グレートクロー

「キューティーハニー」初代アニメ版の第22話に登場したパンサークロー戦士。

幻術・魔術を得意技とする自称「偉大なる地獄の魔術師」
妖艶な雰囲気を持つ女王様タイプの怪人(設定はアンドロイド)である。
オレンジ色のレオタードを着用する人間型怪人であり、「いかにも怪人」と言う虚飾は無い。
豊満な胸や引き締まった腰、レオタードをくい込ませたヒップなど、キューティーハニー全作を通して屈指の美人怪人。


「私におまかせくださいシスタージル様、あんな小娘など問題にはいたしませんわ」と自信に満ちてハニー打倒へと出撃する。

転校して来たハニーを好しとしない直次郎らに十字架に縛り付けられたハニーを好機と見て、誰にも気づかれぬよう銀の糸で絡めとらんとするも失敗。

存在を未だハニーに気づかれていないグレートクローは、次に学園生徒たちを銀の糸で操り、ナイフで攻撃させる。しかし直次郎が放ったバレーのネットが偶然にも銀の糸を切り裂き魔術が解け、グレートクローの存在がハニーに気づかれる。

「やっと気がついたかハニー、ジル様のお言いつけによりお前の命をもらいに来たのさ。私の名はグレートクロー。偉大なる地獄の魔術師」と宣告し、校舎の屋上での一騎打ちとなる。

先ずは花びらの竜巻でハニーを窒息死させようとするもハニーブーメランで術を破られる。
「おのれー」術を破られ激怒するグレートクローは魔法の杖とレオタードから水を噴き出し自身を覆い隠す。
ハニーはこの水をシルバーフルーレからの光線で蒸発させる。ひるむグレートクロー。
ひるみ動きが止まったかに見えるグレートクローの胸をハニーのフルーレが貫かんとするも、その剣を弾き返すグレートクローの胸。
弾き返されるフルーレに愕然とするハニー。
「ふふふふ」そのハニーの様子をあざけ笑うグレートクロー。

ひるんだフリをしたのはハニーを間近におびき寄せるグレートクローの戦術だった。
水蒸気に紛れグレートクローの実体はハニーの背後に回り込んでいたのだ。
擬体を懸命に攻めるハニーの姿に油断したグレートクローは次の手を遅らせた。
グレートクローが油断する間に正面の敵は擬体であることを見破ったハニーは反転する。
「そうか、これはニセモノだ。本物のお前は私の後ろに居るだろう!」
次の攻撃を仕掛けようと右腕に持つ魔法の杖を振り上げハニーに迫るグレートクロー。その彼女の胸の谷間にシルバーフルーレが突き刺さった。実体の胸は信じられないくらい脆かった。

腕を振り上げハニーに向かっていった状態で予想外の攻撃を受けたグレートクローはハニーの攻撃を全く避けられなかった。
「あーっ ああああああぁぁぁぁぁーっ」
凄まじい悲鳴と驚愕の表情で屋上から真逆さまに転落して行くグレートクロー。
地上に激突し爆発四散して敗れ去った。

グレートクローを倒したキューティーハニーは
「蒸気の中に居たのはお前の影さ、下手な手品師」と勝ち誇った。

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