ジュブナイルポルノ作家「わかつきひかる」さんを、「めたぼdeぽん」が個人的に応援するWikiです。「わかつきひかる」さんご本人をはじめ各出版社とは一切関係はありません。

「ボーイ・ミーツ・ガール すく〜る☆すて〜じ」 (ハーヴェスト出版)

原作:フロントウィング 著者:わかつきひかる 挿絵:しんたろー 
出版社:ハーヴェスト出版 発行日:2006年8月1日 




本の紹介(背表紙)

この項は書籍(背表紙)からの「引用」です

それは、ちょっと不思議な三角カンケイ・・・

真央は、妄想好きな女の子。今日も今日とて、大好きな陽菜先輩と女同士であんなことやこんなことを
妄想中・・・。
ところが真央の前にライバル出現。転校生の雄太は、陽菜の初恋の人物だったのだ。
−−陽菜は雄太が「大好き」。真央は雄太が「大嫌い」−−。
でもそんな3人は、なぜかいつも一緒にいるワケで・・・?


オリジナルゲームの紹介(公式)

ストーリー

この項はボーイ・ミーツ・ガール公式ホームページからの「引用」です

幼馴染の「陽菜」といつも仲良く遊んでいた主人公、
「雄太」の二人はある日、蔵の奥から
見たことのない文字で書かれた古びた本を見つけた。
二人は「魔法の本」と名付けて宝物にし、いつも持ち歩いていた。

そんなある日、裏山で一緒に木登りをして遊んでいたら
陽菜が足を滑らせて木から落ち、怪我をしてしまった。

慌てて駆け寄ると膝から血が出て痛がっていた。
雄太が慌てていると突然「魔法の本」が輝き出し、
雄太は謎の言葉が脳裏に浮かび、つぶやいた。

すると、雄太の指先が光り、陽菜の傷がみるみる治っていった。
二人はそれが魔法だと思い、大はしゃぎ。
そして他にも魔法が使えないか試してみるが
魔法はその一度きりで不思議な事は何も起きなかった。

それから数ヶ月が過ぎ、雄太は両親から突然引越しする事を聞く。
その事を陽菜に告げようとするもなかなか言い出せなかった…。

数日後、引越しの日がやって来た。

結局「サヨナラ」の挨拶も言えずじまいの雄太。
トラックに乗り込み、走り出した瞬間、陽菜の声が聞こえた!

「まって、雄太ちゃん!」

雄太は窓を開け、追いかけて来る陽菜を見ると、
持っていた魔法の本を陽菜に向けて投げ渡した。

「必ず帰って来るよ、それまでその本を大切にしておいて!」

トラックと陽菜の距離は次第に開き、見えなくなってしまった──。

そして歳月は流れ「陽菜」の事も「魔法の本」の事も
たまにしか思い出さなくなったある日、両親が海外赴任になった事を聞く。

日本に残りたかった雄太は従姉妹の千鶴の家に厄介になることになった。
その千鶴の住む家は、主人公の生まれ育った街にある。

幼い日を過ごした懐かしの街へ戻って来た雄太の生活が始まるのだった…。


ヒロイン

この項はボーイ・ミーツ・ガール公式ホームページからの「引用」です

春日野陽菜(かすがのはるな)
158cm Dカップ A型
時森学園2年生で雄太の幼馴染。
雄太が待ちを去った後、怪我を治してくれた「白馬の王子様」ならぬ、
「私の魔法使い」の雄太への思いを秘め、来る日も来る日も雄太が渡してくれた
「魔法の本」を眺めていた。
そのうち、魔法自体に興味が沸き、それを調べて居れば雄太が帰って来ると思い
込むようになり、その思いが「まじかる部」なる同好会を作ってしまう。
「まじかる部が有名になれば雄太も自分の事に気づき、帰ってくるに違いない」と・・・。
性格はおとなしいが努力家。クラスの皆に慕われている。

真行寺真央(しんぎょうじまお)
153cm Bカップ B型
陽菜に一目ぼれして、まじかる部に入部した下級生。というかむしろラヴ。
性格はちょっとおっちょこちょい。陽菜が好きなあまりよく雄太に食って掛かる。
家庭環境は、両親と兄一人で、兄の部屋にある、エロゲー、エロ漫画を良く盗み見
する。その影響で、よくエロい妄想にふけってしまう。また、普通の会話で「萌えー」
とかをポンポン使う。


感想

ゲームノベライズって、難しいんだなというのが、最初の印象です。
まずヒロインですが、ゲームでは5人いるようなのですが、うち2人が登場します。
主人公の幼馴染の陽菜と、その陽菜に一目ぼれした百合っぽい真央。

ノベライズを2巻に分けようとすると、ヒロインを2対3に分けざるをえないのは自明ですし、設定上、陽菜と組ませるとしたら真央となるのが自然です。そして最後はだれか一人のヒロインを選ぶわけですから、選ばれなかったヒロインは悲しい思いをする。(というか、そのヒロインを気に入っている読者が問題だ!)
うーーん、読者全員を満足させる回答などないような気がするのは、「めたぼdeぽん」だけ?

それにキャラ立ては、オリジナルのゲームに基本沿わねばなりません。
「わかつきひかる」さんは、芯の強い女性キャラを作り上げるのですよ。でも、このゲームのキャラは、いかにも男の子好みの守ってあげたくなる「はかなげな少女キャラ」です。好みの問題はおいといて、これだけキャラ立てが違うと、「わかつきひかる」さんもキャラを動かすのに苦労したんじゃないかと思ったりしています。

あっ、でも、はかなげな感じはよく書けてましたよ。「わかつきひかる」さんにとってもそういったキャラはあまり書かないでしょうから、勉強にはなったのではないでしょうか。

ちなみに、陽菜は一途な女の子で、真央はエロい妄想好きな女の子です。
ストーリー展開上どっちかを選ばなければならないわけですが、「わかつきひかる」さんだったらどっちを選ぶか、「わかつきひかる」ファン(病?)の「めたぼdeぽん」には自明だったり・・・(注)
というわけで、陽菜ファンの皆さんには不満が残るものになっているかもしれません。

エッチシーンは、いつものわかつき節炸裂で生々しくってエロいのですが、それもゲームファンには好き嫌いがあるのでしょうね。


(注)
「わかつきひかる」さんがどういった女性キャラを好むのかは、このエントリが一番参考になります。
「快感フレーズ」女の子向けの美少女文庫
とくにこんなあたり・・・

「ラッキーなんてないし、男は幸せをつれて来てくれない。その事実を、体験的に知ってしまっているからでしょう。
私は、カッコワルク努力して、夢に向かってがんばる女の子が好きだし、私もそうありたいと思っています。」


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