日本の周辺国が装備する兵器のデータベース






性能緒元
重量1,750kg
全長4.0m
全幅2.09m
全高2.21m
最高速度120km/h
武装12.7mm重機関銃
 35mmグレネードランチャー
 PF-98 120mm対戦車ロケットなど
乗員4名(最大8名)

湾岸戦争でアメリカ軍のFAV(Fast Assault Vehicle)軍用バギーが、その高い機動力を生かして「スカッド狩り」や偵察任務、破壊活動などで活躍したことで、各国で同種の軍用バギーの開発が行われることとなった。それは中国も例外ではなかった。LYT-2021超軽型装輪式空挺突撃車は武漢凌雲集団有限公司が自主開発した軍用バギーで、郭元正技師を中心として開発された。2001年に採用試験が実施され、10万kmの走行試験や多数の空挺投下試験を経て2001年2月に生産許可を得た。

LYT-2021の設計では機動力と車体のコンパクト化、人間工学を採用した設計に重点が置かれた。エンジンは車長短縮のため車体後部に横置きとされた。これは前方の視界を向上させる狙いもある。また車高を低くするために、燃料タンクはフロントの予備タイヤの下部に設置している。車体はシャーシ部に強化鋼管フレームを接合して製作されており、軽量化と強度を両立させている。鋼管フレームの強度は1tで、横転時には乗員を保護するようになっている。駆動方式は4×4駆動を採用。足回りは独立懸架装置を採用し不整地での走行能力を強化している。車体後部は動力部でエンジン、変速機などが配置されている。整備性向上のため、各コンポーネントはモジュール化され容易に交換が可能。これは北京BJ-2020ジープで採用されている方式に習ったものである。車体重量は1,700kgで、Y-8輸送機(運輸8/An-12)などでの空輸・空挺降下やS-70汎用ヘリコプターなどでの空輸が可能。

乗員は通常4名。最大8名程度の乗車が可能。武装は車体中央のフレームにピントルマウント式に12.7mm重機関銃、87式35俘鈎独射機、98式120mm対戦車ロケットランチャー(PF-98)HJ-8対戦車ミサイル(紅箭8)発射機、7.62mm6銃身ガトリング機関銃、23mm機関砲といった各種兵装を搭載。そのほか前右座席直前に自動小銃や擲弾発射機を装着可能な発射架台を装備している。

LYT-2021は現在中国軍の空挺部隊や海軍陸戦隊、特殊部隊向けに配備が行われているほか、海外への輸出も視野に入れている。

【参考資料】
中華網「中国傘兵突撃車列装成都軍区特殊部隊」
春秋中文網「LYT2021超軽型輪式傘兵突撃車」
大旗網

中国陸軍

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