• 説明
• レギュレーション
• 集計方法
• 発表形式
• 〆切
• 懸案事項
• 過去の年間ベスト

説明

• 推理研における年間ベストを決めるという企画。「北大推理研版このミステリーがすごい」、「北大推理研が選ぶミステリ&エンターテインメント10」など年によって表記が異なるが、おおむね「推理研ベスト」と俗称されている。91年開始より15年の歴史を持つ伝統的なランキングである。名称から分かるとおり年末に刊行される宝島社「このミステリーがすごい！」や原書房「本格ミステリベスト10」、週刊文春「ミステリーベスト10」などから影響を受けている。

レギュレーション

• 前年（今年であれば平成18年）に出版された小説作品が対象。ただし文庫化、再販などは含まれないので注意。（海外は新訳も含まれない）
• 国内部門、海外部門のそれぞれベスト3からベスト10の間で選出する。
• ジャンルについては「ミステリー&エンターテインメント」が基本スタンス。特に厳密な意味でのミステリというジャンルにはこだわらないということなので、「俺にとってはこれがミステリーなんだぁ！」というものであれば了承。

集計方法

• 個々人の最下位を1点とし、そこから1点ずつ積み重ねていく。そのためたくさん選んだほうがその人の影響力が現れることになる。集計して最終的にベスト10を決める。

例１

3冊選んだ人は3位に1点、2位に2点、1位に3点として集計される。

例２

10冊選んだ人は10位に1点、9位に2点……というように加算され、1位は10点として集計される。

発表形式

• かつては「リザード」というオフィシャルな会誌があったのでそこに掲載されていたが発刊間隔が長くなるに従い、小冊子形態で発表されることになる。だが、創設者にして現在の編集もつとめるすずき氏の多忙により、ミニ会報「とかげのしっぽ」の特集として扱われるようになった。以後、特に意見がない限りこの形態が続くと思われる。

〆切

• 2月末日までにすずき氏へ。集計作業があるためなるべくお早めに。

懸案事項

• 今年もすずき氏が編集？　しっぽ編集長との意思疎通はとれているか？
• 海外は初訳のみ？
• ベスト前にしっぽで特集は組まないのか？

過去の年間ベスト