NPO法人バードリサーチのための図鑑


夏羽(撮影:石渡賢一氏)

換羽中(撮影:石渡賢一氏)

特徴
見られる時期:おもに4月から5月と8月から10月の渡りの時期。
見られる環境:干潟、砂礫地の発達した河川、水田
観察の度合い:住宅地付近では少ない。
大きさ:ハトより小さく、全長約24cm。
体型の特徴:脚が長く、体を水平に保って立つ。
鳴声:ピュリューイと良く通る声で鳴く。飛翔中にも鳴く。
ムナグロの鳴き声(wma)ムナグロの鳴き声を聞く(mp3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
・ダイゼン:ダイゼンのほうがやや大型で、上面が灰白色を帯びている。内陸では稀。
飛んでいる時に似ている鳥
鳴声が似ている鳥
・キアシシギ。ムナグロと同じように内陸の水田や河川にも普通に飛来。ピューイと聞こえムナグロより澄んだ声。
キアシシギの鳴き声を聞く(WMA)キアシシギの鳴き声を聞く(MP3)
生態
全国の平野部の干潟や水田、砂礫地の発達した河川などの広々とした水辺に、春と秋の渡りの途中に飛来する。本州中部以南では少数が越冬する。数羽から数十羽の群れで行動することが多く、水辺をゆっくり歩きながら水生昆虫の幼虫やミミズ類などの小動物を捕らえて食べる。

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