<漫画>
じぇのさいど

表紙と背表紙では「真田十勇士vs.里見八犬士」という副題があるが、ここでは奥付の表記に従った。

・登場メカクレ
筧銃蔵 アイパッチ 左目

・作者
原作 中島かずき(劇団☆新感線) 漫画 小林拓己

・初出

・発売日
2005年2月28日 2005年

・出版社
双葉社

・備考

事の発端は大阪夏の陣。
落城間際の大阪城に伝説上の存在・里美八犬士が現われ、家康の孫である千姫を連れ去ってしまう。
十勇士はある事情から敵である家康の依頼を飲み、千姫を救出するために妖術使いの八犬士と対決を迫られてゆく。

本作は伝奇文学史上の二大ヒーロー、八犬士と十勇士の対決という魅力的な設定を持っている。
けれん味に溢れた作風で期待を集めたが、十勇士の半数に活躍の場がないまま打ちきりという残念な結果となった(単行本最終話のタイトルは『非大団円』、最終ページには「未完」とクレジットされている)。
なお、荒唐無稽かつエロティックな忍術描写、美女に魔人を産ませるための性儀式、なにより天草四郎を思わせる犬塚信乃の風貌など、多分に山田風太郎作品(特に『魔界転生』)の影響がうかがえる。

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