NPO法人バードリサーチのための図鑑


撮影:石渡賢一氏

特徴
見られる時期:10月下旬から4月中旬。
見られる環境:河川や湖沼などの水辺や農耕地。
観察の度合い:市街地では少ないが郊外では普通。
大きさ:スズメよりやや大きく、全長約16cm。
体型の特徴:一般的な小鳥の体型だが、脚が長め。
鳴声:飛翔中にピッ、ピッ、やヒッ、ヒッと鳴き、驚いて飛立つときにはピピピピピと鋭い声で鳴く。
地鳴きを聞く(WMA)地鳴きを聞く(MP3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
・ビンズイ:体型が似ているがビンズイの方が全体に緑がかっていることと、タヒバリのほうがややほっそりしている。

ビンズイ
・ヒバリ:タヒバリでは上面が灰色がかった褐色をしていること、ヒバリでは頭頂部の羽毛が立っていることが多いことで識別できる。

ヒバリ
飛んでいる時に似ている鳥
鳴声が似ている鳥
生態
冬鳥として渡来し、河川の水辺や刈田、畑などに単独あるいは数羽の小群で生息するが、渡りの季節などには数十羽の群れでみられることもある。夜間は、多いときには100羽以上が狭い範囲の草むらに集まって地上で就塒する。塒入りは、塒上空を一団となって何度も旋回した後、次々に降りる。地上を歩きながら、植物の種子や昆虫類などを食べる。渡去前には胸が褐色味を帯びる。

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