日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




性能緒元
重量50トン
全長10.09m
全幅3.4m
全高2.4m
エンジン液冷ディーゼル 1,200hp
最高速度62〜65km/h
航続距離500km
武装125mm滑空砲×1
 12.7mm重機関銃×1
 7.62mm機関銃×1
装甲モジュール式複合装甲、爆発反応装甲
乗員3名(車長、砲手、操縦手)

2004年末にその存在が明らかとなった本車は、90-II式戦車(MBT-2000/アル・ハーリド)の後継として開発中の新型輸出用MBTである。開発元は北方工業公司(NORINCO)。90-IIWM式もしくは90-啓阿噺討个譴討い襪茲Δ澄

乗員構成は90-II式戦車と同じく、車長、砲手、操縦手の3名。武装の自動装填装置つきの125mm滑空砲、12.7mm重機関銃、7.62mm車載機関銃も90II式と同様である。照準装置としては、砲手用レーザー・レンジファインダーと右キューポラ上部に車長用パノラマサイトを装備しており、車長の指示によるオーバーライド機能やハンター&キラー能力が付与されているのも90II式と共通している。動力には中国国産のディーゼル・エンジン(1200hp)が採用され、最大速度は62〜65km/h、平均野外速度は35〜40km/h。最大航続距離は500km。停車中でも電力を供給するために補助動力装置(APU)を搭載している。
 
防御面では砲塔前面と車体前面にモジュール式複合装甲が装備され、その上に99式戦車と同様のFY-4/FY-5と見られる爆発反応装甲が装着されている。FY-4/FY-5は中国第2世代の爆発反応装甲でありHEAT弾だけでなく運動エネルギー弾に対する防御能力も兼ね備えているのが特徴である。砲塔側面から後部にかけては大型の装具収納箱が置かれ、これはHEAT弾防御を兼ねている。車体側面にはサイドスカートが装備されており、この上に爆発反応装甲を装着することも可能。装甲防御力の強化により、車体重量は90II式より2トン重くなっている。間接防御としては、砲塔左部に6基の発煙弾発射機を搭載しているほか、対NBC兵器用の警報装置と与圧式NBC防護装置を、被弾時の生存性向上のために自動消火装置を搭載している。このほかの装備としてはGPS、T-72と類似した車体前部のドーザーブレード等がある。

この車両は90-II式で達成した水準をもとに、さらに防御力・信頼性・実用性の向上を行った車両だといえる。そして90II式と大きく異なるのは、エンジンや電子装備などの各種コンポーネントを国産化したことである。これにより、装備の低コスト化や販売時にコンポーネント供給国の許可を取り付けなくても良い等の利点が得られることになる。

この車両が輸出用戦車として国際市場に受け入れられるかは未知数であり、現在の所海外カスタマーが得られたという報道はない。しかし輸出向け戦車に採用した技術を国内向け車両にフィードバックするという開発手法は、80年代以降の中国戦車開発でよく見られる手法であり、今後も輸出向け戦車の開発は継続されるものと思われる。

【参考資料】
兵器知識 2005年2月号
兵器知識 2008年5月号

中国陸軍

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