NPO法人バードリサーチのための図鑑


雄(撮影:石渡賢一氏)

 
雌(撮影:石渡賢一氏)                                           雌後ろから(撮影:大塚啓子氏)

特徴
見られる時期:住宅地周辺では主に秋から春先
見られる環境:森林、樹木の多い公園
観察の度合い:住宅地周辺では稀
大きさ:ハトより少し小型、全長約29cm。
体型の特徴:大型のキツツキ。
鳴声:ケッ、ケッ、キャラララとかピョー、ピョーと鳴く。木の幹を叩いてドラミングと呼ばれる音を出す。
鳴声を聞く(WMA)鳴声を聞く(MP3)ドラミングを聞く(WMA)ドラミングを聞く(MP3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
・アカゲラ:順光では見間違うことは少ないが、シルエットは似ている。アカゲラのほうがほっそりしている。

・ヤマゲラ:本州にはいないが、北海道に生息する。ヤマゲラではアオゲラにある腹の黒いまだら模様がない。北海道ではアオゲラは生息していない。

飛んでいる時に似ている鳥
・アカゲラ:波状飛行で飛び体型も似ている。アカゲラの方がほっそりしている。
鳴声が似ている鳥
・アカゲラ:ケッ、ケッ、ケッ、と聞こえる声は良く似ているが、アカゲラの方がやや高音に聞こえる。アオゲラではその後キャラララなどと連続的に鳴くことが多い。
アカゲラの声を聞く(WMA)アカゲラの声を聞く(MP3)
生態
本州以南の平野部から山地の森林に生息している。1970年代後半ごろから東京などでは市街地の緑地などにも生息するようになった。秋冬期は単独でいることが多い。太い樹木の幹に穴をあけて巣を造る。食物はアリなどの昆虫類やクモ類など動物質のほか、マユミやツリバナなどの木の実を食べる。また、カエデなどの樹液を飲む。

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