NPO法人バードリサーチのための図鑑




横から(撮影:大塚啓子氏)

特徴
見られる時期:9月から10月
見られる環境:平野部では公園や平地林の林縁などに多い。河川敷の疎林にも生息する。
観察の度合い:比較的普通。
大きさ:スズメくらいの大きさで、全長14.7cm。
体型の特徴:尾が短めで、体を立てて止まる。
鳴声:ツィーとはチーとか細くなく
鳴声を聞く(WMA)鳴声を聞く(MP3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
・コサメビタキ:体型、羽色ともよく似ている。コサメビタキのほうが喉から腹にかけて白っぽく縦斑がない。


・サメビタキ:体型、羽色ともよく似ている。サメビタキでは胸から腹が暗色をしている。
飛んでいる時に似ている鳥
鳴声が似ている鳥
・コサメビタキ、サメビタキ:地鳴きは良く似ており、鳴声での識別は困難。
コサメビタキの地鳴きを聞く(WMA)コサメビタキの地鳴きを聞く(MP3)
生態
本種は、おもに秋の渡りの途中に日本各地に渡来する。平野部から山地の湿原や湖沼、河川など開けた場所に面した森林に生息するが、樹木の多い都市公園などにも普通に渡来する。樹木の天辺や枝先に止まり、飛立って飛翔中の昆虫を捕らえて食べる。ほかに、ミズキやアカメガシワなどの種子も好んで食べる。

Menu

特徴で種を絞り込む


【メニュー編集】

メンバーのみ編集できます