放射線簡易モニタリングポストMark2(MK2)


Ver 1.1.1(テスト版)

pachubeにアップロードするnSv/hとcpm値に、移動平均計算の範囲を6時間まで拡張した値が使えるようになりました。
Ver 1.1.1ファームウェア
これに伴って、iniファイルの項目が追加されます。
env.iniの追加オプション項目(6時間の移動平均を使う場合(デフォルト:6))
hour_cpm_array_max=6
pachube.cfgの追加オプション項目(上記6時間移動平均をpachubeのストリーム0、ストリーム1にアップロードする場合(デフォルト:出力しない(-1))
nsvhour0=0
cpmhour0=1

2012年1月24日の降雪では、関東全域のMARK2は、線量の上昇を観測し、システムとしての有効性を実証しました。

相対的な放射線量の動向をモニターするために、政府のモニタリングポストと共にご参考としてご参照いただけるとよろしいかと存じます。
環境放射線計測マップ

新着情報

世界一わかりやすい放射能の本当の話-子どもを守る編という本が放射能や放射線測定について分かりやすく書かれています。
Pachubeが完全無料サービスになったようです。貴重なデータを一年保存できるようになったのは大変ありがたいです。
Cs134は、何もしないでも半減期が2年ですので、主要な放射線源は放出された日によるのですが、長期間原子炉を運転していて発生するCs134によるものが大部分ですにで、環境放射線量は、徐々に下がって行くはずです。
トレンドの変化を見るのに助かります。
長期間のトレンドを見るためにも、途中で校正を行うと値の連続性が変わりますが、印可電圧を調整しなければ、cpmの方は校正作業によっては変わりませんので、pachubeでトレンドを追う時は、cpmの方も合わせてご覧いただくとよろしいかと存じます。
pachubeにデータをuploadする場合はTagに Mark2,cpm,nSv/h と記入いただいたくことにより地図上で一覧表示できます.
2点キャリブレーションに解説動画を追加しました
PA1000などのガイガーカウンターや、校正されたmark2などをお借りしてきて、簡易校正して見ましょう。線量の違う二箇所の地点で、校正されたガイガーカウンターと、mark2の値をメモして、iniファイルを編集するだけですので、簡単です。
是非チャレンジして見てください。

概要

このキットはGM(ガイガーミュラー管)を用いたネットワーク対応の放射線計測キットです.単なる測定だけではなくpachubeやtwitterにデータを送ることができます.また、mbedによるラピッドアプリケーションの構築を学習し、コンピュータサイエンスの基礎を、体験し、実感するのに最適なキットでもあります。
Mark2(MK2R2)は、Mark1の進化形で、将来Mark3,4に進化しても、若干の改造で極力ソフトウエア互換性を保ちメンテナンス出来るようにデザインされた、継承型統合プラットフォームです。実際Mark1と、Mark2は、ソフトウエア互換で、同じソフトウエアが動作しています。

Mark2を、自分自身で組み立てて、周りの放射線(γ線)量を測ってみましょう.





免責

本製品は簡易測定のためのキットですので公的な校正をした測定器とは異なり正確性の保障はできません.本キットによる情報に基づき発生した,いかなる損失,損害の求償の責は負いかねますのであらかじめご了承ください.

主な仕様

外形:W135×H35×D76(タカチLCS135H-Nを使用)
重量:約260g(本体のみ)
電源:DC5V(EIAJ#2コネクタ)
消費電流:約200mA(Typ.)
CPU:mbed(NXP製LPC1768)
測定範囲:0〜999cpmもしくは0〜9.999μSv/h
検出部:GM管(標準SBM-20,他のGM管も使用可能)
表示部:16桁×2行LCD
検出モニタ:LED,電子ブザー(On/Off可能)
I/O:LAN(100baseT),USB(プログラミング,設定用)

外形・各部の名称

上部にはLCDと関知モニタ用のLEDがあります.


左側には電源コネクタとLANコネクタがあります.

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MK2R2マニュアル


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