前スレ768に告ぐ
「・・・」
「なあ、折角家で二人っきりなんだからもっと別な事をやろうぜ」
「・・・・・・」
「なあ、本の虫も良いけどさ〜」
そう言ってベッドで寝そべっている○○の柔らかい頬っぺたを突っつく。
一回突いたが無反応、仕方がないので二回突くが華麗にスルー、三回目は突いたまま指をグリグリしてみる。
「・・・・・・・・・っ」
ちょっと迷惑そうな目でこちらを見たが直ぐに視線を本へ戻した。
―――これなんて放置プレイ?
休日の昼下り、家には二人きり、そして彼女がベッドで寝ている事から導き出される答えは一つしかない。
「・・・」
無言のまま頬っぺたから指を離して耳たぶを摘まむ。
そのまま上や下に引っ張ったり回してみたが手を払い除けられてしまった。
しかしこのままでは終わらない!必ずやこの難攻不落の要塞を攻め落として見せようぞHU-HAHAHA!
いきなり頭部を狙っても回避されてしまう。まずは彼女の動きを止める事が先決だな
そう判断して攻撃目標を脚部へ変更する。ニーソックスに包まれスラリと伸びた脚は美しい。
とりあえず足の裏を弄ってみるとビクッと反応があったが、頭を蹴られるという思わぬ反撃にあった。
・・・気を取り直してふくらはぎを揉んでみると思ったより固かった。
うむ、実に食べごたえがありそうだ。
更に太ももへと侵攻する。ニーソックスに締め付けられた跡が食欲、もとい性欲を掻き立ててとっても美味しそうです。
そして遂にお尻へ辿り着いた。
あのスカートで隠されたデルタ地帯は人類史最大の秘境にして最後の楽園である。
攻める前にじっくりとこの秘境を観察する。多すぎず少なすぎず、程よい肉付きで安産型だと思う。
触れてみるとこれまた極上の弾力性で指を跳ね返す。
天国の義母さん、見えますか?娘さんは大変素晴らしく成長し・・・痛っ!
今度は真っ赤な顔して読み終えた本を投げつけられました。流石ハードカバーの角はダメージが高いです・・・
「・・・スケベ」
「ああそうさ!俺はスケベだよ!スケベで何が悪い!!
雄たるもの皆心の奥底にこうした欲望を秘めているものだ!
雄の本能・・・それは遺伝子を後世へ残す事!
太古より脈々と受け継がれてきたその本能、それを罵倒される筋合いは無いわ〜!」
「・・・声、出てる」
すまん、ついカッとなって叫んだ。今は猛省してる。
彼女は呆れた表情で溜め息を一つ吐くと再び本に没頭し出した。
これ以上お尻に深入りするのは命に関わりそうなので止めておく事にする。
秘境との別れを惜しみながら女体という名の要塞を突き進む。
緩やかな坂を駆け上がっていくと今度は橋が見えてきた。中心部には橋を繋ぎ止める為の金具が設置されている。
敵の退路を断つ為にもここは橋を分断するべきだな!
そうして768は橋の金具をずらして外した。
パチンという音と共に張力を失った橋は左右に別れて崩れてゆく。
きっと橋の上には土台となっていた二つの隆起があるはずだ。そこを制圧すればこの要塞も没落寸前だろう。
768は己の部隊を2チームに分けて隆起を挟み撃ちにする作戦を立て、一気に突撃する。
落下した橋の残骸を潜り抜け、隆起に退避した敵に接近する。
部隊が周囲を包囲し一斉に飛びかかったその瞬間!
「ふがっ・・・」
・・・いい加減にしなさい
鈍い音と共に頭部に痛みが走る。
いくらなんでもブラのホックを外した位でこめかみに肘鉄はやり過ぎじゃないでしょうか?
視界が白くなって来たけど・・・これってヤバいんじゃないの?
薄れゆく意識の中で最後に768は思った。
ああ、おっぱい・・・柔らかいなぁ・・・と。
2011年08月23日(火) 09:33:06 Modified by ID:uSfNTvF4uw