リクオ×氷麗

966 :名無しさん@ピンキー:2012/03/28(水) 01:25:29.01 ID:JRIcnqLd

「―――リクオ様、以上が本日の報告です」

夕餉が終われば、私はリクオ様の部屋に行き、その日の報告をする
幹部級のものであれば、それは特別なことでもないのだが、
私と三代目は、違う意味で特別なのだ

「そうか。うまくいっているみたいだな、氷麗」
「はい!それはもう!つらら組もよく手伝ってくれますし」
「その調子・・・だ」

そういってリクオ様は、手にしたキセルを置く
それが、いつもの、合図だった



「・・・ふあ、はっ」

彼の指が、着物の上から私の胸を揉みしだく
そのまま、手は着物の中へ入り、奥へ、奥へと進む
視線が交差すれば、唇を触れ合わせ、私の舌を、彼のそれが絡めとる
「・・・んっ、く」

最後に手が行き着くのは、私の秘所だ
いつも同じ手順で、彼は私を包み込む

「氷麗の肌は冷てェのに、中は温かいんだな」
「ふっ、く・・・リクオ、さまぁ・・・」
「大人しくしてる氷麗も、可愛げがあっていいもんだな」
「そんな・・・あんっ、ことぉっ」


着物を一枚ずつ丁寧に脱がされていく。焦らされているのだ
ゆっくり脱がされる方が、味わいがあっていいだなんてことを口にするほど、恥じらいのない女ではない

私が、側近頭となり、そしてそこから彼にもう少し近づくのに、時間はかからなかった
もちろん他の人におおっぴらにはできないし、それが少し残念ではあるけれど、

(私が、三代目の、一番、近くにいる)

その思いだけで十分だった。

「氷麗・・・」

968 :名無しさん@ピンキー:2012/03/28(水) 01:25:59.18 ID:JRIcnqLd

「はい」

ゆっくりと、彼のモノが入れられていく
そして、一瞬の間をおいて、唐突に動き出す

「ひああぁっ!リクオ様!リクオ様ぁっ!」
頭まで貫かれるような感覚、体を走る電流
この瞬間、私は彼と二人の世界にいる
「んっ、ひぅ…っ、あっ!っひ、んあぁっ!」
「氷麗っ!」
「リ、リクオ様ぁ…っ、私っ…もう、だめ、ですっ!…やっ、んあぁっ!」

身体の中に彼の精が放たれる
朦朧とする意識の中で私は、ただ目の前の肉体にすがることしかできなかった

今の私のことを、母に打ち明けたらなんと言われるだろうか
叱責が飛ぶのだろうか、否、あの母ならば二もなく喜びを表すのかもしれない
それほどに、母はあのお方を愛していたのだから
親子二代の、執念ということになるのか

「…ねぇリクオ様」
「どうした」

「今度、私の母に会いに行きましょう。―――二人で」
2012年03月28日(水) 02:10:02 Modified by ID:P3EJOw3Z0Q




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