日本の周辺国が装備する兵器のデータベース





性能緒元
重量
車体長
全幅
車体高
エンジン
最高速度
浮航速度
航続距離
武装35mm機関砲×1
装甲 
乗員

BK1060 35mm装輪自走対空機関砲(BK1060式35毫米自走高炮)は、中国で開発が進められている新型自走対空機関砲システム[1]。開発中の新型車両であるため開発経緯などについては不明な点が多いが、2010年頃からインターネット上に写真が掲載される様になって、その存在が次第に知られるようになってきた。

【車体】
BK1060は、新開発の8輪式装輪装甲車の車体中央部に35mm単装機関砲を搭載した砲塔を装備している。車体配置は、前部が操縦手と車長席、車体中央部に砲塔を搭載。車体後部には昇降用ハッチが二基設けられている。グリルの位置などから、エンジンは砲塔直後の車体左部に収納されているものと推測される。シャーシ形状は、既存の中国製装輪装甲車とは異なるもので、BK-1060用に新規開発されたものと推測される。操縦手席とその隣の車長席は並列に配置されており、座席上部にはそれぞれ一基ずつハッチが設けられている。車体前面には視認用窓が合計4基配置されており、操縦手に広い視野を提供する。車体前面の2枚の視認窓には防弾板が用意されており、脅威度が強い状況では防弾板で窓を覆い、操縦手は防弾板の開口部から前方を見て操縦を行う。車体中央部は天井が前後に比べて一段低い配置とされているが、これは重量のある砲塔を搭載する関係上、少しでも重心を下げるための工夫であると考えられる。車体中央部両側面には乗員の乗降用に横開き式ハッチが設けられている。

中国の装甲車は水上航行能力を有するものが多いが、これまで公開された写真からはBK-1060にはスクリューやウォータージェットのような水上航行用装備は確認できず、同車には水上航行能力は付与されていないものと思われる。

【兵装】
BK-1060の主武装は、砲塔中央部に1門装備されている35mm機関砲である[1]。これは90式35mm牽引式対空機関砲や07式自走35mm対空機関砲(PGZ-07)などと同じもの、もしくはその改良型を搭載していると思われるが詳しい情報は不明。

砲塔後部に旋回式レーダー1基が搭載されている[1]。レーダーが一基しかないため、捜索用と追尾・照準用に二基のレーダーを搭載しているPGZ-07の様に、周辺空域の捜索を継続しながら目標を追尾することは出来ないと見られる。光学・電子照準装置も搭載されているものと思われるが、詳細は不明。近年の対空車輌と同じく、BK-1060も防空システムの一要素として他部隊との連係や情報共有を行い、自部隊での探知、もしくはデータリンクを経由して提供された目標情報に基づいて対空戦闘を行うものと思われる。

BK-1060は、低空域を飛行する航空機や巡航ミサイル、UAVなどの経空脅威への対処を主任務とするが、副次的に35mm機関砲を使用して地上目標に対する攻撃も想定しているものと考えられる[1]。

【現状】
BK-1060については現状では情報が少ないため、開発の経緯やその目的については不明であり、本車が中国軍向けに開発されたのか、それともメーカーが輸出向けに独自開発したのかも分からない。現在、BK-1060は試作車輌が製作され各種試験が行われている模様。

【参考資料】
[1]Defense Updates「China Testing BK1060 8X8 35MM SPAAG」(2013年9月)

中国陸軍

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