日本の周辺国が装備する兵器のデータベース


国防政策

台湾の国防政策は抑止力の維持と、堅実かつ強靭な防衛戦略を実行する上で、特に充実すべき戦闘能力として以下の事項を挙げている。

■制空、制海、着上陸対処能力
■縦深打撃能力と早期警戒能力
■情報戦の優位
■領域外決戦構想の追及

領域外決戦の構想は防衛戦略下での大陸(中国)に対する攻勢作戦の事で、最近の台湾国防政策の中で特に注目すべき点である。つまり台湾領域内に攻めて来る中国軍を待ち受けるだけの専守防衛作戦だけに留まらず、重大な脅威を早期に察知次第、積極的にこれを攻撃粉砕する考え方だ。1960年代以前における攻勢作戦構想は、国共内戦に破れて台湾に撤退した国民党政権が、大陸での復権を目指す反攻作戦だった。これに対し21世紀の領域外決戦構想は、台湾の現体制を守る防衛戦略主体の攻勢作戦である。

国防機構


台湾の国防機構は2002年に改革された。新機構では軍事行政、軍統帥機能とも国防部長→参謀総長という系統になった。この機構改編にはフランスからラファイエット級フリゲートを導入した時に起きた汚職疑惑など、度重なる調達業務の不祥事が背景にある。また各軍の統合作戦機能を強化するため、陸海空軍総司令部を衝山指揮所(台北郊外)に纏められた。

軍研究・教育機関

台湾軍には日本の統幕学校と陸海空各幹部学校の指揮幕僚過程を合わせたような三軍大学(戦争学院、各軍参謀学院、各研究機関)がある。また常備役少尉の養成は陸海空各軍官学校、政治作戦学校、中正理工学院、国防学吏学院、国防医学院から成り、三軍七校と総称されている。

軍学校は各国の士官学校に相当し、兵科将校を育成する。政治作戦学校は精神教育、宣伝広報、対情報戦に携わる政治将校の養成機関である。中正理工学院は技術将校、国防管理学院は会計や組織管理などの行政将校を育成する。2000年5月、国防近代化構想に基いて三軍大学、国防医学院、中正理工学院、国防管理学院を合わせた国防大学が創設された。

陸軍

2001年における陸軍の現役兵力は19万人、予備役兵力は272万人で三軍の中で一番多い。陸軍は3個軍団司令部、4個地域防衛司令部、37個旅団(打撃旅団、守備旅団)、2個防空ミサイル群を基幹としている。


打撃旅団は戦車旅団5個、機械化歩兵旅団3個、自動車化歩兵旅団3個、空中騎兵旅団3個、特殊旅団1個からなり、それら常備役部隊とは別に戦時動員による守備旅団22個がある。1997年から始まった改編作業により歩兵、戦車、砲兵などから成る諸兵科連合編制の単位が師団から旅団に引き下げられた。軍団司令部または臨時編成される師団司令部が2〜5個の旅団を指揮する。軍団砲兵が旅団の火力を補強し、地域配備の後方支援部隊が旅団に各種支援を与える。各旅団は4,000〜5,000人で旅団長は大佐が勤め、大隊長は中佐、中隊長は大尉(一部少佐)である。

海軍

台湾海軍は1997年から実施した兵員削減・組織再編計画によって、兵員数が6.8万人から5.6万人に縮小された。主な組織改編は海兵隊の師団制廃止(2個海兵師団を3個海兵旅団に)、海軍航空指揮部の新編(S-2T対潜哨戒機を空軍から引き抜き海軍に編入)などである。
第124駆逐艦戦隊左営成功級フリゲート(オリヴァー・ハザード・ペリー級)洋上防空
第146駆逐艦戦隊澎湖島、馬公富陽級駆逐艦(ギアリング級)水上打撃
第131フリゲート戦隊基隆康定級フリゲート(ラファイエット級)、錦江級ミサイル艇など近海防衛
第168フリゲート戦隊蘇澳済陽級フリゲート(ノックス級)対潜水艦戦
第256潜水艦戦隊左営海龍級潜水艦、海獅級潜水艦(ガピー級)潜水艦戦
第192掃海戦隊左営永陽級掃海艦、永豐型掃海艇など掃海
第151両用戦隊左営各種揚陸艦両用戦
海蚊ミサイル艇大隊左営海鷗級ミサイル艇近海防衛

現在台湾海軍は艦種別により艦隊が編制されているが将来的にこれを廃止し、遠洋機動に向けた4個機動艦隊を編制する予定だ。4個機動艦隊は基隆級駆逐艦(キッド級)を中心にする部隊2個と康定級フリゲート(ラファイエット級)を中心にする部隊2個から成り、前者は東シナ海とバシー海峡を、後者は南沙諸島と東沙諸島を作戦担当海域とする。これにより中国軍による台湾封鎖作戦への対応と通称航路の護衛、中国艦隊の洋上撃破を狙う事ができる。

空軍



(参考:軍事研究)

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