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やはり金髪

778 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 15:50:04 ID:E9MPsg41

なの×カリムも結末を迎え次の話をまた細々と書きたいと思います。
今度も金髪が大活躍です。



779 名前: やはり金髪 1/5 [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 15:51:14 ID:E9MPsg41

こんにちは、フェイト=テスタロッサ=ハラオウンです。
騎士カリムがシスターシャッハとくつっいたから同属性(金髪)のライバルはいなくなりました。
アナベル三佐に騎士カリムたちのことを吹き込んでおいて正解でした。
あそこであの二人には消えてもらうはずだったけど、目標は達成できたから満足です。
邪魔者は消えたし、今度こそなのはを……えへ、えへえへ……。

「フェイトさん、そんなところで何をなさってるんですか?」
「静かに……ティアナ、あれを見て」
「あれ、あそこにいらっしゃるのはなのはさんですよね?」
「うん」
「誰かを待ってるみたいですね」
「そうだね、誰かを待ってる」
「でもフェイトさん、どうしてこんな所から隠れて見てるんですか」
「監視だよ」
「えっ……まさかなのはさんを監視してるんですか」
「うん」
「でもどうして……」
「さっきユーノを見かけたんだ」
「ユーノさんって確かなのはさんの彼氏でしたよね?」
ティアナの言葉を聞いた瞬間、フェイトの形相が鬼のように歪む。
「じゃなくてなのはさんのお知り合いでしたね!」
「そうだよティアナ、ユーノはなのはの単なる知り合いの一人だよ」
フェイトの紅い瞳は更に紅く不気味に光っている。
「フェ、フェイトさん……ユーノさんがなのはさんの所に来ましたよ」
なのはが座っていたベンチにユーノも腰掛けていた。
「ユーノ……」
ティアナはこれ以上フェイトと一緒にいると危なそうだと感じ取った。
「そ、それじゃ私は担当の捜査に戻りますね……」
「うん、がんばってね。ティアナ」
ティアナは思う。
これさえなければフェイトは良き上司なのだがと。



780 名前: やはり金髪 2/5 [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 15:53:16 ID:E9MPsg41

「はい、なのは。頼まれてた本を持ってきたよ」
「ありがとう、ユーノ君。ごめんね、わざわざ来てもらっちゃって」
「いいんだよ、なのはっ!僕でよければ何だって君の力になるさ」
「にゃはは、ユーノ君は昔から本当に頼りになるね」
「そ、そうかな、あはは」
なのはとユーノが楽しそうにしゃべるのを見つめるフェイト体から電気がほとばしる。
「それでなのは……」
「ん、なぁに?」
「今日もしこの後時間あったらさ……食事でもどうかな」
「あっ、いいね。今日は私は……」
「なのは、ユーノ」
「フェイトちゃん」
「フェイト、久しぶりだね」
「なのは、久しぶりだね……会いたかった」
「えっ、フェイトちゃん、お昼に会ったばっかりじゃん」
「ユーノ……よく会うね」
「え……僕たちホテルアグスタで会ったっきりじゃないかな」
「ユーノ、さっきアルフから連絡があって、すぐ書庫に戻ってきて欲しいって伝えて欲しいって」
「え!?そ、そうか……ごめん、なのは。これから書庫に戻らないとだめみたい」
「そっかぁ、気にしないでユーノ君。また今度」
「うん、必ず」
ユーノは残念そうに去っていった。
「なのは、よかったらこれから私の部屋に来ない?」
「あ、うん、この後は何も予定はないけど」
「よかった。久しぶりになのはに私の料理をご馳走するよ」
「にゃはは、楽しみ」



781 名前: やはり金髪 3/5 [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 15:54:13 ID:E9MPsg41

機動六課が解散してなのはもフェイトも元の所属に戻った。
再び別々の場所で暮らし始めた二人だったが、特別変わったことはなかった。
距離は離れども二人の絆には何の変化もなかった。
だからなのははよくフェイトの部屋を訪れていた。
そんなフェイトの部屋の中で一際異彩を放つのが寝室である。
一人暮らしでありながらなぜか巨大なダブルベットが置いてあり、枕元になのはのぬいぐるみが横たわっている。
よく見るとこのぬいぐるみ、ところどころガビガビで何かによく使っているようである。
「すぐできるから、テレビでも見てて」
そう言うとフェイトはダイニングバーの中に入って行った。
なのはがソファーでくつろいでいると、テーブルの下に落ちている薄っぺらい本を見つけた。
手に取ってみると表紙には『なのふぇいカーニバル』とカラフルな文字が描かれていた。
開いてみるとどうやら漫画のようで、少女二人が抱き合っているコマから始まっていた。
漫画の中で少女たちはとても人には言えないような行為を繰り返しているのだが、
なのははさほど慌てる様子もなく懐かしそうに漫画を読んでいた。
「にゃはは、少女漫画とか懐かしいねぇ」
どうやらなのははエロ同人誌を少女漫画と誤解しているらしかった。
「フェイトちゃ〜ん」
ダイニングの方に呼びかける。
「どうしたの?なのは」
なのはの声に反応してダイニングバーから顔を出すフェイト。
「この少女漫画に出てくる子たち、私とフェイトちゃんに何だか似てるね」
穢れのない笑顔でフェイトにそう笑いかけるなのは。
「な、なのはっ、その本見たの!?」
「うん」
「そ、それは少女漫画じゃなくて・・・どうじ・・・」
「え、違うの?」
「少女漫画だよ!なのはの言うとおり少女漫画だよ!」
「何だか昔を思い出すよね。小学生の頃こういう漫画好きだったよねみんな」
フェイトはつっこみたくて仕方がなかった。
どこをどう解釈すればなのフェイエロ同人が少女漫画になるのか。
小学生の頃みんなエロ同人とか読んでましたっけとか。
でもそんなことはフェイトにとってどうでもいいことだった。
なぜなら今日、フェイトとなのははエロ同人に描かれているようなことをするることになるからである。



782 名前: やはり金髪 4/5 [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 15:55:15 ID:E9MPsg41

「なのは、できたよ」
媚薬入りのフルコースがね。
フェイトは心の中で囁いた。
「わー、おいしそう」
「なのはっ、どんどん食べてね」
フェイトは古今東西あらゆる世界にある媚薬をこの1年集めていた。
恐ろしく不純な動機ではあるが媚薬を探すあまりアルハザードにまで辿り着いていたらしい。
「おいしい、やっぱりフェイトちゃんの料理はおいしいね」
「なのはがそう言ってくれるとうれしいよ」
フェイトは今すぐなのはを押し倒したい欲望を必死に抑えていた。
もうすぐ、もうすぐ媚薬の効果でなのはが自分を求める。
もはやフェイトの頭の中は放送禁止な描写で埋まっていた。
フェイトが料理に入れた媚薬は古代ベルカの英知よって生まれた伝説の媚薬である。
伝承によればこの媚薬をほんの一滴摂取しただけで性欲が通常時の66666倍になるという。
「おいしかった。いつものフェイトちゃんの味付けとは少し違ったけど本当においしいよ」
「よかった……ねぇ、なのは」
「なぁに?」
「体が熱くなったりしてない……?」
「そういえば、体が暖かいね」
計画通り!フェイトは心の中で絶叫した。
「やっぱりフェイトちゃんのおいしい料理のおかげで体も暖まったんだね」
無邪気に微笑むなのは。
「えへ……えへえへ……ねえ、なのは……ちょっと私の寝室で見せたいものがあるんだ」
なのはの手を引いて自分の寝室に連れて行くフェイト。
もう媚薬の効果でなのはは性の奴隷になっているに違いない。
フェイトはなのはをベットに座らせると自身もその隣に座った。



783 名前: やはり金髪 5/5 [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 15:56:27 ID:E9MPsg41

「なのはあぁぁぁぁぁぁ」
そして突然なのはにフェイトは抱きついた。
「わっ、フェイトちゃんっ」
「なのは、なのはぁ!」
なのはに覆いかぶさるフェイト。
「ちょ、ちょっとフェイトちゃん、くすぐったいよ」
このなのはの台詞、フェイトにはこう見えていた。
「あぁっ!フェイトちゃん、すっ、すごくいいのぉ!」
以下○がなのはの正しい台詞、●はフェイトの脳内なのはの台詞である。
○「にゃはは、フェイトちゃん、本当にくすぐったいよ〜」
●「いいの……すごいの……フェイトちゃんが私に入ってくるのぉ!」
フェイトの限定はファイナルリミットまで性的な意味で解除されていた。
○「フェイトちゃんはいたずらさんなんだからぁ」
●「フェイトちゃん!なのはを、なのはをめちゃくちゃにしてぇ!」
「あははは!なのは!なのは!なのはあぁぁぁぁ」
もはやなのはを求める獣である。
○「ファイトちゃ〜ん、そんなに強く胸を掴んだら痛いよ」
●「もっと、もっとぉ、なのはの胸をもみくちゃにしてぇ!」
ここでなのははフェイトの首筋に手刀を放つ。
フェイトはそのまま意識を失いなのはの膝の上に倒れた。
「どうしたんだろうフェイトちゃん。さっきのお料理に当たっちゃったのかなぁ」
なのははフェイトを優しく抱き起こしベットに寝かせた。
「しばらく起きれないだろうし、そうだ、お片づけして明日の朝食を作っておいてあげよう」
ダイニングに向かったなのははまず冷蔵庫を開けて材料を確認した。
次に調味料の棚を見ていると、味の素(媚)とラベルが張ってある調味料を見つけた。
「調味料は地球のも揃ってるんだ。今日ははりっきっちゃおっと」
なのはは鼻歌を歌いながら軽快に料理を始めた。
一方フェイトは完全に夢の中にいた。
夢の中でフェイトはなのはをとてつもないプレイで責めていた。
「あは……なの……は……あはあはぁはぁ……」
テーブルの上にはなのはの鮮やかな料理が並んでいる。
なのははかわいらしい便箋を取り出すと、”暖めて食べてね♪ なのは”と書いた。
フェイトのいる寝室に戻ってきたなのはは、フェイトの隣でしばらく寝顔を眺めていたが、
寝ているフェイトの髪を撫でると「フェイトちゃん、おやすみ」と微笑んで部屋を出て行った。

次の日、66666倍の性欲で乱心したフェイトがなのはに襲い掛かり服を破いて逮捕されたことは言うまでもない。


やはり金髪II
2009年08月30日(日) 18:09:05 Modified by coyote2000




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