NPO法人バードリサーチのための図鑑


(撮影:石丸英輔氏)                                        飛翔中のカササギ(撮影:石渡賢一氏)

特徴
見られる時期:一年中。
見られる環境:農耕地や市街地。
観察の度合い:局地的に分布しているため、生息地を除くと観察する機会はないが、生息地では普通。
大きさ:ハトぐらいで、全長約45cm。
体型の特徴:尾が長い。
鳴声:カシャ、カシャ、カシャなどと鳴く。鳴声を聞く(WMA)鳴声を聞く(MP3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
日本では特にいない。
飛んでいる時に似ている鳥
・オナガ:逆光で見ると体型的にはよく似ているが、両種の生息分布が重なる地域はほとんどない。
鳴声が似ている鳥
生態
本種は、江戸時代の開始前後に朝鮮半島から移入されたと考えられ、1970年代以前には佐賀県や福岡県の一部に生息が限られていたが、1970年代以降になると九州地方では生息分布が拡大した。また、近年では、人為的移入または迷行などによって、北海道や秋田県、新潟県などおもに港湾周辺で生息・繁殖が確認されている。一夫一妻で繁殖する。巣は、高木の枝や電柱に枯れ枝で造られ、斜め上方に入口のある球形をしている。抱卵・育雛は雌雄で行なう。雑食性で、昆虫類やミミズ、カエル、小型哺乳類、小鳥類、植物の種子、果実などを食べる。

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