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11-963

963 名前: ◆GTD5Kcksn. [sage] 投稿日:2008/01/19(土) 03:04:57 ID:0UvPIFtX
スレ前半で臨時休暇(1日目)というのを書いてた者ですが自分で納得いく2日目が書けないので投下は次スレになると思います。
まだ期待してくれている方がいたのなら申し訳ありません。
埋め(早い?)ついでに計4レスくらい、はやて→シグナム→フェイト→なのはで書いたんですが後半gdgdなうえ投げっぱなしです。
気分を害すかもしれませんのでトリップをつけてみます、投げっぱなしは我慢ならんという方はNGをお願いします。
すまん、早く寝ない……と

964 名前: ◆GTD5Kcksn. [sage] 投稿日:2008/01/19(土) 03:06:31 ID:0UvPIFtX
 守護騎士を束ねる烈火の将にしてライトニング部隊副隊長。その実力は管理局内外の誰もが認める程に高く
しかしそれに甘んじることなく日々鍛錬を疎かにせず己を磨き続けている。
口数こそ多くはないが主を、そして仲間を想う情は人一倍強い。
烈火の将――シグナムを慕う声は男女共に高く局内にファンクラブまで結成されている。
心から信をおける主に巡り合え、心強い仲間と共に切磋琢磨し、騎士として存分に剣を揮う。
一騎当千と呼び称えられる、そんな彼女にも悩みというものがあった。
端的にいうならば『恋の悩み』
初めて見えた時も、その次も、その次も敵同士だった少女に特別な感情など抱くはずが無い。そう、思っていた。
戦場でいつにない高揚感を覚えさせてくれる、それだけだと思っていた少女。
けれど話をするようになりその優しさを知り、いつの間にかその花が綻ぶような笑顔を眼で追っていた。
日に日に成長し美しさを増す少女、いや彼女といったほうがいい年齢になったとき
シグナムは己の内に宿る感情に気付く。
密やかに思いを寄せる彼女が自分の上官に選ばれるのは、それから更に数年後のことになる。

965 名前: ◆GTD5Kcksn. [sage] 投稿日:2008/01/19(土) 03:08:18 ID:0UvPIFtX
 ぎしっ、と音を立て背もたれに寄りかかる。
その顔には疲労と書類仕事を終えた達成感、それと僅かなフラストレーションが貼り付けられていた。
彼女はヴィータやタカマチと教導に出かけておりいつものように目の保養をすることもできず
どちらかといえば得手しない書類仕事を片付けた、シグナムは我ながら良く頑張ったと自分を褒めていた。
目を閉じて彼女のことを考え癒されているシグナムの背後に影。
その人物は気配を絶ちゆっくりと背後に回り、閉じている目を掌で覆い隠した。
「だーれや♪」
楽しそうな声色を聞き穏かに答える、もっとも部屋に入ってきた時点で気付いていたけれど
その人物はとても悪戯好きなのでこうするのを好むだろうとシグナムは思っていた。
「なんですか、主?」
なんやつまらんなー、と愉快そうに答える人物、若くして部隊長を務める才覚を持ち
シグナムを始とする守護騎士の主――はやて。
「ふふ、なんやシャーリーが機嫌悪そう言うからな、黙っておれんやろ?」
どうしたんや? と目で促すはやてと黙ってしまうシグナム。
言い難いのにも理由があった。
彼女ははやての親友の1人であり、彼女が好いているのははやてのもう1人の親友……タカマチだからだ。
話したとしてはやては自分を悪くすることはしない、その確信があるからこそシグナムは沈黙せざるには
いられなかった。

966 名前: ◆GTD5Kcksn. [sage] 投稿日:2008/01/19(土) 03:12:37 ID:0UvPIFtX
 はやては友達思いであるしシグナムのことを誰より気に入っている。
自分が楽になるからと優しい主を悩ませるようでは……。
話を変えようという結論に至った思考を元に言葉を組み立てていく。
「い、いいえ、たいしたことでは
 それより主はやて前から気になっていたことがあったのですが」
「ん?なんや言ってみ
 あと前から言っとるけど2人きりのときは堅苦しいからはやてでえぇて」
「ぅ、ぃえ……やはり主は主ですし(///)
 えぇとですね主はやての故郷の伝統的な食物、餅についてなんですが。何故毎年被害者が出・・・」
「ストップ! そこまでや! みなまで言わんでもえぇ。」
何故か慌てた様子のはやてが制するのでシグナムは余り深くは追求しなかった。
気まずくなったはやては『無理はせんようにな』とだけ言い残し部屋を出て行った。
シグナムは彼女にとっても自分にとっても心地良いはずの今を守ったのだろうか。
廊下から教導を終えて今から昼食を取るのだろう彼女や主達の声が聞こえてきている。
顔を上げたシグナムはいそいそと書類を片付け自分も昼食を食べに食堂に向かった。


2008年01月19日(土) 12:46:30 Modified by nanohayuri




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