NPO法人バードリサーチのための図鑑


電線で休憩するショウドウツバメ

飛翔中のショウドウツバメ(撮影:石渡賢一氏)

特徴
見られる時期:本州では5月ごろと7月から10月の渡りの時期。
見られる環境:河川敷、草原、農耕地。
観察の度合い:特に秋の渡りの時期には河川や水田では普通。
大きさ:スズメくらいの大きさで、全長約12.5cm。
体型の特徴:ツバメ型で尾と翼はやや短め。
鳴声
識別点
とまっている時に似ている鳥
・ツバメ:成鳥では尾が長いため見誤ることはないが、若鳥は似ている。ツバメのほうが背が黒っぽいこと、喉が赤褐色であることなどで区別できる。
・イワツバメ:体型が似ているが、イワツバメの方が頭から背が黒く、喉から腹が白い。
飛んでいる時に似ている鳥
・イワツバメ:小型で尾が短いことで似ているが、イワツバメでは腰が白いことで区別できる。
・ツバメ:幼鳥は尾が短いので似ている。ツバメの幼鳥は翼が細長く、尾も長め。
鳴声が似ている鳥
生態
夏鳥として、北海道の海岸付近の土手などに穴を掘って集団で繁殖する。本州以南では春秋の渡りに農耕地や河川、時には住宅地上空に飛来する。秋には7月ごろから10月下旬ごろまで見られ、電線などに群れでとまる光景をみることができる。他のツバメ類と同様に飛びながら昆虫類を捕らえて食べる。

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