5101
情報革命 産業革命 大量生産物資 情報の活用 自給自足
産業革命•産業革命は,社会を大きく変えた •産業革命以前:すべて手作り –必要なものは,自分で作る –製品は高価 •産業革命以後:大量生産 –製品が安価に手に入る –物質に囲まれた生活
情報革命•情報が容易に入手可能 •情報の活用 • •仮想世界の拡大 –仮想世界=バーチャル・ワールド –現実世界に匹敵する規模・価値 –現実世界とリンクした実用性
情報社会 •情報を活用した豊かな社会 •モラル=道徳 –(情報社会で)他人に迷惑をかけない –(情報社会で)自分を守る
情報社会のモラルとは•ネチケット=エチケット=他人に不快な思いをさせない •危険な目にあわないようにする(自分の個人情報を守る) •他人を危険な目に合わせない •経済的な損害を被らない(インターネット詐欺)
情報社会では
自己責任
が増加•判断のための十分な情報を得る •判断できる能力を獲得する
市民としての教養•社会生活において,正しく判断できるための基礎となる考え方と知識を身につけること(学校教育の重要な役割) • •職業教育機関との違い
プロ用機材•F1の場合は速く走ることが使命だから,どんな状況でも最速に走るための原理を理解しているドライバーのテクニックで駆け抜ける
一般用機材•一般車は限界の速さでは走れないかもしれないが,誰でもが,安全に走れる
プロ用機材•F1の場合は速く走ることが使命だから,どんな状況でも最速に走るための原理を理解しているドライバーのテクニックで駆け抜ける
パソコン•プロ機材そのもの
•根底に流れる考え方 •普遍的原理 • 情報社会
ブラケット・サーカス•第2次世界大戦 •イギリス •レーダー
レーダーを使った
防空システム•開発は順調に進んだ •しかし,効果が期待したほどではなかった •うまく使いこなせていないことが判った
学際チーム•隊長:ブラケット •生理学者(3人) •天文学者(1人) •物理学者(2人) •測量士の経験のある士官(1人) •数学者(2人)
改善に成功•1機の敵機を撃ち落すのに要した弾丸 •改善前:平均2万発 •改善後:平均4千発 • •撃墜率が,5倍になった
学際チーム•このチームは,問題を解決すると,次の部隊に行くという具合に,あちらこちらの部隊を巡回した •このチームは,ブラケット・サーカスと呼ばれた •ブラケット・サーカスは,終戦時には,365名のチームに拡大していた
無形財産•同じものでも,使い方を工夫すれば,効果が大きく改善されることがある • •品物(もの) :ハードウェア(有形) •使い方 :ソフトウェア(無形)
情報を得る•ある問題が与えられたとき,そのよりよい解決のためには,より多い情報を利用できたほうが有利である情報の評価と決断•「生」に近い情報
適切な表現形式•付け加えられた情報と本来の情報との区別に気をつける
情報の取り扱い•伝達 •記録 •処理
メディア•メディアとは情報伝達の媒体という意味
本授業に関しての留意事項 •教科書は作成中。 •いろいろ関連の本を読むことは推奨。 • ・実践リスク・マネジメント(P.G.スミス及びG.メリット著、澤田 • 美樹子訳、中央経済社) • ・クライシス・マネジメント(A.ミトロフ著、上野正安及び大貫功 • 雄訳、徳間書店) • ・リスク・マネジメントの心理学(岡本浩一、今野裕之編著、 • 新曜社) • ・災害危機管理の薦め(高見尚武著、近代消防社) • 等 •講義では学生諸君が危機管理を考えるための「種」を提供 • する。それを育て発展させるのは諸君自身。 •危機管理には絶対的BESTはないと考えたほうがよい。 • 総合的な適切性の問題。 判断や決断が要求される。 • ーー相対的BEST (Much Better)
スケジュール(その1) 1.国際社会の危機管理 2.政府の危機管理システム 3.わが国の安全保障の危機管理6危機の終了とその後の危機管理 5危機発生対応と危機のコントロール41.危機管理のシーケンス 2.平時の危機管理(事前の対応準備)3危機管理の概念設定と危機管理学、危機管理の領域 分類及び当初から想定すべき重要事項 21.本教科のねらいおよび進め方 2.“意識”して行なうことが求められる危機管理 1項目および概要
危機管理を“意識”して行なうことが
ケーススタディ•結局このケースの場合は本人は周辺の説得に抗しがたく、その会社を引き継ぐことになった。 •辺田氏のつぶやき • ・父が倒れることは想定外 • ・その際の危機管理シナリオができており、事前の手が打たれていたら、他のオプションもありえたが、従業員全体が路頭に迷い、自分らも借金の付けを払うことになりそうということでは他の選択は無かった。自分自身のおかれている環境に無頓着だったのが最大の敗因。 • ・分野が縮小分野であるので、非常につらい。業種転換を検討中。
産業革命•産業革命は,社会を大きく変えた •産業革命以前:すべて手作り –必要なものは,自分で作る –製品は高価 •産業革命以後:大量生産 –製品が安価に手に入る –物質に囲まれた生活
情報革命•情報が容易に入手可能 •情報の活用 • •仮想世界の拡大 –仮想世界=バーチャル・ワールド –現実世界に匹敵する規模・価値 –現実世界とリンクした実用性
情報社会 •情報を活用した豊かな社会 •モラル=道徳 –(情報社会で)他人に迷惑をかけない –(情報社会で)自分を守る
情報社会のモラルとは•ネチケット=エチケット=他人に不快な思いをさせない •危険な目にあわないようにする(自分の個人情報を守る) •他人を危険な目に合わせない •経済的な損害を被らない(インターネット詐欺)
情報社会では
自己責任
が増加•判断のための十分な情報を得る •判断できる能力を獲得する
市民としての教養•社会生活において,正しく判断できるための基礎となる考え方と知識を身につけること(学校教育の重要な役割) • •職業教育機関との違い
プロ用機材•F1の場合は速く走ることが使命だから,どんな状況でも最速に走るための原理を理解しているドライバーのテクニックで駆け抜ける
一般用機材•一般車は限界の速さでは走れないかもしれないが,誰でもが,安全に走れる
プロ用機材•F1の場合は速く走ることが使命だから,どんな状況でも最速に走るための原理を理解しているドライバーのテクニックで駆け抜ける
パソコン•プロ機材そのもの
•根底に流れる考え方 •普遍的原理 • 情報社会
ブラケット・サーカス•第2次世界大戦 •イギリス •レーダー
レーダーを使った
防空システム•開発は順調に進んだ •しかし,効果が期待したほどではなかった •うまく使いこなせていないことが判った
学際チーム•隊長:ブラケット •生理学者(3人) •天文学者(1人) •物理学者(2人) •測量士の経験のある士官(1人) •数学者(2人)
改善に成功•1機の敵機を撃ち落すのに要した弾丸 •改善前:平均2万発 •改善後:平均4千発 • •撃墜率が,5倍になった
学際チーム•このチームは,問題を解決すると,次の部隊に行くという具合に,あちらこちらの部隊を巡回した •このチームは,ブラケット・サーカスと呼ばれた •ブラケット・サーカスは,終戦時には,365名のチームに拡大していた
無形財産•同じものでも,使い方を工夫すれば,効果が大きく改善されることがある • •品物(もの) :ハードウェア(有形) •使い方 :ソフトウェア(無形)
情報を得る•ある問題が与えられたとき,そのよりよい解決のためには,より多い情報を利用できたほうが有利である情報の評価と決断•「生」に近い情報
情報の信頼度と検証•信頼できない内容 •インターネットの情報についてはクロスチェック(多数決)が唯一の有効な検証の手段問題解決のプロセス•インターネットはたいへん便利である
適切な表現形式•付け加えられた情報と本来の情報との区別に気をつける
情報の取り扱い•伝達 •記録 •処理
メディア•メディアとは情報伝達の媒体という意味
本授業に関しての留意事項 •教科書は作成中。 •いろいろ関連の本を読むことは推奨。 • ・実践リスク・マネジメント(P.G.スミス及びG.メリット著、澤田 • 美樹子訳、中央経済社) • ・クライシス・マネジメント(A.ミトロフ著、上野正安及び大貫功 • 雄訳、徳間書店) • ・リスク・マネジメントの心理学(岡本浩一、今野裕之編著、 • 新曜社) • ・災害危機管理の薦め(高見尚武著、近代消防社) • 等 •講義では学生諸君が危機管理を考えるための「種」を提供 • する。それを育て発展させるのは諸君自身。 •危機管理には絶対的BESTはないと考えたほうがよい。 • 総合的な適切性の問題。 判断や決断が要求される。 • ーー相対的BEST (Much Better)
スケジュール(その1) 1.国際社会の危機管理 2.政府の危機管理システム 3.わが国の安全保障の危機管理6危機の終了とその後の危機管理 5危機発生対応と危機のコントロール41.危機管理のシーケンス 2.平時の危機管理(事前の対応準備)3危機管理の概念設定と危機管理学、危機管理の領域 分類及び当初から想定すべき重要事項 21.本教科のねらいおよび進め方 2.“意識”して行なうことが求められる危機管理 1項目および概要
危機管理を“意識”して行なうことが
必要となっている時代背景(その3)•リスクをとらねばハイリターンを得られないとの認識の • 広がりと定着ーーー特に経済界 • “虎口に入らずんば虎児を得ず” • ・社会的成功をしようと思ったらリスクをうまくコントロール • する必要性ーーリスクマネージメントが必要 • ・リスクの利活用を事業の中核にすえる事業モデルが出現 • ヘッジファンド、ベンチャーファンド、事業救済ファンドなど • •テロ活動の頻発と完全なる封じ込めの困難性に関する • 広範な認識 • アルカイダ等危機管理を“意識”して行なうことが
必要となっている時代背景(その4)•企業経営におけるリスク開示要求 • • ・アメリカではサーベンス・オクスレー法(2002.7)により有価証券報告書に明示が必要 • ・わが国でも2004.4から金融庁が有価証券報告書の発表の際に経営リスクを開示するようを要求 • ・ JIS Q2001「リスクマネジメントシステム構築のための指針の設定 • ・ISO化の動き • •安全・安心な社会の必要性の再認識 • 文部科学省報告書等ケーススタディ•自身は呉服生地製造(問屋)店の御曹司、店は京都、100年近く続く •売上高年間25億円以上、正規従業員数約20人+パート従業員 他に下請け職人20人以上 •国家公務員1種試験に合格して入省8年目 •結婚3年目、子供0歳 •お父様が脳血栓で倒れた。店を継ぐようにとの周辺の要請 •どのように行動するか?
ケーススタディ•結局このケースの場合は本人は周辺の説得に抗しがたく、その会社を引き継ぐことになった。 •辺田氏のつぶやき • ・父が倒れることは想定外 • ・その際の危機管理シナリオができており、事前の手が打たれていたら、他のオプションもありえたが、従業員全体が路頭に迷い、自分らも借金の付けを払うことになりそうということでは他の選択は無かった。自分自身のおかれている環境に無頓着だったのが最大の敗因。 • ・分野が縮小分野であるので、非常につらい。業種転換を検討中。
2007年05月10日(木) 14:21:53 Modified by notarejini06