あらすじ
男性を女性化させることのできる装置の臨床実験に選ばれた六人の男たち。
無事に性転換を果たし第二段階として、女性としての社会人生活をすることに。
そしてより多く男性の視線に触れるため、メイド喫茶がその職場に。
瀬能金太郎は愛美子という名のツンデレ少女に。
女として暮らすのを嫌がっていたが、同じ境遇の仲間たちとの連帯感が生まれていく。
やがて期間終了の時期になるが他は延長。愛美子は金太郎に戻るのだが…
ここから下はネタバレを含みます。
登場人物
瀬能愛美子（せのう あみこ）
本名・金太郎。本編主人公。
体育会系の青年だったが被験者に選ばれ、金に釣られたのと先輩に逆らえず女性化。
三ツ木かなめ（みつぎ かなめ）
本名・裕也。本職は研究員。本来は２５歳だが変身後は２１歳ということに。
参加した面々をまとめる立場になる。店でも店長として振舞う。
上末ラビ（かみずえ らび）
本名・陽一。変身後は妹キャラだが、実は二番目の２６歳。変身後の設定は１３歳。
火浦沙羅（ひうら さら）
舞台役者で芸名は火浦一星。
資金難にあえぐ劇団のために女性化モニターを決意。
全員のキャラクターを見た上で「優しいお姉さん」に「配役」した。
牧野麻耶（まきの まや）
本名・真平（しんぺい）。本職は下着メーカーの開発部員で、自分で感触を知るため女性化志願。
工藤ナツメ（くどう なつめ）
本名・幸雄。本職は調理師。女性の味覚を知るためこの実験に参加。
ぶっきらぼうで悪い意味で男らしかったが…
千藤修一（せんどう しゅういち）
金太郎の先輩で上司。大学時代は柔道部の先輩でもあり、彼の口利きで入社できたため金太郎は千藤には頭が上がらない。
本来の女性化モニターは彼のはずだったが、リストラされかかっていた金太郎にその役を回す。
本人は「密着取材」に専念。
国近たまき（くにちか たまき）
本名・源次郎。このシステムの開発者で本来の姿は頭の禿げ上がった５０代の老人。
変身後は２７歳ということに。
自ら臨床実験に。一度は戻るが、システムの影響か本人の資質か？
あるいは男性職員の落胆か再び女性化。今に至る。
舞台
メイドカフェ・Ｔｗｉｎｋｌｅ Ｓｔａｒ
秋葉原のあるビルに出しているメイドカフェ。
メイドカフェとしてはオーソドックスな落ち着いたタイプ。
マンション
女子寮となっている新築マンション。
六人はこのとある階にまとまって入居している。
ただし部屋は一人ずつ別々。
描かれない物語
本編終了後は結局全員メイド続行。
既に一年を過ぎたためその報酬の一億円の支払いは始まっている。
１０年間の分割。月当たり８０万以上が税抜きとなる。
今度は期間を設けず、任意の時点で復帰可能となる。
妊娠した沙羅はそのまま女性として生きることを決意。
裁判でも認められ女性の戸籍を取得。その際に本名も火浦沙羅としたが、すぐに入籍したためまぼろしの本名となった。
ラビも戸籍変更が認められ特例として女子中学生として入学。なお本名も良美と書いて「らび」に。
学業優先でＴｗｉｎｋｌｅ Ｓｔａｒの勤務は激減。
学生生活を女子としてやり直し、恋愛もしていく。
本編の十年後、表向き２３歳の時点で結婚。
かなめ。ナツメ。麻耶。そして愛美子は時期を見て同時に男に戻った。
その後は男しての友人関係を築く。
続編構想
好評なら続編がありえた。
新規追加メンバーはなんと連続婦女暴行魔がベース。
９９人を毒牙にかけるが、一人も殺してないため極刑というわけには行かず。
しかし放置は出来ず「去勢」として女性化。
そのためモニターのとしての報酬は得ていない。
沙羅の穴埋めもありＴｗｉｎｋｌｅ Ｓｔａｒに。
やはり女としての経験を積ませる目的。
名前は本人が皮肉で夜美（やみ）とつけた。設定年齢は１６歳。
愛美子たちと激しく衝突するが、女性としての経験から自分の愚行を反省。
罪を知る分だけ性格も変わり、癖はあるものの可愛い女の子に…というつもりだった。
ただＴＳを処罰として使うのに抵抗もあり、また「アンテナショップ」自体の反響も乏しかったので見送りの可能性が高い。
ＴＳ館
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