やらないか?編
「はぁ、今日も暑いね……」
シャツが汗でじっとりと張り付く、熱帯夜、そういってもいいくらいの暑さだ、それなのに彼女は
「……別に」
ほとんど汗を掻いた様子もなく、涼しげな顔をしてちょこんと座って、本を読んでいる
「毎回思うけど、本当に暑さに強いのは羨ましいね」
彼女は、こちらと目を合わせ、すこし顔を傾けながら
「……そう?」
そう返してくる
「うん、暑いのは、薄着になるとかでも対応には限界があるからね」
「……そう」
……会話が続かない。なんというか、まぁ、いつものことだけど
「…………」
「…………」
そして、いつも先にこのだんまり状態に耐えられなくなるのは僕で
「暇だねぇ……」
誰に向けてでもなく、ポツリと呟いてみる
「……暇?」
彼女が本に目を向けたまま、聞き返してくる
「うん、暇」
その、言葉を聞いた彼女は
「……いい方法がある」
そう、言っていきなり立ち上がり、するすると服を脱ぎ始める
「ちょ、ちょっとなにやってるの!?」
いきなり、目の前で服を脱ぐ彼女を見て、平静が保ってられるほど僕は出来てない
思いっきりあたふたと慌てている間に、彼女は服を全部脱ぎ終わり
「………やらないか…?」
なんというか、明日の天気はなんだろう、みたいな軽さで言ってくる
「え、いや、ちょっと待ってよ!」
まだ慌てている頭はその言葉を聞いてさらに慌てる。もちろん、きちんとした答えが出せるわけない
彼女は僕の言葉を聞いてから、僕の方を後ろに倒すように、僕の方に手を当てて倒れてきて
「うわっ!」
当たり前のように、僕は後ろに倒れ、彼女が僕の上に馬乗りになる
そしてその体勢のまま、彼女は僕に唇を軽く重ねて、離し
「……嫌?」
聞いてくる
ほのかに紅潮した頬、期待に潤んだ瞳、もちろん、僕はそれを見て理性を保ってられるほど出来てない
僕は無言で体を起こして、彼女を逆に押し倒し、唇を深く重ねた
作者 じうご
シャツが汗でじっとりと張り付く、熱帯夜、そういってもいいくらいの暑さだ、それなのに彼女は
「……別に」
ほとんど汗を掻いた様子もなく、涼しげな顔をしてちょこんと座って、本を読んでいる
「毎回思うけど、本当に暑さに強いのは羨ましいね」
彼女は、こちらと目を合わせ、すこし顔を傾けながら
「……そう?」
そう返してくる
「うん、暑いのは、薄着になるとかでも対応には限界があるからね」
「……そう」
……会話が続かない。なんというか、まぁ、いつものことだけど
「…………」
「…………」
そして、いつも先にこのだんまり状態に耐えられなくなるのは僕で
「暇だねぇ……」
誰に向けてでもなく、ポツリと呟いてみる
「……暇?」
彼女が本に目を向けたまま、聞き返してくる
「うん、暇」
その、言葉を聞いた彼女は
「……いい方法がある」
そう、言っていきなり立ち上がり、するすると服を脱ぎ始める
「ちょ、ちょっとなにやってるの!?」
いきなり、目の前で服を脱ぐ彼女を見て、平静が保ってられるほど僕は出来てない
思いっきりあたふたと慌てている間に、彼女は服を全部脱ぎ終わり
「………やらないか…?」
なんというか、明日の天気はなんだろう、みたいな軽さで言ってくる
「え、いや、ちょっと待ってよ!」
まだ慌てている頭はその言葉を聞いてさらに慌てる。もちろん、きちんとした答えが出せるわけない
彼女は僕の言葉を聞いてから、僕の方を後ろに倒すように、僕の方に手を当てて倒れてきて
「うわっ!」
当たり前のように、僕は後ろに倒れ、彼女が僕の上に馬乗りになる
そしてその体勢のまま、彼女は僕に唇を軽く重ねて、離し
「……嫌?」
聞いてくる
ほのかに紅潮した頬、期待に潤んだ瞳、もちろん、僕はそれを見て理性を保ってられるほど出来てない
僕は無言で体を起こして、彼女を逆に押し倒し、唇を深く重ねた
作者 じうご
2008年01月20日(日) 12:37:41 Modified by n18_168