シグルイ2巻と奥義秘伝書巻末の年譜に追記(直接関係していないものは灰色)
コミックスに準拠(連載時とは多少違います)
コミックスに準拠(連載時とは多少違います)
西暦 | 年号 | 出来事 | シグルイ |
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1561年 | 永禄四年 七月二十三日 | 失明状態の富田勢源が主命により立ち合い、打ち勝つ | 第十九景 当道者 |
15??年 | 岩本虎眼 誕 | ||
15??年 | 虎眼、昆嶽神社?にて秘剣「流れ星?」を開眼 | ||
1583年 | 天正十一年 四月 | 賤ヶ岳?の戦いにて、無名だった舟木一伝斎が敵兵を兜ごと真っ二つにする | 第五十六景 合戦 |
1595年 | 文禄四年 | 岩本虎眼、道三河岸?柳生屋敷にて柳生宗矩(柳生又右衛門宗矩)と試合 その後虎眼は徳川家?の剣術指南役?に推挙されるも、宗矩の計略によって失敗 | 第十四景 怨 |
1600年 | 慶長五年 九月十五日 | 関ヶ原の戦い? | |
1600年頃 | 慶長五年頃 | お蓉が清玄を孕む、伊良子清玄 誕 | 第八景 獣 |
〃 | 〃 | 虎眼、虎眼流?としての活動開始 | |
1601年 | 慶長六年 | 柳生宗矩、将軍家剣術指南役?となる | 第十四景 怨 |
〃 | 〃 二月 | 松平定勝が3万石で掛川藩?初代藩主となる | |
〃 | 〃 二月以降 | 岩本虎眼、掛川城主・松平定勝の面前にて、科人六名の生き様し?をおこなう | 第四景 涎小豆 |
1603年 3月24日 | 慶長八年 二月十二日 | 徳川家康、征夷大将軍?となり、江戸幕府?を開く | |
1604年 | 慶長九年 七月十七日 | 徳川家光 誕(徳川秀忠の長男) | |
1604年頃 | 慶長九年頃 | 清玄、十三の子供の耳を噛みちぎる | 第八景 獣 |
〃 | 〃 | 宮本武蔵が、京で吉岡を倒す | |
1605年 | 慶長十年 四月十日 | 徳川秀忠、第二代将軍となる | |
1605年頃? | 慶長十年頃? | (藤木)源之助?が掛川領粟本村?の貧農三男として生まれる | |
〃 | 〃 | 清玄、与三(父?)という人足が上級武士に無礼討ち?されるところを見る | 第三十六景 同胞 |
1606年 | 慶長十一年 | 徳川忠長 誕(徳川秀忠の次男) | |
1606年頃? | 慶長十一年頃? | 岩本三重 誕 | |
1607年 | 慶長十二年 | 柳生石舟斎宗厳?が柳生新陰流?を開く | |
〃 | 〃 | 掛川城主・松平定勝が息子の松平定行?に掛川城三万石を譲る | |
1609年頃 | 慶長十四年頃 | 清玄、定廻り同心?の財布を抜き取る | 第八景 獣 |
1612年 | 慶長十七年 | 宮本武蔵と佐々木小次郎、船島?(巌流島)にて決闘 | |
〃 | 〃 十二月二十二日 | 駿府城?が全焼 | |
1612年頃 | 慶長十七年頃 | 清玄、泥酔した浪人者と立会い、打ち負かす | 第八景 獣 |
1613年 | 慶長十八年 | 近藤涼之介 誕 | |
1613年頃 | 慶長十八年頃 | 虎眼、三重のかわいがっていた燕の親子を葬る | 第十五景 産声 |
1614年 | 慶長十九年 | 大阪冬の陣? | |
1615年 | 慶長二十年 四月〜五月 | 大阪夏の陣?で豊臣氏?滅亡 | |
〃 | 〃 六月十三日 | 一国一城令?制定 | |
〃 | 〃 七月七日 | 武家諸法度?制定 | |
1615年頃? | 慶長二十年 元和元年頃? | 源之助が悪童藤木源之介を怪力で振り回し仕果たす その後、親からの仕置きで死ぬところを虎眼に助けられる さらに跡目なき藤木家?に養子縁組?を承知させ、岩本家?に迎え入れた(同時?に入門) | 第三十三景 悪童 |
〃 | 〃 | 源之助、研屋町にいくを呼びにいく役目となる | 第六十四景 消失 |
1616年 | 元和二年 | 徳川家康 没 中国(明)以外の外国船の寄港地を平戸・長崎に制限 | |
〃夏 | 〃夏 | 伊良子清玄(医師)が伊良子清玄をその場にて働き手として雇う | 第六十二景 黒髪 |
1616年頃? | 元和二年頃? | 虎眼、源之助に焼け火箸を握らせる | 第九景 傀儡 |
1617年 | 元和三年 | 国千代(後の徳川忠長)、信州小諸城十万石を賜る | |
〃 | 〃 | お蓉が脳梅?に侵される | 第十景 簪 |
〃 | 〃 七月 | 掛川城主松平定行?が伊勢国桑名藩に転封、安藤直次が入城 | |
〃 | 〃 七月以降 | 駿河城主・徳川頼宣が掛川城主・安藤直次に七丁念仏?を授ける | 第七景 童唄 |
〃 | 〃 | 岩本虎眼、掛川城主・安藤直次の面前にて「七丁念仏?」の生き様しをおこなう その後、安藤直次から七丁念仏を預かる | 第七景 童唄 |
1617年頃 | 元和三年頃 | 三重の母が座敷牢で自害、虎眼が「たわけ」と吐き捨てる | 第十五景 産声 |
1617年 春以降 | 元和三年 春以降 | 伊良子清玄(医師)が伊良子清玄に骨子術をすべて教え殺害される | 第六十二景 黒髪 |
1617年頃? | 元和三年頃? | 虎眼、掛川城?での上覧試合?で舟木一伝斎の下顎を削ぎ飛ばし、 安藤直次より「不作法」との誹りを受ける | 第五景 夜這い |
1618年 | 元和四年 | 国千代?、元服して忠長と名乗り甲斐一国を加封される*1 | |
1618年頃? | 元和四年頃? 四月 | 蛇平四郎が虎眼流を訪れ、源之助と試合 | 第三十四景 竹槍 |
1618年頃? | 元和四年頃? 九月 | 蛇ほか虎眼流に恨みを持つ二名が、源之助に仕返しを企てるが逆にやられる | 第三十四景 竹槍 |
1619年 | 元和五年 | 掛川城主・安藤直次が紀伊国田辺に転封、松平定綱?が入城 | |
1619年頃? | 元和五年頃? | 源之助がいくを呼びにいった際、いくの背中にぬくもりを感じる | 第六十四景 消失 |
1622年 | 元和八年 夏 | 伊良子清玄、虎眼流指南岩本道場?に道場破り、指溺み?で源之助を破る 続いて牛股と立会い敗北、座敷牢に放り込まれる その後虎眼流?入門儀式「涎小豆?」を受け入門 | 第二景 他流試合心得 第三景 一虎双竜 第四景 涎小豆 |
〃 | 〃 九月九日 | キリスト教徒五十五名が長崎立山で処刑 | |
〃 | 〃 十二月十六日 | 牛股、自分の刀に名前を彫る | 第五十三景 絆 |
1623年 | 元和九年 | 秀忠、将軍職を退いて大御所?となり、徳川家光が第三代将軍となる | |
〃 | 〃 | 掛川城主・松平定綱?が山城国淀城に転封、中泉代官・中野重吉?の預かりに | |
〃 | 〃 | 掛川城?に朝倉宣正が入城 | |
1624年 | 寛永元年 冬 | 清玄、早くも頭角を現す。虎眼が牛股に跡目の相談 | 第五景 夜這い |
〃 | 〃 初春? | 某日卯の刻(6:00〜):小夜中山鎌鼬事件? 舟木一馬?、舟木兵馬が源之助と清玄に殺害される | 第六景 鎌鼬 |
〃 | 〃 春 | 兵馬数馬が死んだ今、舟木道場?では三子の千加が第一人者となり道場を率いる 門下生の又八と営もうとしたところ、乙女の一部が男子と化した それを屈木願之助?が目撃し、好意を寄せ始める | 第五十五景 兜 |
〃 | 〃 夏 | 袋井宿?遠州灘?で虎眼流剣士たちの水練 | 第三十六景 同胞 |
〃 | 〃 晩秋 | 清玄、いくに接近。童唄の真相を告げる。 後を尾けていた牛股から警告 清玄は警告を無視、また涎小豆?を完全に習得 | 第七景 童唄 第八景 獣 |
〃 | 〃 十二月 | 虎眼、虎眼流稽古納め?「無刀取り?」の場にて跡目として清玄を選ぶ 源之助、舟木流の刺客「信楽伊右衛門」に襲われるが、偶然生み出した掴みで一閃 | 第八景 獣 第九景 傀儡 |
〃 | 〃 十二月三十一日 | 清玄、母を絞殺 虎眼、いくの身体から清玄との姦通を知る 虎眼、昆嶽神社?にて流れ星?で清玄を仕置き、両目を切り裂く その後、牛股から聞いた慈音寺?にて恨みを持つ藩士達から更なる仕置き 狼に襲われるところを月岡雪之介に救われる | 第十景 簪 第十一景 秘剣伝授 第十二景 瞬 第十三景 篝火 第十四景 怨 第十五景 産声 第四十七景 稚児 |
1625年 | 寛永二年 | 月岡の手により、清玄といくが飛騨の山里にある岳仙寺?に匿われる | 第四十七景 稚児 第四十八景 無無明 |
〃 | 〃 六月 | 三重が拒食に陥る | 第二十一景 掛川天女 |
〃 | 〃 七月? | 忠長、さらに駿河・遠江両国を加えられ、駿府城?城主となる*2 | 第十六景 牙 |
〃 | 〃 晩秋? | 三重が「七丁念仏?」を盗み、高弟たちが捜索 | 第二十一景 掛川天女 |
〃 | 〃 十一月頃 | 源之助、虎眼から徳利?を受け取り、奥義にかかわるものと直感し、それを体得する 翌日、道場に現れた源之助を一目見て、牛股は大目録術許し?を与える*3 | 第三十景 流れ星 |
〃 | 〃 | 清玄、いくとの修行の末、泉岳寺?の仏像を切断し、追放される さらに金谷宿?の外れで追い剥ぎに遭遇、偶然に無明逆流れを開眼 | 第三十景 流れ星 第四十八景 無無明 第四十九景 幻視 |
〃 | 〃 十一月以降 | 免許皆伝?となった源之助、この頃から流れ星?を使う幽鬼のごとき剣士が現れだす | 第四十一景 分身 |
1626年 | 寛永三年 | 忠長、二十一歳、従二位、総計五十五万石、駿河大納言?となる*4 | |
〃 | 〃 | 掛川二万六千石城主・朝倉宣正、忠長の付家老?となる*5 | |
〃 | 〃 | 柳生十兵衛?、将軍・家光の勘気?を受ける | |
1627年 | 寛永四年 春 | 屈木頑之助、一伝斎に五月五日の兜投げ?に参加したいと告げ、承諾される 舟木千加、一伝斎の愛馬を殺して、屈木の参加に抗議する | 第五十六景 合戦 |
〃 | 〃 五月五日 | 舟木流?兜投げ?、桑木や倉川が失敗する中で斎田だけが成功する。 屈木の腕前も十分だったが、一伝斎の策?により失敗 | 第五十六景 合戦 |
〃 | 〃 秋 | 舟木千加と斎田宗之助が結婚 | 第五十六景 合戦 |
1628年 | 寛永五年 | 忠長の閨房?に奉仕することを命じられたさと?が忠長に絞殺される | 第十六景 牙 |
〃 | 〃 正月 | 斎田が屈木に惨殺される | 第五十七景 瘡蓋 |
〃 | 〃 春 | 舟木流?婿選びの兜投げ?、異例の六人が名乗りを上げる 舟木家蔵の兜が、屈木に全て割られる | 第五十七景 瘡蓋 |
〃 | 〃 三月 | 伊達政宗が徳川秀忠を招待した際、家臣が伊達所有の鎬藤四郎吉光を所望していると告げる しかし、献上品は家臣の自分が決めるもので、上からねだるのは将軍家の威信に関わると叱責 | 第七十六景 独眼竜 |
〃 | 〃 三月以降 | 伊達政宗が公式に忠長と謁見、後の密会で真剣を用いた試合の参加を告げる しかし、今の正宗の状態を明確に表され、断られる。同日、三明の近侍が手打ち 同月、島津家、黒田家、前田家、毛利家も試合不参加の申し出 | 第七十六景 独眼竜 |
〃 | 〃 五月五日 | 舟木流兜投げ、去年と同じく他のものが失敗する中、倉川だけが成功する | 第五十七景 瘡蓋 |
〃 | 〃 五月以降 | 倉川が屈木に惨殺される | 第五十七景 瘡蓋 |
〃 | 〃 | 笹原権八郎が舟木家?を訪れ、千加を嫁に欲しいと一伝斎に告げる 下手人に勝利すると約束し、その後婚約 しかし、得意手の槍を使うまもなく、屈木に惨殺される | 第五十八景 大蛇 |
〃 | 〃 六月以降 | 丹波蝙也斎率いる八人の浪人者が虎眼流を嘲笑、涼之介が一名を仕果たす その後陣馬峠?にて決闘と相成ったが、素手の源之助に全滅 翌朝、道場に入った源之助が涼之介の切断された頭部を発見 | 第十六景 牙 第十六景 牙 其の二 |
〃 | 〃 七月? | 虎眼流師範代宗像進八郎が一応の下手人と立てた檜垣陣五郎を討ち取る 下山し夜が明け始めた頃、真犯人の清玄と対峙し敗れる | 第十七景 面目 |
〃 | 〃 夏 | 三重の食欲が戻る | 第二十一景 掛川天女 |
〃 | 〃 七〜八月? | 涼乃介殺害から十日、山崎九郎右衛門が慰めていたところ清玄と対峙し敗れる | 第十八景 蝉しぐれ |
〃 | 〃 八月? | 丸子彦兵衛と興津三十郎が犯人探し、蔦の市に情報を聞きにいく 湯屋?の前で興津と別れた丸子は、湯船の中で清玄と対峙し敗れる | 第十九景 当道者 |
〃 | 〃 八月? | 虎眼流門下生による山狩り 金をもらい検校の屋敷から出てきた興津を源之助が討つ | 第二十景 虎子 |
〃 | 〃 八月前半 | 四十九日ぶりに覚醒した虎眼は興津の裏切りに激怒、牛股と源之助に二輪?を命じる 翌朝、命を賭した二輪?成功。夕刻、賎機検校の屋敷に招待される 虎眼、以西把儞亜?剣術の使い手、夕雲と戯れという名の試合 試合中、清玄と再開。負けた夕雲、検校に襲い掛かるも蝉丸に守られ死亡 夜五ツ(8:00)すぎに帰宅。源之助の元に決闘の申し出がある | 第二十二景 二輪 第二十三景 検校仕置屋敷 第二十四景 戯れ 第二十五景 約定 |
〃 | 〃 八月十日頃 | 牛股、各地の道場を回り「無双許し虎参り?」を行う | 第二十六景 月光 |
〃 9月12日 | 〃 八月十五日 | 牛股、帰路の途中に蝉丸ほか三名の中間に襲われる 源之助、決闘のため昆嶽神社に向かうがそこには罠として友六がいた 岩本道場には清玄といくが参上、魔神と化した虎眼と死闘、 互いの秘剣が交差するも、清玄の無明逆流れ?が当たり、虎眼が三重の前で死亡 | 第二十六景 月光 第二十七景 火縄 第二十八景 変身 第二十九景 盲竜 第三十景 流れ星 第三十一景 死閃 |
〃 | 〃 八月下旬 | 清玄、駿府城?にて捕縛された卯月修三郎相手に無明逆流れ?を忠長に披露 牛股、七日ぶりに掛川に戻り、道場に打ち付けられた竹竿ですべてを悟る | 第三十二景 無明逆流れ 第三十三景 悪童 |
〃 | 〃 | 蛇平四郎、中間?の茂助を通じ源之助を激励 三重、源之助とともに仇討願?を出す | 第三十四景 竹槍 |
〃 | 〃 夏の終わり頃 | 岩本家?閉門?の解除。 仇討願?を受け取った掛川藩?目付?「柳沢頼母」が源之助を召喚される 当初は受領されなかったが、生野陣内の嘲笑に対する仕返しにより、受領される 清玄、岡倉木斎の離れにて沐浴。その半刻後、仇討免状?の発行を知る | 第三十五景 討人 |
〃 | 〃 初秋 | 清玄、蘇った屈辱を思い出し、町で会った片桐善鬼を瞬殺 いく、藩庁が指定した仇討場にて、埋まった石の除去 | 第三十六景 同胞 |
〃 | 〃 十月 | 賊機山にて忠長が猿狩りを行い、大猿を捕獲し、駿府城に移送する | 第六十八景 狒々 |
〃 | 〃 仇討前日 | 源之助、三重から孕石備前守の言った夫婦の話などを聞く また牛股と、清玄の無明逆流れ?に対抗する秘剣の鍛錬 | 第三十七景 封じ手 |
〃 | 〃 仇討当日 | 討人「源之助」、仇人「清玄」、家康御遺言百箇条?に従い勝負 源之助、防いだと思われた無明逆流れに、小刀ごと片腕を切断され気絶(?) 牛股が助太刀?、清玄側も検校が雇った手だれ十一名が助太刀 同じ頃、駿府城で袴の裾を踏んだという理由で小姓?が忠長に手討ちとなる 牛股、手だれ十一名を虐殺、さらに家中の石田も殺害、そのまま清玄と対峙する 牛股、導き出した必勝法通じず破れる。同時に茂助、大坪、三重も敗れ全滅 | 第三十八景 敵討 第三十九景 土壇場 第四十景 土雷 第四十一景 分身 第四十二景 双眸 第四十三景 腕 第四十四景 牛鬼 第四十六景 修羅 第四十七景 稚児 第四十九景 幻視 第五十景 契り桜 |
〃 | 〃 深夜 | 遺体置き場にて、源之助覚醒。同刻、孕石備前守が風邪?で倒れる? 同刻、賎機検校仕置屋敷?で蔦の市など当道者?の宴会 清玄といく、屋敷で傷口の手当て。その場に脳死状態の牛股が襲撃する 源之助、金瘡医?の西川玄適の元に運ばれ手術 清玄、自らの足に刀を刺しての無明逆流れで牛股を完全に葬る | 第五十一景 一ツ目 第五十二景 鬼哭 第五十三景 絆 |
〃 | 〃 秋 | 賎機検校が忠長に敵討試合?の顛末を報告した所、無礼討ち?されかける | 第五十四景 上意 |
〃 | 〃 秋? | 江戸の峻安が掛川にて清玄が生きていることを知り、駿府へ向かう | 第六十二景 黒髪 |
〃 | 〃 | 孕石家で孕石備前守が雪千代の介錯によって自決 | 第五十四景 上意 |
〃 | 〃 十一月二日 | 岩本家、屋敷没収の上三十表二人扶持に降格。残っていた奉公人に退職金を払う | 第五十四景 上意 |
〃 | 〃 十一月三日 | 自決の用意をしていた源之助と三重の元に密用方?馬淵刑部介が訪れ、 仇討の決着をつけるようにと告げる。それが上意?であることも | 第五十四景 上意 |
〃 | 〃 十一月? | 源之助、片手での鍛錬開始? 畳を押し切る | 第零景 |
〃 | 〃 十一月〜 | 源之助ら、粟本村?のある農家の納屋を借りて生活を始める 源之助、かつて秘剣を開眼した廃堂?に入り左腕の痛みに呻く 雪千代が現れ、源之助を切ろうとするが逆に殺害される | 第五十九景 幻影肢 |
〃 | 〃 | 清玄、源之助と三重が農家の納屋で生活をしていることを知る | 第六十景 男女 |
1629年 | 寛永六年 一月 | 鳥居成次、影腹?を召して御前試合の取り止めを諫言するが 聞き入られず死亡、他一名も? | 第一景 駿府城御前試合 |
〃 | 〃 | 三重、四方膳の打鮑を町に買いにいくが嫌がらせにより買うことができず | 第六十景 男女 |
〃 | 〃 | 調印のため駿府へ発つ日、源之助は四方膳を食す 駿府に向かう途中の街道で俄雨にあい、閻魔堂に雨宿り、そこで峻安と会う 同じころ清玄は護衛二名と稽古、無明逆流れをさらに磨く | 第六十景 男女 第六十一景 俄雨 |
〃 | 〃 | 三枝邸で当初の約束だった清玄との対戦を否定され、 隻腕でも戦えるという証を立てるため峻安と対戦し、一撃で勝利 | 第六十一景 俄雨 第六十三景 透視 |
〃 | 〃 | 三枝は駿府に登城を命じられ、忠長から御前試合は真剣で行うと聞く 馬淵が落馬して果てる | 第六十三景 透視 |
〃 | 〃 | 源之助と三重は星川に連れられ戸田流道場に向かった 道場の門の前でいくと出会い、源之助が剣を抜くもその場は収まる 深夜、いくが馬上筒で三重らを襲うも未遂 岡倉家では清玄が護衛二名を抱いていた | 第六十三景 透視 第六十四景 消失 第六十五景 死人 |
〃 | 〃 | 本丸裏手の石牢で秋山八重が屈木頑之助に襲われる 舟木千加が徳川忠長の閨房に奉仕 駿府城で秋山左次郎が乱心、徳川忠長に惨殺される | 第六十六景 大御所 |
〃 | 〃 | 源之助らが戸田流道場に預けられた次の日、星川が三枝に手に負えないと報告 二日後、笹原邸に移される。二刻後、猪又晋吾と手合わせをし、指を吹き飛ばす 同じころ、駿府城地下室で清玄が狒狒を退治 その後の余興で失言をし、あわや手打ちになるところを回避する | 第六十七景 石牢 第六十八景 狒々 |
〃 | 〃 | 深夜、清玄がいくを呼び出して、狸に餌をやる。 笹原邸に猪又晋吾の叔父、徳次郎が訪れ源之助に隻腕の剣術を教えてくれと頼むが、 一蹴され晋吾を連れて帰る。 その後笹原が源之助と手合わせ、源之助惨敗 | 第六十九景 槍鬼 |
〃 | 〃 三月 | 源之助ら、瓜田夫妻と四月の更衣に備えて洗い張りなどを行う 笹原の上役、曾根将曹が隠密を捏造する 隠密と捏造された瓜田夫妻が、笹原によって殺される | 第七十景 更衣 |
〃 | 〃 三月二十日頃 | 掛川藩より、源之助に虎殺七丁念仏が届けられる 源之助が笹原と再戦、礼儀を無視した戦法を編み出す | 第七十一景 虎殺 |
〃 | 〃 四月 | 御前試合参加者たちに真剣の使用を用いることが告げられる*6 | 第七十一景 虎殺 |
〃 | 〃 四月中旬 | 伊良子と藤木が、それぞれの邸宅にて上覧試合は真剣を用いると聞く 岡倉邸に金岡が訪れ、名刀「一」を伊良子に引き渡す 三重が七丁念仏を上覧試合に使用することを決意 藤木は巻藁を用いて試し切りをするが、その後倒れて昏睡。三重が必死の介護 伊良子が藤木の見舞いとして狒々の天印霜を届ける。藤木は無意識のまま貪る 同じ頃、駿府城下の武家地で伊良子が物乞いを手厚く保護 同日夕方、伊良子は伊賀からの護衛の二名を無礼討ちにする | 第七十二景 巻藁 第七十三景 化身 第七十四景 一 |
〃 | 〃 四月下旬 | 藤木、13日ぶりに昏睡から目を覚ます | 第七十五景 恋情 |
〃 | 〃 四月末日 | 駿河藩武芸師範による御前試合出場剣士の身体改め 藤木、日向邸にてそのまま剣技改め、相対する柳生新陰流三名を返り討ち | 第一景 駿府城御前試合 第七十五景 恋情 |
〃 | 〃 九月二十日 | 御前試合出場者の謁見。藤木は裃姿にて駿府城内に入るそこで伊良子と出会うも耐える 雨が降り出した庭先で一刻ほど待たされ、忠長が登場し庭先に降りる 平伏し続ける剣士一名が、突如忠長に殺害される | 第七十七景 謁見 |
〃 | 〃 | 土砂降りの中、源之助、清玄ともに帰宅 源之助、清玄を切った日に三重を抱くことを約束する | 第七十八景 刹那 |
〃 | 〃 九月二十三日 | 江戸の千代田城にて、執政の座を握る春日局、酒井忠世、土井利勝が忠長の話 帰宅した土井は柳生宗矩と忠長の謀反を利用した企てを話しあう 岡倉邸の清玄は、源之助が親に捨てられたことを知る その後蔦の市が訪れ、自分でも思いもよらない言葉、階級社会と戦うと宣言 | 第七十九景 死桜 |
〃 | 〃 九月二十四日 | 早朝、身支度を整えた源之助。迎えの駕籠を断り、徒歩で城に向かう 猪又晋吾が着替えを、笹原邸用人が水を持ち、源之助らが駿府城東御門から入城 この日、忠長は酒気をおびただならぬ仕上がり 源之助は清玄が他人の命令で殺めるという行為に吐き気を催したと気がつく | 第八十景 竜門 第八十一景 虎口前 |
〃 | 〃 | 巳の刻(9:00〜)、西方から藤木源之助、東方から伊良子清玄が入場 駿府城内南広場にて御前試合の第一試合が開始 お互いが構え異様な雰囲気、源之助逆光のため右へ回り込む 源之助は流れ、そこから七丁念仏をいくに飛ばす 逆流れを放つ時を誤った清玄は小刀を持った源之助の接近を許す 鍔迫りとなった両者、源之助は名刀一をへし折り、清玄の心臓を割る | 第一景 駿府城御前試合 第八十一景 虎口前 第八十二景 白刃 第八十三景 鍔迫り |
〃 | 〃 | 第一試合終了、いくが清玄の負けを目の前に自害 忠長は源之助に清玄の首を切り落とせと命令 源之助、三枝から駿府家中に召し使えると聞き、平伏しながら嘔吐 すべてを奪われた源之助、残った約束のため三重の元へ、そこには自害した三重が | 最終景 真紅 |
1631年 | 寛永八年 八月 | 忠長、浅間山に入り猿狩りを行う | |
〃 | 〃 十二月 | 忠長、旗本・小浜民部少輔忠隆?の次男・七之助の首を突然打ち落とす | |
1632年 | 嘉永九年 一月二十四日 | 徳川秀忠 没 | |
〃 | 〃 | 忠長、駿府から上野国高崎に移される | |
1633年 | 寛永十年 | 駿府城?、天領(幕府直轄領)となる | |
〃 | 〃 十二月六日 | 徳川忠長、高崎城?で自刃?という名目の切腹 | 第一景 駿府城御前試合 |
1635年 | 嘉永十二年 | 駿府城?、城下からの火災が燃え移り、大半を燃失 |
そのうち、かなりの量になると思うので、別ページに分けました。