NPO法人バードリサーチのための図鑑

 
(撮影:平野敏明氏)                                             背中から見たメジロ

特徴
見られる時期: 1年中
見られる環境:平野部から山地の森林に生息するが市街地の公園の緑地にも生息する。秋から春にかけては住宅地の庭先にも飛来する。
観察の度合い: 普通に見かける。
大きさ: 全長約12cm。スズメより小さい。
体型の特徴: 一般的な小鳥型。緑色で、目の縁が白い。
鳴声:地鳴きはチー、チーとかキュルキュルキュル。囀りは「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」と聞こえる節回しで囀る。
 メジロの地鳴きを聞く1  地鳴き2  さえずり

識別点
とまっている時に似ている鳥
・ウグイス:全体的に緑褐色という点でメジロに似ている。ウグイスではメジロよりほっそりした体型で尾が長い。また、ウグイスでは目の周りが白くないことで区別できる。

ウグイス (撮影:吉邨隆資氏)

飛んでいる時に似ている鳥

鳴声が似ている鳥
・ヒガラ:チーという地鳴きが似ているが,その他の声で識別できる。
  ヒガラの地鳴きを聞く1
・カワラヒワ:キリリリリという声が似ているが,その他の声で識別できる。
  カワラヒワの地鳴きを聞く1
生態
冬期には数羽から十数羽の群れで生活し、葉の間をチー、チョーなどと鳴き交わしながら忙しげに動き回る。春先にはサクラやツバキ、ウメなどの花の蜜を吸うために、これらの木に群れる。繁殖期は3月から7月。巣は低木などの枝先に枯れ草をクモの巣で接着して椀形のものを造る。昆虫類やクモ類などのほか、花の蜜、果実、ピラカンサス、ウメモドキなどの木の実も食べる。庭先にジュースなどを置いておくと飲みに飛来する。
 メジロの巣(撮影:古川セツ氏)

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