筆娘(仮題)
「・・・はぁ・・・ふぁ・・・」
こいつ普段無口なんだが、感じている時は結構饒舌なんだよな。
顔やあえぐ声なんかはほんとエロいし。
ツンツン
「あふっ・・・だ、だめ」
スルスル
「ひっ!・・・も、もう・・・・・・い、いゃあ」
ん?何をしてるかだと?新年の書き初めに備えて筆を引っ張り出したはいいが、こいつが遊びに来たのでつい成り行きで筆プレイをする羽目になってしまったのだ。
細かい点は突っ込んでくれるな。ただ「いつもと変わったことがしたいな〜」という邪気のある青少年の願望によるものだ。
下半身に目をやるとはっきり濡れているのが解る。毛の薄い筋目にそろそろと筆を這わす。
ビクッ
声をあげる余裕もなくなったのか、無言で体を震わせる。だが俺にとってはどんな言葉よりもはっきり伝わってくる。
筆を進める度に奥深くから催促の印が染みだしてくる。頃合いを見計らって、一番感じるこりこりした宝石を突っついてやる。
ビクビクビクッ
体を痙攣させて答えてくれた。俺の拙い愛撫で心底感じてくれる、こいつが愛しい。
ん?なんだ?
「・・・来て・・・」
流石に俺もこれ以上は語れない。こいつの乱れ振りを知るのは俺だけなのだから。
作者3-619
2007年12月28日(金) 01:01:31 Modified by mukuchihokan