日本の周辺国が装備する兵器のデータベース


▼台北で開催された"2007 Taipei Aerospace & Defense Technology Exhibition"で公開された「天剣2型」中距離地対空ミサイル



「天剣2型」中距離地対空ミサイル(TC-2)は、台湾の中山科学研究院が2005年から開発中の地対空ミサイルである。同研究院で製作された「天剣2型」中射程空対空ミサイルが開発のベースになっている。

フォードF450 4×4ピックアップトラックに4連装ミサイル発射機を搭載した自走ミサイル車両は、「MADS(Mobole Air Defense System)共用型陸用発射系統」と呼称されている。MADSの全備重量は4,730kg。4連装発射機は電気駆動方式で発射時には45度の仰角をとる。左右各120度の旋回が可能。TC-2ミサイルは、密封式ミサイルランチャーに収納されており、高温多湿な台湾の環境下でミサイルを保護する役割を果たしている。ランチャーは最大8基の搭載が可能。操作要員は3名。

【参考資料】
『漢和防務評論』 2007年10月号「中科院設計天剣二地対空導弾発射系統」
Kojii.net
DefenseNews

「天剣2型」アクティブ・レーダー誘導空対空ミサイル(TC-2)
台湾陸軍

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