沖縄の学校のレベルが上昇している一因と見る声もある。

しかしながら離島の高校ともなると決して環境面で優れているとは言い難い。
やはり基本的には興南高校や沖縄尚学高校など那覇市周辺の学校が強く、
離島勢の甲子園出場は八重山商工高校ただ一校に留まっている。

        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  ピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュ〜〜イ
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主な該当高校
学校名 出場歴     実績         著名出身者
興南  14回(春4/夏10)2010年春夏連覇   デニー友利 (中日投手コーチ)
沖縄尚学13回(春6/夏7)1999年、2008年春優勝安仁屋宗八(元広島ほか)、伊志嶺翔大(千葉ロッテ)
沖縄水産12回(春3/夏9)1990〜1991年夏準優勝新垣渚(元ソフトバンク→東京ヤクルト)





特別編


台湾

春夏通算12勝21敗(出場回数20回)/勝率.364


日清戦争に勝利し、下関条約により1895年から日本による統治がはじまった台湾。
大東亜政策を掲げる大本営の本音はともかく、現場の日本人教育者は熱心であったという話は
多少なりとも耳に入る。
こと学生野球に関しても、本土からの移住者も加えて1923年(大正12年夏・第9回)に台湾第一中学が
初出場を果たしてから、1941年に戦況悪化により中止されるまで強豪地区として鳴らしたほど熱心であった。

しかし、いわゆる外地はどこも全員日本人によるチームが代表になることが多く
朝鮮では審判が日本人びいきだとして、試合をボイコットする事件すらあった。
そんな中、原住民、台湾人、日本人の3民族の混成部隊により台南の学校で初めて台湾大会を制覇し
1931年夏に準優勝を果たした天下嘉農こと嘉義農林学校などは最近になって台湾で映画化されるほどで
どうしても甲子園に出たいとわざわざ日本の高校に留学してくる生徒もニュースになったばかりである。
昨今のWBCを見てもわかる通り、台湾の人たちの野球に対する情熱は計り知れないものがある。
また嘉義農林学校の野球部のOBが、鬼監督近藤兵太郎のお墓参りのために来日し
戦中戦後の混乱期に失われた準優勝の記念盾を復刻、墓前に供えたという台湾人の義理堅さがわかる
エピソードもある。

なお、上述の映画は、2015年1月24日(土)新宿バルト9他全国公開が決定。
映画『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』
地方局などで高校野球の予選を中継している際は、CMも見られるようだ。



        |\_/ ̄ ̄\_/| 【マモノスレ的ポイント】
       \_| ▼ ▼ |_/  自分、ホルホルいいっすか
           \  皿 /.    と冗談は置いといて最近の台湾野球の進化はめざましい
           / /⌒/⌒/   この前のWBCの王建民なんか打てる気しなかったもんね
           | | ⌒∩⌒


学校名出場歴実績著名出身者
嘉義農林学校(現嘉義大学)5回(春1/夏4)1931年夏準優勝呉昌征(巨人→阪神→毎日)、呉新亨(大和→巨人)
台北第一中学校(現建国高級中学)7回(春2/夏5)1929年夏ベスト4宮崎剛(阪神→宇高→阪急→大洋)


朝鮮

春夏通算8勝20敗(出場回数20回)/勝率.286
※なお台湾と違って春のセンバツ出場経験は無い


日本にとって最も因縁の深い国であろう韓国もまた日本による統治時代があった。
1910年に日韓併合条約により1945年の終戦までそれは続いた。
朝鮮代表として1921年夏(第7回)に初出場を果たしたのは釜山商業(現在の開成高校)。
ちなみに当時はまだ甲子園ではなかったようで、しかも出場選手は皆日本人だったという
残念エピソードもある。
しかし23年夏には全員韓国人を掲げる徽文高普中等学校が朝鮮代表として出場
出場校が少なかった大会ではあるが、ベスト8という成績を残している。
台湾と違ってあまり友好的でないエピソードが当時から多く残されており、高校野球に関わらず
いがみ合っている日韓ではあるが、仁川中学のように高校野球ファンをホッとさせる話を
伝えてくれる学校も少ないながらある。



学校名出場歴実績著名出身者


満州

春夏通算12勝20敗(出場回数20回)/勝率.375
※なお朝鮮と同じく春のセンバツ出場経験は無い


ラストエンペラーで知られる愛新覚羅溥儀を皇帝に持つ『日本の生命線』満州国
ここからも甲子園に出場するために球児たちが汗を流していた。
ちなみに満州国の国技がサッカーであったことは知る人ぞ知る豆知識である。
1921年夏に朝鮮とともに参加を認められ、大連高等商業学校が満州代表として参加。
初出場にしてベスト4入りという快進撃を見せ、以来強豪地区として活躍したが
実際には他の統治地域と同じく、ほぼ日本人が主力をつとめていたようだ。
また、青島中学のように中華民国など満州国地域以外から代表になることも
多々あり、当時の大陸の混沌とした様子を代表校から見てとれる地域となっている。

さらに日本に統治されていたとは言え大陸内部に達する地域でもあったため
学校によっては(特に内陸部の奉天商などは)出場するだけでも(物理的な意味で)一苦労だったようだ。
地理的にもモンゴルやロシアに近く、緯度的には北海道より北にある地域もあり冬の寒さは非常に厳しかった。

現在では甲子園に出場した学校の多くは廃校となり、今では名前も跡も残されていないが
終戦後に日本へ帰国した野球部OBの中には、毎年甲子園の開会式に球場へ足を運ぶ方も
いらっしゃるようです。



学校名出場歴実績著名出身者
大連高等商業12回(夏12)1921年夏ベスト4、1926年夏準優勝武末悉昌(南海→西鉄)
2017年08月29日(火) 00:04:09 Modified by akieda

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Uploaded by krmne1103 2013年08月30日(金) 10:50:29



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