19-505
505 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:45:48 ID:Gy5HWqCL
シグナムがんばれwwwww
タイトルのシグマムって打ち間違いだと思ってたら、
ラストのシグ×マム(桃子ママン)を暗示してたんだなww
>>486
なのはもフェイトも痛々しすぎて泣けてくるよ
はやく幸せになってくれと願ってやまないです
上のGJな2作品のあとにヘタレな文章を晒すのは恐縮なんですが
フェイヴィヴィ?っぽいものを書いてみたので投下します
ありきたりなネタだけど、生ぬるい眼差しで見逃してくれw
ヴィヴィオの年齢は、思春期まっただ中の14、5才くらいの設定です
506 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:46:50 ID:Gy5HWqCL
寝起きの悪いフェイトママを起こしにきて、ふと思った。
───なのはママなら、フェイトママはすぐに起きるのかなぁ……。
全然目覚める気配のないフェイトママを前にして、むくむくと悪戯心がわき上がってくる。
なのはママの声色……は無理として、口調を真似てみようと思った。
「フェイトちゃん、朝だよ、起きて」
似てるかな?という疑問符を、いや似てるはず!と強引に打ち消して、
今度は少し甘えたような感じで呼びかける。
「フェ・イ・ト・ちゃ〜ん、起〜き〜て〜」
は、恥ずかしい……。
いつものママ達のイチャイチャぶりを思い出して、なるべく似せようとやってみたけど、かなり恥ずかしい。
はたで見ている分には、もう慣れっこになっているせいかなんとも思わないんだけど……。
でも少しは効果あったのか、こちら側に寝返りをうって半ばまだ夢の中といった感じで口を開く。
「んー……キスしてなのは……起きるから」
えっと……フェイトママ?……寝ぼけてる……のかな。
わたしだと……ヴィヴィオだと分かってない……みたい?
声で分かると思ったんだけどな……。
……どうしよう。
とりあえず、いつもママ達がしてくれる「おはようのキス」をしようと身をかがめると、フェイトママの腕が伸びてきて強い力で抱き寄せられた。
あっと思う間もなく、簡単に身体を入れ替えられ、ひっくり返されて……。
強引にベッドの上に繋ぎ止められたような、こうするのが当然といった感じで……。
507 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:47:39 ID:Gy5HWqCL
戸惑いと、僅かな恐怖心がわいてくる。
いつものフェイトママがしてくれる優しい抱擁とは違う。
息が詰まるくらいきつく抱きしめられて──
「なのは……好きだよ……」
──トクン、と心臓が大きく脈打つ。
自分に向けて言われてるわけでもないのに、耳元で甘く囁かれて、何故か胸の鼓動が早くなる。
「ひゃあっ!」
フェイトママの唇が耳朶をかすめて首筋から顎の下へと、軽くなぞるように、ゆっくりと移動してくる。
思いもよらないフェイトママの行動に軽くパニックになりながら、この場から逃れようと身じろぎするものの、どこをどう押さえられてるのか、ろくに抵抗も出来ない今の自分の状態に情けなさを感じて涙が出てきた。
「……なのは」
フェイトママの吐息を唇に感じて、また大きく心臓が跳ね上がる。
キス──されると思った──
家族にするキスじゃなくて──恋人にするキス──
まるで警鐘のようにトクトクトクトクと脈打つ鼓動──
「や……やめてっ!フェイトママっ!ヴィヴィオだよーーーっ!!」
唇が触れる距離まであとほんの僅か、というところでフェイトママの目が開いた。
「あ……あれ?……ヴィヴィオ?」
ぅあ……あ……あぶなかった……。
完全に目が覚めて、この状況がいまいちよく分かってないって顔してるフェイトママの腕の中から抜け出す。
なんとも言えない恥ずかしさだとか、ちっとも静まらない心臓とか、目にいっぱい溜まった涙とか、僅かに憶えた恐怖心とか……、いままで経験したことのない感情がぐるぐると頭の中で渦巻いていて、どうしていいのか分からなくて、つい言ってしまった。
「フェイトママの、バカーーーっ!!!」
ごめんなさい、フェイトママ。
フェイトママが悪いわけじゃないのは分かってるんだけど、でも……これはちょっと……洒落になんないよ。
まだ鳴りやまない胸のドキドキを抱えたまま、なのはママの真似は危険だと学習したヴィヴィオだった。
508 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:48:19 ID:Gy5HWqCL
お ま け
妙に勘の良いなのはさんに詰め寄られて白状させられるフェイトさん
「へえ〜、それでヴィヴィオを私と間違えて押し倒したと……」
「えと、その……押し倒した……とかじゃなくて……こう、ぎゅっと」
と言ってなのはをぎゅっと抱きしめる。
「抱きしめた……というか……(汗」
「うん……それで?」
「それでって……、それ以上のことは何も……してない……はず……」
「……はず?」
「あ……、いや……寝ぼけてたので……たぶん……(汗汗」
「ふ〜ん、……たぶん……なんだ……(ピキピキ」
「あ……あの、……なのは?」
「スターライトおっ!ブレイカあーーーーっ!!!」
以上です
ガチな展開にならなくてスンマセンorz
それもこれもフェイトさんが「なのは大好き」すぎるせいです
シグナムがんばれwwwww
タイトルのシグマムって打ち間違いだと思ってたら、
ラストのシグ×マム(桃子ママン)を暗示してたんだなww
なのはもフェイトも痛々しすぎて泣けてくるよ
はやく幸せになってくれと願ってやまないです
上のGJな2作品のあとにヘタレな文章を晒すのは恐縮なんですが
フェイヴィヴィ?っぽいものを書いてみたので投下します
ありきたりなネタだけど、生ぬるい眼差しで見逃してくれw
ヴィヴィオの年齢は、思春期まっただ中の14、5才くらいの設定です
506 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:46:50 ID:Gy5HWqCL
寝起きの悪いフェイトママを起こしにきて、ふと思った。
───なのはママなら、フェイトママはすぐに起きるのかなぁ……。
全然目覚める気配のないフェイトママを前にして、むくむくと悪戯心がわき上がってくる。
なのはママの声色……は無理として、口調を真似てみようと思った。
「フェイトちゃん、朝だよ、起きて」
似てるかな?という疑問符を、いや似てるはず!と強引に打ち消して、
今度は少し甘えたような感じで呼びかける。
「フェ・イ・ト・ちゃ〜ん、起〜き〜て〜」
は、恥ずかしい……。
いつものママ達のイチャイチャぶりを思い出して、なるべく似せようとやってみたけど、かなり恥ずかしい。
はたで見ている分には、もう慣れっこになっているせいかなんとも思わないんだけど……。
でも少しは効果あったのか、こちら側に寝返りをうって半ばまだ夢の中といった感じで口を開く。
「んー……キスしてなのは……起きるから」
えっと……フェイトママ?……寝ぼけてる……のかな。
わたしだと……ヴィヴィオだと分かってない……みたい?
声で分かると思ったんだけどな……。
……どうしよう。
とりあえず、いつもママ達がしてくれる「おはようのキス」をしようと身をかがめると、フェイトママの腕が伸びてきて強い力で抱き寄せられた。
あっと思う間もなく、簡単に身体を入れ替えられ、ひっくり返されて……。
強引にベッドの上に繋ぎ止められたような、こうするのが当然といった感じで……。
507 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:47:39 ID:Gy5HWqCL
戸惑いと、僅かな恐怖心がわいてくる。
いつものフェイトママがしてくれる優しい抱擁とは違う。
息が詰まるくらいきつく抱きしめられて──
「なのは……好きだよ……」
──トクン、と心臓が大きく脈打つ。
自分に向けて言われてるわけでもないのに、耳元で甘く囁かれて、何故か胸の鼓動が早くなる。
「ひゃあっ!」
フェイトママの唇が耳朶をかすめて首筋から顎の下へと、軽くなぞるように、ゆっくりと移動してくる。
思いもよらないフェイトママの行動に軽くパニックになりながら、この場から逃れようと身じろぎするものの、どこをどう押さえられてるのか、ろくに抵抗も出来ない今の自分の状態に情けなさを感じて涙が出てきた。
「……なのは」
フェイトママの吐息を唇に感じて、また大きく心臓が跳ね上がる。
キス──されると思った──
家族にするキスじゃなくて──恋人にするキス──
まるで警鐘のようにトクトクトクトクと脈打つ鼓動──
「や……やめてっ!フェイトママっ!ヴィヴィオだよーーーっ!!」
唇が触れる距離まであとほんの僅か、というところでフェイトママの目が開いた。
「あ……あれ?……ヴィヴィオ?」
ぅあ……あ……あぶなかった……。
完全に目が覚めて、この状況がいまいちよく分かってないって顔してるフェイトママの腕の中から抜け出す。
なんとも言えない恥ずかしさだとか、ちっとも静まらない心臓とか、目にいっぱい溜まった涙とか、僅かに憶えた恐怖心とか……、いままで経験したことのない感情がぐるぐると頭の中で渦巻いていて、どうしていいのか分からなくて、つい言ってしまった。
「フェイトママの、バカーーーっ!!!」
ごめんなさい、フェイトママ。
フェイトママが悪いわけじゃないのは分かってるんだけど、でも……これはちょっと……洒落になんないよ。
まだ鳴りやまない胸のドキドキを抱えたまま、なのはママの真似は危険だと学習したヴィヴィオだった。
508 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/06/26(木) 22:48:19 ID:Gy5HWqCL
お ま け
妙に勘の良いなのはさんに詰め寄られて白状させられるフェイトさん
「へえ〜、それでヴィヴィオを私と間違えて押し倒したと……」
「えと、その……押し倒した……とかじゃなくて……こう、ぎゅっと」
と言ってなのはをぎゅっと抱きしめる。
「抱きしめた……というか……(汗」
「うん……それで?」
「それでって……、それ以上のことは何も……してない……はず……」
「……はず?」
「あ……、いや……寝ぼけてたので……たぶん……(汗汗」
「ふ〜ん、……たぶん……なんだ……(ピキピキ」
「あ……あの、……なのは?」
「スターライトおっ!ブレイカあーーーーっ!!!」
以上です
ガチな展開にならなくてスンマセンorz
それもこれもフェイトさんが「なのは大好き」すぎるせいです
2009年06月06日(土) 08:31:13 Modified by coyote2000