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2018春 甲子園への道のり by 名無し(ID:9Zh3g+HbAA)
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2016夏 甲子園への道のり

※各地区大会終了後、適宜加筆予定

<北海道・東北>


北北海道


今年も例によって南高北低の傾向がある北海道。北では秋に唯一8強入り、春も4強入りした白樺学園が今年も本命か。
特に春は北照、駒大苫小牧といった南の強豪を連破。宮本、牧野に加え、秋に背番号1の橋本が戻れば投手陣は盤石だ。
2013年の21世紀枠、ガンダム・遠軽は打線が好調。多少の失点は覚悟のうえで打ち合いに活路を見出したい。
粒ぞろいの旭川支部では旭川東旭川西といった道大会を経験した公立校が虎視眈々と頂点と狙っている。
最北の名寄地区からは甲子園を狙う稚内大谷。春の道大会ではセンバツ出場の札幌第一に善戦し、自信を付けた。
ダークホースは創部3年目のクラーク記念国際。春は初めて地区大会を突破。今は無き駒大岩見沢の監督が指揮を執る。
白樺の独走を阻止したい同じ十勝支部の帯広大谷や、一昨年代表の武修館ら近年の代表校の巻き返しはあるか。


南北海道


春の道大会を制したのは、近年メキメキと力を付けてきた札幌大谷。この勢いのまま夏も頂点に立つことが出来るか。
秋・春と準優勝、あと一歩が遠い北海道栄は足を絡めた多彩な攻撃が武器。金沢ら投手陣がどこまで粘れるかがカギだ。
センバツ出場の札幌第一は堅実に試合を作れるエース・上出の投球に打線が応えたい。夏出場なら4年ぶりとなる。
駒大苫小牧は秋4強、春8強と殻を破れていないが、右の阿部陽、左の阿部光の両阿部が引っ張る投手陣は安定感アリ。
今年から校名が変わった東海大札幌(旧・東海大四)、連覇を狙う北海ら、札幌地区の強豪も逆襲を誓う。
さらに監督交代2年目の北照や、秋4強の快進撃を見せた札幌清田、エース・倉内が楽しみな札幌日大もいる。
やや旗色の悪い函館支部だが、函館工が春1勝、函館ラサールも駒苫に0−4と粘った。飛躍のきっかけにしたい。


青森


センバツ出場の八戸学院光星青森山田が春の県大会でベスト8を逃しノーシード濃厚で、早くも波乱の予感。
光星を破ったのは弘前学院聖愛。秋に敗れたリベンジを果たして1勝1敗と、今年も2強と互角と見ていいだろう。
6年ぶりの出場を目指す八戸工大一は青森山田を撃破。投打とも個々の力は上位陣にひけを取らず、噛みあえば面白い。
昨年は公立の三沢商が私学勢の牙城を久々に崩したのは記憶に新しいが、今年ももしかしたら、があるかもしれない。
代表格は春に八戸工大一、聖愛を破って優勝した八戸西か。秋も聖愛と1点差試合を演じておりフロックではなさそう。
秋4位の青森北や春4位の五所川原工をはじめとした五所川原勢も上位を食うチャンスをうかがっている。
迎え撃つ光星、山田は投打のバランスが整っているだけに夏に向けてどこまでピークを合わせて来られるかがカギ。


岩手


代表を争う学校が固定化されつつある岩手。秋・春の東北大会で4強に進出した3校が今年も引っ張っていく展開になりそうだ。
秋の東北4強・盛岡大付は打線が強力。井上、三浦、坪井と枚数は揃う投手陣がリードを守り切れるかが課題だ。
同じく秋の東北4強・一関学院。投打で軸となる大竹の負担をどこまで軽減できるかがカギ。6年ぶりの復活はなるか。
春の東北4強の花巻東には菊池雄星、大谷翔平も屈したジンクス「2005年以降夏の甲子園は奇数年のみ」が立ちはだかる。
追いかける学校は少し力の差が開く。秋に盛岡大付に敗れた専大北上は、春は3強との対戦前に取りこぼしてしまった。
センバツに21世紀枠で出場して1勝した釜石はエース・岩間への依存度が高く、夏の頂点を睨むには少々層が薄いか。
春に4強入りの快進撃・一関工や秋4強、春8強の花巻南といった学校が波乱を起こす余地は果たして残っているか。


秋田


唯一秋・春と連続して東北大会に出場した能代。秋は光星、春は聖光といった学校に食い下がった経験を生かせるか。
明桜は春の東北大会で1勝したが、スコアは18−12の超乱打戦。春の県大会能代戦も9−13と、投手陣に難ありか?
初めての夏の甲子園を狙う大曲工が春3位と甲子園射程圏につけている。花火打線に火が付けば面白い存在になる。
伝統校では秋に県を制した秋田の名前が挙がるが、春は地区敗退と停滞気味。ここからの巻き返しは果たしてあるか。
能代に負けじと能代松陽も秋3位、春8強と堅実に上位に顔を出す。学校名が変わって初めての甲子園出場を目指す。
初の甲子園を狙う春4位の秋田中央、2011年の21世紀枠で春4位の大館鳳鳴にはもうひと押しほしいところ。
昨夏甲子園8強と久々に活躍した秋田商だが、今年は秋・春と県大会に出られず、連覇が相当厳しい情勢になっている。


宮城


センバツこそ逃したものの、春の東北大会は出場3校が全てベスト4に進出するなどここに来て上位が充実してきている。
昨夏甲子園準優勝の仙台育英はその時のメンバーのほとんどが入れ替わる中、今季も安定した結果を残し続けている。
そのライバル・東北は春の東北大会優勝。終盤にもつれる試合をことごとく制すなど、ここに来て粘りが出てきた。
第三勢力の東陵も春の県大会優勝、東北大会準優勝と躍進。昨年は不祥事で夏を棒に振っただけに禊ぎの快進撃なるか。
この3校の充実ぶりが際立つ一方、その他の学校は層の厚さ、安定感を含め少々力の差が開いているという状況だ。
秋4位の古川工、春4位で近年コンスタントに上位に食い込む柴田ら公立の有力校が一波乱起こせるかどうか。
秋・春と東北に惜敗した利府も地力はまずまず高いが、3強の壁を乗り越えるにはややパンチ不足なのも否めない。


山形


昨年はフラミンゴ投法・福谷という好投手を抱えた鶴岡東が制したが、今年は目立った投手が少なく打撃戦の気配。
連覇を狙うその鶴岡東は秋3位、春4位とまずまずの結果を残す。打撃でも中軸を張る丸山がマウンドでも粘れるかがカギ。
秋・春の県大会を制したのが酒田南。長打力のある打者が多く、これを中西、百瀬らの継投で守り抜くことを目指す。
ここに、21年ぶりの夏を狙う東海大山形、中堅私学の九里学園、2年ぶりの夏を狙う山形中央あたりが絡む。
東海大山形は取られたら取り返す強力打線がウリ。九里学園はエース・登藤次第、山形中央は機動力で逆転を狙っている。
今季の実績には乏しいものの、日大山形羽黒もノーシードに控えており、シード校としては気が抜けない相手か。
打ち合いが予想される今年の山形は、試合内容と共に荒れ模様になりそうで、ノーマークの学校が抜け出す可能性も十分だ。


福島


なんといっても戦後全国最長となる10年連続出場がかかる聖光学院の動向に注目が集まるのは避けられないだろう。
エース・鈴木拓人は小学校時代ドッジボールで鍛えられ、野球は中学から軟式でという変わり種だが安定感はピカイチ。
春は県大会でエラー連発で8年ぶりに公立校に敗れるなどウイルス体質は相変わらずだが、引き締め直すきっかけにしたい。
ここ数年打倒・聖光の筆頭格だった日大東北は今年も有力校の一角だが、秋・春と聖光に連敗で旗色はやや悪い。
逆に、春に乱戦の末聖光を破った磐城、春の県を制した光南などの公立勢が秋・春と県大会を賑わせている。
秋3位で16年ぶりの夏を狙う福島商、秋に聖光を苦しめたいわき光洋や中堅公立の小高工らも逆転を狙う。
私立勢でも古豪の学法石川が秋は久々に準優勝、新監督就任の東日本国際大昌平も不気味な存在になりそうだ。


<関東・東京>


茨城


センバツでは鹿児島実に完敗した常総学院だが、エース・鈴木不在でも春の県大会を制するなど地力の高さは折り紙付き。
あとは鈴木の回復次第だが、故・木内監督勇退後は昨年のように時折取りこぼす場面があり、隙が無いわけではない。
昨年ついに夏の聖地に辿り着いた霞ヶ浦も秋優勝、春8強と安定感アリ。今度は常総を倒して甲子園への切符を掴みたい。
県大会上位の常連になりつつある石岡一は、春の決勝で常総を9回までリードと追い詰めたことを自信にしたいところ。
古豪・水戸商も接戦を次々にものにし、春は久々の4強。秋も石岡一と延長戦を演じ、21世紀初の夏の甲子園も視野に。
2014年夏の大逆転負けを払拭したい藤代や、同じ県南の強豪・土浦日大も夏に向かってもう一伸びあれば射程圏内。
秋に躍進の日立一太田一、昨夏常総から金星の東洋大牛久、進境著しい明秀日立なども楽しみな存在だ。


栃木


作新学院の夏6連覇なるかどうか、に注目が集まりそうな今年の栃木だが、例年にも増して対抗馬の充実ぶりが際立つ。
唯一秋・春と関東大会出場の文星芸大付。巧みな投球術のエース・佐藤良を軸に、9年ぶりの復活に向けて頭一つ分リード。
その文星芸大付を秋に倒した白鴎大足利、秋・春とも1点差まで食い下がった青藍泰斗と中堅私学勢も今年は一味違う。
白鴎大足利は水野、青藍泰斗は板垣と共に速球派を抱える。ただ、水野は春の大会でピリッとせず、復調が待たれるところ。
ライバルに対し、作新学院は強打が武器。昨年夏の甲子園で3安打した小林をはじめとした強打者が相手投手陣に立ち向かう。
逆に状態が上がらないのが佐野日大。秋は文星芸大付に完敗し、春は作新にまさかの5回コールド負け。逆襲はあるか。
秋は4強に食い込んだ元21世紀枠・真岡工や春に作新から大逆転勝ちした栃木工といった公立勢も一泡吹かせたい。


群馬


このところ甲子園に持ち回りで出ている感のある私学3強に、今年はもう1校くさびを打ち込む私立が出てきそうだ。
センバツ出場の桐生第一は春こそ早々に姿を消したが、エース左腕・内池の力は群を抜くだけに春がダメでも侮れない。
秋8強から春は関東優勝と挽回した前橋育英。3年前のような絶対的エースはいないが、粒揃いの投手陣の継投が武器。
秋優勝の樹徳はプロ注の捕手・嶋田が中心。24年ぶりの夏に向けて、この学校伝統?の夏の勝負弱さを克服したい。
健大高崎は春準優勝だが、実質4番手か。秋は樹徳に惨敗、春も前橋育英に敗れるなど、今年は上位校に勝てていない。
私立勢に待ったをかけたいのが通算13回甲子園出場の古豪・前橋工。秋・春と4強入りしており、ココも十分射程圏内。
強豪校にも一歩も引かない善戦マン・伊勢崎清明や、春4強の伝統校・前橋など、その他の公立勢も躍進を狙う。


埼玉


3季連続甲子園を目指す花咲徳栄。センバツのマウンドも経験した2年生・綱脇らがエース・高橋昂の負担減を図る。
秋・春とその花咲と決勝で激突した浦和学院も頭抜けた存在。打線と榊原以外の投手次第で3年ぶりの夏が見えてくる。
秋3位の春日部共栄や、聖望学園本庄一など近年の甲子園を経験した私学強豪は2強に比べるとやや旗色が悪い。
私立で台風の目になりそうなのが山村学園か。秋は聖望学園を撃破して8強、春は春日部共栄を撃破して4強入りと躍進。
昨年は白岡の快進撃があった公立勢。今年は21世紀枠候補にもなった古豪・上尾が山村同様に秋8強、春は4強入り。
試合を作れる右腕を3枚抱えており、県内では「三本の矢」と評価も高い。実に32年ぶりとなる甲子園も手の届く位置にいる。
春日部東桶川ふじみ野等の中堅公立勢も春は浦学や花咲と接戦を演じた。今年も公立旋風が吹くか?


千葉


地味にセンバツベスト8の木更津総合が有力候補なのは間違いないが、実力校の多い地区だけに今年も激戦は必至。
春はエース・早川を休ませながら県ベスト8。リリーフ陣に安定感が増せば盤石だが……。粒揃いの打線が援護したい。
春を制したのは一昨年の代表・東海大市原望洋。快速球右腕・島が春は抑えを務めたが、夏はどう起用されてくるか。
秋8強、春準優勝の千葉黎明は中学時代に木更津総合・早川を控えに追いやっていたエース・川口の出来次第だ。
昨年夏甲子園初出場の専大松戸は中軸の丸茂に期待がかかる。投手力は昨年より落ちるだけに打ち合いに持ち込みたい。
春4強の成田は6年ぶりの復活を目指す。春はその成田に敗れた秋準優勝の千葉明徳もすっかり上位常連となった。
春は習志野拓大紅陵東海大浦安銚子商といった学校が地区大会敗退。夏の逆襲に期待したい。


東東京


センバツで東邦に完敗の関東一が春の都大会優勝。もつれる試合が多かったが勝ちきる勝負強さは流石だ。連覇なるか。
関東一に秋・春と決勝で敗れた二松学舎大付にはまた準優勝の呪縛? エース・大江最後の夏で、完全に払拭したい。
個々の力では帝京も負けてはいないが、ここ数年の勝負弱さが気になる。気付けば5年甲子園から遠ざかる。伊藤の呪い
東では春4強の東亜学園、8強の岩倉といった古豪も今年は元気。3年前出場の修徳も一皮むければ出場圏内。
秋・春と8強入りした都立城東は投打の軸・関根の出来次第。厳しくなるマークを乗り越えれば15年ぶりの復活もある。
秋4強の東海大高輪台は打のチーム。連戦の続く夏に、疲れの見える相手投手を打ち込めば快進撃の再現もありえる。
成立学園日大桜丘立教池袋といった中堅私学の頑張りがあれば混戦に拍車がかかりそうだが果たして。


西東京


ベスト8のうち秋は1校、春も2校のみと、今年の東京は東高西低だ。前哨戦の不調から巻き返してくる学校は果たしてどこか。
実績面では秋16強・春4強の東海大菅生が筆頭格になるが、競り合いの試合が多く抜けた力を持っているとは言い難い。
秋は二松学舎、春は関東一と東の強豪に続けて敗れた日大三だが、夏には仕上げてくるはず。西の強豪相手にどう戦うか。
早稲田実は清宮、好ショートの金子などが残っているが、投打ともに昨年ほどの厚みが無いのは事実。課題は投手陣か。
秋・春と東海大菅生に屈した創価だが、投打の軸としてチームを引っ張る谷井の実力は上位校相手にも十分通用する。
コンスタントに上位に顔を出す秋8強の佼成学園や、好投手の柴田を抱える早大学院にも下剋上を狙う力はある。
ノーマークだと怖い日大鶴ケ丘、力を付けてきた八王子聖パウロ学園、そして都立勢は波乱を起こせるか。


神奈川


タレント揃いの横浜が秋・春と県大会を連覇し、ここまでは盤石の体制。監督交代後すぐ夏の甲子園に出られるか。
エース・藤平を中心に、公家や増田など豪華な陣容だが、昨夏決勝や昨秋関東などここぞの場面で勝てていないのは懸念材料。
昨年全国制覇の東海大相模は秋・春と横浜に連敗。投打とも昨年ほどの厚みは無いが、全国を制した経験を活かしたい。
秋準優勝の桐光学園は投手陣の計算が十二分に立つだけに、あとは打線がどこまで援護できるかがカギを握る。
中堅の日大高が秋4強、春準優勝と充実。打線は強力だが、秋は桐光、春は横浜相手に沈黙。更なるレベルアップが必要だ。
桐蔭学園慶応義塾横浜隼人平塚学園なども上位陣に一泡吹かせるべく、夏に向けて仕上げてくるはず。
そんな実績ある面々を押しのけるように秋・春と続けてベスト4入りしたのが藤沢翔陵。夏も快進撃を見せられるか。


山梨


一昨年夏から、6季連続で県大会優勝、実に県内公式戦30連勝中という東海大甲府の優位は揺るがないと見るべきか。
菊地・松葉の背番号1争奪戦もいよいよ最後の夏。春は菊地が背番号1を奪還したが夏はどうなるか、更なる切磋琢磨に期待。
絶対王者に挑む筆頭格は日本航空。秋・春と準優勝の立役者となったエースの片岡を、今度こそ打線が援護してやりたい。
この後ろの第3グループは混戦模様。久々に状態が上がって来た山梨学院は秋の早期敗退から春は4強と立て直してきた。
昨年の決勝で東海大甲府を追いつめた甲府城西も秋ベスト4入り。今年も初の甲子園を虎視眈々と狙う位置に付けている。
秋・春と連続して8強に入ってきたのは3年前の代表・日川。こちらも一皮むけて上位陣を食える存在になれれば面白い。
東海大甲府が持つ県内の連勝記録は「33」。この夏、その記録が更新されるか、それとも待ったをかける学校が出るか?


<東海・北信越>


静岡


春の東海大会で躍進した常葉橘はエース・谷脇と周りを固めるリリーフも充実。バランスの良さでは頭一つ抜けるか。
3連覇を目指す静岡は春3位。甲子園も経験した村木に加え、リリーフの発掘に春は注力。こちらも準備に抜かりなしだ。
その両校を秋はまとめて倒し頂点に立った掛川西だが、秋の東海大会では守備も乱れて大敗。課題は克服できたか。
秋・春準優勝。県大会上位常連の日大三島は夏の弱さを克服したい。今年も好投手を抱え、27年ぶりの甲子園を狙う。
秋に3位に食い込んだ藤枝明誠がダークホース。秋・春ともに掛川西に敗戦で夏はノーシード濃厚だが上位には脅威だ。
中堅校も粒揃い。春4位の東海大静岡翔洋は12年ぶりの復活を狙う。もう一つの常葉、常葉菊川も忘れちゃいけない。
秋8強の古豪・浜松商に、県大会上位に顔を出すことが増えた浜松修学舎といった浜松勢も久々の甲子園を見据える。


愛知


甲子園2度出場の東邦・藤嶋の最後の夏。控えの松山らも好投手だが、藤嶋温存の春は8強。やはり藤嶋の働きがカギか。
連覇を狙う中京大中京は秋春4強。安定感があるが、今一歩足りないとも言える。昨夏のメンバーの奮起に期待したい。
夏の地力に疑問アリだが、愛工大名電が秋3回戦、春2回戦敗退と大人しすぎてむしろ不気味。ノーシードとして暴れるか。
この3校と共に私学4強と称されるものの、甲子園から20年遠ざかる古豪・享栄も秋準優勝、春優勝と復活の兆しアリ?
その他も多士済々。特に秋8強、春は名電を破るなどして準優勝した愛産大三河が元気で2000年春以来の甲子園もある。
秋3位の栄徳、春はまさかの地区敗退で巻き返しを図る。秋8強の至学館、春8強の愛知啓成も力のある学校だ。
公立は秋8強の刈谷、春8強の大府千種が挙げられるが、私学とは力の差がありそうで厳しい戦いになりそう。


岐阜


秋は3位、春は優勝して東海大会でも準優勝した県岐阜商がここまでの本命か。夏の甲子園出場となれば4年ぶりとなる。
大黒柱の村橋は昨年のエース・高橋純平ほどのスケールこそないもののよくまとまった好投手。打線がどこまで援護できるか。
対抗馬も充実。大垣日大は秋優勝で春3位。こちらは継投策に活路を見出すことになりそうで、阪口監督の采配次第。
14年ぶりの夏を狙う中京は打のチーム。秋準優勝、春4位だが、県岐商、大垣日大に勝てておらず、夏にリベンジを誓う。
この3校が抜けた存在で、追いかけるのが秋8強、春準優勝の美濃加茂、秋4位、春8強の市岐阜商といったあたりか。
昨年代表の岐阜城北は春は地区大会敗退で厳しそう。秋春8強の関商工も県岐商に連続コールド負けと力の差がある。
だが、昨年は本命格が序盤に崩れ、斐太の準優勝など予想外の展開になったのが岐阜。今年も荒れないとは言い切れない。


三重


センバツのイミフメイデンで終盤の脆さを露呈したいなべ総合だが、県内で見ると戦力的には図抜けた存在と言える。
得意の継投は渡辺啓、山内以外の人材の発掘に専念し、東海ベスト4と結果を残した。残る問題は試合運びだけかもしれない。
秋の東海4強組の三重海星が追いかける。この両校が春の県大会は2回戦で激突し、三重に軍配が上がっている。
準々決勝で足をすくわれた三重だが、層の厚さに定評アリ。海星はノーシードから一気に18年ぶりの頂点を狙うことになるか。
上位陣を猛追するのが個の能力が高い津田学園。春は準優勝し、東海大会も4強に食い込み、初めての夏が狙える。
昨年代表の津商は秋4位、春8強と東海大会を2季続けて逃したが、甲子園メンバーも多く残っており決して侮れない。
秋8強、春16強の菰野も上位校と競っているだけに侮れない。春3位の近大高専、4位の宇治山田商も面白い。


新潟


昨年久々に「文明」の出場が途切れた新潟だが、今年は早くも復権の兆しが見えている。この両校中心の争いになるか。
秋を制したのは日本文理。投手陣の層は随一で、昨年はエース格の藤塚が春はベンチを外れるほど。さらに競争は続く。
春は新潟明訓が優勝。ベスト16以降の4試合中3試合が1点差、もう1試合も2点差と競り合いを次々に制してきた。
秋準優勝の村上桜ヶ丘と春準優勝の北越が追走する。どちらの学校も県大会の上位にはちょくちょく顔を出してくる。
どちらのチームも得点力の高さが今年の売りだが、ディフェンスに難ありか。初の聖地行きには課題の克服が不可欠となるだろう。
昨年代表の中越は秋春ともにベスト16止まりで苦しいか。新潟県央工加茂暁星なども8強から先が高い壁だ。
春に躍進した長岡大手長岡工といった長岡勢、秋の北信越を経験した東京学館新潟は快進撃の再現となるか。


長野


今年も上位陣は実力伯仲で混戦模様。公立・私立、新興・古豪・常連と入り乱れての激戦が予想される。
佐久長聖は秋の北信越ベスト4。甲子園を経験した主将・元山を中心にまとまりのあるチームで秋は敦賀気比も追い詰めた。
春の県大会を制した新興の松本第一は試合を作れる左投手を3枚抱えており、連戦にも不安なし。初の聖地も射程圏内だ。
昨夏代表の上田西は小さなエース・草海が残っている。春もきっちり3位に食い込み、今年も中団から追い込みをかける。
2000年春以来の復活を狙う古豪・長野商も元気だ。秋は県大会優勝で北信越も4強入り。打線は強いが投手がやや脆い。
その長野商を春に破った松商学園も春の県大会準優勝で虎視眈々と頂点を狙う位置につけた。こちらも投手陣が課題。
春4位の長野日大、上位進出も増えた小諸商、中堅私学の地球環境都市大塩尻なども伏兵として盛り上げたい。


富山


昨夏、関東一と馬鹿試合壮絶な打ち合いを演じ、秋優勝、春も準優勝の高岡商が一歩リード。当時から中軸の堀内が引っ張る。
3年前に初出場でベスト8、県勢40年ぶりの快挙を果たした富山第一が春は高岡商を退けて優勝。森、中津原の二枚看板で勝負。
2年前の代表・富山商は、秋は高岡商に、春は富山第一に屈した。まとめてリベンジを果たし、2年ぶりの甲子園帰還なるか。
秋春とも4強の滑川や、好投手・若杉を擁する富山国際大付もこれらと遜色ない力を抱えており、波乱を演じたい。
秋・春と早々に姿を消した新湊だが、春は高岡商相手に0−1の大接戦を演じており、成績を額面通りに受け取るのは危険。
21世紀枠の県推薦校になった富山東は富山第一に秋も春も1点差勝負で1勝1敗。常連校に一泡吹かせる潜在能力を秘める。
マモノ甲子園に燦然と輝く伝説を残した南砺福野が春8強入りで高岡商にも中盤までリード。汚名返上のチャンスを掴むか。


石川


戦力の充実度では私学に分があるものの、今年は付け入る隙もありそうで久々に耳馴染みのない学校が甲子園に来るかもしれない。
春を制した星稜は、準決勝、決勝と2点差をひっくり返してサヨナラ勝ち。逆転勝ちが板につき、この粘り強さは驚異的だ。
昨年の代表・遊学館は甲子園を知るメンバーがチームを引っ張る。星稜にサヨナラ負けは喫したものの、実力は伯仲だ。
2強に比べると金沢に少々元気が無く、その代わりに台頭してきた学校が多士済々な顔触れで混戦が予想されるところ。
春準優勝の金沢商や秋優勝の野々市明倫も波に乗れば面白い存在になる。ともに北信越大会での経験を生かしたい。
秋準優勝の小松は監督交代がどう響くか。他にも小松大谷小松明峰といった小松勢が今年は台風の目になるか。
秋に遊学館撃破の津幡や、好投手を抱える鵬学園、秋4位の日本航空石川も上位を脅かす力を秘め、波乱の予感も。


福井


センバツ出場の2強が抜けた存在だが、どちらも不安要素が無いわけではない。
すっかり福井の盟主となった敦賀気比はやはり山崎の出来次第。春の北信越では星稜に打ち込まれ、後遺症が気になる。
福井工大福井も強打で山崎温存の気比を下して春優勝。が、北信越で高岡商にロースコアに持ちこまれて敗退。競り合いは不向き?
この2校以外の有力校は
4強までなら常連の新興・啓新、秋3位に食い込んだが最近やや低迷気味の名門・福井商、3季連続4強入りの美方、旧・春江工業が統廃合してできた坂井あたりだろう。
特に美方は地元開催の春の北信越で松本第一、富山第一相手に接戦を演じ大きな経験を積んだ。春の県大会までと同じと思うと危ない。


<近畿>


滋賀


センバツ8強の滋賀学園は、春の県大会で8強止まり。とはいえ、近江を撃破しての8強であり有力候補なのは間違いない。
春は本調子でなかったエース・神村をヘリコプター馬越、グラサン井川ら打撃陣が援護してやれれば7年ぶりの夏も見えてくる。
滋賀学園への対抗馬も充実している。秋優勝、春3位の北大津、秋春準優勝の近江兄弟社も戦力的にはひけを取らない。
北大津はこのところ甲子園まであと一歩、が続く。昨年は優勝した比叡山に準々決勝で延長サヨナラ負け。勝負強さに欠くか。
近江兄弟社はエース・阪部を中心とした守りのチーム。攻撃はやや迫力を欠く分、ロースコアの接戦に活路を見出していきたい。
春に北大津、近江兄弟社を破った光泉や、昨年春に甲子園を経験した本格派・京山に加え、内林らも台頭してきた近江
秋春と初戦敗退も強豪を引き当てていた昨年代表・比叡山、上位常連の彦根東、秋4位の長浜に春4位の草津東も有力だ。


京都 


やはり頭一つ抜ける存在はセンバツ4強の龍谷大平安だろうか。しかし、市岡頼みの投手陣にやや難アリ、つけ入る隙はありそうだ。
去年夏の京都を制し、注目を浴びた鳥羽は春季大会で1次戦敗退を喫し、夏でも厳しい戦いが予想される。
その他でも春では府内屈指の強豪である福知山成美立命館宇治が1次戦敗退と暗雲が立ち込めている。
一方、春季府大会優勝の京都翔英は4番石原を中心に強打のチームを作り初の夏の栄冠をと窺っている。
春準優勝の塔南も公立の意地を見せ、どうにか初の聖地甲子園行きの切符を手に入れたいところだ。
春で目覚ましい活躍を見せた日星京都国際などの中堅校も虎視眈々と夏の頂点に狙いを定める。
近年、全国でも一定の戦績を残せている京都であるが波乱が予想される夏に最後まで立っている高校はどこであろうか。

大阪


春の近畿優勝の履正社、センバツ出場の大阪桐蔭という2強に古豪勢が絡んできそうで、今年も相変わらずの激戦区だ。
履正社はエース・寺島に加え、春の大会で山口が台頭し投手陣が分厚くなった。打撃もいい寺島が初の甲子園行きを射止めるか。
大阪桐蔭は春はエース・高山を休ませ、徳山らを試してきた。が、例年よりは攻守に粗が残るのとケガ人の多さが悩みの種だ。
追いかける私学勢は多彩な面々。古豪では秋3位で堅実な攻撃の阪南大高、春4強の強力打線・関大北陽が充実している。
昨夏準優勝で春は履正社に2−4と惜敗した大体大浪商も面白い。中堅私学では秋優勝の大商大堺が初の甲子園を見据える。
公立では汎愛が秋8強、春4強と大健闘で夏も再現を狙う。秋に履正社を延長10回まで追い詰めた大冠も金星を狙う。
昨夏代表の大阪偕星学園は昨年と比べるとどうしても攻守にスケールダウンが否めず、2年連続は厳しそうな情勢だ。
それ以上に厳しいのがPL学園。全国屈指の激戦区で奇跡を期待するのは酷で、このまま栄光の歴史に一旦幕を下ろしそうだ。


兵庫


センバツ8強の明石商が春の県大会も制した。相変わらず安定感がある吉高に加え、球威のある山崎伊織も台頭、投手層が厚い。
甲子園でもある程度の効果を発揮したバント戦法は、打力向上で強打、エンドランなど幅を広げている。春夏連続は十分ある。
このままじゃ終われない報徳学園。春の決勝はエース・主島を温存するも明石商に完敗でやはり主島の働きがカギになりそう。
秋3位の神港学園。秋は報徳、春は明石商に敗れて16強止まりと、この2強という高い壁を越えない限り聖地は無いのだが。
神港学園以外にも東洋大姫路神戸国際大付育英市川といった私学勢もどうにかして2強に食らいつきたいところ。
21世紀枠でセンバツ出場の長田はエース・園田をどこまで援護できるか。守備能力の向上が必須だが、侮れない存在だ。
昨年代表の滝川二は秋16強、春は地区大会敗退と不振。加古川東姫路南などの公立勢も明石商に続きたい。


奈良


攻守に分厚いセンバツ覇者・智弁学園がリード。疲れも残る中、春の近畿も準優勝とセンバツ覇者に恥じない結果を残した。
エース・村上をサポートするリリーフも松本大、松本竜の両松本にある程度の目途が立ったのが大きい。打線も十分計算が立つ。
ライバルにストップをかけたい天理だが、秋は準々決勝で取りこぼし、春は村上温存の智弁学園に競り負けてしまった。
左の森浦はマウンド経験が豊富で、右の仲野も台頭するなど守備は計算が立つだけに、攻撃がどこまで機能するかがカギになる。
3番手格は奈良大付か。秋は準優勝で春も4強入りで天理を苦しめた。鍛えられた守備で下剋上を起こしたいところ。
秋4強の平城も春8強入りで健在ぶりをアピール。ややディフェンスに脆さを見せるが、こちらは打撃でカバーしていきたい。
秋8強、春4強の関西中央は秋春共に智弁学園に2−9で7回コールド負けと、ここから先は力の差がありそうだが果たして……?


和歌山


連覇を狙う智弁和歌山が順調な仕上がり。春の大会は1年生がいきなりレギュラーに食い込むなど競争も激化している。
だが、時折県大会序盤で大苦戦を強いられ、時にそのままコケることもあり、ピークをどこにもっていくかが汚名返上の条件か。
センバツ出場の市和歌山だが、春は8強止まり。9回に逆転サヨナラを喰らうなど詰めの甘さがなかなか改善されない。
この2校を除けば上位の顔ぶれは秋と春でガラッと変わるなど、今年の和歌山は波のある学校が多い様子。ハマれば面白いが。
春に市和歌山を撃破し、智弁和歌山も苦しめた日高中津、春準優勝で近畿大会では智弁学園相手に0−3と粘った紀央館
秋3位と力を付けてきた和歌山東、秋に智弁和歌山を撃破した高野山、古豪の箕島和歌山商……
悪く言ってしまえばドングリだが、良く言えば粒揃いのこれらの学校が夏までに急成長して大会を盛り上げられるかに期待したい。


<中国・四国>


岡山


今年の岡山はセンバツでも1勝を挙げた創志学園の150キロエース・高田をどこが打ち崩すかが焦点となりそうだ。
春は高田を温存しながらベスト8と一定の結果は出している。夏に高田を程よく休ませながら戦えるか、層を厚くしたい。
秋・春と県準優勝の倉敷工も完成度が高く、13年ぶりの夏は射程圏内。本格派エースの大月で勝負を挑む。
昨年は伏兵・岡山学芸館が頂点に駆け上がるなど、最近の岡山は混戦模様。その学芸館もエース・大北が君臨する。
秋を制した金光学園や春を制したおかやま山陽など、初の甲子園を狙う学校が一気に駆け上がる可能性も十分だ。
古豪も負けてはいない。逆魔曲桃太郎サンバの倉敷商をはじめ、玉野光南興譲館玉島商も頂点を狙う。
忘れちゃいけない関西。エース・小郷がハマれば面白い。控えには土居未来人という出ればスレを沸かせそうな珍名さんも。


広島


例年になく県大会上位は接戦続きで抜けた力を持つ学校は無いと言っていい。常連・新鋭・古豪入り乱れての激戦が予想される。
昨夏代表・広島新庄は好左腕・堀が残るが、秋は3位、春は8強止まり。共に終盤に逆転を喰らい、試合運びに難ありか。
広陵も秋8強、春4強と今ひとつピリッとしない。一本立ち出来る投手が夏までに出てくれば……名門の意地に期待したい。
秋・春と準優勝の如水館も安定感アリ。中軸を張る持田がチームの中心だ。迫田監督十八番の継投策が冴えるかどうか。
秋を制した国際学院は春は県大会1回戦敗退。小柄な選手が多いが、夏も秋の再現を演じたい。ノーシードなら不気味だ。
今年は古豪も元気で、春の中国を制した崇徳は1993年春以来の甲子園を視界に捉える。投手陣の働きが躍進のカギだ。
2004年夏以来、ついに干支一回り甲子園から遠ざかる名門広島商も春は4強入り。盈進西条農なども力がある。


鳥取


秋・春の県大会計8試合で68得点で連覇、鳥取城北は図抜けた攻撃力を持つが、失点も多く一本立ちする投手が待たれる。
昨年の夏も決勝で対戦した伝統校・鳥取西が秋3位、春準優勝で今年も対抗馬筆頭。投げる捕手、主将の国岡に注目。
秋準優勝、春も4強とにも安定感がある。1年時からマスクを被る163センチの小さな司令塔・浜のリードに期待がかかる。
秋4強の米子西と春4強の倉吉東が追いかける。米子西はロースコアの競り合いに、倉吉東は打ち合いに勝機を見出す。
秋・春と結果は伴っていないが、2015年センバツ組が残る米子北も侮れない。シードを食って勢いをつけたいところだ。
伏兵は秋に境と、春には鳥取西と1点差ゲームを演じた鳥取育英。秋には倉吉東を破っており、上位に匹敵する力はある。
一方、秋は鳥取城北に、春は鳥取西に完敗を喫している一昨年の代表・八頭ちゃんは少々厳しい情勢。巻き返しはあるか。


島根


甲子園通算3勝12敗と聖地では結果が出ないが、秋準優勝・春優勝と県内では強さが際立つのが開星
吉川、岡崎、勝部と試合を作れる投手が多いのが強み。春は大人しかった打線に火がつけば10回目の夏が見えてくる。
秋を制し、24年ぶりの復活を目指すのは大社。春は8強で不覚を取ったが、これを引き締め直すきっかけとしたい。
秋は開星に0-12と大敗した大東は、春の決勝で開星に1-2と競り合うなど急成長。夏に向けて伸びしろは残っているか。
逆に秋の中国4強で21世紀枠候補に残っていた出雲は、春は大東に完敗で地区大会止まり。立ち直りを期待したいが。
秋8強・春3位で16年ぶりの復活を狙う益田東、離島から春4位の隠岐、秋春8強と地力は確かな立正大淞南が潜む中、
ブーメラン継投で沸かせた石見智翠館が秋・春と不振。秋の中国出場の浜田も不祥事による実戦不足が不安要素だ。


山口


センバツ出場は逃したものの、秋・春と県を制した早鞆が一歩リードか。原・岩崎の右2枚看板で夏は49年ぶりの出場を目指す。
その早鞆を秋の中国で破ってセンバツに出場したのが南陽工。春はエース・重富を温存しながら4強入りと春夏連続の可能性も十分。
秋準優勝の宇部商、春準優勝の宇部鴻城といった宇部勢がその後ろを追いかける。やや波のある両校だが、ツボにハマれば。
秋8強、春4強の山口がダークホース的存在。エース・邑澤の出来次第で、1933年春以来実に83年ぶり、夏は初の甲子園も視野に入る。
昨年代表の下関商や、岩国柳井高川学園などは8強から先をどう勝ち上がるか。力の差が少しありそう。
岩国総合は秋春ともに16強止まりだが、個々の能力は高い。ノーマークから走り出す可能性もあり、上位を食う存在になれるか。
スラッガー・東を擁する山口鴻城や、速球派・森本擁する防府など一芸持ちのある選手を抱える中堅校も上位いじめを狙う。


香川


センバツ準優勝の高松商が本命とはいえ、隙が無いとは言い切れず、波乱の可能性も秘めた大会になりそうだ。
疲れの残る春はエース・浦を温存。元々球数はかさむタイプだけに、夏は控え投手の底上げがあれば盤石なのだが。
高松商に秋・春と2連勝の小豆島。エース・長谷川の安定感は健在で、打線の援護次第でまた島を無人に出来そう。
コンスタントに上位に食い込む大手前高松は、春の四国でも勝利を挙げるなどセンバツ組を激しく追い上げる。
個の能力は高い英明も巻き返しを図る。エース・藤井は秋の四国でまさかの大炎上。その悔しさを晴らしたい。
さらに昨年代表の寒川や、復活を目指す尽誠学園、春準優勝の志度や3年前の代表・丸亀などが絡む。
久々に受けて立つ立場となった高松商が、ライバルの猛追を振り切って甲子園への帰還を果たせるかどうか、注目だ。


徳島


5連覇を狙う鳴門が夏・秋・春と3季連続で県大会を制しており、今シーズンも県内をリードする存在となっている。
河野、中山、尾崎と1年時から甲子園を経験したメンバーも多く、経験値の高さがとにかく他校には真似できないところ。
県内で唯一野球部のある私立校・生光学園と校名変更後初の甲子園を狙う鳴門渦潮が鳴門と接戦を演じている。
生光学園は秋に1点差、春に2点差と鳴門と互角に渡り合った。右の橋本、左の武岡と打の2枚看板で初の頂点をうかがう。
鳴門渦潮は、春の大会で鳴門相手に一時6点リードを奪った。そこから逆転されたのは課題だが、力のあるところは見せた。
春準優勝の進学校・富岡西は四国大会で積んだ貴重な経験を生かせるか。秋準優勝、春4強の城南にも力がある。
伝統校の徳島商池田ァ!も後方集団からの逆転を狙う。果たして鳴門にストップをかけるのはどこか。


愛媛


上位4、5校あたりは力の差が小さいが、その他は少し力が離れる印象。ノーシード爆弾がどこに抽選されるかもカギだ。
秋8強、春優勝の川之江は打線が好調。春の四国では明徳義塾に打ち勝つなど、14年ぶりの復活も現実的になって来た。
秋は地区大会初戦敗退も春は準優勝と躍進した松山聖陵は大黒柱の192センチ・アドゥワ誠の出来にかかっている。
逆に秋優勝も春は地区で敗退の今治西も県内での強さは定評があるので侮れない。ノーシード濃厚でシード校には脅威だ。
秋春共に4強入りと安定感があるのは済美。故・上甲監督最後の教え子が最後の夏を迎え、意気上がるのは間違いない。
秋は準優勝するも、春の準決勝で川之江に大敗してしまった新田はそこから立ち直ることが出来るかどうか。
古豪・松山商や一昨年の代表・小松、個の能力が高めの北条といったあたりが台風の目になれるかどうか。


高知


5年連続で決勝でぶつかり、全て1点差ゲームという激闘を演じた明徳義塾高知の二強がやはりリードしている。
センバツで完敗した明徳は投手陣の底上げを図る。県大会ではセンバツで救援の北本と林田の二人にマウンドを託した。
あとは打線に粘りが出てくれば元々の地力の高さは疑いのないところ。1998〜2004年以来となる7年連続出場に挑む。
高知はセンバツ組不在の県大会を危なげなく制し、四国大会出場の順位決定戦でもライバル・明徳に競り勝っている。
秋こそベスト8止まりだが、吉村と谷脇の二枚看板がある程度の目途が立ってきた。今年こそ明徳の壁を超えたいところ。
センバツに21世紀枠で出場の土佐は、エース尾崎を打つ方でも守る方でもいかに盛り立てていけるかにかかる。
秋準優勝の高知商は少し力が落ちそう。さらに離れて高知工高知南などがいるが、一発逆転は厳しいか。


<九州>


福岡


県大会の上位陣はどこも競り合いを演じており、今年も絶対的本命の見当たらない大混戦の予感が漂っている。
春に県を制したのは西日本短大付。6年ぶりの復活に向けて本格派右腕・谷口の投球には大きな期待がかかっている。
秋4強で春準優勝の福岡大大濠は勢いそのままに春の九州大会も優勝。活発な打線が持ち味で27年ぶりの夏も十分ある。
秋に県大会優勝した九産大九産のエース・梅野雄は、上背こそないが150キロに迫る真っすぐを持つプロ注の好素材だ。
2年時にセンバツを経験したトルネードサイドサウスポー・岩田がいる九産大九州は打線の援護次第といったところか。
秋準優勝と躍進の古豪・小倉、春4位の東筑、秋春8強の自由ケ丘、さらには東福岡福岡工大城東……
夏2連覇中の九州国際大付も秋春16強止まりからの巻き返しを図っており、夏はどこが抜けだしてくるか分からない。


佐賀


秋と春共に県大会を制している佐賀商が8年ぶりの夏の甲子園に向けてここまでは一歩リードという状況。
エース・龍野をはじめとした投手陣を引っ張るのは、秋まで三塁手の中村。彼がピッチャーの力をどこまで引き出せるか。
その佐賀商に秋・春と共に競り負けた昨年の代表・龍谷も遜色ない力を持っていると言っていいだろう。
甲子園で力投を見せた小さなやんちゃエース・池田は今年も健在だが打線はやや迫力不足か? 池田ら投手陣が粘りたい。
秋は佐賀商に、春は龍谷に敗れた神埼清明が3番手につけている。確実に試合を作るエース・本を打線が盛り立てたい。
秋は初戦で姿を消したが、春は4強まで盛り返して龍谷と0−1の試合を演じている佐賀学園もなんとも不気味な存在だ。
これ以外の秋4強、春8強の鹿島実、秋8強、春4強の鳥栖工といった中堅どころにはもうひと押し何かが欲しい。



長崎


センバツ8強の海星が頭一つ分以上抜けていると言っても過言ではない……が、不安要素が無いわけではない。
左ひじの張りを訴えてセンバツ準々決勝で早々にマウンドを降りたエース・春田の回復具合によっては波乱の可能性も。
となれば、センバツの高松商戦で猛烈な打ち合いを演じた打線がどこまでカバーできるかがカギになって来そうだ。
打倒・海星の筆頭格に挙げるならば秋に海星に敗れて4強、春は準優勝と海星に次ぐ安定感がある長崎日大になるか。
春にスルスルと頂点まで勝ち上がった大村工や、秋準優勝の新鋭・長崎総科大付のようなダークホースも多い。
さらに古豪の長崎商や、近年安定して上位に食い込む島原農など、上位陣と互角に戦える学校は他にもある。
昨年の代表校・創成館は秋春とも苦戦。佐世保実は不祥事で実戦不足の懸念がある。共に巻き返しに期待したいが。


大分


今シーズンの大分は秋と春の県大会でベスト4が総とっかえとなるなど、絶対的な本命不在の混戦が予想される。
昨年代表の明豊は、甲子園で仙台育英(宮城)にボコられた悔しさを知る主力の山中、大庭らがチームを引っ張りたい。
春にその明豊を下して勢いに乗り、優勝したのが一昨年の代表・大分。2年前とは違って、今年は活発な打線が武器だ。
秋の覇者・臼杵は春8強。もう一皮むけるためにも、1988年に津久見を春夏甲子園8強に導いた山本監督の采配に注目。
秋は準々決勝でコールド負けを喫したものの、春は一転準優勝へと躍進した佐伯鶴城は20年ぶりの復活を目指す古豪。
秋8強、春4強の鶴崎工も忘れた頃に甲子園にやって来る学校なだけに、混戦模様の年では何とも不気味な存在だ。
秋4強の日田林工や春4強の柳ヶ浦は共にコールドで敗戦。甲子園を射止めるにはより一段のレベルアップが必要か。


熊本


センバツベスト4の秀岳館が投打と分析力で一歩リードか。堀江、有村、田浦など複数の投手が計算できるのは大きい。
相手の分析にも長けた鍛治舎監督としては3年間の集大成になる。主砲の九鬼が調子を取り戻せば鬼に金棒だ。
素材では九州学院も負けてはいない。甲子園を経験した松下、村上ら中軸の破壊力では決してひけを取らない。
指揮を執る坂井監督は、鍛治舎監督とは対照的にデータ分析を一切しないことで知られ、小細工無しでの真っ向勝負を挑む。
二強を追うのが秋4強、春準優勝の東海大星翔か。秋は秀岳館にコールド負けするも、春は九州学院に2点差と粘った。
ダークホースになりそうなのが有明。秋は九州学院に1点差負け、春も熊本工を撃破して共にベスト8まで勝ち残った。
3年連続夏準優勝の文徳や春4強必由館、秋4強の城北も潜む中、熊本工済々黌が大人しいのが気がかり。


宮崎


センバツ出場の日南学園はセンバツでも力投を見せた163センチの小さなエース・森山を中心とした守りのチーム。
森山が十分計算が立つだけに、今度こそ甲子園で画面でちゃんと見える粘りを見せるためにも、夏は打線の奮起が不可欠。
秋準優勝、日南不在の春は優勝し、フロックでないところを見せたのは富島。こちらは集中打が魅力の打のチーム。
県の上位は常連だがなかなか頂点が遠い聖心ウルスラも十分射程圏内だ。攻守に堅実だがあと一押しが欲しいところ。
昨夏代表の宮崎日大は秋春と不振だが、昨秋の1年生大会を制している。新戦力の伸び次第で2年連続の呪いを破れそう。
おなじく2年生が躍動したのが春準優勝の日向学院。快進撃の原動力となった2年生バッテリーが夏も旋風を起こせるか。
強力打線の宮崎工、プロ注右腕・山本を擁する都城、忘れちゃいけない延岡学園など侮れない学校もまだある。


鹿児島


センバツ1勝の鹿児島実を春の県大会覇者・神村学園が猛追。この両校に割って入る勢力が出るかが注目される。
どちらも打線が強力。鹿児島実は4番・主将の綿屋を中心に、周りを固める板越や追立、井戸田兄弟とタレントが豊富。
一方の神村学園も、春の決勝では先頭打者お誕生日を放った主将・田中(梅)を切り込み隊長に19安打13得点の猛攻を見せた。
となるとカギは投手陣か。鹿実は丸山とサブマリン谷村の二枚看板。神村も内田・高山と計算の立つ投手を揃えている。
鹿実のドンが3季連続で甲子園に出没するか、それとも神7の汚名を雪ぐか。どう転んでもマモノスレ的には美味しい。
秋、春とこの2校に敗れた樟南も浜屋・畠中の左2枚で逆襲を狙う。190センチ右腕の太田で秋に神村を下したれいめい
秋準優勝、春も4強の鹿児島城西や秋4強の走塁術・大島といったあたりがどこまで夏に向けて成長できるか。


沖縄


一番早く始まった夏は、いきなりの大波乱の大会となった。糸満豊見城沖縄尚学美来工科といった春ベスト4のみならず、昨夏の全国ベスト8の興南までもが早期敗退。ベスト8に残ったのは全部公立校、しかもベスト4はどこが出ても初出場という状況に。そんな波乱の大会を制したのは、強打自慢の嘉手納。途中は好投手に出くわすこともあり得点こそ少なかったが、決勝戦では2発11得点と大爆発。守りも、エースの仲地を中心に6試合で7失点。接戦の強さも見せた。2014年にセンバツ経験のある美里工業は初の夏制覇を目指したが、嘉手納の強力打線の前に屈した。
2016年08月04日(木) 17:42:16 Modified by ejcatcher




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