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復讐日記

613 名前:913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:18:32 ID:XL0TzoZw
またまた空気を読まずに俺、参上。
前回の予告通りギャグモノ書いたけど、
あまりにもぶっ飛んだ作品になってしまった…
正確に言うと純粋なフェイトファンには
読めたもんじゃない…
それでも読みたい人いる?

616 名前:913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:49:21 ID:11oackBg
センクス
それでは投下します。
注意書きとしては、
・フェイなの前提ですが、なのはさんは登場しません
・一部別作品の単語がでますが、知らなくても
楽しめます(たぶん…)
・フェイトさんが壊れてます

617 名前:復讐日記[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:50:42 ID:xyw4r6tA
「ふぅ〜、こんなところやね」
八神はやてはは手元の書類に判子を
押しながら、満足気に大きく伸びをした。
これで今日見るべき書類は全部の筈だ。
目の前には、まるでピラミッドの
用に積まれた書類の山。
仕事自体は簡単なのだが何せ量が量だ。
『時空管理局遺失物管理部機動六課課長』
の肩書きを持つ自分宛に送られてくる
書類の数はやはり尋常では無く、
昼過ぎからやり始めた仕事だが、
結局終わったのは消灯時間を遥かに過ぎた今だった。


618 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:52:12 ID:H0aLxTBt
恐らく明日にはグリフィス君からの
お小言を受けるだろう。
右手を腰に当て、左手で眼鏡を傾けながら
『部隊長が時間を守らないとは何事か』等と云々

そのポーズがまた彼の母親そっくりなので、
思い浮かべると自然に笑みがこぼれた。



619 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:53:28 ID:5SnM4KiD
最後にシャーリーが淹れてくれた
冷めきったコーヒーを飲み干し、
電気を消して戸締まりをしながら
“明日は誰の胸を揉もうかな”と考えていた時、
「…なんやあれ?」
暗闇の中、何かを見つけた。



620 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:55:10 ID:VXoJGjJ0
灯りの消えた廊下に四角い何かが落ちている。
落し物だろうか。
近付いて拾ってみると、それが本だと分かる。
皮の表紙で出来ており、重さ的にも厚さ的にも、
「日記帳…?」
そう、これは日記帳だ。
今年の年号が表紙に印字されている。
真新しいものだった。
「でも誰の…?」
表にも裏にも名前は書かれていない。
しおり等で身元が確認できるかと考えたが、
それも無し。
つまりこれは完璧に身元不明の落し物だ。
そう考えると、
「…むふっ」
途端に覗き見したい衝動が胸から駆け巡る。
辺りは真っ暗。
時刻は深夜を少し回ったぐらい。
そして自分の手の中には身元不明の日記帳。
私は辺りを見回し、誰の気配も
無いのを確認すると、机に戻り日記帳を開いた。

621 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:56:40 ID:NWW5lOxx
○月○日 晴れ ☆
今日の出来事。
今日からはやての立ち上げた部隊で
なのはと二人相部屋だ。
なのはは今日も可愛い。

○月○日 晴れ ☆
今日の出来事。
今日は食堂でなのはと一緒にお昼御飯。
なのはは今日もやっぱり可愛い。

○月○日 晴れ ☆
今日の出来事。
今日はなのはと一緒に買い物へ。
手を繋いで色々回った。
なのはは今日も最高に可愛い。

○月○日 晴れ ☆☆
今日の出来事。
なのはが目をつけた新人をはやてと
一緒にヘリから視察。
新人の一人がなのはを熱い目で見つめていた。


622 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:58:28 ID:sup2p1Ag
○月○日 晴れ ☆☆☆
今日の出来事。
はやてがまた勝手になのはの
胸を揉んでいた。
どうすればいいんだろう。

○月○日 晴れ ☆☆☆☆
今日の出来事。
ヴィータが私に黙ってなのはと訓練に出た。
なのはが迎えに来るまで待っていたので、私はずっと待ちぼうけだ。
くうくうおなかがなりました。

○月○日 晴れ ☆☆☆☆☆
最近のティアナはきちんとなのはの言いつけを守るようになった。
とてもいいことだ。
今日の出来事。
模擬戦前のよろしくお願いしますを言い忘れる。

○月○日 晴れ ☆☆☆☆☆
今日の出来事。
ティアナがなのはの言いつけを守らず
なのはに吹き飛ばされたた。
ざまあみろ
追記:ティアナがなのはの腕で泣いていた。
そこは私のポジションなのに


623 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:00:39 ID:F0V7/D53
○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆
今日のヴィータ。
なのはに頭を撫でられ照れ笑い。
やめてほしい。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆
今日のティアナ。
訓練到着が二分遅れる。次はないと思う。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆
今日のスバル。
私のなのはに抱きつく。許せない。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日のヴィータ。
私のなのはにツンデレ態度。許せない。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日のはやて。
相変わらず勝手に私のなのはの胸を揉む。許せない。

624 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:02:28 ID:xfeUKLzA
○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日のはやて。
仕事中の姿勢が悪い。とにかく許せない。
今日のはやて(許せない)
今日のヴィータ(許せない)
今日のスバル(許せない)
今日のティアナ(許せない)
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。ユルセナ――――――――――――――――

625 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:05:32 ID:vlx1MDi6
「……………」
日記はここで終わっている。
私は震えた手で日記帳を閉じる。
正直、この日記帳の主が誰なのかは
文頭の一行目で分かった。
初めは愛妻日記かと思ったその内容は、
じょじょに対象を変化し、やがて―――――
「―――っ!」
思いだしかけ、思考を強制排除する。
もういい。私は今夜何も見なかった。
今日は仕事を夜遅くまでやり、疲れたので
そのまま帰って朝になるまで
布団の中でぐっすりだった。
落ちていた本なんて知らないし、
中身も見なかった。
それでいいじゃないか。
そう自分にいいきかせ、後は
この本をどうするかを考えた時、
――カツン――
…足音が聞こえた。


626 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:08:13 ID:9vn1Skav
「――――ッ?!!」
瞬間、後ろに振り返り、気配を確認する。
周りは以前静寂に包まれたままだし、気配も感じ無い。
シーンという静けさが耳に痛い。
…大丈夫だ。ここは私一人だ。
今のは私の恐怖心が生んだ幻聴だ。
だから人の足音が聞こえる筈が無い…
しばらく息を殺して気配を感じていたが、
やはり誰もいない。
気配も感じ無い。
「ははっ…、なんや…
誰もいないやないか…、まったくまぎわらしい…
それにしてもこれどうするかな…
やっぱり元の場所に落としておくか…」
「別にいいよ。今返してもらうだけだから」
「ほうか?それなら…!」


628 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:13:18 ID:01GMrWpF
…後ろからの声につい返事を
返してしまったが、――今、
私は誰と喋っていたんだ…?
ギギギと音を鳴らして後ろに首を向ける。
「…何時もはだいたいこの時間に
日記を書くんだけどね。
今日は見付からないからこうして
取りにきたんだよ」
始めに目に入ってきたのはこの暗闇の中でも
爛々と不気味な紅い光りを放つ二つの目。
そして彼女の周りでバチバチと弾ける青白い光。
…放電しているのだろうか?


629 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:16:43 ID:PK+NxVWG
「その日記帳は知人から貰ってね、
何でもそれに恨みつらみを書くと気分が
スッキリするらしいんだよ。
実際、書いてる間はどんな嫌な
事も忘れられたなぁ…
一種のロストロギアみたいな物かな?」
フフッと彼女は笑う。
たったそれだけなのに気温が5℃は下がった
ような気がした。
さっきから自分の歯がガチガチと鳴り、
震えが止まらない。


630 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:19:30 ID:Ae8lNgTY
「そうして、今まで書いてきたんだけど、
まさか…」
「う…、あ…」
口から勝手に情けない音が洩れる。
冷や汗が止まらない。
私の額から脂汗が音を立てて床に落ちた。
「まさか見られるとは思わなかったなぁ…」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ニヤリと、口が裂けんとばかりの笑顔が
この暗闇の中確かに見えた。


631 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:22:45 ID:QQ/qhKhE
もう駄目だ。此処には要られない。
一刻も早くこの場かな消えなければ…!
そう考え足を動かそうとした刹那―、
「…バインドッ?!」
「逃がすとでも、思ってるの…?」
私の足は床から生えたバインドで
しっかりと拘束されていた。
く…、これじゃあ逃げられない!
なんとか解除しようと試みるも、
まるで解けない。
そうしている間にも彼女はゆっくりと
近付いてきて、その手には鈍く光る戦斧が、
―ってバルディッシュ!?
不味い不味い!
それは幾ら何でも不味すぎる!!


632 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:24:35 ID:wNmgImY8
「それじゃあ…、さよならはやて。
大丈夫、今夜の事は一片たりとも残らず
忘れられるよ」
「嫌やー!まだ死にたくないー!
まだ私はおっぱいを揉みたりてないねん!
っていうかそれって本当に今夜だけー?!
明日明後日も起きない永眠とちゃうー?!」
「………」
「なんか答えてーな!?」
彼女は無言のまま、バルディッシュを天に振りかぶる。
その姿は、そう、あれだ。
かつて全米中を恐怖に震撼させた
伝説の殺人鬼・ジェイ○ンと一部も変わらない!!
「ダーイ(die)」
「♀#∴×¥★$▽◎£♂〜〜〜!!!!??」
死の宣告と共に、斧が振り落とされる。
八神はやてが最期に見たもの…、
それは先程は暗くて見えなかったが、
今は月明かりで見える日記帳のタイトル。
『ジャプニカ暗殺帳』という文字だけだった…



633 名前:復讐日記 913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:27:52 ID:A/LohwRI
―後日談―

「八神部隊長…、胃潰瘍で入院とは
相当疲れとストレスがたまってたのね…」
「うん…、でも私が聞いた話だと他人の胸
を揉みすぎて天誅にあったらしいよ?」
「あ、それなら僕も聞きました。
なんでもKOOLな人に後ろから
バットでボコボコにされたとか…」
「違うよエリオ君。確か伝説の
殺人鬼・キラークィーンによって爆破
されたんだって」
八神はやてが入院した真相は今だ闇のである。




634 名前:913[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 16:35:46 ID:o+7faVAL
…以上。こうして読み返すと
我ながらあらためて酷いですね。
きっと明日あたり私に雷が落ちるでしょう。
たとえ昼でも。
あ、注意書き欄に書き残しがありましたね。
・この作品はパロディです
ではまた後日。

>>627
イエスユアハイネス
2007年11月21日(水) 21:39:16 Modified by nanohayuri




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