日本の周辺国が装備する兵器のデータベース






性能緒元
重量24.5トン
全長6.66m
全幅3.28m
全高2.50m
エンジンBF8M1015CP(600hp)
最高速度60km/h
航続距離500km
武装96式122mm榴弾砲(PL-96)×1(40発)
 85式12.7mm(W-85)重機関銃×1
 8連装発煙弾発射機×2
装甲 
乗員5名

SH-3 122mm自走榴弾砲(WMZ-322)は2005年に公開された輸出向けの自走榴弾砲である。開発メーカーは重慶鉄馬工業集団公司[1]。SH-3は輸出名称、WMZ-322は工場での生産ナンバー。

WMZ-322は、新開発の20〜25トン級軽型共通車体に89式122mm自走榴弾砲(PLZ-89)とほぼ同型の砲塔を搭載して開発された。当初、エンジンは89式122mm自走榴弾砲(PLZ-89)と同じ12V150L12 液冷ディーゼル(450hp)を搭載したが、機動力を向上させるために河北華北ディーゼルエンジン(有)公司(CHBDP)がドイツのDEUTZ社製1015エンジンを元に開発したBF8M1015CP 液冷ディーゼル(600hp)に換装。サスペンションは油気圧/トーションバー複合式を採用し走行時の安定性を向上させている。車内にはNBC防護装置が設置されている。

WMZ-322は89式122mm自走榴弾砲(PLZ-89)と同じくソ連製D-30榴弾砲の派生型である96式122mm榴弾砲(PL-96)を装備している。この砲の最大射程は通常榴弾で18km。NORINCOが開発した122mm砲用のFRFB(Extend Range Full Bore)弾で22km、RAP(Rocket Assisted Projectiles)弾で27kmの射程を確保している[4]。また、中国/ロシアの全ての122mm砲弾を発射する事が可能。発射速度は半自動装填装置により毎分6〜8発を確保している。射撃統制システムは、デジタル式射撃統制計算機、砲塔上部の昼夜間兼用光学測距システム、光学/赤外線照準装置、環境センサー、車体傾度探知機、GPS/GLONASS位置測定装置等によって構成されている。WMZ-322は89式122mm自走榴弾砲(PLZ-89)に比べて射撃統制システムの向上を図っており、照準から射撃までの課程は大幅に自動化されている。副武装としては、車長用キューポラに対空用12.7mm機関銃一門、砲塔両側面に8連装発煙弾発射機×2を装備。

WMZ-322は、国際市場での競争力向上を意図して維持コスト低減や運用の簡便化を図った設計が取り入れられている。今後、海外市場への売込みが行われる予定。

【参考資料】
[1]兵器 2006年6月号「鉄馬奔騰出神州-関于国産WMZ322履帯式122毫米自行榴弾炮的特別訪談」
[2]CHBDP公式サイト
[3]中国武器大全「中国新型122自榴炮曝光」
[4]MILITARY TODAY「SH3 122-mm self-propelled howitzer」

中国陸軍

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