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『放浪息子』は、志村貴子によるマンガ作品。

概要

2002年12月号よりエンターブレイン発行の月刊誌コミックビームにて連載開始。現在も連載中で、単行本は9巻まで刊行されている(2009年7月25日現在までのところ)。第一話のタイトルである「ぼくは、おんなのこ」は、志村がコミックビームへのデビュー作として描いた短編(2004年に刊行された単行本『ぼくは、おんなのこ』収録)と同名であるが、内容としての関連はない。平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品。

女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしの。2人が自分の性別のことや友人関係に悩み葛藤する姿が、重々しいトーンを伴わず淡々と描かれてゆく[1]。1〜4巻は小学生編、5巻からは中学生編となっている。

あらすじ

「女の子になりたい男の子」である二鳥修一は、転校先の小学校で、背が高くてかっこいい女の子高槻よしのと出会う。最初は女の子になりたいという気持ちを隠し通していた修一だったが、クラスメイトの千葉さおりに偶然女装しているところを見られてしまう。かねてから修一に好意を持っていたさおりは、それ以来彼を積極的に女装させたがるようになり、誕生日にワンピースを贈る。

ある日、遊びに来たよしのに部屋に置いてあったワンピースを発見されてしまい、修一は困惑する。だが、よしのもまた「男の子になりたい女の子」であり、時折男装して遠くの街へ出ているのだった。お互いの秘密を知った2人は、修一がセーラー服を、よしのが学ランを着て、遠くの街で遊ぶことになる。

2人は成長による体の変化に悩み、周囲とのすれ違いに傷つきながらも自分の生き方を模索していく…。

女装キャラ


二鳥修一(にとり しゅういち)
主人公。通称「シュウ」もしくは「にとりん」。女の子になりたい男の子で、一人称は「ぼく」。連載開始時は小学5年生で10歳。家族構成は父(博之)、母(さとみ)、姉(真穂)。よしのやさおりのいる学校に転入してきてクラスメイトとなる。
普段はとてもおとなしい性格で他人に逆らうこともほとんどないが、たまに周囲が驚くような思い切った行動に出る。お菓子作りが得意。女装姿は普通の女の子より可愛らしく、男であることを見破られないばかりか、男に惚れられたことすらある。
よしのとの関係をクラスの男子に冷やかされたことが引き金になって、よしのへの恋心に気づき告白するが、よしのは友達と思っていた修一に告白されたことに戸惑い断ってしまう。中学校入学後、文化祭で劇の脚本が評価され、千葉さおりと共に演劇部に入部した。
女の子の友達が多く、男の子との付き合いは苦手。可愛い女の子に強い憧れを持っており、末広安那に交際を申し込み、付き合いはじめる。

男装キャラ

高槻よしの(たかつき よしの)
もうひとりの主人公。男の子になりたい女の子で修一の友人。連載開始時は小学5年生で修一と同学年。家族構成は父、母、姉、兄。ハンサムな女の子で背が高いため、女子からは「高槻くん」と呼ばれている。ボク少女ではなく、「私」という一人称を気に入って使っている。転入してきた修一が最初に仲良くなった同級生である。
普段から男の子のような格好をしており、「かわいい格好」をさせたがる母や、宝塚に入って欲しいという父に対して複雑な感情を抱いている。修一が「女の子になりたい人」だと気付き、その願望を引き出すことになる。
同年代の男の子に嫌悪感と対抗意識が入り交じった感情を持っており、女の子の友達が多い。生理や胸の膨らみなど、成長して女らしくなっていく自分に悩んでいる。
意地っ張りだが根は繊細な性格。男子の集団相手でも一歩も引かない強い意志を露にすることもあるが、成長するにつれナイーブでくじけがちな一面もしばしば顔を覗かせる。男子からからかわれることの多い修一や、クラスの中で孤立している千葉さおりを庇うことが多いが、そのたびに千葉からは、高槻を嫌悪する言葉を投げかけられてしまう。

外部リンク


放浪息子:Wikipedia




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