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ガレー船

ガレー船の概要

ガレー船の特徴は両舷に数多く備えられたオールであるが、人力によるために限界があるものの、これによって微風時や逆風に見舞われてもある程度自由に航行することが可能であった。このことは風が大洋に比べて弱く、また不安定な地中海では重要な要素であり、この地域でガレー船が発達する要因であった。帆走船に比べて数は少ないながら帆も装備されており、これらは順風に恵まれている時に用いられた。さらに14世紀頃、主にイタリアでマストやラティンセイルと称される三角帆の改良が進むとガレー船にもより多くの帆が装備されるようになり、例えばポルトガルからイングランドまでを無寄港で航行するといった長距離の航海が実現している。

船体は同時代の帆船と比べて細長い。また、喫水が浅く舷側も低いことから、穏やかな海や水深の浅い海での高い機動性を得た反面、荒天時には航行能力が急激に低下し、また積載容量の少なさから頻繁に寄港・補給を要するという欠点も併せ持っていた。こうしたことから、ガレー船は香料貿易などに用いられた以外では軍用船としての利用が大半を占めている。

ガレー船の歴史

ガレー船は、その機動性と多数の乗員が搭乗していることから火砲の発達以前の白兵戦が主体の海戦では主役であった。また船首水面下には衝角と呼ばれる長大な突起が設けられていたが、この部分は敵船の船腹に衝突させることによって浸水を起こさせ、沈没させることを目的としていた。その一方で火砲の導入については、性能に対する信頼性が万全でなかったことやその構造上多数を搭載することが難しかったことなどから、本格的な導入は16世紀に入ってからとなった。

乗員の多数(ヴェネチアで量産された標準的ガレー船の乗員はおよそ200人。漕ぎ手はその4分の3に及ぶ)を占める漕ぎ手の労働条件は非常に厳しいものであった。古代ギリシアの都市国家アテネにおいては無産市民がその任に当たった。彼らは財産を持たないことから軍務に就くことが出来ず(装備は自弁が原則のため)漕ぎ手の地位に甘んじていたが、ペルシア戦争中のサラミスの海戦に参加し勝利に貢献したことから、国政への参加が認められることとなった。また中世イタリアの都市国家、特にヴェネツィア共和国においてガレー船の漕ぎ手は人気のある職業であったが、これは自分に割り当てられた積載スペースを利用しての交易活動が認められていたためであり、給金以上の利益を期待できることに因る。

しかしこうした例よりも多数を占めていたのは、囚人や捕虜を漕ぎ手とすることであった。ヨーロッパにおける囚人の利用は、フランスなどの君主国家でガレー船が量産された17世紀ごろに顕著である。船団の保持を好んだ王の通達で、裁判でガレー船徒刑囚となると判決を下された者が、この時期に非常に多い。

またイスラム圏においてはキリスト教徒の奴隷をこれに充てることも行われていた。囚人や捕虜を漕ぎ手とする場合、逃亡や反乱を防止するために漕ぎ手は鎖で手足を拘束されていた。契約による自由民が漕ぎ手の場合は、場合によっては武器を持って相手方の船に切り込む戦力として期待され、それを果たすこともあった(ヴェネツィアなど)。

ガレー船がその頂点を迎えた象徴的な出来事は、1571年のオスマン帝国とスペイン・ヴェネツィアなどの連合軍との間で戦われたレパントの海戦である。この戦いでは双方がガレー船によって激戦を繰り広げたが、すでにこの時期帆船の改良・大型化が進んでおり、特に帆船の持つ大きな火力はガレー船にとって非常に脅威となった。このため17世紀以後は徐々にガレー船の使用は縮小していき、地中海海岸の国々で儀礼用に用いられる程度となった。ただイスラム圏の国々やバルト海方面の特にスウェーデンやロシアでは戦闘艦としての地位を保っていた。

ガレアス船(がれあすせん、galleass、galliass 、mahon)

交易用の大型ガレーから発達し、軍用転換され、帆船とガレー船の中間的な性格を持つ近世に用いられた船。ガレアス船は通常のガレー船より格段に大きく、三本のマストと前部と後部に楼閣を持つ特徴ある作りになっており、32本を超える多数のオール一つ一つに漕ぎ手が5人程度配置された。また、ヴェネツィアでのガレー船競争で通常のガレー船に勝てるよう、高速度が出るようにも設計され、、軍艦として漕ぎ手の頭上には砲列甲板があり、通常のガレー船よりも多くの大砲が積めるようになっていた。
レパントの海戦においてはガレアス船がキリスト教連合・オスマントルコ帝国両軍に用いられ、艦隊の旗艦として戦いに大いに貢献した。しかし、一隻当たりの建造コストが高く、量産が出来ない事に加え、通常のガレー船に比べてマストの数が多い事が軍艦としては致命的な欠点であった。大砲が次第に改良されていく中、戦闘で大型帆船に舷側に捕らえられるとほとんどのガレアス船が無力化し、重火砲の攻撃にさらされるだけとなってしまった。
その後、ガレアス船は徐々に主力軍艦としての役割を失い、ガレオン船や戦列艦といった大型帆船と徐々にその役を代替わりする事となったが、ヴェネツィアやトルコでは17世紀後半以降も使われ続けた。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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