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「My妹(マイマイ)」 (美少女文庫)

著者:わかつきひかる 挿絵:みやま零 出版社:フランス書院 発行日:2007年3月30日 





本の紹介(公式)

亜梨栖をエッチにしたのは、お兄ちゃんなんだからねッ! 制服をめくり、縛られたおっぱいをあらわにする私。学校でご奉仕なんて恥ずかしいよぉ! なのに、しゃぶってるだけでどんどんカラダが熱くなる。露出デートで、放課後調教で、アナル体験で…… 亜梨栖、お兄ちゃんのMドレイにされちゃった。 美少女文庫HP



内容

ヒロイン
秋川亜梨栖(あきがわありす)
亜梨栖は、小柄でふっくらとした高校一年生。首筋はほっそりしているけど、乳房はロケットみたいに前に突き出して、腰から太腿にかけてはきれいな曲線を描いています。じつはそんな体形に亜梨栖はコンプレックスを持っています。もっとやせたい、空腹をがまんしてダイエットに励んでいます。
あらすじ
亜梨栖の母親が俊也の父と結婚して約一ヶ月。同居にもちょっと慣れてきたある日、ダイエットによる低血圧と貧血で気分が悪くなった亜梨栖を俊也は送って帰ります。保健室の加賀美先生は、亜梨栖に必要なのは自信だと俊也に告げます。太っていないよ。胸が大きいのは魅力だよ。そうなぐさめる俊也。二人の間に漂う雰囲気がだんだんとエッチなものにかわっていき、二人は結ばれます。
それから
回数を重ねるごとに感じ始める亜梨栖。どんどんきれいになっていく亜梨栖。亜梨栖はとてももてるようになっていきます。そんな亜梨栖を他の男にとられたくない、ジェラシーを感じた俊也はさらにエッチな行為で亜梨栖を調教していきます。
エッチシーン
(亜梨栖の部屋)オナニー
→(俊也の部屋)英語を教えてもらっているうちに雰囲気がかわり初体験(正上位)
→(お風呂に一緒にはいって)パイズリ&フェラ&後背位
→(学校の屋上)おっぱいをだしたまま後背位&失禁
→(ファミリーレストランの中)オナニー(羞恥P)
→(ファミレスのトイレの中)おっぱいを緊縛&ラビアをクリッピング
→ノーパン、ノーブラ、おっぱい緊縛、ラビアクリッピングのまま家まで歩く
→(自宅マンションのエレベータの中)他人のいる中で痴漢P
→(リビング)パイズリ&乳首をクリッピング
→(俊也の部屋)ローションプレイ&騎上位&アナル
→(学校の中庭)おっぱいを緊縛&ラビアをクリッピング&ローターを入れて、そのまま屋上へ
→(学校の屋上)正上位



感想

この作品は、わかつきひかるさんの代表作といってもいいのではないかと思います。
ご本人は、この時期とても苦しんでいたようで、心身とも最悪な状況だったようです。

同じ文脈だと思われるものは、AKUMAで少女のあとがきにもあります。
こういった当時のわかつきさんの苦しみを知った上で、「My妹」を読み返してみても、ひたすらエロです。興奮します。勃ってしまいます。あぁ!男ってやつは・・・(自己嫌悪)

初期の作品と比べると、ストーリーはさらに単純になりました。
Myシリーズの特長(お約束事?)は・・・
  • 主たる登場人物は、ヒロインと主人公の二人のみ。
  • 二人は同居をしている。
  • 二人の血のつながりはない。(義理の関係まで、インモラルな面は極力排除)
  • 短期間で初体験→調教に至る。
  • エッチとともに恋心が深まる。(エッチ以外のイベントはほとんどない)
  • 最後までラブラブ状態が続き、ハッピーエンド。

こんなところでしょうか。

ストーリーが単純になったかわりに、エッチシーンがこれでもかこれでもかと繰り返されていきます。
エッチシーンもひとつひとつ違うシチュエーション(場所、心境等)で、違うプレイ。逢瀬を重ねる毎に濃厚になっていく。
二人の気持ちは、行為そのものや、行為の最中の言葉で表され、そのためラブコメディである佇まいは失わず、エッチシーンが連続するというポルノとしての一定の完成形になったのではないかと思います。

この作品は、2009年10月に5刷を重ね、今も売れ続けています。

(追記)
2011年には、ついに6刷になりました。6刷の本は、表紙絵が変わり、さらにショートショートが付属しています。



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