22春選手とエピソード
[伝説の選手たち]
＜北海道・東北＞
＊酒井 悠来 (只見 投手)
身体を大きく使ったフォームが特徴的な只見のエース。クイックが早い。相手が強豪の大垣日大であることもあり、大量失点もやむなしという意見も多い中、
粘り強いピッチングでランナーは出しつつも6回までを3失点に抑えた。
7回には犠牲フライで4点目を許すも、直後に1塁ランナーを牽制で刺してみせる落ち着きを披露し、7回を投げ切り降板。
大健闘をスレ民は称えた。
＊山内 友斗 (只見 捕手)
酒井の女房役。2回に盗塁を許し、その際の送球がボテボテのボールだったためにスレ民から不安の声が上がるが、それを払しょくするかのように4回には1回と同じ走者袴田の盗塁を素晴らしい送球で刺して見せ、スレ民の手のひらを返させた。
その裏には四球とエラーで出たランナーをチーム初Hとなるライトへのタイムリーを放つなど攻守にわたり活躍した。
＊佐々木 麟太郎 (花巻東 一塁手)
佐々木監督の息子にして、1年生ながら通算50本塁打をマークした怪物。マモノ甲子園外にもその名を轟かす超高校級のスラッガーである。
もはや相撲取りといっても過言ではない体格から放たれるフルスイングにマモノ民も驚愕。
しかし当たれば一撃必殺の威力のスイングも当たらなければ意味はなく、4打席目まで2三振と凡打2つ。
5打席目はすないぽ出塁するも安打を残すことはできず、マモノ民から「柿太郎」呼ばわりされ、今後もその名前がマモノ史に残るのではともいわれる始末。
しかし、『柿田』のような、期待を一身に背負いながら活躍できなかったスラッガーを指す
「柿太郎の名詞を作るほどの大仕事をした」と評価
とはいえ彼はまだ一年生なので今後の成長に大いに期待するところがあるだろう。伊藤拓郎のようにならないことを祈るばかりである。
＜関東＞
＊布施 東海 (二松学舎 投手)
コントロールがよく四球をめったに出さないという触れ込みの二松学舎のエース。しかし初戦は大乱調、先頭に四球、送りバントを挟んで3番には死球を与え、
その後に連続タイムリーを浴びて2失点。その後もなかなか制球が定まらず押し出しでさらに1点を失う。
その後はランナーを出しつつもなんとか抑えるが、5回には対戦相手の聖光ウィルスの影響を受けてしまったか
送りバントの処理に失敗、四球で満塁にしてしまうとタイムリーツーベースを浴び、
5回途中95球、四死球6、自責点6でノックアウトとなった。夏に再び聖地でこの悔しさを晴らしてほしい。
＊大矢 青葉 (二松学舎 左翼手・投手)
二松学舎のレフト。布施が大乱調で5回ノックアウト、火消しに出てきた2番手投手の辻も次の回に代打を出されてしまったため、3番手としてマウンドへ上がった。
大荒れの試合展開とエラーの多発していた二松学舎ナインの状況の中、6回からの4イニングを1安打1四死球に抑え追加点を防いだ。
夏に期待が持てる選手である。
＊越井 颯一郎 (木更津総合 投手)
試合開始直後の彼は派手であった。投球間隔が異常なほど早かったのである。ある住民が計測したところ、返球を受けてからリリースまでの間は約4秒。
バッターは配球を考える隙すら与えられなかっただろう。
しかし、地味総合のエースたる所以か、回を重ねるごとに投球間隔は通常のペースに戻って行ってしまったが。
とはいえタイブレークを含む13回を166球1失点でしのいだタフネスや、低めにビシビシ決まるストレートなどの武器を持っており、
派手な特性に頼らずともエースとしての能力はしっかりと備えている。
＊渡辺 陸 (木更津総合 二塁手)
地味総合が誇る野生児。内野手ながら前後左右を縦横無尽に駆け回る広い守備範囲を持っており、ライト方向のファールフライにも全力で食らいついていく。
その躍動はメディア関係者の目にもしっかり焼き付いたようで、13回タイブレークという壮絶な試合であったにもかかわらず
マモノスレ的にも二代目本家お水枠として愛されている。
＊萩野 颯人 (国学院久我山 三塁手)
マモノに魅入られてしまった選手。攻走守に加え自身があまり関係のない面でもやたらとやらかしに巻き込まれる場面が目立ってしまった。本来は俊足を活かした広い守備範囲を持つ守備職人であり、実際試合中盤ではファインプレーを幾度も見せつけ、
実況の坂梨アナからも「途中から大活躍！」と
ちなみに二回戦以降はマモノが落ちたのか、前評判通り攻守を連発。
完全にマモノに打ち勝ったように思われるが果たして…？
【萩野伝説】
・ファンブル
・悪送球
・空振り三振
・バント失敗
・盗塁失敗
・バント成功したらランナーが牽制死
・実況アナに「荻野 (おぎの)」と間違えられる
・実況アナに「途中から動きがよくなった」と嫌味を言われる
・最後の打球処理を弾く (結果ショートがカバーしゲームセット)
＊鈴木 勇司 (国学院久我山 一塁手)
国学院久我山の秘密兵器。準決勝の7回、彼が代打で出場すると、久我山のブラバンが突如「ハッピーバースデー」を演奏。
そう、実はこの日が彼にとって16歳のリアルお誕生日だったのである。
粋なサプライズに球場が拍手で包まれる中、気を良くした彼は意気揚々とした表情で、みのさんでベンチへと帰っていった。
(一応､9回の打席では最低限を放ち1点をもぎ取るなど、最低限の気遣いも忘れてはいない模様。)
＊宮城 誇南 (浦和学院 投手)
新生浦和学院を背負って立つ左腕。名前の読み方は「コナン」。名前の由来はもちろんあの日本一有名な探偵漫画。作者からもバッチリ認知されている模様。左腕投手の中では抜群に制球力に優れており、四死球が非常に少ない。
非常に大きく曲がるスライダーと組み合わせて三振の山を築いていくスタイル。1回戦、2回戦と連続で10桁奪三振を記録している。
最初はもちろん名前弄りの方向で住民の大喜利の腕を振るわせたが、あまりにも堂に入ったエースっぷりからいつの間にか名前ネタが消滅し、普通に彼の投球に関して白熱した実況が交わされるようになった。
余談だがバッテリーを組む捕手の名字は高山である。
＊金田 優太 (浦和学院 遊撃手・投手)
昨今あまり見られない大柄の遊撃手。「さん」をつけろよデコ助野郎ォ！1回戦の大分舞鶴戦では猛打賞。2回戦の和歌山東戦では中盤で相手を突き放すお誕生日を放った。
準々決勝、準々決勝でも息を吐くかのように猛打賞を達成。最終的には.647、OPS1.670と今大会屈指の打撃成績を収めた。
また、試合の後半ではリリーフ投手としてマウンドに立ち、丁寧な軟投派のピッチングで試合を締めくくる活躍も見せる。
準決勝ではロングリリーフを任されるも、サヨナラお誕生日を食らってしまい、決勝の舞台を目前に散ってしまった。
＊石川 ケニー (明秀日立 右翼手・投手)
キャリーパトリック､マーガードに次ぐ第三のハーフ枠。母がハワイ出身､本人もハワイ生まれという陽気なハワイアン。
チームでは主将を務め、初戦ではヒットを放った他、9回からはリリーフで登板する二刀流っぷりを見せつけると、
2回戦でも貴重な先制打を放ち、守備でもフェンス際のフライを好捕、さらにはライトからサードへの強烈なケニーキャノンを披露するなど、
見せ場は作ったものの、チームは惜しくも敗退となった。
＜東海・北信越＞
＊上加世田 頼希 (敦賀気比 投手・一塁手)
昨年夏の大会ではキヒガイ打線の中心としてマモノ民を魅了した選手。今大会ではポジションを再び投手に戻し、エース兼四番兼主将として出場。昨年とある職人が作成した上田西改変AAによる熱烈歓迎を受けた。
右打者
自身の弱点を突かれて無念の降板となった。
しかし夏大会で見せた打撃センスは相変わらずで、打球速度の速いヒットを放つなど才能の片鱗は見せることができたか。
＊マーガード 真偉輝 キアン (星稜 投手)
キャリーパトリック波也斗と並ぶダブル (ハーフ)枠。ガタイが日本人離れしている。沖縄出身で父がアメリカ人、母は日本人。
いかにもパワー系のボールを投げそうな見た目だが、130�丗罎離好肇譟璽箸鮹羶瓦紡榛未癖儔週紊鬟魁璽福爾謀蠅科�ける技巧派である。
天理戦では適度に荒れ球を交えフルカウントの場面を作りながらのらりくらりと切り抜けていったが、7回に同点のタイムリーを食らった際にマメがつぶれ、マウンドを後続に託した。
イカニモな外国人っぽい風貌から、スタルヒンのような戦前の外国人助っ人選手みたいと話題になり、ポートレートをモノクロ風に加工されるコラ遊びの餌食となった。
国学院久我山に惜しくも敗れた試合後には目を真っ赤に泣き腫らすところにハヤシが。ゆっくりと歩きながら言葉を交わす (ハヤシは肩をぽんぽんと叩き労っているようであった)姿に、スレ民は涙を禁じ得なかった。
＊武内 涼太 (星稜 投手)
マーガードが先発かとも思われた国学院久我山戦で初先発。奥川らしいフォームとスレでも噂されていたが、立ち上がり荒れ玉を量産するも、なんとか0点で抑える。その後も荒れ玉を重ね打者を困惑させてから打たせて取るor三振という珍妙で極端なスタイル。
荒れ玉のクオリティについては解説に「武内くんはバッターのこと考えられてないと思いますよ、キャッチャーの構えているところに投げてるだけです」と言われるほど。
キャッチャーとの信頼関係がある上でのスタイルなのかもしれない。
身長は183cmと長身痩躯。
5回で久我山に1点取られたことを機にマーガードにマウンドを譲ったが、稀にみるレベルの荒れ玉を持ち玉とする珍しいスタイルで実質1点に抑えたことから、スレ民は惜しみない拍手を送った。
＊五島 幹士 (大垣日大 投手)
大垣日大のエース。初戦の只見戦では3回までをパーフェクトに抑えた。しかし4回、先頭の酒井に四球を与えパーフェクトが途切れると、エラーも絡み遂に只見に初H・初得点を許す。
その後はきっちり抑え、5回で11奪三振と三振の山を築いていき、6回までに只見のスタメン全員から三振を奪って見せた。
最終的に毎回奪三振で18奪三振1失点完投。今後の試合でも奪三振ショーを起こせるか注目である。
＊袴田 好彦 (大垣日大 二塁手)
初戦の只見戦では9番で出場、第一打席でタイムリーヒットを放つと初球から盗塁。只見の捕手山内の送球がだいぶ手前でバウンドしたのもあり、簡単に盗塁成功。
続く打席は四球で出塁すると再び初球から盗塁。しかし今度は山内の好送球の前に盗塁失敗。
その裏にはセカンドへの打球を後逸してしまい、その後の只見の初H・初得点へとつながってしまった。
積極性のある選手だけに今後の活躍に期待したい。
なお、既視感のあるその名前から
＊赤星 力登 (丹生 中堅手)
1番センター赤星。かつて甲子園を沸かせたレッドスターの帰還にスレ住民は驚愕。打席時の応援曲は山田哲人。その名に恥じない自慢の快速を見せてほしいところであったが試合途中で交代の憂き目にあってしまった。
打てそうもないのになぜ一番なのか疑問視するマモノ民もいたが、やはり名前だけで選ばれた説が濃厚のようである。
(なお本家レッドスターはマモノスレ誕生前の93、94年に、大府 (愛知)の選手としてセンバツを経験しているが、当時は内野手だった)
＜近畿＞
＊麻田 一誠 (和歌山東 投手・二塁手・遊撃手・右翼手)
和歌山東が誇る初戦の倉敷工業戦では先発すると8回途中まで力投するもピンチを作って一度降板するが、アウトを取るたびにセカンド→ショートとポジションを変えると9回に再び登板。
あまりにも早い再登板にスレ民を心配させるが1イニングをきっちり抑え、試合は延長に突入。
10回裏に再びピンチを作ると今度はライトに下がったが、7点リードとワンサイドゲームになった11回裏、今度は二死一二塁のピンチで三度マウンドに上がり、1点を取られるもののゲームを締めくくった。
守備位置は「投→二→遊→投→右→投」となり、ブーメランの如くポジションを移動しスレ民を驚かせた。
続く二回戦では内野陣のやらかしに苦しめられ歳内賞の候補に挙げられるほどの不運なピッチングに。
そんな味方にブチギレたか、なんと試合後半で対戦相手の浦和学院のリリーフ・浅田として変則ブーメラン登板を見せた。
＊瀬村 奏威 (和歌山東 捕手)
1回戦の時は特に注目を浴びなかったが、2回戦ではエース麻田の落ちる球を捕球することができずちょっと異常なくらいのARAKAKIを生産してしまう。また、麻田に代わって登板した田村の球もこぼしていたためやはり落ちる球系のボールに弱いのだろうか。
試合の終盤ではバックホーム返球を捕球できずミットを飛ばすなどの曲芸も披露してしまい、捕手という替えがききにくいポジションにもかかわらず途中交代させられてしまった。
＊山田 陽翔 (近江 投手)
昨年の夏にベスト4入りに貢献したエースが甲子園に帰ってきた。だが、夏の甲子園の後に疲労や肘の違和感などで公式戦のマウンドは夏の甲子園以来であった。
病み上がりを危惧するスレ民の不安をよそに、山田は140キロ半ばの真っ直ぐを軸に見事な投球。
辞退に追い込まれた京都国際・森下とも仲が良いらしく、その思いを背負っての投球だったらしい。
打撃面においてはタイブレークで決勝タイムリーを打つ、投球面においてもいずれの試合でも完投。
準決勝ではすないぽを足に受け、まともにあるくこともできない状態の中延長11回170球完投勝利を収めるなど
漫画にしてもやりすぎて興ざめしてしまうほどの主人公っぷりを見せつけてスレ住民と多賀おじいちゃんを感動のあまり号泣させてしまった。
決勝戦においても前日のケガを引きずりながらの先発登板。しかし3回にお誕生日をぶち込まれたところで限界を感じ、自ら降板。
決勝では敗れてしまったものの、スレ住民の記憶に大いに痕跡を残した主人公っぷりであった。
＊大橋 大翔 (近江 捕手)
主人公山田を引っ張る女房役。落ちる球が取れなかったときも体を張って止める頑張り屋。打撃成績は今一つであったが、準決勝の浦和学院戦では足を狙撃され苦しみながら投げぬく山田を救うサヨナラスリーランお誕生日をぶち込み、決勝進出を決めた。
スレではなぜか大(橋＋翔)と分配法則で名前を表記される。意味が分からないと思ったそこの君、中学数学の範囲だぞ。
＊岡崎 幸聖 (近江 一塁手)
恰幅のいい体が特徴的な近江の5番。あだ名は当然のように「ドカベン」。山田がいるのに。初戦の長崎日大戦では準備不足が囁かれる近江打線の中で気を吐く2安打の活躍。
見た目通り足は早くなく、彼が走塁するたびにスレにはドスドスと重い足音が響く。
ライナーで慌てて帰塁する仕草が妙にかわいかったり、決勝戦では内野安打っぽかった当たりをアウト判定にされたり、
試合終盤では当然のように代走や守備交代が送られたところも含めて愛された。
＊川元 ひなた (近江 左翼手)
スレ住民からはひなたちゃんとかひなたそ等の愛称で呼ばれ、今大会のヒロイン的ポジションを獲得。初戦の日大長崎戦ではノーヒットにダメイデンとあまり打撃面で貢献できず。準々決勝ではなぜかタッチアップ成立前に三塁を飛び出してしまい得点できず、多賀監督をブチギレさせるなどドジっ子キャラの面が目立つ。
しかし二回戦、準々決勝ではマルチ安打を放っており、だんだんと調子は上がってきている模様。
大器晩成型の
＊古川 温生 (金光大阪 投手)
金光大阪のエースピッチャー。特に目を引くような武器はないが、ランナーを適度に出しつつも大きく崩れない丁寧なピッチングが持ち味。2回戦の木更津総合戦、近江高校戦の途中までは失点が味方のやらかし絡みやタイブレークのランナーによる失点だったため、5失点で自責は0点という歳内っぷりがクローズアップされる。
さらに自身のやらかしも含めるやらか失点を記録し、最終的に甲子園での成績は7失点だが自責はたったの1点。今大会の歳内四天王の一角として名を挙げた。
＊岸本 紘一 (金光大阪 捕手)
金光大阪の守備の要にして4番打者として攻撃の要、さらに主将として大声でナインを鼓舞する千両役者。守備の面では正確な送球でマジャる場面も見せたが、マモノスレでは彼の打撃センスに注目が集まる。
非常に勝負強い打撃が持ち味で、打撃力があまり強くない金光大阪はどうやって岸本まで回すかが勝負の鍵だと解説に言及されたりするほど。
ここで一本出ればという場面では悉く安打を放つため、得点圏で彼に打席が回ると声援と悲鳴が飛び交う事態となった。
＊キャリーパトリック波也斗 (金光大阪 投手・右翼手)
毎度おなじみのジャーマイアス賢三枠。きゃりーぱみゅぱみゅとは多分関係ない。どこの国のハーフかは今のところ不明ではあるがパトリックという名前はアイルランド系に多いらしい。
初戦ではなんと3打席連続初球打ちというスピード感のある打撃を披露、しっかり得点にも寄与する活躍をみせた。
その後はファインプレーや好走塁など見せ場は多数作るものの本職の投手としての登板は最後までなく、その実力の披露は夏へキャリーオーバーとなった。
＊森 健人 (東洋大姫路 投手)
身長169�僂箸いΑ△笋箴�柄な東洋大姫路のエース。攻撃力に自信のある高知相手に4回までを1安打に抑えていたが、5回裏に打線につかまり3失点。
6回には守備の乱れからさらに1点を失ってしまう。
それ以降は建て直し、8回9回は3人で抑えたが逆転はならず。5回の3失点が悔やまれる形となった。
＊賀川 新太 (東洋大姫路 左翼手)
久々のセンバツ出場となった東洋大姫路の左翼手。彼の活躍は初回の守備。2死2、3塁の場面でレフトへと飛んできたヒット性の当たりをダイビングキャッチ。
エース森のピンチを救った。
打撃では8回裏にライトへのツーベースを放ち、直後の4番山根のタイムリーへとつなげた。
＊大城 志琉 (天理 中堅手)
天理高校のメンバーの中では少し小柄な印象を受けるが、地方大会ではアベレージヒッターとして活躍した5番バッター。しかし1回戦の星稜戦ではチャンスの場面を含め3打席3三振。
4打席目に立った時は故意四球含む2連続四球の後という完全にナメられている中迎えた打席だったがあえなく三振。見事な扇風機っぷりを発揮してしまった。
＊米田 天翼 (市和歌山 投手)
マモノ民舌なめずりのプロ注目の○田枠。140��/h台のストレートとスライダーを武器に戦う本格派右腕。立ち上がりに課題があるのか試合序盤では制球が定まらずおよってしまう場面を見せ、マモノ民を
完全にエンジンがかかった際の手の付けられなさは今大会の投手陣の中でも屈指のレベル。
また、試合後半になると明らかに球速が落ちるなど弱点もいくつか見れれることからまだまだ成長の余地があるタイプと思われる。
打撃に関してはあまり
しかし、彼の見せ場はここまで。準々決勝で大阪桐蔭とあたったのが運の尽きだったか、温存に失敗した米田は6回に3本のお誕生日を浴び8失点KOを喫した。
＊前田 悠伍 (大阪桐蔭 投手)
大阪桐蔭の次世代左腕。1年生ながら地方大会で57回防御率0.78を記録した猛者。針の穴を通すようなコントロールと魔球チャンジアッパで三振の山を築く。
初登板となった甲子園でも堂々としたピッチングで6回12奪三振を記録。
決勝戦でも惚れ惚れするようなピッチングで7回11奪三振とこれまで強敵を打ち砕いてきた近江打線を翻弄した。
あまりに付け入る隙のないピッチングにマモノ民ももうどっかのプロがさっさと引き取ってくれという声が出る始末。
ちなみに彼はまだ2年生なので最大あと3回甲子園で投球できる可能性がある。
＊丸山 一喜 (大阪桐蔭 一塁手)
今大会で災害級の破壊力を見せつけた大阪桐蔭打線の中心。特に準々決勝の市和歌山戦では5打数5安打4打点の大暴れ。
その後もコンスタントに安打を重ね、大会タイ記録となる8打席連続安打や、準決勝時点では14-10、打率7割超えという嘘みたいな打撃成績をふるっていた。
決勝戦ではたった2安打しか打てず打率が6割まで下がってしまう(?)が、それでも大会を通して打ちまくり、スレ住民は彼が打つたびに歓声を通り越して乾いた笑いしか出ないようになってしまった。
＊伊藤 櫂人 (大阪桐蔭 三塁手)
大阪桐蔭の鉄砲玉。選球眼がよく、追い込まれてもかなり粘る場面がみられる。大虐殺となった準々決勝では同イニング内で二打席連続となるお誕生日をぶち込み
スレ住民と市和歌山のベンチを絶句させた。
＊田井 志門 (大阪桐蔭 左翼手)
スレでの通称はタイ・シモン。なんだか今大会トレンドのハーフ枠や戦前の大打者っぽい。上背はあまり大きくないが、打席に立った時の威圧感はたっぷりである。
左右に鋭く打ち分ける技術を持っており、決勝戦では死体蹴りのお誕生日をぶち込むなどパワーも十分。
＜中国・四国＞
＊真鍋 慧 (広陵 一塁手)
デカァァァァァいッ説明不要!!2年生ながら凶悪な広陵クリーンアップの中核を担うスラッガー。通称「広陵のバリーボンズ」。体格はもとより打撃フォームも威圧感たっぷりである。
1回戦の敦賀気比戦でも豪快な引っ張り打ちによるえげつない打球速度の打球で猛打賞を獲得。
2回戦では同じく2年生スラッガーとして名を馳せる九国佐倉との直接対決になったが、8回にようやくヒットが出るにとどまるなど打線が繋がらず敗退となった。
＊背戸川内 晴哉 (広陵 三塁手)
1回戦の敦賀気比エース上加世田との4文字苗字同士の対決が注目された。試合には勝ったものの上加世田との対戦成績は3打席0安打と完敗。
破壊力抜群の広陵打線のオアシスとなってしまった。
長いマモノスレの歴史上を鑑みても珍しい4文字苗字対決が実現したことから住民からは妙な人気を得ており、
暇をあかした職人により上加世田同様上田西改変AAが作成された。
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', ｌ i} ;| ﾉ ﾉ '_ノ
ｰ' l､_.ﾘ ∠._／
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＊山下 圭太 (高知 投手・三塁手)
投手ながら1番も打つ、高知のエース。初戦の東洋大姫路戦では森との投手戦となるなか、こちらも4回までを1安打に抑える。
5回裏にはチームメイトがつないだチャンスでレフトへのタイムリーツーベースでジエンゴを決めた。
6回からは中島にスイッチし三塁の守備に就いた。
＊中嶋 奏輔 (高知 投手)
好投の山下の後に続いて出てきた2番手投手。なんと秋の公式戦未登板。そしてトルネードサイドスローというとんでもないフォームの使い手。ただしランナーが出た場合はひねらずに投げる。
スレ民からは明徳義塾の左サイドスロー、ファラオこと吉村を思い出すという声も。
ランナーを出しつつもしのいでいたが、8回にショートのエラーから連打を浴びて2失点こそしたが逆転は許さず。
今後の試合での登板に期待が持てる。
＊冨田 遼弥 (鳴門 投手)
少し幼さの残る顔立ちが評判の左腕。投手としてはいわゆるオールランド型の本格派。かなり重そうなストレートに左右に鋭く曲がる変化球、要求コースに対してビタビタに決められる制球力を持つ。
その完成度は高岡商山田などのマモンスレ屈指の歴代左腕が引き合いに出されるほど。
いかんせん相手が悪すぎたため初戦で姿を消してしまったが多くのスレ住人が彼の投球をもっと見たいと手放しで絶賛した。
＜九州・沖縄＞
＊香西 一希 (九州国際大付 投手)
打力自慢の九州国際大付の守りの要。球速は平凡だが多彩な変化球と丁寧なコーナーワークにより圧倒的な力で相手をねじ伏せるというよりは、適当に打者を出しながら要所で〆るピッチングが持ち味である。
左投手ながら球速がそこまで出ないというタイプは案外珍しいようで、左打者はかなり打ちにくそうである。
2回戦では強力な左打者が名を連ねる広陵打線の前に1失点完投勝利を修める快挙を成し遂げた。
＊佐倉 侠史朗 (九州国際大付 一塁手)
今大会やたらと目立つドカベンタイプの立派な体格を持った4番。活躍すると満開、置物と化すとサクラチルという評価が下される傾向にある。
打順的にもビジュアル的にも豪快な一発が期待されるが、1回戦ではランナーのいる場面でことごとく凡退。
最終回のサヨナラのチャンスでも浅めの左邪飛を放ってしまったが、なんやかんやあってこれが決勝打となったことからスレ住民の評価的には3分咲といったところ。
しかし二回戦では何かが吹っ切れたのかテクニカルで器用なバッティングを見せ猛打賞を記録。開花の季節がだんだんと到来している。
また、二回戦でのHはすべてニュース間に記録されたもの。ニュース○という非常にレアな特能持ちである。
＊隠塚 悠 (九州国際大付 二塁手・遊撃手)
打力が注目されがちな九州国際大付の普通に堅い内野陣の主力となる守備職人。名前から妙な忍者感がある。守備範囲の広さ、打球反応の良さのどれをとっても今大会屈指の能力を持つ。
いっぽうでベスト8まで戦い抜いたにもかかわらず、甲子園での打率は0.00。まさに守備専門要員という感じであるが、それでもスタメンで使われ続けたあたりその守備能力がいかに買われていたかがわかるだろう。
＊黒田 義信 (九州国際大付 中堅手)
強打を誇る九州国際大付のリードオフマン。地方大会でも4割のアベレージを記録している。2回戦の広陵戦では4安打4打点とチームのすべての得点を稼ぐ大暴れ。
実況アナやスレ住人からも海の向こうのオオタニサンばりに打席に入るたびに「さあ黒田だ！」の声が上がった。
＊種村 隼 (長崎日大 投手)
長崎日大の1番手ピッチャー。平和な苗字から受ける印象とは異なり長崎らしい彫りの深いお顔立ち。ストライクゾーンが狭い球審だったが、強豪近江の攻撃陣に対しコントロール良く投げ続けた本格派。
9回に打たれ始めて交代したが、その後も代わった2番手Pをベンチからじっと眺めていた。
初戦敗退となったが、その実力と拮抗した試合展開からスレ民からも惜しむ声が上がった。
まだまだ進化できるであろうキャッチャーと2番手ピッチャーと共に夏に帰ってくるのを待っている。
回転数が独特なのかフライアウトがやたら多く、とったアウトの半数以上がフライによるもの。
揚げ物の食いすぎで胃もたれを起こす住民が続出した。
＊川副 良太 (長崎日大 投手)
9回、崩れかけた先発種村からマウンドを譲り受ける。立ち上がり少し不安が残るが、きちんと同点に抑えて延長戦に持ち込んだ。
その後も種村まで行かなくとも流れに乗りかける近江打線を12回まで0点に抑えた。
タイブレークが適応された13回ではデッドボールやパスボールを重ねてしまい勝ち越しを許してしまうものの、キャッチャーの指示したボールが他の選択肢もあったのでは、ピッチャーだけの責任ではなさそうというのが何人かのスレ民の見立てるところ。
何んせよ土壇場で引き継ぎ、12回まで見事に抑えたピッチャーにスレ民は初戦で消えるには惜しいとあたたかい拍手を送った。
夏に種村たちと帰ってくることを待っている。
＊立川 慶之介 (長崎日大 内野手)
ショートとしてナイスバックアップを果たし、「山田 (近江P)も立川相手には投げづらそう」とアナウンサーに評価される内野手2番バッター。心なしか顔が映る機会が多く、スレからもちらほら「イケメン」と声が上がる。顔も内容もイケメンとはこれいかに。
派手な活躍はなかったが、少なくともタイブレークまでは引き締まった好ゲームの中で、十分に活躍した。
夏に種村たちと帰ってくることを待っている。
＊上原 風雅 (有田工 捕手)
苗字の読みは「かんばる」。「かんばる ふうが」というその名前の響きからヤンバルクイナとも呼ばれる。かんばる、がんばる。キャプテンかつムードメーカーであり、タイムリーを放った際はガッツポーズではなく頭上で大きなハートマークを作ってアピールするお茶目さん。
ネタ枠だけではなく、完璧な送球で相手の盗塁をマジャったり、2本のタイムリー含む猛打賞を記録するなどがんばる。
＊山口 洸生 (有田工 二塁手)
有田工にやたらといるスイッチヒッターの一人。単にスイッチヒッターだけであればここにあげる程度でもないが、彼の場合は左打席で2ストライクに追い込まれてから右打席にスイッチするという曲芸を見せ、スレ住民を驚かせた。
ちなみに投手と対戦中の打席位置変更はルール上問題がなく、プロ野球でも元中日の柿本実が1球ごとに打席を変えるという珍行動に出たこともある。
またマモノ民に明日使えないムダな野球知識が増えてしまった。
＊大野 稼頭央 (大島 投手)
ザ・九州男児という彫の深い容貌のイケメンさん。名前の由来は元メジャーリーガーの松井稼頭央選手から。テレビ画面からでも伝わってくる質の高い回転力を持ったストレートがメインウェポン。牽制などの小技も非常に上手く、2つのアウトを牽制で取っている。
どちらかというと打たせて取ることが得意なタイプだが、外野に飛んだ球を外野手が捕ってくれないという悲劇に見舞われる。しかも何度も。
さらなる悲劇として一連のエラーはグラブにかすりもしなかったため失策ではなくH扱いに。
その他細かい記録に残らないタイムリーエラーも重なったため、記録だけ見ればエースが大炎上して敗退したようにしか見えない結果となってしまった。
彼自身の投球は前述のとおり質が高いものだったので、これにはマモノスレ住民も同情を禁じ得なかった。現時点で歳内賞最有力候補。
＊美島 永宝 (大島 一塁手)
地方大会で4割のハイアベレージを残した打者。名前の4文字がなんか古銭の名前みたいだと言い出したスレ住人によって謎のAAが作成された。
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なお、試合中にはあまりにもかわいそうな大野を救ってやってくれとAAによる投げ銭が行われたが
当人はすべての打席で凡打に倒れてしまった。ハイパーインフレ不可避。
＜その他＞
＊森 大 (浦和学院 監督)
昨年勇退したみんなのアイドル・モリシこと森士前監督の息子さんで、弱冠31歳にして名門浦和学院の総指揮を執る。いろんな意味でスレ民に期待される中、1回戦の大分舞鶴戦では
1回裏：ルンバ(σ・∀・)σｹﾞｯﾂ!!、2回裏：ダメイデン、3回裏：マジャルンバ
と早速一塁ランナーを殺しまくる期待通り (?)の展開に。
そして4回裏では動かれる前に選手が打ち3点が入るという、なんともな試合運びを見せつけた。
モリシの子・モリダイの今後や如何に。
＊山根 翔希 (和歌山東 副部長)
初出場の和歌山東で唯一甲子園を知る人物。そう、彼は2014年夏の甲子園に市和歌山のセカンドとして聖地を経験。あのサヨナラセカンドゴロの当事者として壮絶に散っていった男である。
大学で野球を続けた彼は指導者の道を志し、教員として地元に凱旋。
母校もセンバツ出場を決めた裏で、別の学校の副部長として甲子園へ帰ってきたのだった。
1回戦の試合前にはノッカーも務めて甲子園の土を踏むと、奇しくも1回戦の最後の打者はセカンドゴロ。
夏と春の違いはあれど、かつてマモノに呑まれた男の無念は7年半を経た今、晴らされたのだった。
＊秋山 星遥 (山梨学院 グローバル委員長)
学校紹介で突如現れた山梨学院の才女。グローバルコースの委員長、略してグローバル委員長。名前はこれでステラと読む。妹は博愛 (かりた)父親はイギリスと日本のハーフ。母親はイタリア系アメリカ人というグローバルな家系。
英語に堪能で弁論大会優勝、一日署長を務めるなどの記事が多数発掘され、
高校生には見えない大人な見た目と名前、JKの枠を超えた色香で地味な試合からスレの話題をかっさらった。
ちなみに中一で英検1級を取り、京都大学文学部A判定という才女。将来の夢はキャビンアテンダント。
＊林 和成 (星稜 監督)
マモノスレ内外で数々の伝説を打ち立ててきた本年での勇退が発表されており最後の雄姿を目に刻まんとマモノスレ住人の注目を浴びていた。
1回戦の天理戦でも今までのハヤシスタイルが炸裂。
見え見えのスクイズを敢行して失敗 (二回)、伝令を出した直後に失点 (二回)、継投した投手のコントロールが定まらないなど
モリシ賞受賞の貫録をしっかりと見せつけ、スレ住民の爆笑をかっさらった。
とはいえ瀬戸際で天理の猛攻を凌いだ点や、負傷降板したマーガードのケア、代打策の成功などやはり有能な面もしっかり見せつけており、有終の美をどのように飾ることができるか注目したい。
ベスト4をかけた國學院久我山線では最後までダメイデンを続けるというハヤシイズムを地で行った。
9回に鬼気迫るも、惜しくも届かない。
試合終了後、泣き崩れるマーガードの隣で歩き励ます姿が映し出されたときにはマモノ民も涙を禁じ得なかった。
良くも悪くもネタになったが、投手をはじめ泣いている選手が多かったことから選手との仲は良好なのだろうと推測される。
尚、星稜高校卒業生を名乗る者から
元星稜生だけどハヤシは本当にいい先生だったよ
生徒指導室に行けばいつもいるけどよく諭されたわ
修学旅行で3人置いてけぼりにして各班班長は色んな先生にめちゃくちゃ怒られたのにハヤシだけは慰めてくれたわ
まあ色々あったけど全部正義感が強いが故の行動だったし悪い人じゃ決してないんだよね
との投稿もあった。
敗者監督のインタビューのため姿がカメラに映ることはなかったが、選手を褒め称えた後「幸せな経験をさせてもらいました。ということです。最後には目に光るものがありました」というアナウンスに、スレはハヤシぃ、、の声で溢れた。
星稜さんの監督、甲子園 (球場)で惜しくも敗退してましたよ。お疲れ様です (笑い)。僕らは覚えてます。采配ミスはダメ。やっていいのはバント失敗、盗塁失敗、スクイズ空振り、継投失敗だけ。納得いかない相手に殴り込みもダメ。星稜の監督としてはこれで解約。何年でも待ってますよ。またいつか来てくれればいいんです。
＊広デパンダ (広島商業 マスコット)
もはや商業高校の定番となった○○デパート。広島商業の学校紹介でも当然広商デパートが話題に。しかしスレ住人はその際に横にいた謎のキモカワ系パンダの存在感に騒然。
その正体は広島県立広島商業高校のマスコットキャラクター、広デパンダである。
スレ住民からの評価は「表情がイッてる」「目がエロそう」「全体的にエロそう」などあまり芳しくない。
＊多賀 章仁 (近江 監督)
オーガ阪口やハザマ監督にならぶおじいちゃん監督。老けて見えるが龍谷大平安原田監督の後輩である。昨年同様勝利監督インタビューでは疲労感や感情を隠さない満身創痍の姿を見せる。
エースの山田を大変気に入っているようで、準々決勝では終始山田のピッチングを誉めっぱなし、
準決勝でケガの中投げぬいた山田の姿に感極まって勝利監督インタビュー中に号泣してしまった。
このような姿からスレではただの山田のファンのおじいちゃん的な扱いを受けるようになってしまった。
一方監督としては上記の山田愛からくる過酷な登板スケジュールや点差が開いていてもとりあえずメイデンを仕掛け、しかも失敗する場面を多く見せたことから
モリシをはじめとするカタカナ表記監督の仲間入りを果たしてしまった。
2022年03月31日(木) 16:52:14 Modified by nanashisan2017
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