日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




性能緒元
重量22t
車体長7.64m(砲身含まず)
全幅3m
全高1.46m(砲塔含まず)
エンジン
最高速度90km/h
航続距離800km
武装低反動120mm滑腔砲×1(30発)
 12.7mm重機関銃×1(500発)
 7.62mm機関銃×1(2,000発)
 76mm発煙弾発射機×4
装甲 
乗員4名

本車は105mm装輪自走対戦車砲(BK-1990)などと同じく、2001年にNORINCOがその存在を明らかにした装輪式対戦車自走砲である。開発は北方工業公司(NORINCO)傘下の内蒙古第一機械製造集団有限公司により行われた。同社は、1990年代後半から中国軍の次世代装輪装甲車ファミリーの競争試作に参加しており、この車両は同社が製作したテストベット車両の1つである。開発経緯の詳細については08式装輪歩兵戦闘車「雪豹」(ZBL-08)の項を参照されたし。

本車は「BK系列輪式通用底盤」と呼ばれる装輪装甲車シャーシをベースに開発されている(「BK系列輪式通用底盤」の詳しい説明は105mm装輪自走対戦車砲(BK-1990)の項に譲る)。

本車は120mm砲搭載の大型砲塔を装備したことで車体重量はBK-1990より2t増加して22tになっている。乗員は、車長、砲手、装填手、操縦手の計4名。主兵装の低反動120mm滑腔砲は、サーマルジャケットで被覆され砲口部には反動低減用の多孔式マズルブレーキが装備されている。低反動120mm滑腔砲の威力は、BK-1990の低反動105mmライフル砲の威力を大きく上回り96式戦車(88C式戦車/WZ-122H/ZTZ-88C)などが搭載する125mm滑腔砲に匹敵するとされる。砲の俯仰角は-6度〜18度。砲弾の搭載数は30発で、内10発は装填補助装置が搭載された砲塔後部バスルに収められている。砲弾の装填は手動であるが装填補助装置により毎分8発の発射速度を得ている。射撃統制装置も新型主力戦車に匹敵する物が搭載されているとのこと。補助武装は120mm砲と同軸に7.62mm機関銃が備えられ、また砲手用ハッチには12.7mm重機関銃が装備されている。搭載弾数は、120mm砲弾が30発、12.7mm弾が500発、7.62mm弾が2,000発となっている。また、76mm発煙弾発射機4基を砲塔側面に搭載している。

機動力は、最高速度90km/hと装輪装甲車の利点である路上速度の速さが現れている。航続距離は800km。ただし、野外走行能力は戦車に比べるとかなり劣るとのこと。大型の車体であるが、水上航行も可能とされている。装輪車両のメリットとして、装軌車両よりも信頼性が高くメンテナンスの手間も少なくて済むとのこと。

本車は、あくまで次期装輪装甲車ファミリー開発のための試製車両であり、これ以上の開発は行われなかった。

【参考資料】
[1]軍事研究(株ジャパン・ミリタリー・レビュー)
[2]「坦克打撃者−中国新型輪式装甲突撃炮」 『火力戦神-THERMODYNAMIC POWER 陸戦編【2】』(彭援朝編集/中国文聨出版社)
[3]Jane's Defence Weekly
[4]Chinese Defence Today
[5]中華網-武器装備庫 「新研制的105毫米8×8輪式自行突撃炮」
[6]捜狐軍事頻道-軍情站「我軍新式輪式装甲車探秘」
[7]roomx的博客 「解放軍装備的幾種輪式突撃炮」
[8]「鉄甲飛騎踏燕来--我国新型8×8輪式歩兵戦車発展全記録」

08式装輪歩兵戦闘車「雪豹」(ZBL-08)
122mm装輪自走榴弾砲(BK系列装輪装甲車派生型) 【試作のみ】
105mm装輪自走対戦車砲(BK-1990) 【試作のみ】
105mm装輪自走対戦車砲(BK-1970) 【試作のみ】
122mm装輪自走榴弾砲(BK系列装輪装甲車派生型) 【試作のみ】
中国陸軍

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