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15-880

876 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 00:11:40 ID:5u967QQz
今思ったけど今日はあの日か!
フェイトさんに大嫌いってウソを付くなのはさんまだー?


880 名前:アクエリアス[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 01:28:33 ID:2HdvjiO3
>876のおかげで妄想が浮かんでしまいました。
フェイなの
シリアスなんだがギャグなんだか分かりませんorz


882 名前:アクエリアス[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 01:29:59 ID:2HdvjiO3
今日のフェイトの機嫌はすこぶる良かった。
海から帰ってきて、久しぶりの休日だったのだから。
しかもなのはとヴィヴィオと一緒に過ごせたので、言うことはない。
明日も休みだからと、いつも寝る時間を随分オーバーして遊んでしまった。
さすがに眠くなったのか、先程電池が切れたようにヴィヴィオは寝てしまった。
そうすると、もう二人の時間である。
そろそろ日付も変わる頃、なのはとフェイトはキッチンで飲み物を飲んでいた。

「フェイトちゃん」

先程からそわそわしていたなのはがフェイトの名前を呼んだ。

「…ん?」

冷蔵庫からお茶を取り出して、グラスに注ぎながら返事をする。

「ずっと言いたかったんだけど…フェイトちゃんのこと、大嫌い」

フェイトからの返答がない。反応を見たかったのにこれではつまらないと思い、なのはは更に続けた。

「ずっと前から、大嫌いだったんだ、本当は」



――――カシャーン



「フェイトちゃん…!?」

グラスが床に落ちて砕け散った。なのはは慌てて立ち上がり、フェイトの方へと急ぐ。
だが、

「来ないで…!!」

フェイトが叫ぶ。

「…!?」

なのはの歩みは止まった。

「いつから…?」

「へ…?」

「もしかして、最初から?」

「え?何?フェイトちゃん?」

訳が分からなくて、なのはは首を傾げる。

「ごめん…なのは…気づかなくて…」

「え?あ、え?フェイトちゃん、まさか…」

「ごめんね…」

フェイトが一度なのはの方に顔を向けてそう言い、駆け出した。
なのはは、フェイトが一瞬見せた泣き顔に身動きがとれなかった。

883 名前:アクエリアス[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 01:31:11 ID:2HdvjiO3
ドアがバタンと閉じた音がして、なのはの思考が再開する。

「なっ…!?フェイトちゃん、外に…!」

割れたグラスもそのままに、なのはも急いで玄関に向かう。
廊下に出ると、血がぽたぽたと落ちている。

「足、切ったのかな…!?」

玄関には彼女の靴が残っている。履かないで出ていったのだろうか。
でも、バルディッシュを持っていなかった彼女が飛んでいったということはあり得ない。
そこまで遠くまで行かないだろうと思いながら、なのはは外に出た。
足の形に残っている血の跡は、少しホラーじみていた。

(フェイトちゃん!!)

念話で呼びかける。だが、やはり応答はない。それでもなのはは話し続ける。

(あのさ…、今日って何日か知ってる?)

(三月三十一日…)

少し弱々しい念話が返ってくる。

「違うよ!!」

なのはがフェイトの背中を見つけて、そう呼びかける。

「もう日付変わってるんだけどな…。……今日、何の日か忘れちゃった?」

なのはは泣いているであろうフェイトの背中をゆっくりと抱きしめた。

「…………あ」

フェイトは打って変わって間抜けな声を出した。


884 名前:アクエリアス[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 01:31:36 ID:2HdvjiO3
************



「痛っ!!」

「大丈夫?フェイトちゃん?」

「…大丈夫」

仏頂面でフェイトはそう言った。

「大丈夫じゃないんだね…」

なのははにゃははと苦笑いしながら、フェイトをベッドまで運んで足の手当てをした。
切った直後に思い切り走ったので、かなり深くまで広がっていた。
一応治癒魔法をかけて、なんとか縫わない程度まで塞いだのだが、やはり相当痛いらしい。

「ごめんね…フェイトちゃん」

包帯を巻き終わり、なのははフェイトを仰いだ。

「…許してあげる」

「許してよ…」

どうやら、今日はずっと嘘を吐き続ける気らしい。

「なのは、こっち来ないで」

これも嘘なのだろうと踏んで、なのははフェイトに近づいた。
すると、身体を引き寄せられ、反転させられた。

「え!?なっ…んうっ」

ベッドに押さえつけられ、深く口付けられる。

「ご褒美、あげるよ」

「や、やだ」

つまりのところお仕置きだろう。
だが、咄嗟にしてしまった返事に気づき、なのはは青ざめた。

「…嫌なんだ?」

フェイトの口角が上がる。
明日ベッドから起き上がれるだろうか、と半ば諦めながら、フェイトの動きになのはは身を任せた。




終わらない


885 名前:アクエリアス[sage] 投稿日:2008/04/01(火) 01:34:11 ID:2HdvjiO3
あとがき
いや、嘘です。終わりですwww
フェイトは絶対真に受けるよね!!そこがいいよね!!
一時間ちょいで書いたので、間違ってるところとかありましたら脳内補完お願いします。
ではノシ
2009年03月05日(木) 23:05:18 Modified by coyote2000




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