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ある一日の記録(学生編)-2

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4.


メインディッシュはやっぱり,後に取っておかないと…なんて,言うつもりではなく,
単に,躰の絶頂よりも,先に心の方の繋がりが欲しかった私は,フェイトちゃんにお預けして,その想いを聞いた.
嬉しかった.
そして,私自身のフェイトちゃんへの想いにも漸く…気が付いた.
あのまま快楽に任せて,そしてその後も流れるままに行けば,気付かなかっただろう.
まぁ,兎にも角にも…今の私達は新婚さん気分である.
全世界に私達は好きあってるんだ!なんて言いたくなる程…私は浮かれている.多分,フェイトちゃんよりも.

19 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:23:19 ID:m9i0lAUI
orz き,規制に……ちょっと使用させていただきます.
--------------------------------

分かってしまえば猪突猛進というわけじゃないけれど,
でも…その,なんというか全力全開でフェイトちゃんの想いに応えたいのだ.
もちろん,私からの想いも全力全開で伝えるつもりだけれど…
そういえば,あれから,もう二時間程前だろうか.
あの後,キスの所為で,お互い疼く躰が尚更疼いてしまって仕方なくなりながらも,行為は一旦終え,フェイトちゃんの自宅に.
『私の方が好きになったのは早かったよ!』『私だよ!』なんて,愚にも付かない言い合いしながら,夕食を終え,
今は…お風呂の時間だった.
ちょうど運が良いというかなんというか,リンディさん他は居合わせておらず,二人っきり.
こういうのも初夜っていうのかな?なんて,馬鹿な事を考えながら,制服を脱いでいく.
一応,家に帰ってパジャマ等々は持ってきたのだが,制服のまま.
意識してそうしたわけではないのだが,着替えの時間も惜しい,と思ったのだろうか?
「我ながらエッチな躰だね…」
早くフェイトちゃんと一緒になりたいがために,着替えすらしないまま『用事』を済ませようとしているのだから.
「な,なのは〜?」
呆と,している間に浴室からフェイトちゃんの焦ったような,待ち遠しいというような声が届く.
何の事はない.一緒にお風呂に入ろうという事になっただけ.
とはいえ…昔から良く一緒に入っていたりするのだが,こういった関係になってから一緒に入るのは初めてなので…
少し,恥かしい.
多分,この中でもエッチな事をするのだろう,と思えば尚更に恥かしい.
ふるふる,と頭を振り,そのエッチな妄想を取り除きながら,制服を脱いでいく.
制服を脱ぎ,ブラウスを脱ぎ,上半身は残す所ブラだけ.
もう少しボリュームが欲しいなどと思いながら,姿見に映る,自分の姿に呆とする.
ナルシスト,というわけではない.ただ,その首筋に残る跡に僅か照れる.
キスマーク.
夕方の教室での出来事の後,フェイトちゃんがどうしても,というのでさせてあげたのだが…
くっきり残っている.一旦家に帰った時,その出掛けにお母さんに,虫にでも刺されたの?と言われた時は,
わたわた,と慌ててしまった.
全く…フェイトちゃんたら,なんて嘆息しながらも,けれど…嬉しかった.
私が,フェイトちゃんに愛されている,という証拠.

20 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:25:11 ID:m9i0lAUI
自然,指先がそこをなぞる.
「はぁ…」
触れる指先に,自分で触ってるにも関わらず溜息に似た吐息が零れる.
そして,多分今からもっとその跡がつけられる事を思うと……
「あ……替え一枚しか持ってきてないけど,大丈夫だよね?」
僅か熱を持ち始めた下腹部に手を当て,その熱さになんだかなぁ,と思いながら…スカートを脱ぎ,ブラとショーツだけに.
いつもなら,そんな順番で脱ぎはしないのだが,今回は特別.
その内側でどんな事になっているのかを想像すると,恥かしいからだった.
ブラに隠れた乳房の先端は?
ショーツに隠れた恥丘とその奥は?
この後に起こる事への期待に,昂ぶり,硬さを持ったり,潤っていたりしないだろうか?
そして,その姿のままフェイトちゃんのいる浴室に行くのか?
思えば思う程,そんなの恥かしいと思えば思う程……躰が逆の反応を示していく.
あぁ…多分,酷い事になっているだろう.
だから,そう…目を閉じて…ゆっくりと,自分の姿を見ずに…最後の一片を.
ぱしゃ,ぱしゃ,という浴室からの水音ががなり立てるように私を即し,私は生まれたままの姿に.
けれど,やはり恥かしい,と…手で乳房を隠す.
その先端がどうなってるかなんて,見ていない.見なくても分かるのが…アレなのだが.
下の方がどうなってるかなんて知りたくない.知らなくても分かるので.
そんな言い訳をしながら…フェイトちゃんの待つ浴槽へと.
ガチャ,とガラス戸を開け,浴室に入ってみれば,湯煙の中に,フェイトちゃんの姿が.
浴槽に入り,一人寂しく体育座り.
なんだかとっても,その姿が可愛く映り…ついつい,笑ってしまう.
「のぼせるよ,フェイトちゃん」
「いい,なのはに介抱してもらうから」
なんて,ちょっと拗ねているフェイトちゃんも…可愛いと思ってしまう.
「もう,それじゃ二人で『用事』できないよ…」
と言いながら,お風呂椅子に座り,躰を洗おうとしてみれば…ざぱ〜と,音を立ててフェイトちゃんが私の後ろへと.
「…予想通りといえばそうなんだけど…」
なんだかなぁ,と思いながらフェイトちゃんがスポンジにボディソープを垂らし,わきわき,とやっている.
「とりあえず,前からね.手あげてて」
「って!?」

21 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:25:54 ID:m9i0lAUI
…うん.予想外.
直球すぎるよね,フェイトちゃん.
なんて,言ってる暇もなく,フェイトちゃんの手がご丁寧にも脇の下をとおり,私の前…乳房の方にスポンジを…
スポンジでふにふに,と揉むようにして,乳房を持ち上げ,その下をつつっと,滑らせ,
空いている手はそれこそ直球すぎる程直球で私の乳房をふにふに,と.
「フェ,フェイトちゃん!」
「だって,なのはがじらすんだもん」
……まぁ確かに,先に入ってて,といったあと4,5分程待たせたわけではあるわけですが.
だからってそんないきなり行為に走らなくても……
「んっ……」
お湯に,ボディソープが塗りたくられたそこは,さながらローションでも塗っているかのように敏感になり,
だから…フェイトちゃんの指が,スポンジの感触がとっても…厭らしく感じて…つい,声をあげてしまう.
その声に,更に行為が激しくなるのは自明だったけれど…でも,耐えられるものではない.
それ程嫌ならば,やめてっ!と言ってしまえば良い,拒絶すれば良い…でも…
フェイトちゃんなら…と,許してしまう.
「ぁぁ……んっ」
浴槽にも入ってないのに逆上せてしまいそうになりながら,フェイトちゃんからの刺激に身を任せる.
「お客さん,気持ち良いですか?」
「……うん」
そんな馬鹿な台詞を口にするフェイトちゃんに私は,素直に応えていた.
もう,照れなんて気にしてられない.
もっとして欲しい…とっても暖かくて,とっても優しくて,とっても気持ち良い行為をもっと,もっとして欲しい.
唯一,不服な事があるとすれば…手持ち無沙汰という事だろう.
言われたように万歳しているわけではないが…つかみ所なく,手は空を掴んでいる.
フェイトちゃんが前にいるならば,そのたゆんたゆんとした乳房を掴み,こねくり回す事もできようが,
けれどフェイトちゃんは後ろ.
わざと後ろからやってるんじゃないだろうか,なんて勘ぐってしまう.
というのも,夕方の教室と,立場が逆になっているのだから.
あの時は私が,フェイトちゃんに触られないように机の下に入っていたが,今度はフェイトちゃんが後ろで
私に触れられないように….
もしかして,お返しのつもりだろうか?
多分,きっとそうだろう.まぁ,あの時と違ってフェイトちゃんの両手ともに私の乳房だけれど.

22 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:26:40 ID:m9i0lAUI
「ぁぁ……んぁ…はぁん」
ちょっとした諦めを感じながら,フェイトちゃんからの刺激に喘ぐ私.
タイル張りの浴室なだけあって,声が響く.
そんな大きな声を,フェイトちゃんに聞かれていると思うと……嬉しくなる.
恥かしいよりも,もっと聞いて欲しい.もっともっと私にして欲しい,私の声を聞いて欲しい,と.
さっきまでの恥かしさが本当嘘だったかのように…
だから…我慢なんて一切せず,乳房の,その先端をくりくり,といじるフェイトちゃんの指に合わせて私は鳴く.
「ひゃぅんっ!…ぁぁんっぁん」
「なのはの声すっごいよ……」
顔をよせ,耳元でフェイトちゃんが口にする.吐息が掛かるくらいの距離で吐息が掛かるように….
そして,ついで,とばかりに耳を甘噛みし,舌先を耳の中に….
「ふぇ,ふぇいとひゃんっ!?」
やっぱり…ちょっとした仕返しのつもりなのだろう.違う穴ではあったが,舌を入れてくるのだから.
その,舌の動き,ざり,ざりという音が酷く大きくて…舐められているのが,凄く分かる.
フェイトちゃんに穴の中を舐められている…舐められているんだ…
「はぁぁ………」
そんな思い,音に,躰が仰け反り,さらには張り詰めていた乳房が,その突起がさらに硬さを増す.
そうなってくると…騒ぎ立てる所がある.
「フェイトちゃん……そ,その……し,したも…して,欲しいかな…」
途切れながらも,哀願する.
触って欲しい,と.弄って欲しいと.
染み出る愛液をこれでもかという程に掬い,舐め取ってほしいと…けれど.
「だーめ.今はなのはの躰を洗ってるだけなんだから」
「……いじわる」
これも,仕返しみたいだった.
仕方なしに自分で触ろう…と思ってみれば…小金色をしたわっかに手を縛られる.
「……フェイトちゃん…ひ,卑怯だよ?」
「洗ってる最中にそんな事しちゃ駄目だよ,なのは」
お風呂でバインドされる魔道師もそういないと,思うのだけれど,なんかとっても切ない.
色んな意味で.というか,フェイトちゃん,しはじめたのはそっちだと思うんだよ,私は.
「これで…許して欲しいな」
バインドから逃れ様と,がんばっている私を余所に,フェイトちゃんがボディソープを今度は……

23 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:27:57 ID:m9i0lAUI
「ひゃっ!?」
突然,背中に感じる柔らかい,けれどぬるっとした感触…でも,その感触の中で少しだけ感じる硬い突起.
「よいしょ,よいしょ」
言葉に合わせて,後ろにいるフェイトちゃんが上下しているのが,分かる.
背中を伝うフェイトちゃんの大きくてやわらかい乳房の感触と…硬く張り詰めた乳首の感触に.
「ど,どこで覚えてくるのそんな事……」
「……育児雑誌?」
なんで育児雑誌,と思えばキャロとエリオのためだろう.が,そんな所読まなくて良くないですかねフェイトちゃん.
聞けば,出産後の行為云々というのがあったりなかったりするそうで….
「そんなの見てるんだ……フェイトちゃんえっちだよね」
とりあえずの反撃.
「なのはのために覚えたんだよ」
「………あ,ありがとう?」
そのわりに放課後の教室でガタガタしてましたね,なんて事はさすがに言わない.
純粋に嬉しい…のかなぁ?
ともあれ,そんな風にされていると,気持ち良いはそうなんだけど,これはまた別の気持ち良さなわけで…
「んっ……はぁぁ」
実際に性的な快感を得ているのはフェイトちゃんの方ばっかり.
「……フェイトちゃん…あとで,覚えておいてね」
なんて,言いながら…その後暫くの間,ずっとそんな感じで私は躰を洗われつづけていたのだった.
バインドされたままで….



5.


予想通り,というか,なのはのたっての希望というか,まぁ私もそんなつもりではあったのだが,
裸のまま寝室へと向かう私達.
一応,バスタオルで身は包んでいるが.誰もいないとはいえ,さすがに本当に裸というのは….
部屋へと戻る道すがら,リビングでも良いんじゃないか?と思ったりもしつつ,結局お部屋へ,
そしてそのまま二人でベッドにダイビング.

24 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:28:46 ID:m9i0lAUI
暖かい季節とはいえ,バスタオルだけだと,さすがに寒いのもあって…そのまま二人で裸で布団の中.
…なのはがこんなに近くにいる.
目の前で,恥かしそうにして俯きながら,時折私の方を見るために顔をあげては,また恥かしそうに.
だから,そんななのはが可愛くて仕方なくて…いつのまにか私はなのはを抱き締めていた.
「きゃっ」
驚いたような顔で私を見るけれど,でも,すぐに私がしているのと同じように私を抱き締めてくれる.
暖かい.
すべすべしていて,瑞々しいなのはの肌を全身で感じられる….
それが,とても気持ち良くて…ただ,抱き合っているだけだというのに,このままずっとこうしていたい,とさえ思う.
だったら,もっと凄い事をしたら,どうなるんだろう?
もっともっとずっと一緒にいたくなるのだろうか?
その自身の想像に,わずか赤面しながら,私はなのはの唇へと,自身の唇を宛がう.
その直前,声を掛けるのも忘れない.
「なのは……好きだよ」,と.
ほんの少し触れ合っただけで…私の鼓動は破裂するかのようにがなりたてる.
夕方のアレ,先ほどのアレ,あれは一種異常な状況であり,そんな昂ぶりは覚えなかったけれど,
今,こうやって静かに二人で抱き合って,唇を交わす,そんな恋人同士では当たり前の行為に…
私は,そしてなのはは酷く,興奮していた.
それは,性的なものではなく,漸く自身の半身を見つけた歓喜,とでもいうのだろうか.
「……私も,好きだよ」
唇が離れ,なのはが最初に口にした言葉がそれ.
その言葉に,私は…狂おしいまでの愛欲を覚える.なのはが欲しい,と.
僅か一瞬前までは,性的な興奮などなかったにも関わらず…この有様.
なんて身勝手なんだろう,と自身を罵倒する良心なんてもうどこにもいない.
私の中にいるのは,今…なのはを求めて狂ってしまいそうな自分だけ.
あぁ,その瞬間,私の中にある想像が生まれる.多分…私は,なのはを失ってしまえば,母と同じ事をするだろう,という.
失ったなのはを求めて狂い,狂ってしまい何もかもを捨てて,ただなのはを蘇らせるためだけに動くだろう.
法の番人だとか,そんな事すら忘れて…ただ闇雲に母と同じように…
そんな自分が,嫌だった.
自分と同じ立場の人間を作る事を許容するこの心が,嫌だった.
「大丈夫,私はどこにもいかないし,いなくならないよ」
僅か震える私に気付いたのだろうか.あぁ,抱き合っていればそれくらい,分かるか.

25 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:29:18 ID:m9i0lAUI
「失うのが怖いなら,守ってね…」そう,恥かしそうに呟いてなのはは先程より,尚更に私に抱きついてくる.
それは,なのはには珍しく,弱音だった.
いつもならば,ただ,何の根拠もなく大丈夫,というのに……
あぁ……それだけ私を…
それに気付いた時には,私は再びなのはの唇を奪っていた.
どこにもいかせないよに,誰にも渡さないように…唇を,そしてその奥へと,舌を伸ばす.
最初に触れたのはなのはの白い歯.ちろ,ちろとそこを舐めてみれば,徐々にそこが開き,私を受け入れていく.
次に訪れたのはなのはの中.
なのはの舌を捜し,私の舌がゆっくりと進んでいく.
ふいに,ちょん,と触れる感触.
あぁ,たどり着いた.
見つけたらもう逃がさない,と私はその舌に絡めるように自身の舌を,そしてそこから唾液を流し込む.
男と違って,繋がれる場所は限られている.その僅かな繋がりをもてる場所に,全力を尽くすのは悪くない.
そんな思いもあってか,その舌を吸いながら私の中へ誘い,近付いてきた所を甘く唇で啄ばむ.
ぴちゃ,ぴちゃ,と私の部屋に響く淫靡な音.
その音が,更になのはと繋がっている事を私に教えてくれて…次第,私は,そしてなのはの脚は,絡み合っていた.
なのはの太ももの間に挟むように,私の太ももに挟むように足が交差し,私達の大事な所を守る密林がふれあい,
くすぐったさを感じる.
そのくすぐったさに,二人して唇を交わしながら,目を開き微笑みあい,きゅん,と胸が高鳴り,更に抱き締め,密着する.
このまま,溶け合ってしまいたい,と思う.
このまま,繋がってしまいたい,と思う.
そういう意味では男,というものも良いものなのだろう.する気もないし,なのはを渡す気もないが.
世の中には男性器を模した装着型のバンドがあるみたいだが…あれも結局無機物なわけで,
繋がっている感じはしないのかもしれないが………多少興味はある.
が,ともあれ今はそんな事はどうでも良いのだ.
そんな変な事を考えていた所為だろう,なのはが唇を離し,僅かむすっとした表情を見せる.
「……何考えてたのフェイトちゃん」
あぁ,目ざとい.
「今後のなのはとの行為について?」
と,まぁ一応本当の事を告げ,私は布団の中に潜っていく.
が,
「だーめ.今度は私の番だよ」

26 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:29:51 ID:m9i0lAUI
と,止められ…なのはが抱きついたまま布団の中に入っていく.
入り様,舌を伸ばし,私の首筋を,鎖骨を,そしてそのまま乳房へと.
「んっ…ぁぁっ…」
夕方も途中で止められ,お風呂でも中途だったため,お預けを食らっている手前としては,感覚も敏感になるようで,
なのはの舌のざらつきに,喘いでしまう.
「っぁ…んっはぁぁ…」
ちろちろ,と舐めているのはもうとっくに…というよりもお風呂の時点からずっと凝り固まっている乳首だった.
先程の仕返しのつもりだろうか,丁寧に,丁寧に円を描きながら,中心に向かい,中心をちろっと舐めては,
また他の部分を.
もどかしい.
とってももどかしい.
そのままちゅぱちゅぱ,としてくれるか,かりっと噛み締めてくれたりした方が良いのに…
なんて,とってもえっちな想像が沸いてきて,そんな想像をする自分にちょっとした嫌気が沸きそうだったが…
「ひゃんっ!」
そんな嫌気に沈む前に,快楽に侵されていく.
背中に回していた片方の手を舐めていない乳房の方へ,もう片方はお尻の方へつつ,と指先を立てながら下げていく.
「ぁぁ…んぁっ」
喘ぎに,身もだえし様にもしてしまえば,なのはから離れる事になるわけで…そうなると,この気持ち良さは失われるわけで,
という二律背反に侵されながらも,なのはにされるがままの私.
手持ち無沙汰な両の手はなのはの頭…降ろした髪が綺麗で,とても素敵ななのはの頭を,乳房に押し付けるように….
「ぐっ…」
と,変なうめきをなのはがあげるのも気にせず,おしつける.
そんな事をしていると,なのはが怒ったぞ!といわんばかりに,かりっと乳首を噛み,その刺激に尚更,もどかしくなり,
なのはの頭を押さえつける….
そんな事を繰り返していれば,私の口腔からは喘ぎと涎だけ.
目も僅かうつろになってきている.
乳首から,乳房から,後ろ手に回したお尻を掴む手から,その全てから,なのはが感じられる.
あぁ,それだけではない.
絡みついた躰からも…
至福,というものがあるなら,まさに今がそれだった.
思考は既に,もっとして欲しい,もっとして欲しいというばかり.
ただ,ただなのはを求めるばかり.

27 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:30:44 ID:m9i0lAUI
触られてもいないのに太もも辺りはもう大洪水だろう.そして,それがなのは…ずれた所為で多分お腹辺りだろうが,
なのはのそこを濡らしているだろう.
「んぁ…はぁぁ……」
「ね…フェイトちゃん……あのね,その…わたしも…して欲しいな」
ずず,と布団の外に戻ってきたなのはが,そう…恥かしそうに口にする.
そういえば,先程からもじもじ,としている脚の動きが…あった.
「も…もちろん……だよ」
「そ,それじゃ……そ,その………舐めて…欲しいな」
快感に侵された脳みそには,その言葉が一瞬理解できなかった.
呆と,している間になのはが,私を下に引き,位置を入れ替えている.
あぁ……そうなんだね.
理解し,少し,はっきりとした視界にはなのはの大事な所が見える.
なのはの大事な所が見えるように,なのはの脚が開き,脚が,膝が私の顔の横に……
「う,う…や,やっぱり恥かしい」
なんて,下の方…私の股辺りから声が聞こえてくる.
確かに,何もこんな格好をしなくても,と思うが…なのはのやりたい事を理解した私は,
少し躰を起し,なのはのそこへと…可愛くすら感じるそのスリット部分へと向かい…
ぺろ,と.
瞬間,びくん,となのはの躰が跳ね,閉じていた蕾は花開き,中からは濃い蜜がしどしどと流れてくる.
そして…その蜜を一滴たりとも逃すまいと,私の唇が,私の舌が,なのはのそこを舐め,吸いはじめる.
「んぁっ…ひゃぁっ!」
ぺろ,ぴちゃ,そしてなのはの囀る喘ぎが部屋を埋め尽くさんと響き渡る.
あぁ…なんて可愛い,えっちな声なんだろう.
しどしど,と流れる愛液を嚥下しながら私はその淫靡な音楽に酔いしれる.
だから,もっと聞きたいと,私は…指を添え…そこを開き,蜜の流れる穴が見えるようにし…そこへ,舌を這わせる.
「ぁぁんっ!」
蜜にとっての出口,私にとっての入り口に沿うように舌を這わせ,舐めとり…舌先をすぼめてその中へと…
そんな風にしていたら,ふいに私の全身を侵すような電気に似た刺激が襲う.
「ひゃっ!?」
ざら,ざらと脳まで響くなのはの舌先の感触.
昂ぶっていた私をさらに,さらに高みへと持ち運ぶその愉悦.
でも,今は…それに流されるよりも…

28 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:31:26 ID:m9i0lAUI
「ぁっ,ぁっ,フェ,フェイトひゃっ」
なのはを導きたい.
さっき与えてくれた分を与えてあげたい.だから…少しの我慢を.
でも,いつまで耐えられるものでもない.
だってほら…なのはがこれでもか,と舌を,指を私の中を,外を責めているのだから.
「ぁっんっ…な,なの…だ,だめだよ…んぁっ…」
ぴちゃ,ぴちゃ…
ぴちゃ,ぴちゃ…
どちらが,どちらを舐めている音なのか,などもうわからない.
私達はお互いを舐め合い,お互いを愛し合っている.ただ,分かるのはそれだけ.
そうしている内に,私がなのはを舐めているのか,なのはが私を舐めているのか,すら分からなくなってくる.
そう…例えば,自分が自分を舐めているかのような,そんな錯覚すら,沸いてくる.
それは,嬉しくない感覚.なのはがしてくれているのが嬉しいのだ.なのはにしているから嬉しく,気持ち良いのから.
だから…ふいに,責めている所のその,上にある…そこに興味が移る.
ここに触れたら,なのはは怒るだろうか?
それとも,悦んでくれるだろうか?
そんな恐れと期待を抱きながら……ちょん,と指先をそこに宛がう.
「ひゃぁぁぁっ!?」
瞬間,なのはの叫びに似た,喘ぎがあがる.
それは,驚きからなのか,愉悦からなのか,私には分かりかねる.
が,だから…それを確かめるためにも,ともう少し,その穴に指を…その入り口付近をつつ,と触れる.
「ひゃぁぁっんっぁぁっ!?んはぁ…」
その声は,喘ぎだった.しいていえば,今日なのはが出した喘ぎで一番大きなものだ.
…そのとても大きな喘ぎに,嗜虐心が湧いてくる.
だったら…良いよね?,と.
「なのは…こっちの方が弱いんだね……いいよ,ね?」
「フェイトちゃぁぁんっ!そ,そっちは…そ,そのぉっ!?」
「やめて,とは言わないんだね…分かったよ,なのはの気持ち」
「ちょ,ちょっと〜!?」
ふるふる,と逃げ様とする御尻をがし,と抑えながら,指先を…蜜を掬いとり,濡れている指先を…そちらに…
「や,や…ちょ,ちょっとまって,まってってば」
でも,嫌とは言わない辺り,期待してると思って良いんだよね,なんて思いながら,

29 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:32:00 ID:m9i0lAUI
つぷり,と指先をそこに鎮めていく.
もちろん,前の方も忘れてはいない.そちらは舌でお世話しているのだから.
「ひゃんっ!?ぁぁっ…や,やぁぁっ」
一応,可哀想とは思ってないけれど,入り口付近で留めておこう,と思い,
入り口付近を行ったり来たり.
その度になのはの躰が跳ね,甲高い喘ぎを口腔から零し,次第に,なのはが大人しくなっていく.
あぁ,もちろん喘ぎという意味では全然大人しくないわけだけど.
「やっ,ふぇ,ふぇいとひゃんっ!?も,もっと…あ”…ち,ちがうの,ちがうの!今のなしーっ」
くす,と笑みが零れる.
だから,だろうか.ちょとした意地悪を思いつき,後ろに入れた指をそのままにし,
前の方だけを…ぺろ,ぺろと舐め始める.
次第,むず,むず,となのはのお尻が求めるように,動き始める.
動かして欲しい,ともっと激しくして欲しいと言わんばかりに.
そっちに集中してるのか,それこそ,私にしていたのも忘れてお尻を揺らしつづけるなのは.
「……うぅぅ…」
「もっとして,なんて言わなくてもしてあげるよ.だから…」
初めてなんだから,そんなイジワルまではする気はない.だから…そう.
「…私も,して…ね?」
それに,応える声はない.
ない,が行動で表してくれるなのはが,やっぱり可愛くて…止めていた指先の動きを再び開始する.
くちゅ,くちゅ,と動くたびになるそこ.
けれど,なのはが張り切っている所為か,私も…その,動きが悪くなる.
「ぁぁ…んっ…」
今日はずっとじらされていた所為もあるだろう.もう…私も限界だった.
もう,躰がイきたいと,鳴いている.
「な…の…」
「いいよ,イって…イっていいよ…わ,わたしももう…」
同時に,イこう…そんな約束をしたわけでもないのに,互いに昂ぶりが限界へと達している.
「あぁ…なのは」
「フェイトちゃん…」
一人じゃない,そんな事にすら悦びを感じながら…私は…そして,なのはは…
「ぃっ…くぅぅっ」「も,もうだめぇぇっ」

30 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2008/02/12(火) 01:32:52 ID:m9i0lAUI




6.

はぁ,はぁ,と粗い息を吐きながら,私はフェイトちゃんの横に戻る.
やっぱ事後は,一緒に…なんて,思いながらフェイトちゃんの横に顔を出してみれば…
フェイトちゃんはまだ,呆とした表情のまま.
そんな表情を見ていると,悪戯したくなるわけだけれど……でも,まだまだ時間はある.
これからずっとこうやってこんな事をしているわけだから,だから…今日はもうおしまい.
でも……でも,これくらいなら良いよね,と私はフェイトちゃんの首筋に向かって唇を…
そして,いっきに吸い上げる.
「っ!?」
と,呆としながらも,フェイトちゃんがびくんと跳ね,私にくっついてくる.
…その事が,嬉しい.のか,悪戯した良心の呵責というのだろうか,そんな変な気持ちが綯交ぜになって…
でも,その暖かさに,その心地よさに…そのまま,私は眠る事にした.
「おやすみ,フェイトちゃん.また,明日ね」
「おひゃすひ〜…」



翌朝,リンディさんが帰ってきていて,フェイトちゃんの部屋に来た所為で一騒動あったり,
フェイトちゃんの首筋にある虫(私)刺されに,同じく帰ってきていたクロノ君がつっこみ,
これまた一騒動があった,というのはまったくどうでも良い事だ.
フェイトちゃんは大変だったみたいだけど.







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2008年02月12日(火) 02:10:01 Modified by nanohayuri




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