NPO法人バードリサーチのための図鑑


(撮影:石丸英輔氏)

特徴
見られる時期:1年中。
見られる環境:河川、湖沼、農耕地
観察の度合い:普通。
大きさ:体自体はアヒルくらいの大きさ。全長約98cm、翼開長約195cm
体型の特徴:首と脚が長い大型のサギ
鳴声:グワ、ゴア、ギャアー。
鳴き声を聞く(WMA) 鳴き声を聞く(mp3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
・ムラサキサギ:全体的に青灰色をしていることでよく似ている。ムラサキサギでは頬から首にかけて赤褐色であること、脚が短めであることなどで区別できる。九州以北では著しく少ない。
飛んでいる時に似ている鳥
・ムラサキサギ:アオサギのほうが、翼の風切羽とほかの部分とのコントラストが著しくはっきりしている。
・ツル類:体が大きいために良くツル(ナベヅルなど)と間違われる。飛んだときツル類では首を伸ばしているのに対し、アオサギでは首を縮めていることで容易に区別できる。
鳴声が似ている鳥
生態
北海道では夏鳥だが、本州、四国、九州では留鳥として生息している。近年、繁殖分布を著しく拡大している。海岸から山地の水辺や水田などに生息し、水辺近くの丘陵林や社寺林、防風林などに集団で営巣する。巣は高い木の上に小枝で皿型の大きな巣を造る。1回に3〜4羽のヒナを育てる。水辺で魚や甲殻類、カエル、カナヘビ、時にはネズミ類や小鳥も捕らえて食べる。

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