日本周辺国の軍事兵器 - J-201対戦車ミサイル


性能緒元
全長 
直径 
重量 
最大速度85m(毎秒)
射程400m〜2000m
誘導方式有線指令誘導(推測)
装甲貫通能力120mm/傾斜鋼板、角度は不明

中国における対戦車ミサイルの開発は、1958年7月から北京工業学院で王興治技師を中心に開発が開始された。王技師はその後の中国の対戦車ミサイル開発の中心人物となる。最初に開発された265-1対戦車ミサイルは2度の発射試験を行い、一定の成果を収めた。1962年、砲兵科学技術研究所は正式に対戦車ミサイルの開発を開始した。開発は1969年に完了し、国家試験を経て1973年にJ-201対戦車ミサイルとして完成した。J-201はフランスのSS-10/11に似た形状の対戦車ミサイルで、射程は400〜2000m、120mmの均質鋼板を貫通可能、最大飛行速度は毎秒85mの性能。J-201は最終的にはHJ-73対戦車ミサイルに取って代わられて大量配備されることはなかったが、この開発で得られたノウハウはその後の中国の対戦車ミサイル開発の基礎となった。

【参考資料】
兵工科技 2005年1月号「中国反坦克導弾的四次飛躍」
北京市科学技術委員会HP
雁塔区政府公式HP

中国陸軍